突然の不具合で、Lenovo製パソコンが正常に起動しない、操作不能になる──そんなとき、最終手段として「初期化」が必要になるケースがあります。
- 電源は入るのにWindowsが立ち上がらない
- 操作中に頻繁にフリーズして何もできない
- 再起動を繰り返し、正常に使えない
上記のような症状が出ている場合、システム内部に深刻な障害が発生している可能性があり、Lenovo製PCでは「初期化による復旧」が有効な選択肢となります。
しかし、初期化方法を誤ると、必要なデータまで完全に消去されてしまうリスクがあります。特にWindows 8が搭載された機種では、起動状況や操作可能な範囲に応じて、選ぶべき手順が異なります。
本記事では、LenovoパソコンにおけるWindows 8の主な初期化方法を3つに分類し、それぞれの違いや具体的な手順までを専門的な視点から徹底解説します。「今すぐどうすればいいか分からない」「正しく初期化できるか不安」方もご安心ください。私たちは24時間365日対応の無料相談を実施しており、あなたの状況に最適な対処法を診断いたします。
目次
Lenovoパソコンを初期化する3つの方法
Windows 8を搭載したLenovoパソコンを初期化するには、状況に応じて以下の3つの方法が選択できます。
Windowsの設定画面から初期化する
パソコンが正常に起動できる場合は、Windows 8の設定画面から簡単に初期化できます。この方法では、「PCのリフレッシュ(データを残す初期化)」と「完全初期化(全データ削除)」の2つが選べます。
チャームバーから設定画面を開く
Windows 8では、チャームバーを使って設定画面にアクセスできます。
- 画面の右端にマウスポインターを移動し、チャームバーを表示
- 「設定」→「PC設定の変更」をクリック
- 左メニューから「保守と管理」→「回復」を選択
PCをリフレッシュまたは再インストール
リフレッシュではデータを残し、再インストールでは完全初期化が実行されます。
- 「PCをリフレッシュする」または「すべてを削除してWindowsを再インストールする」を選択
- 「開始する」をクリック
- 画面の案内に従って操作を完了
リカバリーパーティションから初期化する
Windowsが起動できない場合でも、Lenovo独自のリカバリー領域(パーティション)から復元できます。F11キーやNovoボタンで起動メニューを開きます。
電源投入後にF11キーまたはNovoボタンを押す
リカバリーメニューにアクセスするための操作です。
- パソコンの電源を入れる
- Lenovoロゴが表示されたらすぐにF11キー、またはNovoボタンを押す
- 「Lenovo Recovery」や「システム回復」画面が表示されるのを待つ
システム回復メニューから初期化を実行
システム回復メニューから初期化オプションを選び、工場出荷時に戻します。
- 表示されたリカバリーメニューで「トラブルシューティング」を選択
- 「PCをリセット」または「工場出荷時に戻す」を選択
- 画面の指示に従って初期化を実行
リカバリーディスク/USBから初期化する
リカバリーメディアがあれば、OSが起動できなくても復旧が可能です。事前に作成していない場合は使用できません。
パソコンをシャットダウンし、リカバリーメディアを挿入
起動前にリカバリーディスクやUSBメモリを用意しておきます。
- パソコンの電源を切る
- リカバリーディスクまたはUSB回復メディアを挿入
- 起動準備を整える
起動デバイスを選択して初期化を実行
リカバリーメディアから起動し、初期化を進めます。
- 電源を入れ、F12キーを連打して起動デバイス選択画面を表示
- 表示された一覧からリカバリーメディアを選択
- 「トラブルシューティング」→「PCをリセット」や「工場出荷時に戻す」を選び、画面の案内に従う
留意点として、初期化を行うとCドライブ内のデータはすべて削除されます。
大切なデータが消えてしまった場合、自力での復元は難しいことが多く、操作を続けると上書きのリスクも。早めに専門業者へご相談ください。
当社はクリーンルーム完備・46万件以上の対応実績があり、Windows 8環境の復旧にも対応可能です。初期診断・見積もりは無料、365日24時間受付中です。
【要注意】メーカーや修理業者に依頼することのリスク

データトラブルが起きた場合、多くの方がメーカーや修理業者への依頼を考えるかもしれません。確かに本体の修理や部品交換は可能ですが、HDDやSSDなどの記憶媒体の初期化・交換によって、データは全て消えてしまいます。
失いたくないデータを守りたい場合は、メーカーや修理業者ではなくデータ復旧の専門業者に相談するのが確実です。デジタルデータリカバリーではデータを保ったまま、故障した機器に対応できます。以下の3つの点で多くの方に選ばれています。
- 相談実績46万件以上(2011年1月~)の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
- 一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(※内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績)という業界トップクラスの技術力
- 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有
大切なデータを守るには、メーカーや修理業者ではなく当社にご相談ください。
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する
自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーの強み
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一部復旧を含む復旧件数の割合は91.5%(内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績)を誇り、これまでに他社で復旧が難しいとされた機器についても、これまでに7,300件以上のご相談をいただいています。諦める前に、大切なデータを取り戻すチャンスをぜひデジタルデータリカバリーにお任せください。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」(算出期間:2011年1月1日~)を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)
電話番号:0800-333-6302
来社受付:9:30~21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。