突然、Windowsの回復環境（WinRE）でマウスやキーボードが一切使えなくなってしまい、困ってはいませんか？
- WinREでUSBマウス・キーボードが反応しない
- リカバリーメニューで操作できず修復不能
- 回復オプションが全く選択できない状態
こうした症状は、KB5066835の更新適用後に発生したUSB機器との互換性トラブルにより、回復環境で操作不能に陥ってしまうことが原因です。
この不具合を放置すると、トラブル時に回復操作が一切できなくなる危険性があります。
本記事では、原因や対処法、更新の適用方法をわかりやすく紹介しています。手動適用の手順や確認ポイントも解説しています。
もし自力での対応に不安がある場合や、更新後にUSB接続機器の不具合が継続するなどの問題がある場合は、重要なデータが保存されている可能性もあるため、デジタルデータリカバリーへの相談をおすすめします。相談から初期診断まで24時間365日体制で無料でご案内しています。
目次
KB5070773による不具合の原因
KB5066835適用後、一部のPC環境で回復環境（WinRE）に入ると、USB接続機器が一切認識されなくなる問題が確認されました。これはOSの更新処理時に、USBコントローラ周辺のドライバ連携や認証の構成が正しく適用されなかったケースで発生します。
KB5066835によるUSB操作不能バグ
この不具合の主因は、KB5066835の更新内容に含まれるUSB制御に関する構成ミスにあります。特にWinREでは制限されたドライバ環境が使用されるため、通常の起動では問題がなくても、回復環境ではUSB機器が無反応になるケースが生じています。
USBデバイスとの互換性設定エラー
PCのファームウェアやOS構成が最新でない場合、USBデバイスとの互換性に問題が起こることがあります。WinRE環境ではドライバの再読込ができないため、設定ミスがそのまま影響します。
再起動未実施による適用ミス
更新プログラム適用後に再起動が行われていない場合、完全にパッチが反映されず、古い構成が残っている可能性があります。このような状態ではUSB関連の設定が不完全となり、WinREでの認識が不安定になります。
周辺機器側の信号認識トラブル
USBケーブルやハブを使用している場合、信号の伝達が正しく行われていないこともあります。WinREはドライバの自動補完ができないため、物理的な信号不良がトラブルの直接原因となることもあります。
システムファイルの破損・OS障害
システムファイルが破損している場合、USBデバイスを認識させるためのドライバや関連サービスが正常に動作しなくなることがあります。とくに更新プログラムの適用中に異常終了したり、過去のトラブルが蓄積していた場合には、回復環境ですらUSBが一切使用できない状態に陥ることがあります。
このようなトラブルは自力での修復が極めて困難で、無理な操作がさらなる障害を招く可能性も否定できません。USBが使えないことで、外部メディアによるデータ回収も困難になります。大切なデータを保護するためには、早めにデータ復旧の専門業者に相談することが最も確実な対応策です。
当社では、相談から初期診断まで24時間365日無料でご案内しています。まずはお気軽にご相談ください。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク
Windowsの回復環境（WinRE）でマウスやキーボードが一切使えなくなってしまった――そんなトラブルに直面したとき、まずは自力で何とかしようと対応する方が多いと思います。
Windowsの回復環境（WinRE）に入った際、マウスやキーボードがまったく反応しなくなり、何も操作できなくなるケースがあります。このような状態で焦って初期化や強制終了を行うと、必要なデータにアクセスできなくなるだけでなく、誤ってデータを消去・上書きしてしまう可能性もあります。大切なファイルが保存されている場合は、自己判断で進める前に専門業者に相談することが重要です。
専門業者であれば、正確な診断に基づいて最適な方法で復旧を進めるため、データ消失を最低限に抑えることができます。中でもデジタルデータリカバリーは、以下の理由から多くの方に選ばれています。
- 相談実績46万件以上（2011年1月～）の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
- 一部復旧を含む復旧件数割合91.5%（※内、完全復旧57.8%。復旧件数割合＝データ復旧件数／データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績）という業界トップクラスの技術力
- 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有
大切なデータを守るには、まずは自力対応よりも専門的な判断が欠かせません。操作を誤る前に、まずは当社にご相談ください。
KB5070773の不具合を解消する対処法
KB5070773に関連するUSB機器のトラブルを回避・解消するためには、以下の手順を参考にしてください。更新確認や操作環境の見直しも重要です。
Windows UpdateでKB5070773を適用する
この更新プログラムは自動配信対象ですが、手動での確認と適用も可能です。
- スタートメニューから「設定」を開く
- 「Windows Update」項目に進む
- 「更新プログラムの確認」をクリック
- KB5070773が表示されたら「今すぐインストール」
- インストール後はPCを再起動する
ビルド番号を確認して適用状況を把握する
更新が正常に適用されたかを確認することで、不具合の再発を防げます。
- Windowsキー＋Rで「ファイル名を指定して実行」
- 「winver」と入力しEnter
- 表示されたウィンドウで「バージョン」と「ビルド番号」を確認
- 24H2なら「26100.6901」、25H2なら「26200.6901」になっていれば適用済み
PS/2マウスやキーボードを使う
USB機器がWinREで認識されない場合、PS/2接続の機器で操作可能になることがあります。
- PCのPS/2ポートに対応したマウス・キーボードを用意
- PCをシャットダウンしてから接続する
- 再度WinREにアクセスして操作可能か確認
USB回復ドライブを作成して対応する
更新ができない、または回復環境にアクセスできない場合に備えて、回復ドライブを事前に作成しておくと安心です。
- 別のPCで「コントロールパネル」→「回復」→「回復ドライブの作成」
- 指示に従ってUSBメモリを挿入し、回復ドライブを作成
- 作成した回復ドライブを対象PCに挿し起動する
専門業者に相談する
すべての対処法を試してもUSB機器が反応しない場合や、誤った操作により回復領域が破損してしまった場合は、データ損失やシステム破損のリスクが高まります。誤操作や放置によってデータが失われるリスクがあるため、早めの専門業者への相談が安心です。
デジタルデータリカバリーは、これまでに46万件以上の相談実績（※1）を持ち、一部復旧を含む復旧件数割合91.5%（※2）という高い成果を上げています。初期相談・診断は無料で、24時間365日対応していますので、不安を感じた時点でお気軽にご相談いただけます。
※1 期間：2011年1月以降
※2 内、完全復旧57.8%。復旧件数割合＝データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する
自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーの強み
デジタルデータリカバリーは「データ復旧専門業者14年連続データ復旧国内売り上げNo.1」の実績を持つデータ復旧業者です。
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他社で「復旧不可能」と判断された機器を、当社が復旧に成功した事例は数えきれません。実際に、他社対応後のご相談だけでも7,300件を超えています。これこそが“データ復旧の最後の砦”と呼ばれる理由です。どんな状態でも、諦める前にまずはご相談ください。最善を尽くしてデータを取り戻します。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」（算出期間：2011年1月1日～）を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付：0:00～24:00 （24時間対応）
電話番号：0800-333-6302
来社受付：9:30～21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。
