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一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績)

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ロー・レベル・フォーマットとは?目的と実行すべきタイミングを解説

通常のフォーマットでは修復できない物理的なディスク障害に直面したとき、

  • 何度フォーマットしてもエラーが再発する
  • ディスクの読み書き速度が極端に遅くなる
  • 不良セクタの増加でOSから認識されない

このような深刻な状況に対して、「ロー・レベル・フォーマット(Low Level Format)」は、ディスク構造そのものを初期化する最終手段として用いられます。表面的なフォーマットとは異なり、セクタ単位でデータ構造を再構築するため、一部の物理障害を回避できる可能性があります。

ただし、誤った手順で実行するとディスクそのものが完全に使用不能になるリスクもあるため、慎重な判断が必要です。

本記事では、ロー・レベル・フォーマットの基本的な仕組みから、実施すべきタイミング、そして作業時の注意点まで、専門知識がない方にも理解できるよう丁寧に解説しています。

データ復旧を優先したい場合は、無料の初期診断をご活用ください。24時間365日対応で、安全かつ最適な対応をご案内します。

ロー・レベル・フォーマットを行う主な理由

ロー・レベル・フォーマットが必要とされる状況には、主に「ディスクの物理的な異常」や「確実なデータ消去」のニーズが背景にあります。以下にその代表的な原因を挙げます。

不良セクタの検出と隔離

物理的に読み書きできなくなったセクタがある場合、ロー・レベル・フォーマットを実施することで、それらの不良セクタを検出・隔離し、以降の使用時にOSがアクセスしないよう設定されます。

記録面のエラー・ファイルシステムの異常

クイックフォーマットでは修正できない物理層のエラーに対し、ロー・レベル・フォーマットは直接ディスクの全領域に書き込みを行うため、問題領域を除外し、健全な領域だけを再構成できます。

ディスクの安全な初期化・情報漏洩防止

ディスク全体にゼロや特定パターンのデータを書き込むため、過去のデータを復元されにくい形で完全に消去できます。個人情報や機密データの完全破棄にも利用されます。

再利用前のストレージのリフレッシュ

中古機器や長期使用後のメディアなど、状態を一度リセットして再使用したい場合に、「新品同様」に近づける処理として活用されます。

MBRやGPTなど管理領域の異常

ブートセクタやパーティション情報が破損している場合も、ロー・レベル・フォーマットにより、ディスク全体が初期化され、新しい構成で再利用可能となります。

ただしロー・レベル・フォーマットを実行すると、ディスク全体が物理的に初期化されるため、元のデータは完全に消去されてしまいます。

そのため、ブートセクタやパーティション情報の破損によってディスクが認識されない状態であっても、誤ってフォーマットを行うと、復旧可能だったデータまで上書きされてしまうリスクがあります。

こうした状況では、まずはディスク内の状態を正確に診断し、破損箇所を特定することが重要です。自己判断での初期化は、データの復旧を不可能にする恐れがあるため、慎重な対応が求められます。


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【要注意】メーカーや修理業者に依頼することのリスク

「電源は入るが、画面が真っ暗なまま」「ロゴ画面から進まず再起動を繰り返す」――そんなトラブルに直面したとき、多くの方がまずメーカーや修理業者への依頼を考えるかもしれません。

確かに修理で起動不良は改善できますが、HDDやSSDが初期化・交換されるとデータはすべて消えてしまいます。データを残したい場合は、修理前に記憶媒体の確認が必要です。

失いたくないデータを守りたい場合は、メーカーや修理業者ではなくデータ復旧の専門業者に相談するのが確実です。デジタルデータリカバリーではデータを保ったまま、故障した機器に対応できます。以下の3つの点で多くの方に選ばれています。

  • 相談実績46万件以上(2011年1月~)の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
  • 一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(※内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績)という業界トップクラスの技術力
  • 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有

大切なデータを守るには、メーカーや修理業者ではなく当社にご相談ください。

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ロー・レベル・フォーマットを使うべきケース

ロー・レベル・フォーマットは、通常のフォーマットでは解決できない物理層の問題にアプローチできるため、最終的な回復手段として効果的です。ただし、すべての状況で有効というわけではないため、適切な判断が必要です。

不良セクタが発生し始めたディスクへの対処

読み込みエラーやファイル破損が増えてきたHDD/SSDは、ロー・レベル・フォーマットで不良セクタの検出・隔離を行うことで、一部のエラーは回避できます。

実行手順(例:HDD LLF Tool)
  1. 対象ディスクをUSBなどで接続し、フリーのロー・レベル・フォーマットツールを起動
  2. ゼロフィルモードを選択して書き込み検査を開始
  3. 不良セクタが検出された場合、自動的に除外処理される

データ消去とディスク健全性の検査を同時に行いたい場合

情報漏洩防止と物理障害チェックを1回の作業で済ませたいときに有効です。

実行ポイント
  1. 全データが消去されるため、事前にバックアップを必ず実施
  2. 処理時間は大容量メディアほど長くなる(数時間〜十数時間)
  3. 完了後は新たに論理フォーマットを実施して使用開始

通常フォーマット・初期化で直らない異常への対処

OSインストール失敗や、ファイルシステムのエラーが繰り返される場合、物理的な異常が疑われます。

処理の流れ
  1. 初期化に失敗するディスクに対し、ロー・レベル・フォーマットを実行
  2. MBRやパーティション情報を削除し、全領域を初期状態に戻す
  3. 完了後、改めてパーティション作成・OSインストールを行う

MBR/GPT障害・管理領域破損の修復

ディスクがOSから認識されない場合、MBRやGPT破損の可能性があり、完全初期化でリセットできる場合があります。

修復アプローチ
  1. 通常のパーティション削除では修復できないため、物理層からの初期化を実施
  2. 管理領域を含めた書き換えにより、再認識を促す
  3. 再フォーマット後、ディスクがOSに認識されれば成功

リユースや廃棄前のセキュアなデータ消去

再利用・譲渡・廃棄前に個人情報や業務データを完全消去したい場合、安全な方法として有効です。

消去方法
  1. 全セクタにゼロまたはFFを書き込み、復元不能な状態にする
  2. NSA/DOD準拠の消去方式をサポートするツールも検討
  3. 処理完了後、外部復元ツールで内容確認テストを行うと安心

ロー・レベル・フォーマットは、ストレージの物理的な問題にアプローチできる貴重な手段ですが、処理には時間がかかり、すべてのデータが完全に失われます。そのため、誤操作や未保存の重要データには十分注意が必要です。

当社では「46万件以上の相談実績(期間:2011年1月以降)」と「一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(内、完全復旧57.8%。2023年10月実績)」の経験をもとに、不良セクタ対応やディスク診断、ロー・レベル処理後の復旧にも対応しています。ツール選定に迷ったり、物理障害かどうか判断できない場合も、お気軽にご相談ください。

初期診断とお見積りは無料。365日24時間体制で対応しています。

なぜデジタルデータリカバリーでは復旧困難な機器の復旧事例が多いのか

デジタルデータリカバリーはこれまで数々の復旧に成功してきました。復旧事例が多いのには、理由があります。

業界トップクラスの実績

私たちデジタルデータリカバリーは、14年連続で国内売上No.1(※1)累計46万件以上(※2)の相談実績をもとに、あらゆるデータトラブルと向き合ってきました。

「データが戻ってくるかどうかは、最初の診断で決まる」
そう言っても過言ではありません。

最大の強みは、その“症例データの蓄積数”
すべての相談内容を電子カルテのように管理し、障害のパターンと復旧手法を社内でデータ化。
これにより、問題の切り分けが圧倒的に早くなり、対応スピードと成功率の向上につながっています。

その結果、48時間以内に対応を完了した件数は全体の約80%。
一部復旧を含む復旧件数割合は91.5%(※3)と、業界でも高水準の成果を出し続けています。

国内最高峰の復旧設備

復旧の成功事例の多さは、デジタルデータリカバリーの技術力の高さを象徴しています。復旧成功の要因として、次の点が挙げられます:

  • 蓄積された知見に基づき、障害箇所を正確に特定
  • 最新技術を駆使した独自の復旧手法を開発
  • 精密な環境での復旧作業(専用クリーンルーム完備)

これらの要素が、他社では対応が難しいケースでも「不可能を可能に」しています。

「他社で復旧できなかった機器のご相談件数7,300件超」ですので、他社で復旧してもらえなかった機器であっても、デジタルデータリカバリーでは復旧できる可能性もございます。是非ご相談ください。

初期診断・相談・見積まで無料で対応可能

初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。

データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」(算出期間:2011年1月1日~)を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。相談問合せ

まずは無料で相談する

※1:データ復旧専門業者とは、自社及び関連会社の製品以外の製品のみを対象に保守及び修理等サービスのうちデータ復旧サービスを専門としてサービス提供している企業のこと、 第三者機関による、データ復旧サービスでの売上の調査結果に基づく。(集計期間:2007年~2020年)
※2:期間:2011年1月1日~
※3:2023年10月実績。一部復旧:完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧:復旧希望データを100%復旧できた場合。 

よくある質問

復旧できるか診断してもらうのにお金はかかりますか?

いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。

※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。

機器の無料診断・データ復旧のご依頼はこちらからお問い合わせください>

復旧完了までどのくらいの期間がかかりますか?

機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。

弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。

最短15分で診断可能!お問い合わせはこちらから>

営業時間を教えてください

営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。

電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)

電話番号:0800-333-6302

来社受付:9:30~21:00

メールでのお問い合わせはこちら>

他社で復旧できないといわれた機器でも復旧できますか?

復旧できる可能性がございます。

弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。

他社不可相談件数7,300件超!デジタルデータリカバリーへのご相談はこちら>

この記事を書いた人


デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。

 

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