突然、ファイルやアプリを開こうとした際に「指定されたデバイス、パス、またはファイルにアクセスできません」というエラーが表示され、操作ができなくなり、不安を感じていませんか?
何度クリックしても開かない、管理者権限を持っているのに実行できない、別のPCでは問題ないのに自分の環境だけエラーが出る──こうした状況に心当たりがある方は多いはずです。
このエラーは、単なるアクセス権限の問題に見えても、アプリの破損、ウイルス対策ソフトの誤検知、さらにはHDD/SSDの障害が関係しているケースもあります。原因を誤って判断したまま設定変更や再インストールを進めると、状況を悪化させたり、大切なデータが失われるリスクがあります。
本記事では、「指定されたデバイス、パス、またはファイルにアクセスできません」エラーが出る原因と、データを守りながら安全に対処する方法を専門家の視点から分かりやすく解説します。
こうした状況の中で、対応に迷う方や安全に進めたい方も多いはずです。
次のどれか一つでも当てはまる方は、一度専門家に相談することをおすすめします。
- 大切なデータを失いたくないと感じている
- 自分だけの判断で進めるのが不安に感じる
- どこから手をつければよいか迷っている
- 安全に進めたい、確実に状況を知りたい
当社では、24時間365日、初期診断とご相談を無料で承っています。不安を感じた時点でお気軽にご連絡ください。
目次
「指定されたデバイス、パス、またはファイルにアクセスできません」エラーの原因
「指定されたデバイス、パス、またはファイルにアクセスできません」というエラーは、アクセス権限の設定、ファイルの場所、セキュリティソフトの動作など、複数の要因が重なって起きる場合があります。まずは以下の原因を一つずつ確認していきましょう。
アクセス権限が不足している
対象のファイルやフォルダに対して、現在ログインしているユーザーアカウントに「読み取り」や「実行」の権限がない場合、このエラーが表示されます。特に他人のアカウントで作成されたファイルや、管理者権限が必要な操作で起きやすいです。
ファイルの場所が変更・削除されている
ショートカット経由でアクセスした際に、実体のファイルがすでに削除されていたり、ドライブレターが変わっていた場合などもこのエラーになります。外付けHDDやUSBメモリが外れている場合も同様のエラーが発生するため注意が必要です。
セキュリティソフトやWindowsがファイルをブロックしている
Windowsの「SmartScreen」や、有料のウイルス対策ソフトが安全でないと判断したファイルは、起動前にブロックされることがあります。特にネットからダウンロードしたアプリや一部のスクリプト系ファイルに対して多く見られます。
ファイル自体が破損している/ドライブが認識されていない
アクセスしようとしているファイルが保存されているストレージ(USB、HDDなど)にエラーがあると、ファイルにアクセスできないエラーが発生します。無理にアクセスを繰り返すとデータ破損のリスクもあるため注意が必要です。
こうした場合、フォーマットエラーや物理的な劣化も考えられます。自力での復旧が難しい場合は、データ復旧業者に相談することが重要です。当社では、相談から初期診断まで24時間365日無料で対応しています。まずはお気軽にご相談ください。
「指定されたデバイス、パス、またはファイルにアクセスできません」エラーの対処法
ここでは、「指定されたデバイス、パス、またはファイルにアクセスできません」と表示されるときの対処法を紹介します。 ここから紹介する対処法には、アクセス権限の変更、セキュリティ設定の調整、場合によってはファイル修復を伴う作業など、手順を誤るとデータを失ってしまう可能性のあるものが含まれます。特に、原因が特定できないまま操作を続けてしまうと、ファイルの破損やストレージの状態悪化につながることがあります。
「失いたくないデータがある」「少しでも不安がある」という方は、無理に作業を進めないことが大切です。このエラーは単なる権限設定の問題に見えても、ストレージ内部でトラブルが発生しているケースもあり、外から安全性を判断するのが難しい場合があります。
当社では、24時間365日、初期診断とご相談を無料で受け付けています。
ショートカットからではなく実行ファイルを直接開く
リンク先のパスが古くなっていると、ショートカットでは開けないことがあります。
- ショートカットを右クリックして「ファイルの場所を開く」を選択。
- 元の実行ファイルを直接ダブルクリックして開けるか確認。
- 開けた場合は、新しいショートカットを作り直します。
保存先のドライブや接続機器を確認する
外付けストレージやネットワークドライブが外れていると、実体が見つからずエラーになります。
- 対象のファイルが保存されているドライブがPCに認識されているか確認。
- エクスプローラーでドライブが表示されていない場合、ケーブルやポートを変更して再接続。
- 認識されたら、ファイルの場所が正しいか再確認します。
ファイルのブロック解除を行う
インターネット経由でダウンロードしたファイルなどは、セキュリティによって自動でブロックされることがあります。
- 対象のファイルを右クリックして「プロパティ」を開く。
- 「全般」タブ内にある「ブロックの解除」にチェックを入れ、「OK」をクリック。
- 再度ファイルを開いて確認します。
ユーザー権限の確認と変更を行う
自分のユーザーアカウントにアクセス権がない場合、読み取りや実行ができません。
- 対象のファイル(またはフォルダ)を右クリックして「プロパティ」を開く。
- 「セキュリティ」タブで自分のユーザー名を選択。
- 「編集」→「読み取り/実行」にチェックを入れて「OK」で保存。
セキュリティソフトの例外設定を見直す
ファイルが誤ってウイルスと判定されると、起動が阻止されるリスクがあります。ウイルス対策ソフトの設定も確認しましょう。
- セキュリティソフトの画面を開きます。
- 一時的にリアルタイム保護を無効にしてファイルを開けるか確認。
- 開けた場合は、例外リストにファイルまたはフォルダを追加。
専門業者に相談する
上記のいずれを試しても改善しない場合は、ファイルやドライブの破損が疑われます。無理な操作でデータ消失が進行するリスクがあるため、自己判断での復旧作業は避けた方が安全です。
デジタルデータリカバリーは、これまでに50万件以上の相談実績(※1)を持ち、一部復旧を含む復旧件数割合92.6%(※2)という高い成果を上げています。相談・初期診断は無料で、24時間365日対応していますので、重要なファイルを守るためにも、まずはご相談ください。
※1 期間:2011年1月以降
※2 2025年9月実績。一部復旧:完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧:復旧希望データを100%復旧できた場合
なぜデジタルデータリカバリーでは復旧困難な機器の復旧事例が多いのか
デジタルデータリカバリーはこれまで数々の復旧に成功してきました。復旧事例が多いのには、理由があります。
業界トップクラスの実績
私たちデジタルデータリカバリーは、17年連続で国内売上No.1(※1)。累計50万件以上(※2)の相談実績をもとに、あらゆるデータトラブルと向き合ってきました。
「データが戻ってくるかどうかは、最初の診断で決まる」
そう言っても過言ではありません。
最大の強みは、その“症例データの蓄積数”。
すべての相談内容を電子カルテのように管理し、障害のパターンと復旧手法を社内でデータ化。
これにより、問題の切り分けが圧倒的に早くなり、対応スピードと成功率の向上につながっています。
その結果、48時間以内に対応を完了した件数は全体の約80%。
一部復旧を含む復旧件数割合は92.6%(※3)と、業界でも高水準の成果を出し続けています。
国内最高峰の復旧設備
復旧の成功事例の多さは、デジタルデータリカバリーの技術力の高さを象徴しています。復旧成功の要因として、次の点が挙げられます:
- 蓄積された知見に基づき、障害箇所を正確に特定
- 最新技術を駆使した独自の復旧手法を開発
- 精密な環境での復旧作業(専用クリーンルーム完備)
これらの要素が、他社では対応が難しいケースでも「不可能を可能に」しています。
「他社で復旧できなかった機器のご相談件数8,000件超」ですので、他社で復旧してもらえなかった機器であっても、デジタルデータリカバリーでは復旧できる可能性もございます。是非ご相談ください。
初期診断・相談まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数50万件超」(算出期間:2011年1月1日~)を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
※1:データ復旧専門業者とは、自社及び関連会社の製品以外の製品のみを対象に保守及び修理等サービスのうちデータ復旧サービスを提供し、その売上が総売上の50%以上を占める企業のこと ※第三者機関による、データ復旧サービスでの売上の調査結果に基づく(算出期間:2007年~2023年)
※2:期間:2011年1月1日~
※3:2025年9月実績。一部復旧:完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧:復旧希望データを100%復旧できた場合。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)
電話番号:0800-333-6302
来社受付:9:30~21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人

デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。






































