iMacのメモリを増設したのに認識されない、あるいは物理的に増設できないといったトラブルは珍しくありません。特に以下のような症状が見受けられる場合、内部や互換性に関する問題が潜んでいる可能性があります。
- 増設後もシステム情報に新しいメモリが表示されない
- 電源を入れると警告音や異常な動作が発生する
- メモリスロットにモジュールが物理的に入らない、または固定できない
こうした状況で原因を誤って判断すると、必要のない作業を繰り返したり、メモリや本体の部品を損傷させたりする危険があります。原因はメモリ規格や容量の非対応、スロットや接点の異常、内部構造の仕様制限など多岐にわたり、それぞれ異なる安全な対処法が必要です。
本記事では、iMacのメモリ増設ができない際によくある原因と、それぞれに応じた確実な対処方法を、専門家の知見をもとに詳しく解説します。
作業を安全に進めるためにも、まずは24時間365日対応の無料診断で現状を正確に把握し、最適な解決策を見つけましょう。
目次
iMacでメモリ増設ができない原因
iMacでメモリの増設がうまくいかない背景には、モデルの仕様制限、装着不良、メモリの非対応など、複数の要因が考えられます。誤った判断や無理な作業をすると、本体の故障やデータ損失に直結する恐れもあるため、まずは原因を正しく把握することが重要です。
モデルごとの仕様制限
Appleシリコン（M1/M2/M3/M4など）搭載のiMacや、2012年以降の一部21.5インチモデルは、メモリがロジックボードに直付けされており、ユーザーによる交換や増設が物理的に不可能な設計となっています。
このタイプのiMacは内部構造上メモリを追加できず、誤って開けようとすると本体破損のリスクがあります。購入時の容量選択が非常に重要で、増設を考えている方はモデルの仕様確認が最優先です。
技術的には可能だが自分ではできないモデル
分解すればメモリ交換が可能なiMacでも、2013年以降の21.5インチモデルや一部のRetinaモデルは内部構造が非常に複雑で、Apple公式でもユーザーによる増設は推奨されていません。特殊工具やディスプレイの取り外しが必要になるため、作業には高い技術力が求められます。
増設・交換時のよくあるトラブル
増設や交換に対応しているモデルでも、メモリが認識されない、警告音が鳴る、スロットにうまく入らないといったトラブルは少なくありません。主な原因としては、規格の不一致、挿し込み不足、静電気による破損、端子の汚れなどが考えられます。
挿し込み不良や不適合のまま電源を入れると、メモリだけでなく内部部品を破損させ、最悪の場合はファイル破損やシステム障害を招く恐れがあります。特に大切なデータが残っている状態で不具合が生じたときは、通電や再起動を繰り返す前に正確な診断を受けることが重要です。
当社では、メモリ増設後に起動しない、認識されないといったトラブルにも24時間365日、無料で初期診断・相談を受け付けています。ご不安な場合は無理に自己解決を試さず、ぜひ一度ご相談ください。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク
iMacでメモリ増設ができない、、――そんなトラブルに直面したとき、まずは自力で何とかしようと対応する方が多いと思います。
iMacでファイル破損が起こっている場合、メモリを増設しても正しく認識されない可能性があります。このような状況では必要なデータにアクセスできず、無理に分解や設定変更を行うと状態をさらに悪化させるリスクもあります。初期化や上書きをしてしまう前に、専門業者へ相談して現状を確認することが大切です。
専門業者であれば、正確な診断に基づいて最適な方法で復旧を進めるため、データ消失を最低限に抑えることができます。中でもデジタルデータリカバリーは、以下の理由から多くの方に選ばれています。
- 相談実績46万件以上（2011年1月～）の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
- 一部復旧を含む復旧件数割合91.5%（※内、完全復旧57.8%。復旧件数割合＝データ復旧件数／データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績）という業界トップクラスの技術力
- 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有
大切なデータを守るには、まずは自力対応よりも専門的な判断が欠かせません。操作を誤る前に、まずは当社にご相談ください。
iMacでメモリ増設ができないときの対処法
増設が可能なモデルかどうかを確認したうえで、装着や互換性の問題を一つずつ切り分けます。
モデルの仕様を再確認
増設自体が可能かを確認することが第一歩です。
- Appleメニューから「このMacについて」を開きます。
- 年式・モデル名を確認します。
- Apple公式サポートページや仕様表でメモリ増設の可否を確認します。
メモリ装着・互換性トラブルの解消
増設可能モデルで認識されない場合は、装着状態や規格を再確認します。
- 電源を切り、すべてのケーブルを外して放電します。
- メモリを全て外し、純正メモリのみで起動を確認します。
- スロットや端子を清掃し、メモリを奥まで確実に差し込みます。
- NVRAM・SMCリセットを行います（起動時に「option＋command＋P＋R」キーを長押し）。
- スロット位置を変えて検証します。
業者依頼や修理対応
難易度が高いモデルやオンボードメモリの場合、自力での対応は困難です。
- Apple正規サービスまたは信頼できる修理業者に相談します。
- 増設や修理の可否、費用、納期を確認します。
- 必要に応じて購入元に交換や返品を依頼します。
iMacのメモリ増設トラブルは、機種仕様や作業難易度によっては自己対応が難しいケースがあります。
当社では46万件以上の相談実績（期間：2011年1月以降）と官公庁・法人1万社以上との取引実績があり、初期診断を24時間365日無料で対応しています。安全かつ確実な増設・修理のため、まずはお気軽にご相談ください。
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する
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初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」（算出期間：2011年1月1日～）を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付：0:00～24:00 （24時間対応）
電話番号：0800-333-6302
来社受付：9:30～21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。
