外付けHDDを処分・譲渡したい、またはリセットして再利用したいとお考えではありませんか?
- 中のデータを完全に消去して初期化したい
- 他人に復元されないようにしたい
- Windowsと共用したいのでフォーマット形式を選びたい
こうした目的には、macOSに標準搭載された「ディスクユーティリティ」を使った消去操作が最も確実です。
フォーマット操作を実行すると、元のデータは基本的に復元できなくなるため、必要なデータのバックアップを必ず事前に行ってください。
この記事では、基本的なフォーマット方法と、より高度な完全消去のやり方を段階的に紹介しています。
大切なファイルを誤って削除してしまった方には、当社が24時間365日体制で無料の初期診断を行っています。ぜひ一度ご相談ください。
目次
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク
「誤ってデータを消去してしまった、、」――そんなトラブルに直面したとき、まずは自力で何とかしようと対応する方が多いと思います。
誤って初期化や上書きをしてしまったり、分解して状態を深刻化させてしまうケースは多く、特に内部の故障が原因だった場合、自力で対応しようとするとかえって悪化を招くリスクがあります。
専門業者であれば、正確な診断に基づいて最適な方法で復旧を進めるため、データ消失を最低限に抑えることができます。中でもデジタルデータリカバリーは、以下の理由から多くの方に選ばれています。
- 相談実績50万件以上(2011年1月~)の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
- 一部復旧を含む復旧件数割合92.6%(2025年9月実績。一部復旧:完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧:復旧希望データを100%復旧できた場合)という業界トップクラスの技術力
- 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が8,000件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有
大切なデータを守るには、まずは自力対応よりも専門的な判断が欠かせません。操作を誤る前に、まずは当社にご相談ください。
Macで外付けHDDを消去する手順と選択項目
ディスクユーティリティを使えば、外付けHDDの初期化(フォーマット)が簡単に行えます。フォーマット形式やパーティション方式の違いによって、Mac専用・Windowsとの共用など用途に合わせた設定が可能です。
ディスクユーティリティを起動
まずはmacOS標準の「ディスクユーティリティ」アプリを起動します。
- 「Finder」メニュー →「移動」→「ユーティリティ」を開く
- 「ディスクユーティリティ」をクリック
- 画面が起動したら、左上の「表示」→「すべてのデバイスを表示」を選択
外付けHDD本体を選択
表示された一覧から、「外付けHDDの最上位」(物理ディスク)を選択します。ボリューム(子階層)ではなく、本体名を選ぶのがポイントです。
フォーマット形式と方式を選ぶ
「消去」ボタンをクリックすると、フォーマット設定画面が表示されます。
- Mac専用で使用 →「APFS」または「Mac OS拡張(ジャーナリング)」
- Windowsと共用 →「exFAT」または「MS-DOS(FAT)」
- 方式 →「GUIDパーティションマップ」が推奨(Time Machine対応も含む)
「消去」でフォーマットを実行
設定を確認後、「消去」をクリックすることでHDD全体が初期化されます。すべてのデータが削除され、設定したフォーマット形式で再構築されます。
セキュリティオプションで完全消去
復元を不可能に近づける場合は、「消去」ボタンの画面で「セキュリティオプション」を開き、上書き回数を選択することができます(HDDのみ)。
- 「消去」ボタンをクリック後、表示されるウインドウで「セキュリティオプション」を選択
- 「最も安全」寄りにスライダーを移動(米国国防省方式の7回上書きなど)
- 設定後に「OK」→「消去」をクリック
この方法はHDDにのみ有効で、SSDでは意味を持ちません。SSDの場合は通常の消去でも高い復元困難性を持ちます。
専門業者に相談する
フォーマット後や物理的な故障が疑われる場合、誤ったスキャンや修復操作で完全に復旧できなくなるリスクがあります。復元率を高めるためにも、初期状態のまま相談するのがベストです。
デジタルデータリカバリーは、これまでに50万件以上の相談実績(※1)を持ち、一部復旧を含む復旧件数割合92.6%(※2)という高い成果を上げています。初期診断と無料で、24時間365日対応しています。
※1 期間:2011年1月以降
※2 2025年9月実績。一部復旧:完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧:復旧希望データを100%復旧できた場合
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する

自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断まで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーの強み

デジタルデータリカバリーは「データ復旧専門業者17年連続データ復旧国内売上No.1」(※1)の実績を持つデータ復旧業者です。
データ復旧の技術力として、一部復旧を含む復旧件数割合92.6%(※2)を誇っています。
他社で「復旧不可能」と判断された機器を、当社が復旧に成功した事例は数えきれません。実際に、他社復旧不可相談件数でも8,000件超 (算出期間:2016年6月1日~) を超えています。
これこそが“データ復旧の最後の砦”と呼ばれる理由です。どんな状態でも、諦める前にまずはご相談ください。最善を尽くしてデータを取り戻します。
※1:データ復旧専門業者とは、自社及び関連会社の製品以外の製品のみを対象に保守及び修理等サービスのうちデータ復旧サービスを提供し、その売上が総売上の50%以上を占める企業のこと。第三者機関による、データ復旧サービスでの売上の調査結果に基づく(算出期間:2007年~2023年)
※2:2025年9月実績。一部復旧:完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧:復旧希望データを100%復旧できた場合
相談から初期診断まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数50万件超」(算出期間:2011年1月1日~)を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)
電話番号:0800-333-6302
来社受付:9:30~21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人

デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計ご相談件数50万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。








































