- 突然DVDドライブがディスクを読み込まなくなった
- 大切な映像や写真が再生できない
- ソフトウェアのインストールが途中で止まる
こうした症状が見受けられる場合、DVDドライブにはすでに何らかの異常や故障が発生している可能性があります。
放置すると、二度と読み込めない状態に悪化するリスクがあり、大切なデータや作業に大きな支障をきたす恐れがありますが、そんなときは焦って自己判断せず、正しい対処を行うことで状況を改善できる可能性があります。まずは無料で安全に状態を診断し、最適な対応方法を見極めましょう。
本記事では、DVDドライブがディスクを読み込まない主な原因と、それぞれに対応する適切な対処法について、初心者の方でもわかりやすく解説しています。
もしご自身での対応が不安な場合は、私たち専門業者が24時間365日体制で無料診断を行っておりますので、どうぞお気軽にご相談ください。
目次
DVDドライブが読み込まない原因とは?
DVDドライブがディスクを読み込まない場合、原因は大きく「パソコン・ドライブ側」と「ディスク側」に分けられます。それぞれの原因を理解し、適切に対応することで多くのトラブルは解消できます。
パソコン・ドライブ側の原因
まずはパソコンやDVDドライブ自体に原因があるケースについて確認しましょう。
- ドライブがパソコンに認識されていない
- 常駐ソフトが多く、動作が不安定
- 自動再生の設定がオフになっている
- ドライバーが古い・破損している
- ピックアップレンズが汚れている
- ドライブの物理的故障(モーターや配線)
ドライブが正常に機能していないと、ディスクを読み込む以前にデバイスとして認識されないこともあります。次に、各対処法を詳しく解説します。
ディスク側の原因
DVDドライブが読み込まないときの対処法
ここでは、パソコン本体やドライブの問題、そしてディスク側の問題それぞれに応じた具体的な対処法を紹介します。
ドライバーを更新・再インストールする
ドライブが正しく認識されない場合、ドライバーの不具合が原因の可能性があります。
- 「スタート」→「デバイスマネージャー」を開きます。
- 「DVD/CD-ROM ドライブ」を展開し、対象のドライブを右クリックします。
- 「ドライバーの更新」または「デバイスのアンインストール」を選択します。
- アンインストールした場合は再起動し、自動で再インストールされるのを待ちます。
自動再生の設定を確認する
自動再生がオフになっていると、ディスク挿入時に何も起こらないことがあります。
- 「スタート」→「設定」→「デバイス」→「自動再生」を開きます。
- 「リムーバブルドライブ」や「メディアの自動再生」が有効になっているか確認します。
- 必要に応じて「毎回確認する」や「対応ソフトを選ぶ」などを設定します。
常駐ソフトを無効化する
不要なバックグラウンドアプリが動作を妨げることがあります。
- 「Ctrl+Shift+Esc」でタスクマネージャーを開きます。
- 「スタートアップ」タブを選択します。
- 不要な項目を右クリックして「無効にする」を選びます。
- PCを再起動して動作を確認します。
BIOS・レジストリの設定を確認する
BIOSで認識されていない場合や、レジストリ設定が干渉していることがあります(やや上級者向け)。
- PC起動時に「F2」や「Del」キーでBIOSを起動し、DVDドライブが認識されているか確認します。
- Windowsで「regedit」を検索しレジストリエディターを起動します。
- 「HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Class\{4D36E965-E325-11CE-BFC1-08002BE10318}」を開き、「UpperFilters」と「LowerFilters」を削除して再起動します。
ピックアップレンズを清掃する
レンズの汚れは読み取り不良の大きな原因になります。
- 市販のDVDレンズクリーナーを用意します。
- DVDドライブにクリーナーディスクを挿入します。
- 指示に従い、レンズ清掃を自動で実施します。
DVDドライブを交換する
これまでの対策でも改善しない場合、物理的な故障が疑われます。
- 内蔵ドライブならメーカー指定のパーツを用意します。
- ノートPCの場合は外付けDVDドライブを購入・接続します。
- 接続後に動作確認し、必要に応じてドライバをインストールします。
ディスクのセットと清掃を行う
正しくセットされていない、あるいはディスクが汚れている場合は読み込めません。
- ディスクが水平に正しく挿入されているか確認します。
- 柔らかい布で中心から外側に向けて軽く拭きます。
- 再度ドライブに挿入し、読み込みを確認します。
ディスクの規格やリージョンコードを確認する
DVDドライブが対応していないディスク規格やリージョン設定が原因の場合があります。
- ドライブの型番で公式仕様を確認します。
- 使用しているディスクの種類(DVD-R、BDなど)と一致しているか確認します。
- 映像ソフトの場合はリージョンコード(日本は2)が一致しているか確認します。
ディスクを新しいものに交換する
ディスク自体が劣化している場合は交換が必要です。
- 同じ内容のディスクを別のメディアで用意します(バックアップがあればベスト)。
- 新しいディスクを挿入して読み込み確認をします。
- それでも読み込まない場合は他の原因も疑いましょう。
上記の対処法を試しても改善しない場合、DVDドライブやディスクに深刻な問題がある可能性があります。読み込めないディスクの中に大切なデータが含まれている場合、自力での対応はかえって状態を悪化させることもあります。
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この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。