DELLは品質とコスパに優れたPCブランドです。しかし、ある日いきなり次のような症状が発生し、電源を入り切りしても延々起動しないことは珍しくありません。
- 「画面が真っ暗になった」
- 「エラーメッセージが表示された」
- 「ブルースクリーンが表示された」
この場合、Dell製PCには深刻な障害が発生している可能性が高いと考えられます。いくつか自力で可能な対処法も存在しますが、場合によっては、専門業者に依頼しなければならないほど、状態が悪化している場合もあります。
この記事では、Dell製PCが起動できない原因や、各症状ごとの対処法をお伝えします。
ただし「PCから異音が生じている」「動作音が全くしない」場合、致命的障害が発生している可能性が高いため、自力での操作は控え、専門業者に相談することをおすすめします。
目次
Dellのパソコンが起動しない原因
Dellのパソコンが黒い画面から起動しない原因は主に4つです。
このうち「異音がする」「5~10年以上使用している」「ブルースクリーンが表示される」場合、データを保管するHDD/SSDに物理的障害が発生している可能性が高いと考えられます。
HDD/SSDが故障している場合、データ復旧を行うには、特殊な復旧設備が必要ですので、データ復旧を希望する場合、データ復旧の専門業者に依頼することを検討しましょう。ただし、業者によって技術力の差が激しく、中にはSSDドライブのデータ復旧には対応していない業者もありますので、あらかじめ、信頼できるデータ復旧業者を選定しておきましょう。
データを優先的に確保したい場合は、下記の記事も併せて参考にしてください。
電源関係の故障
電源ランプがオレンジ色に点滅したり、ビープ音が鳴ったりする場合、電源関係の故障が疑われます。特定の原因としては、電源ユニットの故障、静電気の帯電などを挙げることができます。
モニターやメモリ・マザーボードの破損
- 「電源がまったく入らない」
- 「ビープ音が鳴る」
- 「起動するがディスプレイがつかない」
このような場合、起動や画面出力にかかわるモニターやメモリ・マザーボードなどが破損している恐れが考えられます。特定のパーツを修理・交換すると、元どおり起動することが可能ですが、場合によっては、機器そのものが交換され、データが初期化されてしまう恐れがあるため、注意してください。
システム破損(論理障害)
これはパソコンの起動にかかわるデータやプログラムが何らかの理由によって破損した状態で、「論理障害」とも呼ばれています。システムが破損する原因としては、突然の電源遮断や、不適切な操作によるデータ削除です。
この場合、エラーメッセージやブルースクリーンが表示されることが多くあります。たいていの場合は、「スタートアップ修復」「セーフモード起動」「初期化」で解消することも多いのですが、同時に物理障害も併発している可能性がありますので、自力で対処できない場合、正確な診断が必要となります。
記憶装置(HDD/SSD)に物理障害が発生している
物理障害とは、HDD/SSDなど記憶装置が物理的に破損した状態です。HDD/SSDの寿命は平均3~5年とも言われ、長期間使用することにより、ディスク部分に傷がついたり、データが揮発したりして、ある日突然パソコンが起動しなくなることも珍しくありません。
物理障害の発生したHDD/SSDでは、論理障害と同じく「ロゴ画面で停止する」「ブルースクリーンが表示される」「黒い画面に白い文字でエラーメッセージが表示される」といった症状が発生することがあり、Dell製パソコンに物理障害が発生しているかどうかを自力で判別することは難しいのが現状です。
物理障害が発生したHDD/SSDを自力で修復するのは困難
物理障害を起こしたHDD/SSDから修復を行うには、精密機器を安全に復旧する高度な専門設備や、膨大なデータ復旧件数に裏打ちされた高度な解析技術が必要となります。具体的には、HDDを開封・部品交換するためのクリーンルームや、HDD/SSDの動作をつかさどるプログラム(ファームウェア)の解析を行う設備などが必要です。
物理障害が発生したHDD/SSDでは、何度も修復作業を繰り返すと状態が悪化し、データを消失させてしまう危険性がありますので、「安全かつ最速でデータを復旧したい」場合、自力で対処せず、信頼できるデータ復旧サービスに相談することをおすすめします。
ただし、お持ちの機器がデータ復旧できるか、料金はいくらかかるのか、すぐに復旧できるのかなどの判断はデータ復旧業者に相談しなければわかりません。データ復旧を検討しているのであれば、まずは相談してみることをおすすめします。
デジタルデータリカバリーでは「電話」および「メール」とあわせて、24時間365日相談を受け付けています。
Dellのパソコンが起動しないときの状況別対処法
Dellのパソコンが黒い画面、ブルースクリーンなどから起動しない場合、以下のケースごとに切り分けて対処を行いましょう。
ただ、上記の対処法で解決できなかった場合、Dell製PCに重度障害が起きている可能性があります。この際、上記の対処法を試すことで、本来復旧できたデータを失うリスクもあります。「データを取り出したい」「でも、自力での対処が不安」という場合、技術力に優れた「データ復旧」の専門業者を活用することで、最も安全かつ正確なアプローチでデータを取り出すことができます。
症状①:電源ランプが点灯せず動作音もせず、全く起動しない場合
Dell製パソコンの電源ランプが点灯せず、まったく起動しない場合は、充電切れやマザーボードの電池切れが考えられます。
電源周りを確認する
電源ユニットからホコリを取り除き、一旦すべてのケーブル類や周辺機器を取り外して電源ボタンを数度長押しして放電します。5分ほど放置して放電が完了したら、周辺機器を取り外した状態で再度電源を投入します。
起動しない場合、電源ユニットを交換する必要があるので、メーカーのサポートセンターに問い合わせてください。
マザーボード上の電池を交換する
マザーボード上にあるボタン電池(CMOS電池)の寿命は、3~4年程度です。この電池が切れてしまうと、マザーボードは起動しなくなります。購入後、年数が経過している場合、電池切れの可能性が疑われるため、電池を交換して起動・認識するかを確認しましょう。
パソコンが起動しない・立ち上がらない場合の対処法についてはこちら
症状②:電源ランプがオレンジ色に点滅し、ビープ音が鳴る場合
ビープ音が「ピー、ピッ」と2回なり、電源ボタンがオレンジに点滅する場合、メモリが認識されていない可能性があります。原因として、接触不良やホコリの蓄積が考えられます。
ホコリの掃除やメモリの差し直しを行っても解決しなかった場合、DELLのサポートページで問題が解決できる場合があります。
再起動を行う
システムトラブルによってメモリが認識されない場合は、再起動で解決できることがあります。これにはパソコンのスタートメニューから再起動する方法と、電源ボタンを押して強制終了する方法があります。
ただし再起動はパソコンに負荷がかかるため、デスクトップ画面が映る場合は必ずスタートメニューから実行しましょう。強制終了はパソコンを起動しても画面が真っ暗な場合のみにしてください。
再起動を繰り返すと障害が進行し、最悪の場合は、データの消失や二度とパソコンが起動しなくなります。
デジタルデータリカバリーなら最先端の技術を駆使し、他社で復旧不可とされた機器のデータ復旧が可能な場合があります。諦める前に、ぜひ当社にご相談ください。
放電を行う
長時間充電をつないで作業した場合や、静電気によってパソコンが帯電すると、パソコンが起動しなくなることがあります。
放電を行う方法は以下の通りです。
- コンピューターの電源を切る
- コンピューターのACアダプターと電源コード、すべての外部デバイス、そしてバッテリーを取り外す
- 電源ボタンを15〜20秒間ほど押し続ける
- 電源コードに再接続し、コンピューターの電源を入れる
ハードウェア診断を実行する
Dell製パソコンにはパソコン内部に異常がないか診断するツールが組み込まれています。
ハードウェア診断を実行して異常の原因を特定しましょう。ハードウェア診断を実行する方法は以下の通りです。
- パソコンの電源を入れる
- ロゴ画面で、起動メニューが表示されるまで F12キーを連打する
- 起動メニュー画面で、「診断」]オプションを選択し、Enterキーを押す
- ハードウェア診断が実行される
ハードウェア診断で異常が発見された場合はデータ復旧業者までご相談ください。物理的にハードウェアが破損すると復旧に専門ツールと手術室相当の清潔な空間が必要になるため、個人で対処することが困難です。
症状③:電源ランプは点灯するが黒い画面のまま起動しない場合
モニター端子を別のディスプレイに接続する・モニターを初期化する
Dell製モニターの設定に問題がある場合、HDMI端子を別のディスプレイに接続し直してみましょう。別のディスプレイだと通常起動できる場合、Dell製モニターが寿命を迎えている可能性があります。
この場合、修理するか、モニター設定の初期化によって対処できます。(モニターの初期化手順は、ブランド・型番ごとに異なります。取扱説明書を確認しておきましょう)
グラフィックドライバーを再起動する
パソコンを長時間使用していて、いきなり画面が真っ暗になった場合、コンピュータのグラフィックにかかわる「グラフィックドライバー」というソフトウェアに不具合が起きている可能性があります。
Windows10だとショートカットキー「Windows+Ctrl+Shift+B」で、グラフィックドライバーをリセットすることができます。一度試してみましょう。
BIOSをリセットする
Dell製パソコンの起動にかかわるプログラムの「BIOS」が破損している場合、画面が真っ暗になったり、「Operating system not found」「DISK BOOT FAILURE」といった起動エラーが表示されることがあります。
この場合、BIOSリセットにより、解決できることがあります。
- 「F2」キーを数回押しましょう。
- 「BIOSセットアップユーティリティ」が起動します。
- 次に「F9」キーを押します。
- 「Load Optimized Defaults?」という、デフォルト値に関するメッセージが表示されますので「Yes」を選択しましょう。
- 次に「F10」キーを押します。
- 「Save configuration and reset?」という、設定の保存に関するメッセージが表示されますので「Yes」を選択しましょう。
症状④:メーカーやOSのロゴで止まる・ブルースクリーン・黒い画面にカーソルのみ表示される場合
「メーカーやOSのロゴで止まる」「ブルースクリーンが表示される」「黒い画面にカーソルのみ表示される」といった場合の対処法は、主に次の6つです。
Windowsの自動修復機能「スタートアップ修復」を利用する
Dell製PCの標準OS・Windowsには、スタートアップ修復という機能が搭載されています(通常起動で立ち上がらなかった場合、自動で実行されます)。
システム上の簡単なエラーだと、これで問題が解消できることも多いですが、パソコン上の不具合を全チェックするため、深刻な物理障害が発生していると、状態が悪化する恐れがあります。
セーフモードで起動する
セーフモードは、最小限のシステム環境でパソコンを起動するWindowsの診断用起動モードです。これで起動できる場合、システム的な問題である可能性が高く、「システムの復元」で設定を初期化すれば対処できる可能性があります。
- 正しく起動できなかった場合に表示される「詳細オプション」を選択
- オプションの選択画面から「トラブルシューティング」を選択。
- トラブルシューティング画面の「詳細オプション」を選択。
- 詳細オプション画面から「スタートアップ設定」をクリック。
- スタートアップ設定画面の、「4) セーフモードを有効にする」 または「5)セーフモードとネットワークを有効にする」を選択。
- パソコンがセーフモードで起動します。
しかし、これでも起動できない場合、ストレージやメモリ障害など、ハードウェアに不具合が発生している恐れが高いです。
この場合、自力で対応すると状態が悪化するため、自力での解決は控えましょう。そして、データの要不要に応じ、専門業者に対応を依頼することをおすすめします。
システムの復元を行う
セーフモードで起動できた場合、Dell製PCの起動を妨げている問題を「システムの復元」でリセットしておきましょう。「システムの復元」とは、ある特定の時期まで、PC上の設定をリセットする機能です。システム設定の問題の多くは、これで解決します。またリセットされるのは、あくまで設定だけで、データが消失する恐れはありません。
- 検索ボックスに「復元ポイント」と打ち込みます。
- 表示されたプロパティから「システムの保護」→「システムの復元」→「次へ」と進みます。
- 復元ポイントを一覧から選択し「次へ」→「完了」に進みましょう。
初期化ツールの回復ドライブを使う
上記の方法で対応できなかった場合、最終手段として「初期化」という方法があります。この方法をおこなうと、記憶されているデータは完全に消失しますので、データのバックアップがあるか、そこまで重要なデータがない場合にのみ有効な手段です。
初期化ツールには、購入時についてきた回復ディスク、あるいはインターネットからダウンロードしたOSを入れたUSBメモリなどが含まれます。
最後にインストールしたソフトウェアをアンインストールする
セーフモードで起動に成功した後は、直近もしくは異常発生直前にインストールしたソフトウェアをアンインストールしておきましょう。インストールしたソフトウェアが起動を干渉している可能性があります。この場合、ソフトウェアとPCに互換性がない可能性も高いため、ソフトウェアの使用可能条件もあらかじめ、確認しておくことをおすすめします。
SFCでシステムファイルを修復する
システムファイルが破損していると、真っ黒い画面にエラーメッセージが表示されることがあります。システムファイルとは、Windows(OS)の動作に必要なデータで、ここが破損している場合、OS内蔵の「システムファイルチェッカーツール」(SFC)を実行すると、システムファイルの異常をスキャンし、異常なファイルを修復します。
システムファイルチェッカーツールは以下の手順で実行できます。
- 「Windowsマーク」を右クリックします。
- 検索窓に「Windows PowerShell」と入力し、当該アプリを開きます。
- 「sfc /scannow」を入力してEnterキーを押します。
この際、問題のあるシステムファイルが見つかれば自動修復されます。「検証100%が完了しました」のメッセージが表示されたら完了です。
ただし、システムファイルチェッカーツールは、多くの破損したシステムファイルを修復することはできますが、全てを完全に修復することはできません。
ここまでの対処法で問題が解決できなかった場合、自力では修復不可能なほど深刻な障害が発生している可能性が高いです。この場合、操作や修復を行うことで、データ・機器共に完全にクラッシュさせてしまう恐れがありますので、それ以上の操作は控え、データの要不要に応じ、適切な専門業者まで対応を依頼するようにしましょう。
ウイルス対策ソフトでマルウェアを除去する
マルウェア感染を放置すると、個人情報を抜き取られたり、パソコンが頻繁にフリーズするトラブルが発生します。
この場合は市販のウイルス対策ソフトでパソコンをスキャンし、マルウェアを除去しましょう。
- セーフモードで起動する
- ウイルス対策ソフトを信頼できるサイトからダウンロードする
- ダウンロードしたウイルス対策ソフトをインストールして実行する
- ソフトに入ったらウイルス対策ソフトのシステムスキャンを実行する
- スキャンを実行してマルウェアが判明したら、感染したァイルを除去する
OSをリセットする
OSをリセットすると、過去にインストールしたアプリが消去されます。この仕組みを利用して、エラーデータを消去するのがOSのリセットです。
Windows 10/ 11でOSをリセットする方法は以下の通りです。
- 「スタート」メニューを開き、「設定」を選択する
- 「更新とセキュリティ」をクリック
- 「回復」をクリック
- 「このPCを初期状態に戻す」をクリック
- 「すべてのドライブを削除」を選択し、「続けます」をクリックします。
- パソコンが再起動し、リセットが開始されます。
ただしOSをリセットすると、すべてのデータやプログラムが消去されます。したがって、重要なデータは事前にバックアップを取っておきましょう。
OSを出荷時の設定に戻す
OSを出荷時の設定に戻すと、すべてのデータやプログラムが消去され、初期状態に戻ります。しかし、システムのエラーやバグが消去されるため、パソコンの動作が向上する場合もあります。
OSを出荷時の設定に復元する方法は以下の通りです。
- 「スタート」メニューを開き、「設定」を選択
- 「更新とセキュリティ」をクリック
- 「回復」をクリックする
- 「このPCを初期状態に戻す」をクリック
- 「クイックスタートを使用」を選択し、「続けます」をクリック
- パソコンが再起動し、復元が開始されます。
重要なデータは事前にバックアップを取ることが必要です、バックアップに失敗した場合や、誤ってOSを出荷時の設定に戻した場合はデジタルデータリカバリーまでご相談ください。
高度な技術と経験を持つエンジニアが、一台一台丁寧にデータ復旧しています。
PC修理時の注意点!データ復旧との違いとは?
パソコン修理とデータ復旧は似ていると勘違いされやすいのですが、データを優先するか、起動を優先するかという目的の段階からして全く異なっています。
メーカー・修理会社
修理はパソコンを正常に起動させることを目的としており、データ復旧を行うわけではありません。パソコンに不具合が発生した場合、メーカー保証期間の範囲内であれば、比較的安価で修理・交換を行うことができます。
しかし、データが保存されているHDD/SSDごと交換してしまうため、データは原則として全て初期化されてしまいます。
データ復旧会社
データ復旧は壊れた機器からのデータの取り出しを目的としています。あくまでデータの取り出しが目的なので、パソコンが正常に起動するように修理するわけではありません。
メーカーやショップに修理依頼を出す前に、「パソコン内に必要なデータがある」「自力でデータ復旧できない」という場合、データ復旧の専門業者まで相談するようにしましょう。
データが必要な場合は、データ復旧の専門業者に相談する
これまでの対処方法は、ごく「軽度の論理障害」しか対応できず、「中高度の論理障害」あるいは「経年劣化を含む物理障害」には対応できませんでした。
Dell製PCの中に失いたくない大切なデータがあれば、データ復旧の専門業者に相談することを強くおすすめします。データ復旧業者では、復元ソフトでは対応できない物理障害や、重度の論理障害からのデータ復元・復旧が可能です。
データ復旧業者では、PCに発生している症状を元にエンジニアによる正確な初期診断を行い、故障原因の特定が可能です。プロが対応するため、データ復旧に失敗するリスクを抑えることができます。
デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで、無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
復旧~納品までの流れ
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対応メーカー例
- Dell
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- パナソニック
- マイクロソフト
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はじめてのデータ復旧業者は【技術力の高さ】で選ぶ
データトラブルの際、一番頼りになるのがデータ復旧業者です。しかし、初めてデータ復旧業者に依頼するとなると、どこに依頼したらいいのか分からない方も多いのではないでしょうか。
データ復旧業者を選ぶときの最大のポイントは、【技術力の高さ】です。
データ復旧は手術と同様、何度もできるものではありません。失敗してもやり直しがきくものではなく、繰り返すたびに復旧率が下がっていくので、最初の対応が復旧率を握るカギとなります。もし絶対に取り戻したい大切なデータがあれば、確かな技術力を持つ業者に依頼すべきでしょう。
技術力が高いデータ復旧業者を選ぶ3つのポイント
全国100社以上あるといわれるデータ復旧業者の中で技術力が高く、信頼できる業者を選ぶ3つのポイントを解説します。おさえておくべきポイントはこちらです。
- POINT:1 復旧実績や復旧率が数字で明記されている
- POINT:2 他社で復旧できなかった機器からも復旧実績がある
- POINT:3 復旧ラボを公開し、自社内に復旧設備を揃えている
POINT:1 復旧実績や復旧率が数字で明記されている
復旧実績や復旧率は、多くの場合、公式Webサイトで確認できます。特に実績が誰が見ても客観的に判断できる「数字」で明記されている企業は、信頼性が高いと言えます。
データ復旧業者の中には、明確な根拠数字を記載していないケースもあります。そのような業者は技術力を有していない可能性があるため、信頼できる業者とは言い難いです。
「国内最高レベル」など、曖昧な言葉のみで具体的な復旧実績について公開していない業者もあるため、過去の実績についてしっかり確認するようにしましょう。
POINT:2 他社で復旧できなかった機器からも復旧実績がある
「メーカーや他のデータ復旧業者で復旧できなかった機器から復旧実績がある業者」は技術力が高いと言えます。官公庁、国立大学法人、上場企業の復旧件数が多い業者も、信頼がおけます。
データ復旧は、機器の種類や障害の程度によって難易度が異なります。業者によって対応できる障害レベルにも差があるため、技術力の低い業者に依頼すると、復旧に失敗するリスクがあります。
他社で復旧できなかった機器でも復旧実績のある業者は、高難度の障害に対応している、技術レベルの高い業者と言えます。
POINT:3 復旧ラボを公開し、自社内に復旧設備を揃えている
データ復旧の業者の中には、自社で復旧作業を行なわず外注したり、自社内に専用設備を持たない業者も存在します。
そのような業者に依頼してしまうと、誤った処置が行われ、大切なデータを失う可能性があります。
復旧ラボを公開し、見学を受け付けている業者であれば、自社内できちんと復旧作業を行なっていることがわかるので安心です。
国内で復旧ラボを構えている業者は限られています。Webサイトの情報だけではわからないことも多く、実態を知るには直接ラボの様子を確認するのが一番安心です。
データ復旧は「デジタルデータリカバリー」にお任せください
当社はデータ復旧専門業者 14年連続データ復旧国内売上No.1(※)として多くのお客様に選ばれ続けています。そして技術力が高く、信頼できる業者を選ぶ3つのポイントをすべて満たしており、自信を持ってデータ復旧の作業をさせていただきます。
※データ復旧専門業者とは、自社及び関連会社の製品以外の製品のみを対象に保守及び修理等サービスのうちデータ復旧サービスを専門としてサービス提供している企業のこと
※第三者機関による、データ復旧サービスでの売上の調査結果に基づく(集計期間:2007年~2020年)
- POINT:1 復旧実績や復旧率を数字で公開しています
- POINT:2 他社で復旧不可からも多数復旧に成功しています
- POINT:3 復旧ラボをすべて公開・自社内設備で復旧しています
POINT:1 復旧実績や復旧率を数字で公開しています
当社はデータ復旧国内トップクラスの実績を誇っており、復旧率最高値 95.2%(※1)の技術力をもって、あらゆるメディアからのデータ復旧に対応しています。また、官公庁や国立大学法人・上場企業を含めた、日本中のお客様のデータの復旧に対応しており、累計41万件以上のご相談実績(※2)があります。
しかし残念ながら、データ復旧業者の中には技術力が低いにも関わらず、「我々は高い技術力を持っています」など、明確な数字を出さずに曖昧な表現をしている復旧業者が多数あります。そのような復旧業者は、実績が少なかったり、社内に専用設備を持っていない可能性が高いため、注意しましょう。
当社では、「本当に技術力の高い会社であれば、復旧率で明確な根拠を示すべき」と考え、つちかった技術力に自信があるからこそ、復旧実績や復旧率を公開しています。
POINT:2 他社で復旧不可からも多数復旧に成功しています
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POINT:3 復旧ラボをすべて公開・自社内設備で復旧しています
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※2:期間:2011年1月1日~
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デジタルデータリカバリーが選ばれる理由について、詳しくはこちらで紹介しています。
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データ復旧の料金について
データ復旧費用は4つの要素で決まります
-
1総ディスク容量
どれくらいの大きさか?
-
2故障箇所
どこが壊れているか?
-
3難易度
どれくらい壊れている?
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復旧にかかる期間は?
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500GB以上 | 10,000円〜 |
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この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数41万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。