「Macから変な音がする」「起動時にプープーと鳴る」「ファンがうるさい」「スピーカーからノイズが出る」などのトラブルに悩んでいませんか?こうした異音は放置すると重大な故障につながることもあります。
- ビープ音が鳴り続ける・起動しない
- ファンがジー・ゴーと異常にうるさい
- スピーカーからノイズや音割れがする
これらの音は、メモリやファン、ストレージ、スピーカーなどのハードウェア異常、またはソフトウェア設定の不具合などが原因で起こります。軽度の問題ならリセット操作で改善しますが、異常音が続く場合は故障の前兆です。
強い異音やビープ音が続く場合、内部パーツが損傷しているリスクがあります。 放置せず、正しい対処を行うことが大切です。
本記事では、Macから出る「変な音」を種類別に分け、その原因と解決策をわかりやすく紹介します。
もしMacが異音とともに動作不良を起こしている場合は、内部ストレージの障害が隠れている可能性もあります。私たちデジタルデータリカバリーでは、Macのデータ復旧にも対応しており、24時間365日・無料で初期診断を行っています。
目次
Macから変な音がする主な原因
Macから聞こえる異音の原因は、ハードウェア(物理部品)のトラブルとソフトウェア(設定やファームウェア)の不具合に分けられます。ここでは音の種類別に主な原因を解説します。
起動時のビープ音(プープープー)
Mac起動時に「プー」や「ピッピッピッ」というビープ音が鳴る場合、メモリ(RAM)の接触不良やファームウェアエラーが考えられます。メモリの抜き差し、SMC・PRAM/NVRAMリセットで改善することがあります。リセット後も続く場合は、ロジックボードやメモリモジュールの不良が疑われます。
スピーカーの音割れ・ノイズ
音楽や動画の再生時にノイズが出る場合、スピーカーの部品不良やOS側の設定エラーが原因です。PRAM/NVRAMのリセット、macOSアップデート、アクティビティモニタでCPU負荷を確認し、改善しない場合はスピーカー交換が必要となることがあります。
ブーン・ザー音(電源・干渉)
電源周りの「ブーン」や「ザー」という音は、電磁干渉やアダプタの接触不良によるものです。コンセントやケーブルを変えると解消する場合があります。外部スピーカーやヘッドフォンを使用している場合は接続を外して確認しましょう。
ジー・カチカチ音(ファンやHDD)
「ジー」「カチカチ」といった異音が続く場合、ストレージ内部やファンの劣化が進んでいる可能性があります。ファンの摩耗やほこりの詰まりが原因であれば冷却不足を招き、長期的にはHDDやSSDの寿命を縮めてしまいます。特にHDDのカチカチ音はヘッドやモーターが正常に動作していない「物理障害」のサインであり、通電を続けるとデータ領域がさらに損傷する危険があります。
こうした異音を放置したり、自力で対処するのは非常に危険です。誤って基板やヘッドに静電気や振動を与えると、復旧が困難になることもあります。データが残っている可能性がある場合は、電源を切って速やかにデータ復旧業者に相談することをおすすめします。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク

「Macから変な音が出ている、、」――そんなトラブルに直面したとき、まずは自力で何とかしようと対応する方が多いと思います。
Macから異音がする場合、内部のファンやHDDなどの物理的な故障が進行している可能性があります。特に「カチカチ」「ガリガリ」といった音は、ストレージの読み書きエラーが発生しているサインです。今はデータにアクセスできていても、突然認識しなくなることがあります。
専門業者であれば、正確な診断に基づいて最適な方法で復旧を進めるため、データ消失を最低限に抑えることができます。中でもデジタルデータリカバリーは、以下の理由から多くの方に選ばれています。
- 相談実績46万件以上(2011年1月~)の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
- 一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(※内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績)という業界トップクラスの技術力
- 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有
大切なデータを守るには、まずは自力対応よりも専門的な判断が欠かせません。操作を誤る前に、まずは当社にご相談ください。
Macの変な音を直すための対処法
異音の内容に応じて、まずは基本的なリセット操作や環境確認を行いましょう。軽度の問題であれば再起動や設定リセットで改善することもあります。
SMCリセットを実行する
電源やファン制御を司るシステム管理コントローラ(SMC)をリセットすることで、ファン異常や電源系トラブルが改善する場合があります。Intel Macにのみ有効です。
- Macの電源を切ります。
- 「Control」+「Option」+「Shift」+「電源」ボタンを同時に10秒間押します。
- すべてのキーを離し、電源を入れ直します。
PRAM/NVRAMリセットを行う
起動音やスピーカー設定、画面解像度などを管理する領域にエラーがある場合、PRAM/NVRAMリセットが有効です。
- Macの電源を切ります。
- 「Command」+「Option」+「P」+「R」を同時に押したまま電源を入れます。
- 20秒ほど経過後、起動音が2回鳴ったらキーを離します。
macOSやアプリを最新状態に保つ
古いOSやアプリのバージョンでは、音関連の不具合が起きることがあります。「システム設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」から最新状態に更新してください。
内部の清掃・ファン点検を行う
ファンにほこりが溜まると、冷却性能が下がり回転音が大きくなります。掃除機などで吸うのは危険なため、分解清掃は専門の修理業者へ依頼するのが安全です。放置すると熱暴走やHDD損傷につながるリスクがあります。
専門業者に相談する
リセットやアップデートでも改善しない場合、ロジックボードやHDDの物理障害が発生している可能性があります。自己分解や無理な操作はデータを失う危険があるため、早めの相談が安全です。私たちデジタルデータリカバリーでは、Mac内部ストレージやHDD障害からの復旧にも対応しており、他社で復旧困難とされたケースでも成功実績があります。
デジタルデータリカバリーは、これまでに46万件以上の相談実績(※1)を持ち、一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(※2)という高い成果を上げています。初期相談・診断は無料で、24時間365日対応していますので、不安を感じた時点でお気軽にご相談ください。
※1 期間:2011年1月以降
※2 内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する
自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーの強み
デジタルデータリカバリーは、「データ復旧専門業者14年連続データ復旧国内売り上げNo.1」の実績を持つデータ復旧業者です。データ復旧の技術力として、「データ復旧率最高値95.2%」を誇っています。
また、データ復旧業者の最後の砦と言われる所以として、「他社で復旧できなかった機器のご相談件数7,300件超」の実績を信頼いただいています。他社で復旧してもらえなかった機器であっても、デジタルデータリカバリーの復旧技術であれば復旧できたという事例も多数ございます。是非ご相談ください。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」(算出期間:2011年1月1日~)を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)
電話番号:0800-333-6302
来社受付:9:30~21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。