富士通のWindows 7ノートパソコンで、次のようなトラブルに遭遇していませんか?
- F8キーを押してもセーフモードが起動しない
- 黒い画面のまま何も表示されない
- 起動途中でフリーズして操作できない
このような症状は、システムの破損やハードウェアの不具合が原因で起こることがあり、放置すると通常モードすら起動しなくなるリスクもあります。
本記事では、セーフモードが立ち上がらないときに試すべき対処法を、症状別にわかりやすく解説。F8キーが効かない場合の代替手順や、安全にトラブルを解消するための注意点も紹介しています。
「もう自力での対応が難しいかも」と感じたら、24時間365日対応の無料診断をご活用ください。専門スタッフが状況を丁寧に確認いたします。
目次
セーフモードが起動しない主な原因
Windows 7のセーフモードが機能しない原因には複数あります。軽微な外部機器の影響から、深刻なシステム破損やハードウェアトラブルまで、状態によって対応方法が変わります。これらを見極めることが早期復旧の鍵です。
USBや周辺機器の干渉
外部ストレージやUSB機器が起動シーケンスに影響し、セーフモードが機能しなくなることがあります。周辺機器を外した状態での再起動を試みることが基本です。
セーフモード起動操作のタイミングずれ
F8キーを押すタイミングが遅れると「詳細ブートオプション」が表示されません。再起動直後、すぐに連打することで起動メニューが表示される可能性があります。
システムファイルの破損
Windowsが正しく起動するには、システムファイルと呼ばれる基本的なプログラムや設定ファイルが正常に動作している必要があります。これらが破損すると、通常起動だけでなく、セーフモードも起動できなくなるケースがあります。
電源の強制終了やアップデート中のトラブルが原因で、システムファイルが壊れてしまうことは珍しくありません。「起動が遅い」「エラー画面が表示される」といった症状は、すでにファイル破損が進行しているサインと考えられます。
放置すると起動自体ができなくなり、保存データへのアクセスも困難になるおそれがあります。異常に気づいた段階で、専門業者に相談して正確な診断を受けることが大切です。
HDDやSSDの物理的故障
セーフモードが起動しない場合、HDDやSSDなどのストレージに物理的な故障が発生している可能性があります。経年劣化だけでなく、落下や衝撃などの外的ダメージが原因となることもあります。
障害が進行すると、「起動しない」「ストレージが認識されない」といった症状が現れ、セーフモードも起動できなくなるケースがあります。
HDDは構造が繊細で、異音や読み取り不良といった前兆が出ることがありますが、SSDは予兆なく突然故障することも珍しくありません。物理障害は外見での判断が難しく、通電や再起動を繰り返すと状況を悪化させるおそれがあります。異常に気づいた段階で、専門業者に相談して適切な診断を受けることが大切です。
当社では、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日無料でご案内しています。まずはお気軽にご相談ください。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク

「F8キーを押してもセーフモードが起動しない」「黒い画面のまま何も表示されない」――そんなトラブルに直面したとき、まずは自力で何とかしようと対応する方が多いと思います。
再起動やケーブルの確認などを試す方もいますが、原因がストレージや基板の故障だった場合、誤った操作によって症状が悪化し、データが失われる可能性があります。特に、無理に操作を続けることで完全に起動不能になるケースもあるため注意が必要です。
専門業者であれば、正確な診断に基づいて最適な方法で復旧を進めるため、データ消失を最低限に抑えることができます。中でもデジタルデータリカバリーは、以下の理由から多くの方に選ばれています。
- 相談実績46万件以上(2011年1月~)の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
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- 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有
大切なデータを守るには、まずは自力対応よりも専門的な判断が欠かせません。操作を誤る前に、まずは当社にご相談ください。
セーフモードが起動しないときの対処法
セーフモードが起動しない場合は、順序立てて原因を切り分けていくことが重要です。以下の対処法を順に試してみてください。
すべての外部機器を取り外す
外付けHDD、USBメモリ、SDカード、プリンターなど、すべての外部機器を取り外してから再起動を行い、セーフモードを試みてください。
- パソコンの電源を切ります。
- USB、SDカード、LANケーブルなどをすべて取り外します。
- 再度電源を入れて、F8キーを連打します。
- 「詳細ブートオプション」が表示されたら「セーフモード」を選択します。
正しい手順でF8キーからセーフモードを試す
タイミングを逃すとセーフモードが起動できません。手順を再確認して操作を行います。
- パソコンの電源を切ります。
- 電源を入れた直後から、間を空けずに【F8】キーを連打します。
- 「詳細ブートオプション」画面が表示されたら、「セーフモード」を選択してEnterキーを押します。
- 画面が切り替わり、セーフモードが起動します。
Windows回復環境からスタートアップ修復
F8キーでの起動に失敗する場合、Windows回復環境(WinRE)を利用してスタートアップ修復やシステム修復を試みます。
- 電源ボタン長押しで2〜3回強制終了を繰り返します。
- 自動的に「Windows回復環境」が起動します。
- 「トラブルシューティング」→「詳細オプション」を選択します。
- 「スタートアップ修復」または「コマンドプロンプト」→「sfc /scannow」で修復を試みます。
リカバリディスクや回復ドライブで復旧する
Windowsがまったく起動できない場合、リカバリディスクやUSB回復メディアを使って初期化・復旧を行う方法があります。
- パソコンの電源を切ります。
- リカバリーディスクまたはUSB回復メディアを挿入します。
- BIOSで起動順を変更し、リカバリーメディアから起動します。
- 画面の案内に従って「出荷時の状態に戻す」などを選択し、初期化を開始します。
専門業者に相談する
Windows 7搭載の富士通ノートパソコンでセーフモードが起動しない場合、システムファイルやHDD・SSD自体が破損している可能性があります。自己流で修復を繰り返すと、システム領域や保存データが上書きされ、状況が悪化する恐れがあります。
このようなトラブルは、早めに専門業者へ相談するのが安全です。
当社デジタルデータリカバリーでは、7,300件以上のご相談(※1)に対応し、一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(※2)という実績を維持しています。
初期診断とお見積りは無料で、24時間365日対応しています。セーフモードが使えずお困りの際は、まずはお気軽にご相談ください。
※1:算出期間:2016年6月1日~
※2:内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績
なぜデジタルデータリカバリーでは復旧困難な機器の復旧事例が多いのか
デジタルデータリカバリーはこれまで数々の復旧に成功してきました。復旧事例が多いのには、理由があります。
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「データが戻ってくるかどうかは、最初の診断で決まる」
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すべての相談内容を電子カルテのように管理し、障害のパターンと復旧手法を社内でデータ化。
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その結果、48時間以内に対応を完了した件数は全体の約80%。
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復旧の成功事例の多さは、デジタルデータリカバリーの技術力の高さを象徴しています。復旧成功の要因として、次の点が挙げられます:
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これらの要素が、他社では対応が難しいケースでも「不可能を可能に」しています。
「他社で復旧できなかった機器のご相談件数7,300件超」ですので、他社で復旧してもらえなかった機器であっても、デジタルデータリカバリーでは復旧できる可能性もございます。是非ご相談ください。
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※1:データ復旧専門業者とは、自社及び関連会社の製品以外の製品のみを対象に保守及び修理等サービスのうちデータ復旧サービスを専門としてサービス提供している企業のこと、 第三者機関による、データ復旧サービスでの売上の調査結果に基づく。(集計期間:2007年~2020年)
※2:期間:2011年1月1日~
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よくある質問
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弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。