「画面がぐるぐるした状態のまま進まない」「メッセージが表示されて先に進まない…」
パソコンの再起動がなかなか終わらないトラブルはよく見られます。
しかし、機器の内部に深刻な問題が発生している場合もあり、適切な対処方法をとらなくては、中に保存しているデータを失うリスクがあります。
この記事では、パソコンの再起動が終わらない際の対処方法をご紹介します。対処法を試しても再起動が終わらない場合の対処法もありますので、適切に対処しましょう。
目次
パソコンの再起動が終わらない5つの原因
パソコンの再起動が終わらない原因は6種類考えられます。
アップデートシステムが読み込み中または更新中
パソコンを再起動して、画面上のぐるぐるしたマークが表示されたまま進まない場合、下記のような画面が表示されます。
このとき、パソコンのアップデートに時間がかかっている場合があります。一度時間を置きましょう。通常であれば、アップデートは5分程で終了しますが、1か月以上更新をしないと、半日以上かかることがあります。
システムが読み込まれているか不安な場合は、各パソコンのアクセスランプを確認しましょう。ランプが点滅している場合は、ファイルの読み込み中です。
周辺機器の不具合
外付けHDDやUSBメモリ、Bluetoothマウス等の周辺機器が不具合を起こしていたり、複数接続されていることが、再起動が終わらない原因になっている可能性があります。
パソコンの起動前に、有線、無線を問わず、周辺機器をパソコンから取り外すようにしましょう。
長時間充電していた
長時間の充電や、パソコンを使用しながらの充電などで、パソコン内部に電気が溜まる場合があります。
この時、パソコン内部の電子部品が帯電を起こし、再起動が終わらないなどのトラブルを起こすため、充電が完了したら充電器を取り外す、または放電を行うなどして、パソコンの帯電を防ぎましょう。
HDD/SSDに論理障害が発生している
これはパソコンの起動にかかわるデータやプログラムが何らかの理由によって破損した状態で、「論理障害」とも呼ばれています。システムが破損する原因としては、「突然の電源遮断」や、「マルウェア感染」、「不適切な操作によるデータ削除」が挙げられます。
この場合、再起動が終わらないトラブルの他に、エラーメッセージやブルースクリーンが表示されることが多くあります。たいていの場合は、「セーフモード起動」などで解消することも多いのですが、同時に個人での解決が難しい物理障害も併発している可能性がありますので、自力で対処できない場合、正確な診断が必要となります。
HDD/SSDに物理障害が発生している
物理障害とは、HDD/SSDなど記憶装置が物理的に破損した状態です。HDDの寿命は平均3~5年と言われており、長期間使用することによりディスク部分に傷がつき、ある日突然パソコンが起動しなくなるということも珍しくありません。
物理障害では、システム破損と同様に「ロゴ画面で停止する」「ブルースクリーンが表示される」「黒い画面に白い文字でエラーメッセージが表示される」といった症状が見られるほか、HDDだと「カッツン」「カチカチ」といった異音が生じることがあります。
この場合、自力でデータを取りだそうとすると、内部の故障状況が悪化してしまう可能性が高く、非常に危険です。
物理障害のデータ復旧では、次の設備や人員を用意する必要があります。
- 手術室レベルに清浄なクリーンルーム設備
- 製造年やメーカーごとに適合するドナー部品
- 膨大な経験に裏打ちされた専門エンジニア
原則、物理障害は個人で対応できないため、「安全にデータを復旧したい」場合は、自力で対処せず、信頼できるデータ復旧サービスに相談することをおすすめします。
データ復旧業者では、物理障害の発生したHDD/SSDの復旧にも対応しています。内部のデータを確実に取り出したい際は、自力での操作を控えて業者への相談をおすすめします。
論理障害と物理障害は、自力で判別できないことが多い
論理障害と物理障害では、パソコンの再起動が終わらない他に、フリーズ・フォーマット要求・ブルースクリーンなど多くの症状が共通しており、障害原因の見分けがつかないことがよくあります。
障害を特定できない状態で、修復ツールを不用意に使うのは控えましょう。安易に自力で対処すると、物理障害の悪化や、データ上書きのような論理障害を併発し、より復旧が困難になってしまいます。
特に物理障害が発生したHDDから個人でデータの取り出しを行うのは、ほぼ不可能です。HDDはナノ単位で動作する超精密機器であり、部品交換など修復作業では、専門設備(クリーンルーム)でHDDを開封し、経験を積んだエンジニアが作業する必要があります。
「故障を判別できない」「安全にデータを取り出したい」という場合は、データ復旧の専門会社まで無料初期診断を受けてみることをおすすめします。
HDD内部と障害の関係
超精密機器のHDDでは、多数の部品、プログラムが正常に動作することで、はじめてデータの読み書きを行うことができます。HDDの復旧時は、これら部品やプログラムのうち、どこが故障しているのか、どこに不具合が起きているかを正確に特定する必要があります。
またHDD自体は問題ない場合でも、データが見えない場合、「データを誤って削除してしまった」「上書き保存してしまった」などのヒューマンエラーを想定することが出来ます。
①PCB基板
–HDDの動作に必要な電力を供給する部品
②磁気ヘッド
–データ記録面であるプラッタにデータの読み書きを行う部品
③スピンドルモーター
–データ記録面であるプラッタが両面にある磁気ディスクを回すための部品
④ファームウェア
–HDDの全体の動作をコントロールするプログラム
⑤セクタ
–データ記録の最小単位
⑥データ記録面
–データであるプラッタに傷が物理的に付く”スクラッチ”
⑦PC,外付けHDD筐体の基板
–HDDのPCB基板に電力供給するための部品
(※HDD自体ではない)
①OS(Operation System)
–PC全体のシステムを管理しているソフトウェア。
PCを起動するためには、OSを起動させる必要がある。
②ファイルシステム
–ファイルやフォルダの作成・移動・削除など、データを管理する仕組みのこと。
(Windows, Mac, Linuxによって異なる)
パソコンの再起動が終わらない時は専門業者に相談する
上記の対処方法を試しても解決しない、または、物理的なトラブルが発生している可能性が高いという場合には、「メーカー・修理業者」か「データ復旧業者」に相談しましょう。
業者を選ぶ際には、データの必要度に合わせて依頼先を選ぶ必要があります。以下、各業者の特徴について解説します。
メーカー・修理業者に修理を依頼する
パソコンのメーカー・修理業者に修理を依頼すると、返却後にパソコンがすぐに使える状態になります。メーカーの保証期間内であれば無償で修理できる場合もあります。
ただし、パソコンをメーカーや修理業者で修理すると、中に保存されているデータはすべて消えてしまいます。
パソコンに大切なデータが保存されている場合はデータ復旧業者に依頼しましょう。
データ復旧業者に復旧してもらう
再起動が終わらないパソコンのデータを安全に取り戻したい場合には、データ復旧業者に相談するのが最善策です。
データ復旧業者に相談する際には、確実にデータを復旧できなくては意味がありませんので、高い技術力と設備が完備されており、実績のある業者を選ぶようにしましょう。
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- パソコンが起動しない!立ち上がらない!
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パソコンの再起動が終わらない際の3つの注意点
パソコンの再起動が終わらない場合には、以下の3つのことを行わないように注意してください。
電源のON/OFF、再起動、強制終了を繰り返す
パソコンは精密機器である為、不具合が発生している時には、通電しただけでも状態を悪化させる恐れがあります。
場合によっては、パソコンの内部や接続しているHDDなどの記憶媒体に物理的な不具合が発生しており、通電によってデータを読み書きする部品に傷がついてしまうことがあります。そうなると、データを取り戻せなくなるリスクが高まります。
パソコンに大切なデータを保存していて、データを安全に取り戻したい場合には、下手に電源を入れて操作せずに、データ復旧の専門業者に相談しましょう。
OSを再インストールする
OSを再インストールすると、保存していたデータが全て消去されます。事前バックアップでバックアップ分のデータを復旧できる場合がありますが、完全にはデータ復旧できるとは限りません。
OSを再インストールしてデータが消えた場合は、一般的にデータ復旧の難易度があがります。この場合は技術力の高いデータ復旧業者でないと復旧してもらえない場合があります。
パソコンを分解する
パソコンを分解すると、元通りに復旧できないリスクや、チリやホコリが入りこむことで機器が破損する場合があります。
機器が物理的に破損すると、個人での復旧が困難になるだけでなく、再起動の問題以外の異常が発生する場合があります。
もし分解してしまった場合でも、デジタルデータリカバリーなら過去の復旧事例をもとにでデータ復旧ができる可能性がありますので、メーカー保証が受けられなくなった場合でもまずはご相談ください。
【レベル別】パソコンの再起動が終わらないときの対処法
パソコンの再起動が終わらないときの対処法をレベル別に記載しました。
レベル①:パソコンの再起動が終わらない時に最初に試せる対処法5選
パソコンの再起動が終わらない時に誰でもできる簡単な対処法が5つあります。
周辺機器を全て取り外す
パソコンに周辺機器が接続された状態で起動すると、各周辺機器のシステムがパソコンの起動に干渉し、再起動が終わらなくなります。
パソコンの電源を入れる前にプリンターやUSBメモリ、Bluetoothイヤホンなどの周辺機器を取り外しましょう。
アクセスランプをチェックする
長期間パソコンを更新しない状態では、アップデートに半日ほど時間がかかることもあります。
正しくアップデートしているかの判断は、アクセスランプをチェックすることで可能です。
アクセスランプはデスクトップ型なら電源ボタン付近、ノートパソコンなら手前部分やキーボード上部にあることが多いランプです。
ランプが点滅していると、HDDなどのドライブが読み書きされています。ただし半日以上再起動が終わらない場合や、他の症状が見られる場合はパソコンが障害を抱えている可能性が高いため、データが必要ならデータ復旧業者に依頼しましょう。
データ復旧業者なら、異常の原因を正確につきとめ、適切な処置を行ってくれます。
放電する
パソコンが帯電していると電源関係の動作が不安定になり、再起動ループに陥る場合があります。
その場合は、放電を行いましょう。
放電の方法は以下の通りです。
- パソコンの電源ボタンを長押しして強制終了する
- パソコンから電源や周辺機器を全て取り外す
- 3分程度放置したら、❷で取り外した電源や周辺機器を再度接続する
- 再起動を行う
BIOSを初期化する
ケーブルの接続不良、静電気による動作不良、ホコリによるメモリの接触不良などにより、再起動が終わらないことがあります。この場合、BIOSを初期化することで、再起動を完了できる場合があります。
BIOSを初期化する手順は以下の通りです。
- パソコンの電源を入れ、ロゴが表示されたら「F2」キーを数回押す
- BIOSセットアップユーティリティ」が起動したら「F9」キーを押す
- メッセージが表示されたら「Yes」をクリックし、「Enter」キーを押し、「F10」キーを押す
- メッセージが表示されたら「Yes」をクリックし、「Enter」キーを押す
強制シャットダウンを試す
パソコンの再起動が終わらない場合は強制シャットダウンを試しましょう。
強制シャットダウンは電源ボタンを長押しして電源を切る方法です。
ただしこの方法は繰り返し実行するとパソコンに負荷がかかります。特に物理障害が発生している場合、悪化する場合があるため、試すのは一度きりにしましょう。
一度強制シャットダウンを行っても再起動が続く場合で、データが必要な場合はデジタルデータリカバリーにご相談ください。
過去41万件以上のご相談実績から算出されるデータベースを基に、専門のエンジニアが最先端設備と技術力を駆使して診断と復旧作業を行います。大切なデータ、業務にかかわる重要なデータを復旧させたい場合はご気軽にご相談ください。
レベル②:セーフモード起動後に行える対処法7選
セーフモードとは最小限の機能でパソコンを立ち上げ、トラブルの原因となるプログラムやドライバを特定するための機能です。
セーフモードで起動後に行える対処法7つは以下の通りです。
セーフモードで再起動を行う
セーフモードで他のソフトの干渉を受けない状態にした後に再起動を行うと、アップデートを完了させ、再起動ループを終わらせることが可能です。加えて、再起動によって、システムエラーが修復できる場合もあります。
セーフモードで再起動を行う方法は以下の通りです。
- 再起動中に、キーボードのF8キーを押し続ける
- 「起動オプション」が表示されたら、「セーフモード」を選択し、「Enter」キーを押す
- ログイン画面が表示されると、正常に起動している
- 必要な対処法の操作が完了したら、スタートボタンから電源を選択し、再起動を選択する
❶から❸の方法でセーフモードで起動を起動したら、この記事に記載されている対処法を試しましょう。
対処法の操作が完了したら、スタートボタンから再起動を行ってください。
起動しないWindows 10/11をセーフモードで起動する方法
高速スタートアップを無効にする
高速スタートアップ設定が有効になっていることが原因の可能性があります。
この設定がオンになっていると、古い周辺機器が認識されず、BIOS等の設定変更後にパソコンが正常に起動しない不具合が起こる可能性があります。
セーフモード起動後に高速スタートアップ設定を無効化する手順は以下の通りです。
- セーフモードで起動する
- スタートメニューから「設定」を開き、「システム」をクリック
- 「システム」が表示されたら「電源とスリープ」→「関連設定」→「電源の追加設定」の順番でクリックする
- 電源オプションが表示されたら「電源ボタンの動作の選択」をクリックする
- システム設定が表示されたら「現在使用ではない設定を変更します」をクリックする
- 「シャットダウン設定」欄の「高速スタートアップを有効にする」のチェックを外し、「変更の保存」をクリックする
デバイスドライバーをアップデートする
デバイスドライバーとは、コンピューター内部に装着された装置や、外部接続機器等のハードウェアを制御・操作するソフトウェアのことです。
デバイスドライバ―の故障や、古いバージョンを使用により、再起動が終わらない原因の場合があります。その場合はセーフモードを起動し、最新のデバイスドライバーに更新することで、状態を回復できる場合があります。
- セーフモードで起動する
- タスクバーの検索ボックスに「デバイスマネージャー」と入力する
- デバイスの名前を右クリックしてアンインストール
- パソコンを再起動すると、デバイスドライバーが再インストールされる
ドライバーを再インストールする
セーフモードで起動後に、ドライバーを再インストールすることで、再起動ループから回復できることがあります。
セーフモード起動後にドライバーを再インストールする方法は以下の通りです。
- セーフモードで起動する
- タスクバーの検索ボックスに「デバイスマネージャー」と入力する
- 「デバイスマネージャー」をクリックし、カテゴリを選択すると、デバイスの名前が表示される更新するデバイスを右クリック (または長押し) します。
- 更新するデバイスをクリックする
- 「ドライバー ソフトウェアの最新版を自動検索します」を選択する
- 「ドライバーの更新」を選択する
- ドライバーが更新できたら、スタートメニューから「電源」を選択し、再起動する
もしドライバーが表示されない場合は、ドライバーの公式サイトからダウンロードを行いましょう。
ウイルス対策ソフトでマルウェアを除去する
マルウェアとは悪意あるコンピューターシステムの総称で、個人情報を盗んだり、パソコンの操作を妨害するなどの機能を持っている場合があります。
このような場合は、セーフモードで起動後に、ウイルス対策ソフトで除去しましょう。
手順は以下の通りです。
- セーフモードで起動する
- ウイルス対策ソフトのアイコンをクリックする
- ソフトの指示に従い、ウイルススキャンを行う
- ウイルススキャンの結果が表示される。ウイルスに感染したファイルなどは一覧で表示される
- ウイルスに感染しているファイルやデータを選択し、削除する
- パソコンを再起動する
OSを再インストールする
OSの動作に必要な情報である、システムファイルが破損していることにより、OSを読み込めなくなると、パソコンを正常に起動できなくなります。
このときOSを再インストールすると異常が解決できる場合があります。ただしこの方法は保存されたデータが全て消えてしまうため、事前にバックアップを取る必要があります。
セーフモード起動後にOSの再インストールを行う方法は以下の通りです。
- 「Windowsマーク」→「設定」をクリック
- 「更新とセキュリティ」→「回復」タブをクリック
- 「Windowsのクリーンインストールで新たに開始する」→「はい」をクリック
- 開始する」→「はい」→「次へ」→「次へ」の順番でクリック
- 警告ダイアログボックスの警告文を読み、問題がなければ「次へ」をクリック
- 「開始」をクリック
バックアップを取り忘れたり、誤操作でOSの再インストールを行ってしまったら、デジタルデータリカバリーまでご相談ください。
初期診断は最短5分、ご依頼いただいた機器の約8割が48時間以内に復旧完了しています。早くデータを取り戻したい方はぜひご相談ください。
トラブルシューティングを実行する
トラブルシューティングとはパソコンに発生した異常を自動的に検知・修復してくれるツールです。これを起動させることで、起動を妨げていたシステムエラーなどを修復することが可能です。
セーフモード起動後にトラブルシューティングを実行する方法は以下の通りです。
- セーフモードで起動する
- 「Windowsマーク」を右クリックし、「設定」を選択
- 「更新とセキュリティ」→「トラブルシューティング」の順でクリック
- 「電源」を選択し、「トラブルシューティングツールの実行」をクリック
もし、トラブルシューティングでも異常が解決しない場合は深刻な障害を抱えている可能性が高いです。個人で対処すると、パソコンの状態が悪化する可能性があるため、専門家に相談しましょう。
データが必要な場合はデジタルデータリカバリーにご相談ください。過去41万件以上のご相談実績から算出されるデータベースを基に、深刻なシステムエラーや、個人では直せないHDD/SSDの物理的破損を復旧します。ささいなパソコンの異常でも、ぜひご相談ください。
③:自身で問題を解決できない場合は、データ復旧の専門業者に相談する
PCの中に失いたくない大切なデータがあれば、データ復旧の専門業者に相談することを強くおすすめします。データ復旧業者では、復元ソフトでは対応できない物理障害や、重度の論理障害からのデータ復元・復旧が可能です。
これまでの対処方法は、ごく「軽度の論理障害」しか対応できず、「中高度の論理障害」あるいは「経年劣化を含む物理障害」には対応できませんでした。
データ復旧業者では、PCに発生している症状を元にエンジニアによる正確な初期診断を行い、故障原因の特定が可能です。プロが対応するため、データ復旧に失敗するリスクを抑えることができます。
デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで、無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
はじめてのデータ復旧業者は【技術力の高さ】で選ぶ
データトラブルの際、一番頼りになるのがデータ復旧業者です。しかし、初めてデータ復旧業者に依頼するとなると、どこに依頼したらいいのか分からない方も多いのではないでしょうか。
データ復旧業者を選ぶときの最大のポイントは、【技術力の高さ】です。
データ復旧は手術と同様、何度もできるものではありません。失敗してもやり直しがきくものではなく、繰り返すたびに復旧率が下がっていくので、最初の対応が復旧率を握るカギとなります。もし絶対に取り戻したい大切なデータがあれば、確かな技術力を持つ業者に依頼すべきでしょう。
技術力が高いデータ復旧業者を選ぶ3つのポイント
全国100社以上あるといわれるデータ復旧業者の中で技術力が高く、信頼できる業者を選ぶ3つのポイントを解説します。おさえておくべきポイントはこちらです。
- POINT:1 復旧実績や復旧率が数字で明記されている
- POINT:2 他社で復旧できなかった機器からも復旧実績がある
- POINT:3 復旧ラボを公開し、自社内に復旧設備を揃えている
POINT:1 復旧実績や復旧率が数字で明記されている
復旧実績や復旧率は、多くの場合、公式Webサイトで確認できます。特に実績が誰が見ても客観的に判断できる「数字」で明記されている企業は、信頼性が高いと言えます。
データ復旧業者の中には、明確な根拠数字を記載していないケースもあります。そのような業者は技術力を有していない可能性があるため、信頼できる業者とは言い難いです。
「国内最高レベル」など、曖昧な言葉のみで具体的な復旧実績について公開していない業者もあるため、過去の実績についてしっかり確認するようにしましょう。
POINT:2 他社で復旧できなかった機器からも復旧実績がある
「メーカーや他のデータ復旧業者で復旧できなかった機器から復旧実績がある業者」は技術力が高いと言えます。官公庁、国立大学法人、上場企業の復旧件数が多い業者も、信頼がおけます。
データ復旧は、機器の種類や障害の程度によって難易度が異なります。業者によって対応できる障害レベルにも差があるため、技術力の低い業者に依頼すると、復旧に失敗するリスクがあります。
他社で復旧できなかった機器でも復旧実績のある業者は、高難度の障害に対応している、技術レベルの高い業者と言えます。
POINT:3 復旧ラボを公開し、自社内に復旧設備を揃えている
データ復旧の業者の中には、自社で復旧作業を行なわず外注したり、自社内に専用設備を持たない業者も存在します。
そのような業者に依頼してしまうと、誤った処置が行われ、大切なデータを失う可能性があります。
復旧ラボを公開し、見学を受け付けている業者であれば、自社内できちんと復旧作業を行なっていることがわかるので安心です。
国内で復旧ラボを構えている業者は限られています。Webサイトの情報だけではわからないことも多く、実態を知るには直接ラボの様子を確認するのが一番安心です。
データ復旧は「デジタルデータリカバリー」にお任せください
当社はデータ復旧専門業者 14年連続データ復旧国内売上No.1(※)として多くのお客様に選ばれ続けています。そして技術力が高く、信頼できる業者を選ぶ3つのポイントをすべて満たしており、自信を持ってデータ復旧の作業をさせていただきます。
※データ復旧専門業者とは、自社及び関連会社の製品以外の製品のみを対象に保守及び修理等サービスのうちデータ復旧サービスを専門としてサービス提供している企業のこと
※第三者機関による、データ復旧サービスでの売上の調査結果に基づく(集計期間:2007年~2020年)
- POINT:1 復旧実績や復旧率を数字で公開しています
- POINT:2 他社で復旧不可からも多数復旧に成功しています
- POINT:3 復旧ラボをすべて公開・自社内設備で復旧しています
POINT:1 復旧実績や復旧率を数字で公開しています
当社はデータ復旧国内トップクラスの実績を誇っており、復旧率最高値 95.2%(※1)の技術力をもって、あらゆるメディアからのデータ復旧に対応しています。また、官公庁や国立大学法人・上場企業を含めた、日本中のお客様のデータの復旧に対応しており、累計41万件以上のご相談実績(※2)があります。
しかし残念ながら、データ復旧業者の中には技術力が低いにも関わらず、「我々は高い技術力を持っています」など、明確な数字を出さずに曖昧な表現をしている復旧業者が多数あります。そのような復旧業者は、実績が少なかったり、社内に専用設備を持っていない可能性が高いため、注意しましょう。
当社では、「本当に技術力の高い会社であれば、復旧率で明確な根拠を示すべき」と考え、つちかった技術力に自信があるからこそ、復旧実績や復旧率を公開しています。
POINT:2 他社で復旧不可からも多数復旧に成功しています
当社では、同業他社では復旧不可能とされた機器のご相談も7,000件以上(※3)対応しており、重度障害からのデータ復旧に多数成功しています。
技術力の高い業者ほど、他社で復旧不可能と判断された機器の復旧実績が高くなる傾向にあります。
当社は、他社様を上回る症例数を復旧しているからこそ、同業他社で復旧不可能な障害でも、当社で復旧が可能となっています。諦める前に、まずはご相談ください。
POINT:3 復旧ラボをすべて公開・自社内設備で復旧しています
当社は復旧ラボを公開し、見学を受け付けており、直接ラボの様子を確認していただけます。クリーンルームを含め、国内最大級の自社内復旧ラボで復旧作業を行っており、エンジニアの作業風景をWebサイトやSNSで発信しています。
大切なデータを預ける上で、その業者の実態が分からないと信用できませんよね?社内風景や、実際に復旧に携わるエンジニアの顔が見えることは、非常に重要な点と言えます。
データ復旧業者の中には、復旧ラボを社内に保有していなかったり、外注や、個人でも試せる復旧ソフトを使用するだけで、作業を行わない業者も存在します。Webサイト上に掲載している社内風景と、実態が異なる怪しい業者も少なくありません。セキュリティなどを理由に、実態を明かさない復旧業者は、怪しいと判断した方が良いでしょう。
※1:2018年2月実績 復旧率=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数(2017年12月~2021年12月の各月復旧率の最高値)
※2:期間:2011年1月1日~
※3:期間:2016年6月1日〜
デジタルデータリカバリーが選ばれる理由について、詳しくはこちらで紹介しています。
↓まずはお気軽にご相談ください↓
復旧~納品までの流れ
最短当日復旧!まずはご相談ください
当社では、初期診断は最短5分、ご依頼いただいた機器の約8割が48時間以内に復旧完了しています。ご相談・初期診断・お見積りまで無料でご案内しています。
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データ復旧の料金について
データ復旧費用は4つの要素で決まります
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-
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どれくらい壊れている?
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500GB以上 | 10,000円〜 |
1TB以上 | 20,000円〜 |
2TB以上 | 30,000円〜 |
※こちらに掲載されている金額は、あくまで総ディスク容量を元にした目安の金額です。 障害内容により、金額が異なりますので、まずはお電話にてご確認ください。
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弊社の独断で復旧作業を遂行し、作業費を請求する事はございませんのでご安心ください。
ご不明な点に関してはお手数ですが、都度担当までお問合せください。
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お見積もり後に追加で作業料金を請求することはありません。復旧の度合いにより、お見積もりから減額される事はあっても高くなる事はございませんのでご安心ください。
※納品用メディアのご購入やその他追加サービスへのご加入については別途料金が発生いたします。
お客様に合った支払い方法が選択可能
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