- 「インストールできませんでした」と表示される
- インストーラの読み込みで止まる・再起動を繰り返す
- 起動ディスクが選べない・消去できない
こうした症状は、軽度なエラーから内部ストレージの障害まで幅広く、原因を一つに特定するのが難しいケースも多いです。
誤った対応をすると、OSが完全に起動できなくなるリスクがあります
本記事では、原因と試せる対処法をわかりやすく紹介しています。
もし自力での対応に不安がある場合や、失いたくないデータがある場合は、無理な操作をせず、私たちデジタルデータリカバリーまでご相談ください。相談から初期診断まで24時間365日体制で無料でご案内しています。
目次
Macがクリーンインストールできない原因
Macのクリーンインストールがうまくいかない背景には、ソフトウェア上の不具合だけでなく、ストレージの物理障害など深刻なトラブルが潜んでいることもあります。ここでは代表的な原因を解説します。
ストレージのエラー・不具合
Macの内部ディスクやパーティションに何らかのエラーがあると、インストールプロセスが途中で止まることがあります。「ディスクユーティリティ」でFirst Aidを実行し、検出されたエラーが修復可能かを確認しましょう。
macOSインストーラの破損
インストールメディアが破損していたり、Appleの署名エラーがあると、インストール開始すらできないことも。最新のmacOSを再ダウンロードすることで解決する場合があります。
日時設定のズレ
macOSインストーラの認証には正しい日付と時刻の設定が必須です。リカバリーモードで「date」コマンドを使って修正することで、インストールが正常に進むケースもあります。
外付け機器の干渉
外付けHDDやUSBメモリ、モニター接続などが影響することがあります。できる限りすべての外部デバイスを外して、最小構成でクリーンインストールを試みてください。
空き容量不足
macOSインストールには通常20GB以上の空きが必要です。不要なファイルやアプリを事前に削除して、インストール可能な空き容量を確保しましょう。
ストレージ自体の故障
ストレージ(HDDやSSD)の物理的な故障があると、OSインストールは当然進みません。特にSSDは劣化やコントローラーの不具合で急に認識されなくなることがあり、HDDではセクタエラーや機械的な異音が前兆となることも。このような状態で無理に操作をすると、データを完全に失う可能性があります。
こうした場合は、無理な初期化やインストール作業を行わず、専門業者へ相談することが安全です。当社では、相談から初期診断まで24時間365日無料でご案内しています。まずはお気軽にご相談ください。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク
Macがクリーンインストールできない――そんなトラブルに直面したとき、まずは自力で何とかしようと対応する方が多いと思います。
しかし、必要なデータが残ったまま対処を誤ると、アクセスできなくなったり、誤って初期化して上書きしてしまうリスクもあります。特にデータが重要な場合は、自力での操作を控え、専門業者に早めに相談することが望ましいです。
専門業者であれば、正確な診断に基づいて最適な方法で復旧を進めるため、データ消失を最低限に抑えることができます。中でもデジタルデータリカバリーは、以下の理由から多くの方に選ばれています。
- 相談実績46万件以上(2011年1月~)の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
- 一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(※内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績)という業界トップクラスの技術力
- 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有
大切なデータを守るには、まずは自力対応よりも専門的な判断が欠かせません。操作を誤る前に、まずは当社にご相談ください。
Macがクリーンインストールできない場合の対処法
原因が特定できたら、それに合わせた具体的な対処が必要です。ここでは、Macがクリーンインストールできないときに試すべき手順をわかりやすく解説します。
ディスクユーティリティでFirst Aidを実行
内部ストレージに論理的なエラーがある場合は、First Aidを使って修復することでインストールが可能になるケースがあります。
- Macをリカバリーモードで起動(command+R)
- 「ディスクユーティリティ」を選択し、対象ディスクを選ぶ
- 「First Aid」をクリックして検証・修復を実行
インターネットリカバリーモードを使う
インストーラが破損している場合やOSのバージョンが古い場合は、インターネットリカバリで最新OSを直接インストールするのが有効です。
- Macの電源を切る
- 起動時に「option+command+R」を押し続ける
- 「地球儀」マークが表示されたらキーを離し、画面の指示に従い再インストール
日時をターミナルで修正する
日付のズレが原因で証明書エラーが起きる場合は、ターミナルから正しい日時に設定しましょう。
- リカバリーモードで起動(command+R)
- 「ユーティリティ」>「ターミナル」を開く
- 以下のコマンドを入力(例:2025年11月20日13時00分の場合)
date 1120130025 - Enterで実行し、インストーラを再試行
外付けデバイスをすべて取り外す
外付けHDDやUSBメモリが干渉してインストールが進まないことがあります。最低限の構成で試すことで解決できることも多いです。
- Macの電源を切る
- すべての外付けデバイス・ケーブルを取り外す
- Mac本体のみで再起動し、インストールを再試行
不要データを削除して空き容量を確保
空き容量不足もインストール失敗の原因です。削除前に必要なデータのバックアップを取りましょう。誤った操作で必要なデータを失うリスクがあるため注意が必要です。
- Macを通常起動またはセーフモードで起動
- 「ダウンロード」「ゴミ箱」などから不要ファイルを削除
- 再度クリーンインストールを実行
専門業者に相談する
ここまでの方法で改善しない場合、ストレージの物理障害やシステム深部の異常が疑われます。無理な対応を続けるとデータが完全に失われる恐れがあります。こうした状況では、専門的な診断と復旧が必要です。
デジタルデータリカバリーは、これまでに50万件以上の相談実績(※1)を持ち、一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(※2)という高い成果を上げています。初期相談・診断は無料で、24時間365日対応していますので、不安を感じた時点でお気軽にご相談いただけます。
※1 期間:2011年1月以降
※2 2023年10月実績。一部復旧:完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧:復旧希望データを100%復旧できた場合
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する

自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーの強み

デジタルデータリカバリーは「データ復旧専門業者17年連続データ復旧国内売上No.1」(※1)の実績を持つデータ復旧業者です。
データ復旧の技術力として、一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(※2)を誇っています。
他社で「復旧不可能」と判断された機器を、当社が復旧に成功した事例は数えきれません。実際に、他社対応後のご相談だけでも7,300件を超えています。
これこそが“データ復旧の最後の砦”と呼ばれる理由です。どんな状態でも、諦める前にまずはご相談ください。最善を尽くしてデータを取り戻します。
※1:データ復旧専門業者とは、自社及び関連会社の製品以外の製品のみを対象に保守及び修理等サービスのうちデータ復旧サービスを専門としてサービス提供している企業のこと。第三者機関によるデータ復旧サービスでの売上の調査結果に基づく(算出期間:2007年~2020年)
※2:2023年10月実績。一部復旧:完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧:復旧希望データを100%復旧できた場合。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」(算出期間:2011年1月1日~)を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)
電話番号:0800-333-6302
来社受付:9:30~21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人

デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。









































