「インストーラーをダブルクリックしても何も起きない」「エラー表示が出てアプリがインストールできない」──そんなMac特有のトラブルに悩まされていませんか?以下のような症状が現れる場合、インストール不良の原因は一つではありません。
- インストーラーを開いても無反応
- 「破損しているため開けません」と表示される
- セキュリティ警告が出て実行できない
- インストール途中で止まる・強制終了する
これらの症状は、単にインストーラーの破損だけでなく、Gatekeeperによるブロック・互換性の問題・アクセス権限の設定ミスなど、複数の要因が絡んでいることが多く、誤った操作を続けるとシステム設定が壊れたり、他のアプリにも影響が及ぶリスクがあります。
この記事では、Macでインストーラーが起動しない主な原因と、それぞれのケースに応じた対処法を順を追って丁寧に解説します。安全にアプリを導入するためのチェックポイントを、初心者の方にもわかりやすく整理しています。
「そもそも何が原因かわからない」「大事なソフトなので慎重に進めたい」と感じた方は、無料の初期診断をご活用ください。24時間365日受付中。Macの専門スタッフが、正確な状況把握と適切な解決策をご提案いたします。
目次
Macでインストーラーが開かない原因
インストーラーが起動しない場合、Macの設定やファイル状態、ハードウェアなど、さまざまな要素が関係している可能性があります。放置していても改善することはなく、正確に原因を切り分けることが解決への近道です。
ディスク容量不足
インストール作業には一時的な作業領域が必要です。ストレージに20GB以上の空きがない場合、インストーラーが起動せず無反応になることがあります。
インストーラーファイルの破損や古いバージョン
途中でダウンロードが中断されたり、古いままのインストーラーを使用していると、正常に起動しないことがあります。特にmacOSの仕様変更により旧バージョンが動作しないケースもあります。
OSとの互換性・バージョン不一致
インストーラーが対応していないmacOSバージョンで実行しようとすると、動作しなかったり起動時にエラーが出ることがあります。
システムの日付・時刻のずれ
インストール時の署名チェックや証明書の検証で、日付・時刻がずれていると認証に失敗し、起動できないケースがあります。
セキュリティ設定によるブロック
macOSのゲートキーパー設定により、App Store以外から入手したアプリが起動をブロックされることがあります。
アクセス権やファイルの配置場所
ハードウェア起因の不具合
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク

「インストーラーを開いても無反応」「破損しているため開けないと表示される」。このようなトラブルに直面したとき、まずは自力で何とかしようと対応する方が多いと思います。
しかし、こうした症状がストレージ内部の劣化やファイルシステムの異常によるものである場合、無理に操作を続けるとデータの上書きやさらなる損傷を引き起こす恐れがあります。特にエラーを繰り返しながら使用を続けると、復旧の難易度が上がるため注意が必要です。
専門業者であれば、正確な診断に基づいて最適な方法で復旧を進めるため、データ消失を最低限に抑えることができます。中でもデジタルデータリカバリーは、以下の理由から多くの方に選ばれています。
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大切なデータを守るには、まずは自力対応よりも専門的な判断が欠かせません。操作を誤る前に、まずは当社にご相談ください。
Macでインストーラーが開かないときの対処法
インストーラーが開かない場合も、順序立てて確認すれば、多くのケースで解決可能です。特に「最新版の入手」「セキュリティ設定」「容量確保」「アプリケーションフォルダでの実行」が重要なポイントになります。
Macを再起動してから再度実行する
一時的なシステムの不具合でインストーラーが開かない場合、再起動だけで改善することがあります。
- すべてのアプリを終了し、Macを再起動します。
- インストーラーファイルを再度ダブルクリックして実行します。
ストレージの空き容量を確保する
インストール時に最低でも20GB以上の空き容量が必要とされる場合が多く、これに満たないと起動すらできないケースがあります。
- 「このMacについて」→「ストレージ」タブで空き容量を確認します。
- 不要なファイルやアプリを削除し、空き容量を確保します。
- 容量が確保できたら、再度インストーラーを実行します。
日付・時刻設定を自動にする
認証エラーやセキュリティ証明の問題を避けるため、日付と時刻は常に正確な状態に保ちましょう。
- 「システム設定」→「一般」→「日付と時刻」を開きます。
- 「日付と時刻を自動的に設定」にチェックを入れます。
- 設定後、再度インストーラーを実行します。
インストーラーを公式から最新版で再ダウンロード
古いバージョンや破損したインストーラーでは正常に動作しないため、信頼できる公式ソースから再取得することが重要です。
- 開発元または公式サイトへアクセスします。
- 該当アプリの最新版インストーラーをダウンロードします。
- ダウンロード完了後、再度実行して動作確認します。
「アプリケーション」フォルダで実行する
一部のインストーラーは、ダウンロードフォルダやデスクトップで実行すると正常に動作しない場合があります。
- インストーラーファイルを「アプリケーション」フォルダに移動します。
- 移動後、フォルダ内からダブルクリックして実行します。
- 動作が安定するか確認します。
ディスクユーティリティのFirst Aidを実行
ストレージに軽微なエラーがあると、インストールプロセスが正しく読み込まれないことがあります。First Aidを使って確認・修復を行います。
- 「アプリケーション」→「ユーティリティ」→「ディスクユーティリティ」を開きます。
- 対象ディスクを選択し、「First Aid」をクリックします。
- 修復が完了したらMacを再起動し、インストーラーを再実行します。
セキュリティ設定を見直す
Gatekeeper(ゲートキーパー)の設定により、Appleが認証していないアプリがブロックされることがあります。
- 「システム設定」→「プライバシーとセキュリティ」を開きます。
- 「ダウンロードしたアプリの実行許可」で「App Storeと確認済みの開発元からのアプリを許可」に設定します。
- 変更後、インストーラーを再度実行します。
インストーラーが起動しない問題は、ちょっとした設定や環境の違いが原因で発生することが多く、落ち着いて確認すれば解決できる場合も少なくありません。ただし、容量不足やシステムの破損などが絡む場合には、データ消失のリスクもあるため注意が必要です。
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この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。