Excel作業中に誤って「保存せずに終了」してしまい、大切なデータを失ったと感じていませんか？MacとExcelには、こうしたトラブルに対応するための自動保存や一時ファイルの仕組みが存在しています。
- 作業途中でMacがシャットダウンした
- 保存せずに閉じてしまった
- 再起動後にファイルが見つからない
こうした場合でも、内部に一時的に保存されたデータが残っていることがあり、復元できる可能性があります。
ファイルが上書きされたり消去される前に対応することが成功のカギです。
本記事では、復元できる可能性のある方法を順に紹介し、それぞれの手順を丁寧に解説します。もし失いたくない重要なExcelデータであれば、自力対応が不安な場合は、データ復旧の専門業者への相談もご検討ください。
デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日無料でご案内しています。
目次
Macで保存せずに終了したExcelファイルが消えた原因
Excel for Macには自動保存や自動回復などの機能がありますが、これらがうまく機能しない場合や設定により一時保存ファイルが消えることもあります。問題の根本を知ることで、復旧の可能性を高めることができます。
自動保存設定が無効
Excelには「自動保存」や「自動回復」機能がありますが、これがオフになっていたり保存間隔が長すぎると、未保存の内容が記録されていないことがあります。Officeの設定状況によっては、自動復元できないケースもあります。
一時ファイルが削除された
Excelは一時的に作業内容を「TemporaryItems」などのフォルダに保存しますが、Macの再起動や他アプリの影響でこれらの一時ファイルが削除されると、手動で探し出すのが困難になることがあります。
バージョン履歴が保存されていない
Microsoft 365など一部のバージョンでは「バージョン履歴」機能が利用できますが、機能が有効でなかったりファイルがクラウド上で管理されていない場合には、履歴から復元できません。
ストレージのトラブル
Mac本体のSSDやHDDが物理的または論理的に故障している場合、自動保存ファイルや一時ファイルが破損・消失してしまう可能性があります。特に保存前のデータは脆弱で、ファイル構造に損傷があると通常の手段では開けないこともあります。
操作を繰り返すことで復元可能なデータを上書きしてしまうリスクもあります。
このようなケースでは、自力での復旧は難易度が高いため、データ復旧専門業者に相談することをおすすめします。
当社では、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日無料でご案内しています。まずはお気軽にご相談ください。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク
「MacでExcelを保存せずに終了してしまった」――そんなトラブルに直面したとき、まずは自力で何とかしようと対応する方が多いと思います。
MacでExcelを保存せずに終了してしまうと、慌てて再入力を試みたり、不適切な方法で復元を行ってデータを失うケースが多く見られます。特に自動保存や一時ファイルを正しく扱えないまま操作を続けると、復元できるはずの内容まで失ってしまうリスクがあります。
専門業者であれば、正確な診断に基づいて最適な方法で復旧を進めるため、データ消失を最低限に抑えることができます。中でもデジタルデータリカバリーは、以下の理由から多くの方に選ばれています。
- 相談実績46万件以上（2011年1月～）の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
- 一部復旧を含む復旧件数割合91.5%（※内、完全復旧57.8%。復旧件数割合＝データ復旧件数／データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績）という業界トップクラスの技術力
- 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有
大切なデータを守るには、まずは自力対応よりも専門的な判断が欠かせません。操作を誤る前に、まずは当社にご相談ください。
保存せずに終了したExcelファイルを復元する方法
Excelのバージョンや設定に応じて、利用できる復元方法は異なります。自動回復機能や一時ファイルのチェックなど、早めの行動が成功のカギとなります。
Excelの自動回復機能を確認
Excelを再起動した際に「自動回復ファイル」が表示されることがあります。表示された場合はすぐに「名前を付けて保存」しておきましょう。
- Excelを起動する
- 「開く」→「最近使ったファイル」または「未保存のワークブックを復元」を選択
- 表示された自動回復ファイルを保存する
TemporaryItemsフォルダを調べる
Excelが保存していた一時ファイルが「TemporaryItems」やその他のフォルダ内にある可能性があります。
- Finderで「移動」→「フォルダへ移動」を選択
/private/var/foldersや/Users/ユーザー名/Libraryを入力- フォルダ内に「~Excel Work File～」などの名前のファイルがあるか探す
バージョン履歴から復元
Microsoft 365版など一部のExcelには「バージョン履歴」機能があります。過去の編集状態から復元できる場合もあります。
- Excelで該当のファイルを開く（OneDrive上に保存されている必要あり）
- 「ファイル」→「バージョン履歴」を選択
- 過去のバージョンを選び「復元」を実行
データ復元ソフトでスキャン
上記で見つからない場合でも、RecoveritやEaseUSなどの復元ソフトでExcelファイルが検出できることがあります。
しかし、文字化けや一部破損が生じる可能性があります。また物理的な故障には一切対応できないため、専門業者に問い合わせることをおすすめします。
専門業者に相談する
Excelファイルが保存されていない状態で終了した場合、内部に一時ファイルがあっても開けない、または破損していることがあります。
こうしたケースでは、自力での操作が復旧不可能な状態を招く恐れがあります。
デジタルデータリカバリーは、これまでに46万件以上の相談実績（※1）を持ち、一部復旧を含む復旧件数割合91.5%（※2）という高い成果を上げています。初期診断とお見積りは無料で、24時間365日対応していますので、不安を感じた時点でお気軽にご相談いただけます。
※1 期間：2011年1月以降
※2 内、完全復旧57.8%。復旧件数割合＝データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する
自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーの強み
デジタルデータリカバリーは、「データ復旧専門業者14年連続データ復旧国内売り上げNo.1」の実績を持つデータ復旧業者です。データ復旧の技術力として、「データ復旧率最高値95.2％」を誇っています。
また、データ復旧業者の最後の砦と言われる所以として、「他社で復旧できなかった機器のご相談件数7,300件超」の実績を信頼いただいています。他社で復旧してもらえなかった機器であっても、デジタルデータリカバリーの復旧技術であれば復旧できたという事例も多数ございます。是非ご相談ください。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」（算出期間：2011年1月1日～）を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付：0:00～24:00 （24時間対応）
電話番号：0800-333-6302
来社受付：9:30～21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。
