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パソコン

HPパソコンのビープ音が鳴る原因と対処法を徹底解説【BIOS別パターン一覧付き】」

HP製のノートPCやデスクトップで「起動しない」「画面が真っ暗なままビープ音だけが鳴る」。そんなトラブルにお困りではありませんか?

  • 電源を入れると数回ビープ音が鳴り、そのまま停止する
  • 画面は映らず、ロゴすら表示されない
  • 何度再起動しても同じ音が繰り返される

このビープ音は、PC内部の自己診断による“エラーコード”です。回数やパターンには意味があり、原因となるハードウェアの故障箇所を特定する手がかりになります。

この記事では、HP PCに搭載されるBIOS(AMI、Phoenix、UEFIなど)別に、ビープ音が示すエラーの意味と具体的な対処法をわかりやすく解説しています。

もしビープ音が止まらない、または重要なデータが関係している場合は、24時間365日対応の無料診断を行っておりますので、まずはお気軽にご相談ください。

HPパソコンのビープ音が鳴る原因

ビープ音は、HPパソコンに内蔵された自己診断機能(POST:Power-On Self Test)によって異常が検出された際に鳴ります。画面が映らない場合でも、音の種類や回数によって、どこに問題があるかを推測できます。以下に代表的な原因を分類して解説します。

メモリ(RAM)の接続不良や故障

ビープ音の原因として最も多いのが、メモリの接触不良や故障です。メモリが正しく認識されていないと、PCは起動できず、1回または2回のビープ音で異常を通知することがあります。

グラフィックボードの不具合や未認識

外付けのグラフィックボードが緩んでいたり、故障していたりすると、画面出力が行われず、ビープ音で警告されることがあります。特に3回のビープ音はこのケースに該当します。

CPUやマザーボードのハード障害

CPUやマザーボードの基板レベルでの不具合が原因の場合、電源は入るものの、異常なビープ音とともに起動が停止することがあります。BIOSから深刻なハード障害と認識されるケースです。

BIOS設定やCMOSの異常

BIOS設定が破損したり、CMOS電池が切れたりすると、正常にPOSTを通過できず、エラー音が鳴ることがあります。特定の設定値が初期化されることで起動不能になることも。

ファン故障による冷却エラー

CPUファンやケースファンが故障していると、温度管理ができず起動を停止する場合があります。特に一部のHPモデルでは、回転数異常をビープ音で知らせる機能があります。

電源ユニットの障害

電源ユニットが不安定だったり、出力が不足していたりすると、各パーツに十分な電力が供給されず、POSTエラーとしてビープ音が発生することがあります。特に、以下のような症状が見られる場合は注意が必要です。

  • パソコンの電源は入るが、画面がまったく映らない
  • 起動時にビープ音が鳴り続ける、または特定の回数で停止する
  • ファンは回っているが、動作が一切進まない

こうした場合、電源トラブルやマザーボード、メモリなど複数の要因が考えられますが、どのパーツに問題があるかを正確に見極めるには専門的な診断が欠かせません。自己判断で部品交換や分解を行うと、かえって症状を悪化させるリスクがあります。

そのため、異常を感じた時点で速やかに専門業者に相談することが重要です。
デジタルデータリカバリーでは、こうしたハードウェアトラブルに対しても無料の初期診断を実施しています。これまでに46万件以上の相談実績(期間:2011年1月以降)をもとに、的確な原因特定と最適な復旧方法をご提案しています。

診断とお見積りは無料で、24時間365日対応可能です。症状が悪化する前に、まずはお気軽にご相談ください。


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ビープ音パターン一覧表(BIOS別)

パソコンが突然起動しなくなり、画面も映らず「ピーピー」というビープ音だけが鳴っている。そんな状況に戸惑ったことはありませんか?

HPパソコンでは、起動時に鳴るビープ音が「内部エラーの種類」を知らせるサインになっており、BIOSの種類によって音の意味が異なります。

ここでは、BIOS別(Award / AMI / UEFI / HP専用)のビープ音パターンと、それぞれの原因・対処法をわかりやすく表形式でまとめました。
音の長さや回数から故障箇所を特定し、適切な対処につなげましょう。

Award BIOS(旧型モデルに多い)

ビープ音のパターン 主な原因 対処法
短音1回 正常起動 特になし
短音2回 CMOSエラー CMOSクリア・電池交換
長音1回・短音1回 メモリエラー メモリの差し直し・検証
長音1回・短音2回 GPU接続エラー ビデオカードの再装着・確認
高音の長音連続 本体の過熱 冷却ファンの清掃・交換
高低音交互 CPUの重大障害/冷却異常 CPUクーラー・電源確認

AMI BIOS(汎用性の高い構成)

ビープ音のパターン 主な原因 対処法
短音1回 メモリの軽微な不具合 差し直し・スロット変更
短音3回 メモリまたはマザーボード異常 1枚ずつ検証、MB点検
短音5回 CPUまたはMB障害 CPU差し直し・冷却確認
短音8回 グラフィックメモリ異常 GPU再接続・交換
短音9回 BIOS ROM異常 BIOS更新またはMB交換
短音10回 CMOS致命的障害 電池交換・BIOS修復

UEFI BIOS(近年のHP機種に搭載)

ビープ音のパターン 主な原因 対処法
短音1回 正常起動 特になし
長音3回 メモリ接触不良 RAMの差し直し・交換
長音5回 GPUの認識エラー GPUの確認・交換
高低音の連続 CPU過熱・ファン停止 冷却ファンの交換・清掃
長音1回・短音2回 メモリが未装着/不良 メモリの再装着
長音1回・短音3回 GPU未検出 GPUの挿し直し・確認

HP独自ビープパターン(ノート・デスクトップ専用)

ビープ音のパターン 主な原因 対処法
長音3回・短音2回 メモリ未装着/不良 メモリの差し直し・交換
長音3回・短音3回 グラフィックチップ障害 GPUの差し替え・MB修理
長音3回・短音4回 電源システム障害 電源ユニット交換・構成見直し
長音3回・短音5回 CPU未検出または故障 CPU差し直し・MB点検
長音3回・短音6回 BIOS設定とCPUの不整合 CMOSクリア・BIOS初期化
長音5回・短音2回 Embedded Controller障害 ECリカバリ・MB交換検討

※一部のHPノートPCでは、CapsLockキーの点滅(例:7回)によっても、同様の診断コードが示される場合があります。ビープ音やLEDの点滅は、どちらも故障の原因を判別するための「ハードウェアエラー信号」として設計されています。

HPパソコンのビープ音に対する対処法

HPパソコンのビープ音は、内部のハードウェアエラーを知らせる重要な手がかりです。とくにメモリエラーは頻発しやすく、BIOSの種類によってビープ音のパターンと意味が異なります。

以下では、メモリ関連のビープ音に焦点を当て、それぞれのBIOS別に対処法を解説します。

メモリを抜き差しして接触不良を解消する方法(Award BIOS)

Award BIOSで「長音1回・短音1回」のビープ音が鳴る場合、メモリの接触不良が疑われます。メモリを一度抜き取り、再装着することで正常に起動できるケースがあります。

メモリ抜き差しの手順(Award BIOS)
  1. パソコンの電源を完全に切り、コンセントとバッテリーを外す
  2. 筐体カバーを開け、メモリスロットを確認する
  3. メモリを取り外し、端子部分を乾いた布で清掃する
  4. 再度、しっかり奥まで差し込む
  5. 筐体を閉じて電源を入れ、ビープ音の有無を確認する

メモリスロットを変更して動作確認する方法(AMI BIOS)

AMI BIOSで「短音3回」などのビープ音が鳴る場合、特定のスロットやメモリモジュールに不具合がある可能性があります。スロットの位置を変えて装着することで、正常に認識されることがあります。

メモリスロット変更の手順(AMI BIOS)
  1. パソコンの電源を切り、カバーを開けて内部にアクセス
  2. 既存のスロットからメモリを取り外す
  3. 別のスロットに移動してしっかり差し込む
  4. 起動し、ビープ音のパターンが解消されたか確認する
  5. 改善しない場合は他のモジュールも検証する

メモリを正しく再装着する方法(UEFI BIOS)

UEFI BIOSで「長音3回」などが発生する場合、メモリが正しく認識されていない可能性があります。抜けかけや斜め装着になっていないか確認し、正確に装着し直すことが重要です。

メモリ再装着の手順(UEFI BIOS)
  1. パソコンのカバーを開け、すべてのメモリを一旦取り外す
  2. スロットと端子部をエアダスターなどで軽く清掃
  3. メモリモジュールをカチッと音がするまで確実に押し込む
  4. 再度電源を入れ、正常にPOST(自己診断)を通過するか確認
  5. 解消しない場合は、モジュールの交換も検討

メモリを交換して正常性を確認する方法(HP独自パターン)

HP独自のビープ音「長音3回・短音2回」は、メモリの未装着や物理的な不良を示しています。別の正常なメモリと交換することで、障害の有無を切り分けできます。

メモリ交換の手順(HP独自パターン)
  1. 使用しているメモリをすべて取り外す
  2. 正常動作が確認されている別のメモリモジュールを用意
  3. 一枚ずつ装着しながら、ビープ音の変化を確認する
  4. 問題のあるモジュールが特定できたら交換する
  5. 交換後もエラーが続く場合はマザーボード側も点検

GPU(グラフィックカード)を再装着して認識エラーを修正する方法

ビープ音が「長音1回・短音2回(Award)」や「短音8回(AMI)」の場合、GPUが正しく認識されていない可能性があります。カードが浮いていたり、ホコリで接触不良を起こしていることもあるため、まずは再装着を試してみましょう。

GPU再装着の手順
  1. パソコンの電源を完全に切り、すべてのケーブルを外す
  2. 筐体カバーを開け、グラフィックカードの位置を確認
  3. 固定ネジを外して、カードをゆっくり引き抜く
  4. PCI Expressスロットや端子のホコリを除去する
  5. カードをしっかりと奥まで挿入し直し、ネジで固定

CPUクーラーとファンを点検して過熱エラーを防ぐ方法

「高低音が交互に鳴る(Award)」や「高低音の連続音(UEFI)」の場合、CPUの温度が異常に上昇している可能性があります。ファンの回転異常やクーラーの取付不良が原因のこともあるため、冷却系を重点的に確認します。

CPU冷却系の点検手順
  1. 電源を切ってケースを開け、CPUファンの回転状況を確認
  2. ファンやヒートシンクにホコリが溜まっていないか点検
  3. ファンの電源ケーブルが正しく接続されているか確認
  4. CPUクーラーのネジが緩んでいないか再チェック
  5. 必要に応じて、サーマルグリスを塗り直す

CMOSクリアでBIOSの初期化エラーをリセットする方法

「短音2回(Award)」や「短音10回(AMI)」などの場合、BIOSの設定値が破損している可能性があります。CMOSクリアを行うことで、BIOSを工場出荷状態に戻し、起動トラブルを回避できることがあります。

CMOSクリアの手順
  1. パソコンの電源とバッテリーを完全にオフにする
  2. マザーボード上のボタン電池(CR2032)を探す
  3. 固定金具をずらして電池を取り外す
  4. 5~10分放置した後、新しい電池を装着
  5. BIOS画面に入り、日付などの設定を再入力する

電源ユニットの異常を確認し交換する方法

電源が入らない、または起動直後に異音とともに止まる場合、電源ユニットの出力異常が原因の可能性があります。適切な電力供給が行われないと、各種ハードが正常動作しないため、確認と交換が必要です。

電源ユニットの確認・交換手順
  1. 電源ケーブルを外し、ケースのサイドパネルを開く
  2. 電源ユニットの固定ネジを外す
  3. すべての内部ケーブル(マザーボード、GPU、ストレージ)を慎重に外す
  4. 同等以上の出力容量を持つ新品ユニットに差し替え
  5. ケーブルを再接続し、電源を投入して起動を確認

マザーボードの障害を診断して対応する方法

すべてのパーツをチェックしても解消しない場合、マザーボードそのものが故障している可能性があります。物理的な損傷やコンデンサの膨張、通電異常がないか慎重に調査する必要があります。

マザーボード診断の手順
  1. パーツをすべて外し、マザーボード単体で点検
  2. 目視で焦げ跡や膨張したコンデンサを確認
  3. BIOSチップや電源端子の破損がないかチェック
  4. 電源投入時に通電ランプが点灯するか確認
  5. 故障箇所が特定できなければ、専門業者に依頼

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この記事を書いた人


デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。

 

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