- ブルースクリーンが表示され起動できない
- ウイルス感染後、挙動が不安定になった
- ドライバ更新後にフリーズする
セーフモードでは、最低限のドライバと設定のみで起動するため、安全な環境でトラブルの原因を調査・修復できます。
誤った操作はデータを失うリスクを高めるため注意が必要です。
本記事では、セーフモードが必要な場面と正しい使い方を手順形式で解説。安全な復旧につなげるための参考にしてください。
データを残したままトラブルを解消したい場合は、無理な操作より専門業者への相談が安全です。当社デジタルデータリカバリーでは、24時間365日無料で相談・診断を承っております。
目次
セーフモードが必要なケース
セーフモードとは、最低限のドライバと設定だけでWindowsを起動する特殊なモードです。障害原因の切り分けや修復、ウイルス駆除などを行うために使用されます。以下のような状況で有効です。
Windowsが正常に起動しない
ブルースクリーンエラーや、ログイン前にフリーズ・再起動を繰り返すといった症状が見られる場合、セーフモードから起動すれば必要最低限の機能でログインできる可能性があります。
ウイルスやマルウェア感染が疑われる
不審なソフトの削除やセキュリティ対策ソフトによるスキャンを安全な環境で行いたい場合は、セーフモードが効果的です。常駐アプリが動かない状態で駆除が可能です。
ドライバーやソフトウェアの不具合
最新ドライバーやアプリケーションのインストール後に動作不良が出た場合、セーフモードで起動することで一時的に安定した状態に戻し、アンインストールや設定変更が可能です。
設定変更前の確認・復旧作業
システム復元や不要ソフトの削除といった操作は、通常環境ではうまく進まないことがあります。特にフリーズや強制終了が頻発する場合、無理に作業を続けると、かえってシステムに深刻なダメージを与える恐れがあります。
そのため、セーフモードでの作業が推奨されますが、それでも改善が見られない場合や、重要なデータを伴うトラブルでは、自己判断での対応はリスクが高まります。適切な診断と対処を行うことが、被害を最小限に抑える鍵となります。
当社では、パソコンの状態を正確に診断し、データ保全を最優先にした復旧対応を行っています。ぜひお気軽にお問い合わせください。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク

データトラブルに直面したとき、まずは自力で何とかしようと対応する方が多いと思います。
Windows10をHPパソコンでセーフモード起動しようとしても、必要なデータにアクセスできない状態が続く場合があります。特に内部の故障が原因で音や表示に異常が出ているケースでは、自力での設定変更や操作を重ねると症状が悪化するリスクがあります。誤って初期化や上書きをする前に、専門業者へ相談することが大切です。
専門業者であれば、正確な診断に基づいて最適な方法で復旧を進めるため、データ消失を最低限に抑えることができます。中でもデジタルデータリカバリーは、以下の理由から多くの方に選ばれています。
- 相談実績46万件以上(2011年1月~)の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
- 一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(※内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績)という業界トップクラスの技術力
- 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有
大切なデータを守るには、まずは自力対応よりも専門的な判断が欠かせません。操作を誤る前に、まずは当社にご相談ください。
HPパソコンでのセーフモード起動方法
Windowsが起動するかどうかで、セーフモードへの入り方は異なります。ここでは2つの方法を紹介します。
通常起動できる場合の手順
Windowsが通常どおり起動できる場合は、設定メニューからセーフモードに入るのが簡単です。
- 「スタート」→「設定」→「更新とセキュリティ」→「回復」を開きます。
- 「今すぐ再起動」をクリックします。
- 再起動後「オプションの選択」→「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「スタートアップ設定」→「再起動」と進みます。
- 再起動後、「F4」キー(または数字の「4」)を押してセーフモードを選択します。
起動できない・回復環境からの手順
起動エラーでログイン画面に進めない場合は、回復環境(Windows RE)からの起動を試みます。
- 電源投入直後に「F11」キーを連打します。
- 回復環境が表示されたら「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「スタートアップ設定」→「再起動」を選択。
- 再起動後に「F4」キーでセーフモードを選択します。
セーフモードでできる主な操作
セーフモードでは、不要アプリの削除や復元など、安全な環境での基本操作が可能です。
- ドライバやアプリケーションのアンインストール
- システムの復元(以前の復元ポイントに戻す)
- ウイルス駆除ソフトでのフルスキャン実行
セーフモードでも起動できないとき
セーフモードすら起動できない場合、HDDやSSD、マザーボードなどハードウェアの故障が疑われます。早急な対応が必要です。
- HPロゴ画面で「F11」キーを押して回復環境を開きます。
- 「システムの復元」や「このPCを初期状態に戻す」を選択します。
- 操作が難しい、またはデータを残したい場合は専門業者へ相談します。
セーフモードでの対応でも不具合が解消しない場合、OSの深刻な破損やハードウェア障害が考えられます。当社では次のような体制で迅速な対応を行っています。
- 「46万件以上の相談実績(期間:2011年1月以降)」
- 「一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績)」
- 「クリーンルーム完備で安全な作業環境」
- 「官公庁や法人1万社以上との取引実績」
24時間365日体制で初期診断とお見積りは無料。データを残したままの復旧や、修理・初期化に関するご相談も承ります。まずはお気軽にお問い合わせください。
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する
自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーの強み
デジタルデータリカバリーは、「データ復旧専門業者14年連続データ復旧国内売り上げNo.1」の実績を持つデータ復旧業者です。データ復旧の技術力として、「データ復旧率最高値95.2%」を誇っています。
また、データ復旧業者の最後の砦と言われる所以として、「他社で復旧できなかった機器のご相談件数7,300件超」の実績を信頼いただいています。他社で復旧してもらえなかった機器であっても、デジタルデータリカバリーの復旧技術であれば復旧できたという事例も多数ございます。是非ご相談ください。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」(算出期間:2011年1月1日~)を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)
電話番号:0800-333-6302
来社受付:9:30~21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。