「hp(ヒューレットパッカード)のパソコンを起動しようとしたら、真っ黒な画面で動かない。」「電源は入るのにロゴ画面から黒い画面で進まない。」
このように、hpのパソコンが黒い画面で起動しない場合、ハードウエアの故障や、インストールしたプログラムの不具合など、さまざまな原因があります。
このページではhpのパソコンが黒い画面で起動しない場合の対処法を症状別に解説します。自力でデータを取り出すことができない時の対処法についても解説していますので、適切に対処しましょう。
目次
hpパソコンの寿命と保証期間の長さ
hpパソコンの寿命は一般的に2~4年とされます。
しかし3年間の保証が標準的に搭載され、オプションによっては4~5年に保証期間を延長できるため、手厚いサービスが受けられるのが特徴です。
詳しくはhp社の公式サイトでも詳しく解説していますので、チェックしてみましょう。
パソコンが起動しないときは専門業者に相談しよう
hpパソコンが起動しない場合、まずは専門業者に相談することをオススメします。
この際に、PCの起動を優先する場合は「メーカー・修理業者」、保存されているデータを優先する場合は「データ復旧業者」に相談しましょう。
メーカー・修理業者に相談する
パソコン修理は、機器を再び使えるようにすることを目的としています。
hpのパソコンに不具合が発生した場合、メーカー保証期間の範囲内であれば、比較的安価で修理・交換を行うことができます。ただし、メーカーは修理を請け負いますが、データ復旧を行うわけではありません。データは、原則として全て初期化されてしまいます。
メーカーやショップに修理依頼を出す前に、hpのパソコンに必要なデータがある場合、データの重要度にあわせて、データ復旧の専門業者に依頼することを検討しておきましょう。
データが必要な場合は、データ復旧専門業者に依頼する
パソコンの中に失いたくない大切なデータがあれば、データ復旧の専門業者に相談することを強くおすすめします。
データ復旧業者では、パソコンに発生している症状を元にエンジニアによる正確な初期診断を行い、故障原因の特定が可能です。プロが対応するため、データ復旧に失敗するリスクを抑えることができます。
デジタルデータリカバリーでは、過去41万件以上のご相談実績から算出されるデータベースをもとに、一般的なデータ復旧業者では復旧できない症状でも対応可能です。相談から初期診断・お見積りまで、無料でご案内していますので、トラブルが解決できない時は、ぜひご相談ください。
hpのパソコンが黒い画面で起動しない6つの原因
hpのパソコンが起動できないときの原因は主に6種類が考えられます。
電源不良
電源自体が入らない場合は、ケーブルの損傷や接続不良などが考えられます。コンセントやケーブルに問題がないなら、電源ユニットなどの故障の可能性もあります。
またディスプレイケーブルや、ディスプレイが故障しているために、黒い画面になっていることも考えられます。
バッテリー不良
hpのパソコンの画面が黒くなる原因の一つにバッテリー不良があります。バッテリ―不良の状態なら電源の減りが異常に早いなどの症状が出ます。
バッテリー不良が起こる原因として「バッテリーの劣化」と「初期不良」の2つが考えられます。
「バッテリーの劣化」は長年にわたりパソコンを使用した場合や、短期間のパソコンの連続使用が多い場合に発生します。
一方で「初期不良」は、はじめから動作不良を起こしているバッテリーが搭載されている状態です。
いずれの場合でも通常は、hpパソコンの購入から3年間は保証がついているため、保証サービスを利用してバッテリーを交換してもらいましょう。
ディスプレイ破損
hpのパソコンの画面が黒くなる原因の理由としてディスプレイ破損が挙げられます。
これは、落下時の衝撃などで、パソコンのディスプレイやモニターが破損している状態です。
この状態では出力装置が破損し、画面に何も映らなくなることがあります。
モニター部分のみ破損している場合はメーカー・修理業者に相談して、部品交換してもらいましょう。ただしその他の部分も破損し、データが必要な場合は、「データ復旧業者」に依頼することも検討しましょう。
接続や周辺機器に目立った破損がないのにパソコンが起動しない場合はこちら
デジタルデータリカバリーに相談
- パソコンが起動しない!立ち上がらない!
- 壊れたパソコンからデータを取り出したい!
- 突然パソコンのデータが消えた!間違って初期化した!
データ復旧とパソコン修理の違い
大切なデータを取り戻したいなら
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BIOSの破損
BIOS (バイオス)とは、パソコンの電源が入って最初に動く、主にハードウェアを制御するプログラムです。
BIOSが起動しない場合、主にハードウェア部分の故障している、またはBIOSそのものが破損している、あるいはBIOSとセットであるCMOS電池が切れている可能性が高いです。このよな状態だとOSを立ち上げることはできませんが、ハードウェアの部品を交換をするか、電池を交換することで解消されることがあります。
HDD/SSDの論理障害
論理障害とはデータを管理しているファイルシステムが破損した障害です。主な原因は「読み書き中の強制終了」や「誤操作によるデータ消去」です。このファイルシステムが壊れると、正しくデータにアクセスできなくなります。
論理障害は、物理障害に比べると発覚が遅れやすく、このまま作業を続けると、データの上書きが行われることがあります。この場合、データ復旧の可能性も著しく低くなってしまうので注意しましょう。
HDD/SSDの物理障害
物理障害とは、「衝撃」や「水没」などによって、内部のストレージ(HDDやSSD)が物理的に破損している状態です。
特にHDDで「カチカチ・カタカタ」と異音がする場合、データの読み書きを行うパーツが破損している可能性が高く、データ記録面に傷が付く恐れがあるため、使用を続けるのは危険です。
HDD/SSDの寿命は5年程度と言われています。5年以上使っているのであれば、経年劣化で突然壊れてしまうこともあります。また、購入直後に問題がある場合、可能性の1つとして初期不良も考えられます。
HDD/SSDの物理障害は、個人での修理作業は難しく、最悪の場合データが消えてしまう可能性もあります。確実にデータを取り戻したい場合、技術力の高いデータ復旧業者への相談をおすすめします。
hpのパソコンが黒い画面で起動しないときの5種類の症状
パソコンが起動しないといっても、原因によってその症状に違いがあります。対処方法も異なるため、まずはパソコンが起動しない場合の5種類の症状を確認しましょう。
症状①:hpのパソコンの電源が入らない
- パソコンの電源を押しても電源ランプが点灯しない
- パソコンの電源を押しても何の反応もなく、ファンも回らない
このような症状は、そもそもパソコンに通電しておらず、電源が入っていない状態です。「ホコリがたまっている」「掃除の際にケーブルが外れてしまった」など電源ケーブルやコンセントに問題があり、電源が入らないことが考えられます。
電源が全く入らない、起動できない場合は以下の記事も参考にしてみてください。
パソコンが起動しない・立ち上がらない場合の対処法についてはこちら
症状②:ランプが点滅する
hpのデスクトップパソコンの場合、電源ランプの点灯で障害を切り分けることができます。このランプが赤く点滅するときは、HDD以外のハードウェアの異常が考えられ、原因によって適切に対処する必要があります。
ここではランプの状態の概要を紹介します。詳しくは、メーカーのカスタマーサポートで確認しましょう。
ランプの状態 | 概要 |
赤いランプが 2回点滅し、続いて白いランプが 2回点滅 | BIOS のメイン領域 (DXE) が破損 |
赤いランプが 2回点滅し、続いて白いランプが 3回点滅 | 組み込みコントローラーポリシーでキーシーケンスを入力する必要がある |
赤いランプが 2回点滅し、続いて白いランプが 4回点滅 | 組み込みコントローラーがブートブロックをチェック中または修復中 |
赤いランプが 3回点滅し、続いて白いランプが 2回点滅 | メモリ障害の可能性がある |
赤いランプが 3回点滅し、続いて白いランプが 3回点滅 | グラフィックチップ障害の可能性がある |
赤いランプが 3回点滅し、続いて白いランプが 4回点滅 | 電源システム障害の可能性がある |
赤いランプが 3回点滅し、続いて白いランプが 5回点滅 | コンピューターがプロセッサ (CPU) を検出しない |
赤いランプが 3回点滅し、続いて白いランプが 6回点滅 | プロセッサがサポートしていない機能が有効になっている |
赤いランプが 4回点滅し、続いて白いランプが 2回点滅 | プロセッサ (CPU) が過熱している可能性がある |
赤いランプが 4回点滅し、続いて白いランプが 3回点滅 | コンピューターの温度が高すぎる |
赤いランプが 4回点滅し、続いて白いランプが 4回点滅 | MXM グラフィックス カードの温度が高すぎる |
赤いランプが 5回点滅し、続いて白いランプが 2回点滅 | 組み込みコントローラーで有効なファームウェアが欠落している |
赤いランプが 5回点滅し、続いて白いランプが 3回点滅 | 設定された制限時間内に、コンポーネントが BIOS から到達できなかった |
赤いランプが 5回点滅し、続いて白いランプが 4回点滅 | システムボードの初期化がコンポーネントに対して遅すぎる |
症状③:メーカーのロゴも表示されない
黒い画面でメーカーのロゴすら出てこない場合は、BIOSが正常に動作していないことを意味します。このような状況では、パソコンの部品に問題のある可能性が高いです。
起動して最初に表示されるメーカーのロゴは、マザーボードのBIOS(バイオス)というプログラムが表示させています。
症状④:メーカーのロゴは出てきたがWindowsのロゴが表示されない
メーカーのロゴが表示されるなら、パソコンの部品は正常に動いていると考えられます。
「Windowsのロゴが出ないまま黒い画面が続く」という場合、Windowsのシステムに問題があります。
メーカーのロゴが出たら、パソコン内部の処理はBIOSからWindowsへとバトンタッチされます。ここでWindowsに不具合があると、Windowsの設定が完了せず、起動がストップしてしまいます。
症状⑤:Windowsのロゴが表示された後、黒い画面になる
Windowsのロゴが表示された後、黒い画面で停止するケースでも、Windows側のトラブルが考えられます。
Windowsのシステムに原因がある場合は、「自動修復」や「回復ドライブ」を使った方法で問題を解決することができます。
症状①:hpのパソコンの電源が入らない時の対処法3選
hpのパソコンの電源が入らない時の対処法3選は以下の通りです。
電気ケーブルを確認する
コンセントやケーブルに問題があり、電源が入らない可能性があります。この場合は、正常なコンセントやケーブルに交換することで、解決します。以下をチェックしてください。
- コンセントに電気が通じているか
- プラグはしっかりと差し込まれているか
- パソコン側とコンセント側の両方で接続が緩んでいないか
デスクトップパソコンの場合は、電源ユニットが別々に搭載されていることもあります。両方とも電源が通っているか確認しましょう。液晶パネルと本体のケーブルの接続のチェックも重要です。別のモニターで映るかどうかも確かめましょう。
周辺機器を取り外す
パソコンの電源が入らないときや、Windowsのロゴが表示されない場合は、周辺機器が起動プロセスに干渉している可能性があります。
パソコンの電源を切り、外付けHDD、USBメモリや無線接続しているマウスなどの周辺機器を全て取り外しましょう。
その後、パソコンを起動できるか電源をいれて確かめましょう。
再起動を行う
再起動を行うことで、システムエラーの修復が可能な場合があります。
再起動を行う方法はスタートメニューの「電源」から「再起動」を選択する他、手動でも行うことが可能です。再起動の方法は以下の通りです。
- 電源ボタンを長押しし、電源を切る
- 電源ランプが消えたのを確認後、電源ボタンを押して起動する
ただし、再起動はパソコンに負荷をかけるため、繰り返し実行することはお勧めできません。
再起動を行っても画面が黒い場合は、個人では解決の難しい障害を抱えている可能性が高いです。なかのデータが必要な場合はデータ復旧業者までご相談ください。
データ復旧業者ならトラブルの原因を正確に特定し、専門のツールや設備を駆使して、適切なデータ復旧作業を行うことが可能です。自己修復に不安を感じる場合は無理に実行せず、専門業者に相談しましょう。
症状②:ランプが点滅する時の対処法2選
ランプが点滅する場合には2種類の対処法があります。
メモリモジュールを再装着する
メモリモジュールとは半導体メモリチップが組み込まれている、小さな電子基板です。
hpのパソコンにメモリを増設した際などに、メモリモジュールが正しく装填されていないと画面が真っ暗になります。
メモリモジュールを再装着する方法は以下の通りです。
- パソコンの電源を切り、ACアダプターやバッテリーなど周辺機器を取り外す
- パソコンの背面を上にして、ネジを外し、カバーを開く
- メモリモジュールの両側の止め具を左
右に引っ張り、メモリモジュールを取り出す - メモリモジュールを本体に差し込む。この時、止め具がカチッと音がするまで、挿入する
- カバーを取り付けて、ネジを締めます。
- ACアダプターとバッテリーを再び接続して、パソコンの電源を入れる
この方法はhp社のサイトにも作業手順が記載されているため、詳しくはこちらもご覧ください。
ハードリセットもしくは電源リセットを行う
黒い画面でパソコンが起動しないなど、BIOSの問題や、電源回り・周辺機器との接続の不具合の多くは、帯電した電気を放電することで解決することがあります。
デスクトップ・一体型パソコンのハードリセット方法
- パソコンの電源を落とす
- 背面から電源コードを取り外し、他の周辺機器もすべて取り外す
- 電源ボタンを10秒押し続けてから放す
- 背面の電源コードを接続し直し、パソコン本体の電源を入れる
この方法で起動できない場合は、パソコンのハードウエア自体の故障が原因の可能性が高くなります。
ノートパソコンの電源リセット方法
- パソコンの電源を落とし、電源コードを抜く
- 周辺機器をすべて取り外し、パソコンをポートリプリケーターやドッキングステーションから取り外す
- パソコンからバッテリーを取り外す
- バッテリと電源コードを外した状態で、[電源]ボタンを約15秒間押し続ける
- 放電した後、バッテリーを再挿入する
- 周辺機器は外したまま電源コードを差し込み、パソコンの電源を入れる
hpのノートブックパソコンは機種によって、電源のリセット方法が異なります。それぞれの機種により操作が変わるため、hp公式サイトで確認しましょう。
ノートパソコンの電源リセットを行っても解決しない場合は、ノートブックパソコンの故障が考えられます。
症状③:メーカーのロゴも表示されない時の対処法
メーカーのロゴも表示されない場合は、BIOSのリカバリを実行することで、状態を復旧できる場合があります。
キーを使用してBIOSのリカバリを実行する
hpパソコンのキーを使い、BIOSのリカバリを実行する方法は以下の通りです。
- パソコンの電源を切り、電源アダプターに接続する
- パソコンの電源を切った状態で「Windowsキー+Bキー」を同時押しする
- 「Windowsキー+Bキー」を同時押しした状態で電源をつける
- 電源ランプがつき、しばらく真っ暗な画面が続き、BIOS画面で前のバージョンにロールバックします。このときビープ音が鳴る場合もある
- パソコンが再起動するので、トラブルが解決したか確認する
リカバリ機能を使用しても復旧で着ない場合は、障害が深刻な可能性が高いです。すぐにパソコンを使いたい場合は「メーカー・修理業者」、データが必要な場合は「データ復旧業者」に相談して、適切な処置を受けましょう。
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症状④:メーカーのロゴは出てきたがWindowsのロゴが表示されない時の対処法3選
メーカーのロゴは出てきたがWindowsのロゴが表示されない時の対処法は3種類あります。
システムの復元を実行する
システムの復元を行うと、Windowsアップデート時などに保存されたシステムを手動で復元し、正常だったときのパソコンの状態に戻すことができます。
復元ポイントが作られた以降のアプリ、ドライバーや更新プログラムは消えてしまいますが、文書や画像ファイルのデータは失われません。
システムの復元を実行する方法は以下の通りです。
- トラブルシューティングの「詳細オプション」から「システムの復元」を選択し進む
- システムファイルと設定の復元画面で「次へ」を選択し進む
- 一覧から復元したいポイントを選択し、[次へ]を選択し進む
- 復元ポイントの確認画面で「影響をうけるプログラムの検出」を選択し、復元時に削除されるプログラムを確認する
- 復元ポイントの確認画面で「完了」を選択し進む
- 実行開始の確認メッセージが表示されるので「はい」を選択すると、システムの復元が実行される
- 復元が完了するとWindows 10が再起動します
ただし、システムの復元を行ってもトラブルが解決できない場合は、個人で対処できない障害がある可能性が高いです。
このまま操作を続けると障害が進行するため、データ復旧の専門家に相談しましょう。
デジタルデータリカバリーなら40名以上のエンジニアが迅速に復旧作業を行うことができます。
ご依頼された機器の8割は48時間以内に復旧していますので、仕事などでhpパソコンを使用しているなら、ぜひご相談ください。24時間365日相談を受け付けております。
手動で「スタートアップ修復」を実行
電源は入るものの、Windowsが起動できないときは、何らかの原因で、Windowsシステムが壊れている可能性があります。
このようなときは、手動で「スタートアップ修復」を試すことで、解決する可能性があります。
手動で「スタートアップ修復」を実行する手段は以下の通りです。
- 自動修復ができない場合に「Windowsが正しく読み込まれませんでした」または「PCが正常に起動しませんでした」というメッセージが表示される
- 「詳しい修復オプションを表示する」または「詳細オプション」を選択し進む
- オプションの選択の画面になったら「トラブルシューティング」を選択し進む
- トラブルシューティングの詳細オプション画面から「スタートアップ修復」を選択する
- 複数アカウントがある場合は、実行するアカウントを選び、パスワードを入力して「続行」を選択し進む
- スタートアップ修復が実行されます
修復が成功すればWindowsが自動的に起動します。もしもスタートアップ修復が3時間以上たっても終わらないようであれば、修復処理に何らかのトラブルが発生している可能性があります。
また、スタートアップ修復を行うときは、パソコンに大きな負荷がかかるため、スタートアップ修復に失敗した場合は、データ復旧業者までご相談ください。
HPパソコンで「ブートディスクを検出できないかまたはディスクに障害があります」と表示される場合の対処法はこちら
高速スタートアップを無効にする
高速スタートアップとは、迅速にパソコンを起動させるシステムです。Windows 8以降のパソコンで利用できます。この機能を無効にすることで、起動時にスキップされていた手順が元通り実行されるため、異常を解決できる場合があります。
高速スタートアップを無効にする方法は以下の通りです。
- 「コントロールパネル」を開く
- 「システムとセキュリティ」をクリックし、「電源オプション」を選択する
- 「電源ボタンの動作の選択」をクリックする
- 「現在利用できる設定の変更」をクリックする
- 「高速スタートアップを使用する(推奨)」のチェックを外し、「変更を保存」をクリックする
症状⑤:Windowsのロゴが表示された後、黒い画面になる時の対処法
Windowsのロゴが表示された後、黒い画面になる時は2つの解決方法が試せます。
App Readinessを無効にする
App ReadinessとはWindows 10におけるアプリの起動を高速化するシステムです。通常はアプリを起動するために常時稼働していますが、一時的に無効にすることで、起動を妨げるアプリを起動できなくさせます。
App Readinessを無効にする方法は以下の通りです。
- 「Windowsキー + R」を押して、実行ウィンドウを開きます。
- 「services.msc」と入力して、Enterキーを押します。
- 「App Readiness」を右クリックし、「プロパティ」をクリックします。
- 「スタートアップの種類」を「無効」に設定します。
- 「適用」をクリックして変更を保存します。
この方法でトラブルが解決した場合、App Readinessを再度起動させましょう。そのままの状態で放置すると、アプリが起動しなくなるおそれがあります。
セーフモードで起動する
セーフモードは最小限のシステム構成でWindowsシステムを立ち上げる機能です。Windowsの起動時に実行されるプログラムに問題がある場合、セーフモードで起動できる可能性があります。
自動修復とスタートアップ修復が失敗した後、「詳しい修復オプションを表示する」または「詳細オプション」が表示されている場面から、セーフモードで起動する方法は以下を参考にしてください。
- 「スタートアップ設定」を選択し進む
- スタートアップ設定画面から「再起動」を選択し進む
- 「オプションを選択するには、番号を押してください」というメッセージが表示されたら、「4」または「F4」キーを押す
- 「セーフモードを有効にする」を選択し、セーフモードの起動を実行する
- しばらくして画面の四隅に「セーフモード」と表示されたWindows 10が起動すればセーフモードの起動は成功です
セーフモードにできない場合は、個人で操作を続けることで、パソコンに負荷がかかり、二度と起動できない状態に陥る可能性があります。
データが必要であれば、専門家であるデータ復旧業者に相談しましょう。
データが必要な場合は、データ復旧の専門業者に相談する
パソコンの中に失いたくない大切なデータがあれば、データ復旧の専門業者に相談することを強くおすすめします。データ復旧業者では、復元ソフトでは対応できない物理障害や、重度の論理障害からのデータ復元・復旧が可能です。
これまでの対処方法は、ごく「軽度の論理障害」しか対応できず、「中高度の論理障害」あるいは「経年劣化を含む物理障害」には対応できませんでした。
データ復旧業者では、パソコンに発生している症状を元にエンジニアによる正確な初期診断を行い、故障原因の特定が可能です。プロが対応するため、データ復旧に失敗するリスクを抑えることができます。
デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで、無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
はじめてのデータ復旧業者は【技術力の高さ】で選ぶ
データトラブルの際、一番頼りになるのがデータ復旧業者です。しかし、初めてデータ復旧業者に依頼するとなると、どこに依頼したらいいのか分からない方も多いのではないでしょうか。
データ復旧業者を選ぶときの最大のポイントは、【技術力の高さ】です。
データ復旧は手術と同様、何度もできるものではありません。失敗してもやり直しがきくものではなく、繰り返すたびに復旧率が下がっていくので、最初の対応が復旧率を握るカギとなります。もし絶対に取り戻したい大切なデータがあれば、確かな技術力を持つ業者に依頼すべきでしょう。
技術力が高いデータ復旧業者を選ぶ3つのポイント
全国100社以上あるといわれるデータ復旧業者の中で技術力が高く、信頼できる業者を選ぶ3つのポイントを解説します。おさえておくべきポイントはこちらです。
- POINT:1 復旧実績や復旧率が数字で明記されている
- POINT:2 他社で復旧できなかった機器からも復旧実績がある
- POINT:3 復旧ラボを公開し、自社内に復旧設備を揃えている
POINT:1 復旧実績や復旧率が数字で明記されている
復旧実績や復旧率は、多くの場合、公式Webサイトで確認できます。特に実績が誰が見ても客観的に判断できる「数字」で明記されている企業は、信頼性が高いと言えます。
データ復旧業者の中には、明確な根拠数字を記載していないケースもあります。そのような業者は技術力を有していない可能性があるため、信頼できる業者とは言い難いです。
「国内最高レベル」など、曖昧な言葉のみで具体的な復旧実績について公開していない業者もあるため、過去の実績についてしっかり確認するようにしましょう。
POINT:2 他社で復旧できなかった機器からも復旧実績がある
「メーカーや他のデータ復旧業者で復旧できなかった機器から復旧実績がある業者」は技術力が高いと言えます。官公庁、国立大学法人、上場企業の復旧件数が多い業者も、信頼がおけます。
データ復旧は、機器の種類や障害の程度によって難易度が異なります。業者によって対応できる障害レベルにも差があるため、技術力の低い業者に依頼すると、復旧に失敗するリスクがあります。
他社で復旧できなかった機器でも復旧実績のある業者は、高難度の障害に対応している、技術レベルの高い業者と言えます。
POINT:3 復旧ラボを公開し、自社内に復旧設備を揃えている
データ復旧の業者の中には、自社で復旧作業を行なわず外注したり、自社内に専用設備を持たない業者も存在します。
そのような業者に依頼してしまうと、誤った処置が行われ、大切なデータを失う可能性があります。
復旧ラボを公開し、見学を受け付けている業者であれば、自社内できちんと復旧作業を行なっていることがわかるので安心です。
国内で復旧ラボを構えている業者は限られています。Webサイトの情報だけではわからないことも多く、実態を知るには直接ラボの様子を確認するのが一番安心です。
データ復旧は「デジタルデータリカバリー」にお任せください
当社はデータ復旧専門業者 14年連続データ復旧国内売上No.1(※)として多くのお客様に選ばれ続けています。そして技術力が高く、信頼できる業者を選ぶ3つのポイントをすべて満たしており、自信を持ってデータ復旧の作業をさせていただきます。
※データ復旧専門業者とは、自社及び関連会社の製品以外の製品のみを対象に保守及び修理等サービスのうちデータ復旧サービスを専門としてサービス提供している企業のこと
※第三者機関による、データ復旧サービスでの売上の調査結果に基づく(集計期間:2007年~2020年)
- POINT:1 復旧実績や復旧率を数字で公開しています
- POINT:2 他社で復旧不可からも多数復旧に成功しています
- POINT:3 復旧ラボをすべて公開・自社内設備で復旧しています
POINT:1 復旧実績や復旧率を数字で公開しています
当社はデータ復旧国内トップクラスの実績を誇っており、復旧率最高値 95.2%(※1)の技術力をもって、あらゆるメディアからのデータ復旧に対応しています。また、官公庁や国立大学法人・上場企業を含めた、日本中のお客様のデータの復旧に対応しており、累計41万件以上のご相談実績(※2)があります。
しかし残念ながら、データ復旧業者の中には技術力が低いにも関わらず、「我々は高い技術力を持っています」など、明確な数字を出さずに曖昧な表現をしている復旧業者が多数あります。そのような復旧業者は、実績が少なかったり、社内に専用設備を持っていない可能性が高いため、注意しましょう。
当社では、「本当に技術力の高い会社であれば、復旧率で明確な根拠を示すべき」と考え、つちかった技術力に自信があるからこそ、復旧実績や復旧率を公開しています。
POINT:2 他社で復旧不可からも多数復旧に成功しています
当社では、同業他社では復旧不可能とされた機器のご相談も7,000件以上(※3)対応しており、重度障害からのデータ復旧に多数成功しています。
技術力の高い業者ほど、他社で復旧不可能と判断された機器の復旧実績が高くなる傾向にあります。
当社は、他社様を上回る症例数を復旧しているからこそ、同業他社で復旧不可能な障害でも、当社で復旧が可能となっています。諦める前に、まずはご相談ください。
POINT:3 復旧ラボをすべて公開・自社内設備で復旧しています
当社は復旧ラボを公開し、見学を受け付けており、直接ラボの様子を確認していただけます。クリーンルームを含め、国内最大級の自社内復旧ラボで復旧作業を行っており、エンジニアの作業風景をWebサイトやSNSで発信しています。
大切なデータを預ける上で、その業者の実態が分からないと信用できませんよね?社内風景や、実際に復旧に携わるエンジニアの顔が見えることは、非常に重要な点と言えます。
データ復旧業者の中には、復旧ラボを社内に保有していなかったり、外注や、個人でも試せる復旧ソフトを使用するだけで、作業を行わない業者も存在します。Webサイト上に掲載している社内風景と、実態が異なる怪しい業者も少なくありません。セキュリティなどを理由に、実態を明かさない復旧業者は、怪しいと判断した方が良いでしょう。
※1:2018年2月実績 復旧率=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数(2017年12月~2021年12月の各月復旧率の最高値)
※2:期間:2011年1月1日~
※3:期間:2016年6月1日〜
デジタルデータリカバリーが選ばれる理由について、詳しくはこちらで紹介しています。
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復旧~納品までの流れ
最短当日復旧!まずはご相談ください
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対応メーカー例
- Dell
- Lenovo
- HP
- NEC
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- パナソニック
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- FRONTIER
- iiyama
- MSI
- 東芝
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- GIGABYTE
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- LGエレクトロニクス
- ドスパラ
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- ONE-NETBOOK Technology
- GPD
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- FFF SMART LIFE CONNECTED
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データ復旧の料金について
データ復旧費用は4つの要素で決まります
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お電話いただければ、専門のアドバイザーがお客様の状況を伺い、概算のお見積もりと復旧期間をお電話にてお伝えいたします。その後、無料初期診断(お見積もり)のご案内を差し上げることもできますので、金額面についてもお電話にてご相談ください。
データ復旧料金の目安
500GB未満 | 5,000円〜 |
---|---|
500GB以上 | 10,000円〜 |
1TB以上 | 20,000円〜 |
2TB以上 | 30,000円〜 |
※こちらに掲載されている金額は、あくまで総ディスク容量を元にした目安の金額です。 障害内容により、金額が異なりますので、まずはお電話にてご確認ください。
当社復旧費用のおすすめポイント
復旧料金は、診断結果に基づいたプラン(成功報酬制あり)をご提示いたします
当社では、機器の障害状況を診断させていただき、プランをご提示いたします。
成功報酬制プランにおける「復旧成功の定義データ」は、お客様の希望に合わせて設定が可能です。
ご相談・初期診断・見積まで無料で承りますので、お気軽に無料診断・見積サービスをご活用ください。
※症状により、復旧の可否にかかわらず作業費を頂戴する場合がございます。作業費が発生する可能性がある障害に関しては、事前にお客様に状況をお伝えした上で、作業費を発生させて復旧作業に着手するか、そのまま復旧作業に着手せず機器をご返却するかをご判断いただきます。
弊社の独断で復旧作業を遂行し、作業費を請求する事はございませんのでご安心ください。
ご不明な点に関してはお手数ですが、都度担当までお問合せください。
復旧できたデータは全て納品
成功定義データだけでなく、復旧できたデータは追加料金無しで全てご納品いたします。
お見積もり後に追加で作業料を請求することはありません
お見積もり後に追加で作業料金を請求することはありません。復旧の度合いにより、お見積もりから減額される事はあっても高くなる事はございませんのでご安心ください。
※納品用メディアのご購入やその他追加サービスへのご加入については別途料金が発生いたします。
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※ 掲載の許可を得た法人様の一部を紹介させていただいております。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
営業時間は以下の通りになっております。
土日祝日問わず、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。
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復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数41万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。