BitLockerの回復キーやパスワード入力時に「英字が打てない」と感じて困っていませんか?
- 「@」やアルファベットが入力できない
- パスワード入力で失敗してしまう
- キーボードがいつもと違う動作をしている
BitLockerのパスワードやPINの入力は、Windowsの起動前やセーフモードで行われるため、通常の日本語(JIS)配列ではなく、英語(US)配列で動作していることが原因の多くを占めます。
英字が打てないと感じても、配列変更や入力方式を切り替えることで対応できます。
この記事では、回復キーやパスワード入力時に英字が打てない原因と、物理キーボード・スクリーンキーボード・テンキーを使った対処法を詳しく解説します。
もし解除できない状態が続く場合は、デジタルデータリカバリーの24時間365日無料の初期診断をご活用ください。
目次
BitLockerで英字が入力できない原因
BitLockerの認証画面では、OSが起動していないためキーボードドライバやレイアウト設定が適用されず、物理的な日本語キーボードが英語(US)配列として認識されることが主な原因です。
回復キーは英字不要なので入力できないのが正常
BitLocker回復キーは48桁の数字のみで構成されており、英字が必要になることはありません。回復キー入力画面で英字が入力できないのは正常動作です。
英語配列として認識されている
プリブートや回復環境では日本語配列が正しく認識されず、英語(US)配列として処理されます。これにより、一部のキー(@や:など)がJIS配列とは異なる位置に割り当てられ、思った通りに入力できなくなります。
無線キーボードが認識されていない
Bluetoothやワイヤレス接続のキーボードは、プリブート環境で認識されない場合があり、入力自体ができないこともあります。
【要注意】BitLocker回復キーなしでは解除できない

「OSが起動しない」「BitLockerの回復キーが分からない」といった重度なトラブルは、自力での対応が難しく、操作を誤るとデータ消失につながるリスクもあります。BitLockerには非常に強固な暗号化が施されており、回復キーが不明な状態での解除や復旧はほぼ不可能です。
解除できないデバイスの中に大切なデータが残されている場合、無理に操作を続けるよりも、安全性の高い方法としてデータ復旧の専門業者に相談するのが確実です。ただし、一般的な復旧業者の多くは回復キーがないと対応自体ができず、BitLockerの解除や解析には基本的に対応していないのが現状です。
その点、デジタルデータリカバリーでは独自の技術開発を進めており、回復キーが不明な状態でも対応できる体制を整えています。BitLockerが解除できない状態からでも、データを復旧できた事例が多数あります。
当社が選ばれ続けている理由は、以下の実績にあります:
- 相談実績46万件以上(2011年1月~)の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
- 一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(※内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績)という業界トップクラスの技術力
- 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件を超えており、独自の復旧技術を保有
他社で「回復キーがないと対応できない」と断られてしまったBitLockerのトラブルでも、当社であれば復旧のご案内ができます。まずは無料の初期診断から、お気軽にご相談ください。
BitLockerの英字入力トラブルを解消する方法
以下の方法で、英字が入力できない問題に対応できます。どの方法も安全に試せる対処法なので、上から順に確認してください。
有線USBキーボードで入力を試す
無線キーボードでは認識されない場合でも、有線USB接続のキーボードであれば高い確率で認識され、正常に入力が行えます。
英語配列の入力方法で試す
英語配列として認識されている場合、「@」は「Shift + 2」、「:」は「Shift + ;」など、通常のJIS配列とは異なる位置になります。キートップを目視で確認するのも有効です。
NumLockとテンキーの確認
テンキーが使えない場合、NumLockが無効になっている可能性があります。NumLockキーを押してランプや反応を確認し、有効にしてから再入力してください。
スクリーンキーボードを使う
Surfaceなど一部の端末では、タッチ操作に対応した画面キーボード(スクリーンキーボード)を使用できる場合があります。画面に表示される文字をタップして正確に入力できます。
専門業者に相談する
すべての対処を試しても解除できない、入力しても反応がないといった場合は、BitLockerの内部構成に問題が生じている可能性があります。無理に入力を繰り返すとロックアウトされる恐れもあり、状況を悪化させる原因になります。
回復キーが分からない、解除できない場合は自力での対応がほぼ不可能なため、大切なデータを守るためにも、早めに専門業者に相談することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーでは、これまでに46万件以上の相談実績(※1)と復旧件数割合91.5%(※2)を誇り、BitLockerの英字入力や起動認証の復旧支援にも対応しています。初期診断とお見積りは無料で、24時間365日対応しています。
※1 期間:2011年1月以降
※2 内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する
自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーの強み
デジタルデータリカバリーは、「データ復旧専門業者14年連続データ復旧国内売り上げNo.1」の実績を持つデータ復旧業者です。データ復旧の技術力として、「データ復旧率最高値95.2%」を誇っています。
また、データ復旧業者の最後の砦と言われる所以として、「他社で復旧できなかった機器のご相談件数7,300件超」の実績を信頼いただいています。他社で復旧してもらえなかった機器であっても、デジタルデータリカバリーの復旧技術であれば復旧できたという事例も多数ございます。是非ご相談ください。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」(算出期間:2011年1月1日~)を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)
電話番号:0800-333-6302
来社受付:9:30~21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。