富士通パソコン（Windows8）の初期化方法とエラー時の対処法

富士通パソコン（Windows8）を長年使用していると、次のような不具合に悩まされることはありませんか？

• 動作が重く、起動やアプリの立ち上がりに時間がかかる
• エラーやフリーズが頻繁に発生する
• 突然再起動するなど、安定して使えない

こうした症状を放置するとシステムの損傷が進み、大切なデータが消失する危険があります。そこで役立つのが「初期化（工場出荷時リカバリ）」です。初期化によってPCを購入時の状態に戻すことで、不具合が改善されるケースも少なくありません。

ただし、初期化には複数の方法があり、手順を誤るとデータが完全に消えてしまうリスクがあります。本記事では、富士通パソコン（Windows8）の安全な初期化方法と、初期化が途中で止まるなど失敗したときの原因・対処法をわかりやすく解説します。

「作業を進めても大丈夫か不安」「データを残したまま復旧したい」という方には、初期診断・お見積りを無料で行っています。安全に状況を見極めたい方は、ぜひお気軽にご相談ください。

初期化できない原因

富士通パソコンで初期化ができない背景にはいくつかの原因があります。放置するとデータが消えたり、PCが起動しなくなる危険があるため注意が必要です。

リカバリ領域の破損

富士通PCには出荷時にリカバリ領域が内蔵されていますが、誤操作やディスク障害で破損すると初期化できません。この場合、強引に操作を続けるとシステム全体が不安定になり、完全に起動不能になる危険があります。

リカバリメディア未作成

購入時に推奨される「回復ドライブ」や「リカバリディスク」を作成していないと、リカバリ領域が壊れた際に初期化が不可能となります。データもOSも復元できず、利用が困難になる恐れがあります。

HDD/SSDの物理障害

富士通パソコンを初期化しようとしても処理が進まない場合、HDDやSSDの物理的な故障が原因になっていることがあります。ストレージに不具合があると、初期化に必要なデータを正常に読み取れず、エラーが発生して処理が止まることがあります。

このような障害は、経年劣化による内部部品の不具合だけでなく、落下や衝撃といった外的要因でも起こります。HDDは摩耗や衝撃によって異音や読み取り不良といった前兆が出る場合がありますが、SSDは前触れなく突然認識されなくなるケースも少なくありません。

物理障害は外から見ても判断が難しく、通電や再起動を繰り返すと状態がさらに悪化するおそれがあります。初期化が進まない、エラーが続くといった異常がある場合は、早めに専門業者へ相談することが大切です。

当社では、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日無料でご案内しています。まずはお気軽にご相談ください。 

【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク

「動作が重く、起動やアプリの立ち上がりに時間がかかる」「エラーやフリーズが頻繁に発生する」――そんなトラブルに直面したとき、まずは自力で何とかしようと対応する方が多いと思います。

動作が重い状態で無理に操作を続けたり、自力で修復を繰り返すと、システム破損やデータ消失につながる危険があります。起動やアプリが遅い、エラーやフリーズが頻発する症状は内部障害の可能性があり、注意が必要です。

専門業者であれば、正確な診断に基づいて最適な方法で復旧を進めるため、データ消失を最低限に抑えることができます。中でもデジタルデータリカバリーは、以下の理由から多くの方に選ばれています。

• 相談実績46万件以上（2011年1月～）の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
• 一部復旧を含む復旧件数割合91.5%（※内、完全復旧57.8%。復旧件数割合＝データ復旧件数／データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績）という業界トップクラスの技術力
• 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有

大切なデータを守るには、まずは自力対応よりも専門的な判断が欠かせません。操作を誤る前に、まずは当社にご相談ください。

 

初期化できない場合の対処法

富士通パソコン（Windows8）を初期化する方法は、OSが起動できる場合と起動できない場合、さらにリカバリメディアを使う場合に分かれます。以下で順を追って説明します。

ただし、初期化を行うと内部のデータはすべて消えてしまいます。エラーが発生し、初期化が必要と感じた場合でも、中に大切なデータが残っているのであれば、すぐに初期化を実行するのは避けるべきです。大切なデータを守るためには、初期化の前にデータ復旧の専門業者へ相談することをおすすめします。

OSが起動できる場合の初期化手順

Windowsが正常に起動する場合は、設定画面から簡単に初期化を行うことができます。

OSが起動しない場合の初期化手順

OSが立ち上がらない場合は、電源投入直後に特殊キーを使って回復環境へアクセスします。

リカバリディスクやUSBメディアを利用する方法

事前に作成しておいたリカバリメディアを利用することで、ストレージ障害やリカバリ領域の破損があっても初期化が可能です。

専門業者に相談する

富士通パソコン（Windows8）で初期化を行ってもエラーが解消されない場合、システム領域やHDD・SSD自体が深刻に破損している可能性があります。このまま自己判断で修復を繰り返すと、システム領域や保存データに上書きが起こり、状態がさらに悪化する恐れがあります。大切なデータを守るためには、無理な操作を避け、早めに専門業者へ相談することが安全です。

当社デジタルデータリカバリーでは、他社で「復旧不可」とされたケースを含め、これまでに7,300件以上のご相談（※1）に対応してきました。一部復旧を含む復旧件数割合は91.5%（※2）と高く、Windowsパソコンエラーにも豊富な実績があります。

初期診断とお見積りは無料で、24時間365日対応しています。初期化エラーでお困りの際は、早めにご相談ください。

※1：算出期間：2016年6月1日～ 
※２：内、完全復旧57.8%。復旧件数割合＝データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績 

なぜデジタルデータリカバリーでは復旧困難な機器の復旧事例が多いのか

デジタルデータリカバリーはこれまで数々の復旧に成功してきました。復旧事例が多いのには、理由があります。

業界トップクラスの実績

私たちデジタルデータリカバリーは、14年連続で国内売上No.1（※1）。累計46万件以上（※2）の相談実績をもとに、あらゆるデータトラブルと向き合ってきました。

「データが戻ってくるかどうかは、最初の診断で決まる」
そう言っても過言ではありません。

最大の強みは、その“症例データの蓄積数”。
すべての相談内容を電子カルテのように管理し、障害のパターンと復旧手法を社内でデータ化。
これにより、問題の切り分けが圧倒的に早くなり、対応スピードと成功率の向上につながっています。

その結果、48時間以内に対応を完了した件数は全体の約80%。
一部復旧を含む復旧件数割合は91.5%（※3）と、業界でも高水準の成果を出し続けています。

国内最高峰の復旧設備

復旧の成功事例の多さは、デジタルデータリカバリーの技術力の高さを象徴しています。復旧成功の要因として、次の点が挙げられます：

• 蓄積された知見に基づき、障害箇所を正確に特定
• 最新技術を駆使した独自の復旧手法を開発
• 精密な環境での復旧作業（専用クリーンルーム完備）

これらの要素が、他社では対応が難しいケースでも「不可能を可能に」しています。

「他社で復旧できなかった機器のご相談件数7,300件超」ですので、他社で復旧してもらえなかった機器であっても、デジタルデータリカバリーでは復旧できる可能性もございます。是非ご相談ください。

※1：データ復旧専門業者とは、自社及び関連会社の製品以外の製品のみを対象に保守及び修理等サービスのうちデータ復旧サービスを専門としてサービス提供している企業のこと、 第三者機関による、データ復旧サービスでの売上の調査結果に基づく。（集計期間：2007年～2020年）
※2：期間：2011年1月1日～
※3：2023年10月実績。一部復旧：完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧：復旧希望データを100％復旧できた場合。