Windows11でエラーコード「0x0000007E」が表示される原因と対処法

ある日突然、パソコンの画面が青くなり、「0x0000007E」や「SYSTEM_THREAD_EXCEPTION_NOT_HANDLED」と表示されて強制再起動が繰り返される――そんな状況では、通常の作業ができず不安が募ります。

このエラーは、ドライバやハードウェアの不具合、OS構成の破損などが原因で発生します。操作中や起動直後にブルースクリーンが出たり、セーフモードでは起動するのに通常モードでは落ちるといったケースもあります。

本記事では、原因の見極め方と自力で試せる対処手順を紹介しています。重要なデータがある場合は、無理に操作を続けず、24時間365日対応の無料診断をご活用ください。

0x0000007Eとは？エラーの概要と症状

0x0000007Eは「SYSTEM_THREAD_EXCEPTION_NOT_HANDLED」とも表示され、ドライバやOS内部の例外処理が適切に行えなかった際に表示されるWindowsのブルースクリーン（BSOD）エラーの一種です。

ドライバの不具合、BIOSの非互換、ウイルス感染や物理障害などが関係しており、起動中や操作時に突然発生します。

このエラーは、Windowsがハードウェアやドライバを正常に制御できなくなった重大なサインです。

0x0000007Eの主な症状

以下のような症状が見られる場合、このエラーが発生している可能性があります。

このような症状が続くと、重要なファイルにアクセスできない、起動不能になるなどのリスクも伴います。
原因を誤って判断すると、さらに深刻なデータ損失を招く恐れがあります。

当社では相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずはお気軽にご相談ください。

0x0000007Eエラーの原因

このエラーは、OSやドライバ、ハードウェア構成など複数の要因が絡み合って発生します。原因を特定し、正しい対処を選ぶことが回復の近道です。

ドライバの不具合・互換性問題

最も多い原因は、ドライバの破損やバージョンの不一致です。特にグラフィック・オーディオ・USBデバイスなどのドライバが古い・非対応だとブルースクリーンが発生しやすくなります。

システムファイルの破損

Windowsのシステムファイルは、アップグレードの失敗や強制終了によって破損することがあります。これによりOSの動作が不安定になり、エラーや起動不能といった深刻な状態に発展するケースもあります。

とくにHDDやSSDの異常が原因でファイル破損が進行している場合、自力での修復は難しく、無理な操作がさらなる損傷を招く恐れも。重要なデータがある場合は、専門のデータ復旧業者への相談をおすすめします。

BIOSの非対応・古さ

マザーボードのBIOSがWindows11に対応していない、または古いまま使用していると、OS起動時の周辺機器管理に不具合が生じ、エラーを誘発します。

ウイルスやマルウェアの感染

システムファイルやレジストリを改変するマルウェアが混入していると、例外処理ができなくなりブルースクリーンが発生します。セーフモードでのスキャンが有効です。

ハードウェア障害（特にメモリ・ストレージ）

物理障害が原因でブルースクリーンが出ることもあります。
メモリの異常やSSD/HDDの不良セクタ、接続トラブルがあれば、起動時に例外処理が発生しエラーにつながります。ストレージ障害が原因の場合、症状が進行するとOSが起動しなくなったり、データが読めなくなる恐れがあります。

このようなケースでは、通電を繰り返すよりも専門業者に相談する方が安全です。当社では、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日無料でご案内しています。まずはお気軽にご相談ください。

【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク

「0x0000007E（SYSTEM_THREAD_EXCEPTION_NOT_HANDLED）」が表示される――そんなトラブルに直面したとき、まずは自力で何とかしようと対応する方が多いと思います。

0x0000007Eエラーがが表示されると、ドライバ更新やシステム設定の変更などを試みたくなるかもしれません。しかし原因を正確に特定しないまま対処を進めると、かえって状況が悪化することがあります。特に、ストレージやメモリ、マザーボードといったハードウェアに故障がある場合、自力対応は症状を深刻化させるリスクが高くなります。

専門業者であれば、正確な診断に基づいて最適な方法で復旧を進めるため、データ消失を最低限に抑えることができます。中でもデジタルデータリカバリーは、以下の理由から多くの方に選ばれています。

• 相談実績46万件以上（2011年1月～）の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
• 一部復旧を含む復旧件数割合91.5%（※内、完全復旧57.8%。復旧件数割合＝データ復旧件数／データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績）という業界トップクラスの技術力
• 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有

大切なデータを守るには、まずは自力対応よりも専門的な判断が欠かせません。操作を誤る前に、まずは当社にご相談ください。

 

0x0000007Eエラーの対処法

このエラーに対処するには、システムとハードウェアの状態を確認しながら、段階的に原因を切り分けていくことが重要です。以下に具体的な手順を紹介します。

セーフモードでの起動を試す

通常モードでブルースクリーンになる場合でも、セーフモードで起動できることがあります。安全な状態で原因を調査しましょう。

ドライバの更新・削除・ロールバック

ドライバの不具合が原因の場合、更新・削除・以前のバージョンに戻すことで改善します。

BIOSのアップデート

BIOSが古いままだと新しいOSとの互換性に問題が出る場合があります。マザーボードの製造元から最新版を入手してアップデートしてください。

システムファイルの修復（SFC/DISM）

コマンドプロンプトから修復コマンドを実行し、Windows内部の破損ファイルを修正します。

ウイルス対策ソフトでのスキャン

セーフモードでフルスキャンを行い、システム内部に潜むマルウェアの有無を確認します。

周辺機器の取り外しと最小構成確認

USB機器や外部デバイスのトラブルが原因の場合、必要最小限の構成で動作確認するのが有効です。

専門業者に相談する

上記の対処法でも改善しない、またはハードウェアの異常が疑われる場合は、無理な作業を控え、専門業者の診断を受けることが大切です。
ドライバの誤操作やBIOS設定ミスによって、症状が悪化しデータが失われる危険があります。
私たち、デジタルデータリカバリーでは、OSの起動障害やストレージ障害、ブルースクリーンの原因究明とデータ復旧の両方に対応しています。

デジタルデータリカバリーは、これまでに46万件以上の相談実績（※1）を持ち、一部復旧を含む復旧件数割合91.5%（※2）という高い成果を上げています。初期診断とお見積りは無料で、24時間365日対応していますので、不安を感じた時点でお気軽にご相談いただけます。

※1　期間：2011年1月以降
※2　内、完全復旧57.8%。復旧件数割合＝データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績