富士通LIFEBOOKの使用中、次のようなファン異音に心当たりはありませんか?
- 「ガラガラ」と内部で物がこすれるような音がする
- 「キュルキュル」と軸がすり減ったような高い音がする
- 電源を入れるたびに異音が続き、不安になる
こうした異音は、内部にホコリや異物が溜まっていたり、ファンの軸受けやモーターの経年劣化によって生じることがあります。音の種類によって原因が異なるため、放置や誤った対処はさらなる故障や熱暴走につながるリスクがあります。
そのまま使用を続けると、冷却不良からパーツ損傷やデータ消失に発展する可能性もあるため、早期の対応が肝心です。
本記事では、富士通LIFEBOOKで発生しやすいファンの異音を種類別に整理し、掃除や設定変更など自分でできる対策から、修理を検討すべきケースまでを専門視点で丁寧に解説します。
もしファン異常に加え、パソコンが正常に起動しない・HDDやSSDにアクセスできないといった症状がある場合は、初期診断無料・365日対応のデジタルデータリカバリーが、安全かつ迅速なデータ復旧をご案内します。まずはお気軽にご相談ください。
目次
LIFEBOOKのファン異音の原因
異音の多くはファン周辺に発生しており、内部に異物が入り込んでいたり、ファンの軸やベアリングが劣化しているケースが目立ちます。初期段階で適切に対処することで、より深刻なトラブルを防ぐことができます。
ホコリや異物の混入
ファンにホコリが付着していると、回転時に擦れるような音が発生します。異物がファンの羽に接触している場合も同様で、「ジジジ」「ガラガラ」といった音が出ることがあります。まずは掃除を行い、物理的な異物が原因でないか確認しましょう。
過剰な発熱・高負荷状態
CPUに高負荷がかかっている場合、ファンがフル回転して唸るような音を出すことがあります。発熱が続くとパーツの寿命を縮めるため、適切な温度管理が必要です。
ソフトウェア設定や制御の不具合
LIFEBOOKでファンの異音がする場合、ソフトウェア側の制御不具合が原因のこともあります。BIOSや電源管理ソフトが正常に動作していないと、ファンが不自然に回転し、ブーンという音や振動音が発生することがあります。
特に、OSのアップデート後や設定変更の直後から音が気になり始めた場合は注意が必要です。このまま放置すると、冷却が不十分になり、熱暴走や部品の劣化につながるおそれがあります。
異音が気になる場合は、早めに専門業者へ相談し、原因を正確に確認してもらうことが大切です。
経年劣化や部品の摩耗
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク

「ガラガラ」と内部で物がこすれるような音がする、「キュルキュル」と軸がすり減ったような高い音がする――そんなトラブルに直面したとき、まずは自力で何とかしようと対応する方が多いと思います。
誤って本体を叩いて音を止めようとしたり、内部を開けて部品を調整しようとして破損させてしまうケースも少なくありません。特にHDDや冷却ファンなどの機械的な部品に物理的な損傷がある場合、自己流の対応では症状を悪化させ、最悪の場合、大切なデータを失う結果につながるリスクがあります。
専門業者であれば、正確な診断に基づいて最適な方法で復旧を進めるため、データ消失を最低限に抑えることができます。中でもデジタルデータリカバリーは、以下の理由から多くの方に選ばれています。
- 相談実績46万件以上(2011年1月~)の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
- 一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(※内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績)という業界トップクラスの技術力
- 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有
大切なデータを守るには、まずは自力対応よりも専門的な判断が欠かせません。操作を誤る前に、まずは当社にご相談ください。
LIFEBOOKファン異音の対処法
異音が発生した際は、掃除・設定の見直し・交換修理の順で対応することが基本です。以下に具体的な操作手順を紹介します。
ファン周辺の清掃手順
埃やゴミによる物理的な接触音は、エアダスターやブラシで除去することで解消できる場合があります。
- PCの電源を切り、ACアダプターとバッテリーを外します。
- 排気口にエアダスターを数秒ずつ吹きかけ、内部の埃を除去します。
- 必要に応じて裏蓋を開け、内部のファンを慎重に清掃します(分解には注意)。
ファン周辺の清掃は騒音の原因となる埃を除去するのに効果的ですが、分解して作業を行うとパーツを傷つけたり、故障を引き起こすリスクがあります。内部に手を加える前に、専門業者への相談を検討することが重要です。
ファン回転数を静音設定にする方法
静音ユーティリティや省電力設定を活用することで、ファンの回転数を抑えられる場合があります。
- 「コントロールパネル」→「電源オプション」を開きます。
- 使用中の電源プランの「プラン設定の変更」→「詳細な電源設定の変更」をクリックします。
- 「プロセッサの電源管理」や「冷却ポリシー」で「パッシブ」に変更することで、回転数を抑えます。
異音が続く場合の修理・交換方法
掃除や設定変更で改善しない場合は、ファン自体の交換が必要です。明らかな破損音や「ファンエラー」表示が出ている場合は、放置せず早期に修理を行いましょう。
- メーカーサポートまたはデータ復旧専門業者に相談し、異音の内容を伝えます。
- 初期診断後、必要に応じてファン部品の交換作業が行われます。
- 費用の目安は「12,000~15,000円」前後とされるケースが多く、事前見積もりが重要です。
専門業者に相談する
ファンから異音がするという症状は、すでにファン内部だけでなく、他の部品にも損傷が広がっている可能性があります。単にファンの交換や清掃だけでは対応しきれないケースも多く、放置することでストレージや基板など、より深刻なトラブルへ発展するリスクも高まります。
とくに、大切なデータが保存されている状態で不安を感じている場合は、早めにデータ復旧の専門業者に相談することをおすすめします。正確な診断と専門的な技術により、データを安全に確保しつつ、パソコン本体への影響を最小限に抑える対応が可能です。
当社デジタルデータリカバリーでは、他社で「復旧不可」と判断されたケースも含め、これまでに7,300件以上のご相談(※1)に対応してきました。一部復旧を含む復旧件数割合は91.5%(※2)と高水準を維持しており、ファン異音や物理障害に関する対応実績も豊富です。
初期診断とお見積りは無料で、24時間365日対応しています。パソコン内部の異音やデータの保全に不安を感じたら、まずはお気軽にご相談ください。
※1:算出期間:2016年6月1日~
※2:内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績
なぜデジタルデータリカバリーでは復旧困難な機器の復旧事例が多いのか
デジタルデータリカバリーはこれまで数々の復旧に成功してきました。復旧事例が多いのには、理由があります。
業界トップクラスの実績

私たちデジタルデータリカバリーは、14年連続で国内売上No.1(※1)。累計46万件以上(※2)の相談実績をもとに、あらゆるデータトラブルと向き合ってきました。
「データが戻ってくるかどうかは、最初の診断で決まる」
そう言っても過言ではありません。
最大の強みは、その“症例データの蓄積数”。
すべての相談内容を電子カルテのように管理し、障害のパターンと復旧手法を社内でデータ化。
これにより、問題の切り分けが圧倒的に早くなり、対応スピードと成功率の向上につながっています。
その結果、48時間以内に対応を完了した件数は全体の約80%。
一部復旧を含む復旧件数割合は91.5%(※3)と、業界でも高水準の成果を出し続けています。
国内最高峰の復旧設備

復旧の成功事例の多さは、デジタルデータリカバリーの技術力の高さを象徴しています。復旧成功の要因として、次の点が挙げられます:
- 蓄積された知見に基づき、障害箇所を正確に特定
- 最新技術を駆使した独自の復旧手法を開発
- 精密な環境での復旧作業(専用クリーンルーム完備)
これらの要素が、他社では対応が難しいケースでも「不可能を可能に」しています。
「他社で復旧できなかった機器のご相談件数7,300件超」ですので、他社で復旧してもらえなかった機器であっても、デジタルデータリカバリーでは復旧できる可能性もございます。是非ご相談ください。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」(算出期間:2011年1月1日~)を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
※1:データ復旧専門業者とは、自社及び関連会社の製品以外の製品のみを対象に保守及び修理等サービスのうちデータ復旧サービスを専門としてサービス提供している企業のこと、 第三者機関による、データ復旧サービスでの売上の調査結果に基づく。(集計期間:2007年~2020年)
※2:期間:2011年1月1日~
※3:2023年10月実績。一部復旧:完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧:復旧希望データを100%復旧できた場合。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)
電話番号:0800-333-6302
来社受付:9:30~21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。