Apple製品の使用中に、以下のようなトラブルが起きていませんか?
- iPhoneやiPadのアップデート中に突然エラーが出て進まない
- iTunesで「ファームウェアファイルが壊れています」と表示される
- DFUモードで復元を試しても改善しない
こうした症状が現れた場合、iOSまたはmacOSのファームウェアに深刻な不具合が発生している可能性があります。放置すれば、復元できるはずだったシステムやデータが完全に失われる恐れがあります。
本記事では、「ファームウェアファイルが壊れています」というApple製品特有のエラーについて、その原因と安全な対処法をわかりやすく解説します。どうしても自力での復旧が難しい場合は、Apple製品のトラブルに詳しい専門スタッフが24時間365日、無料で診断いたします。初期対応が鍵になりますので、お早めにご相談ください。
目次
Apple製品で「ファームウェアファイルが壊れている」と表示された場合の主な症状
Apple製品で「ファームウェアファイルが壊れている」と表示されるとき、次のような症状がよく見られます。
- iPhoneやiPadをiTunesやFinderで復元しようとするとエラーが出る
- 「このデバイスのファームウェアファイルが壊れています」と表示され復元が失敗する
- Macで復活/復元を実行しても進行バーが途中で止まる・失敗する
- Apple Configurator 2で復元中にエラーコードが表示される
- 複数回試してもDFUモードから正常復旧できない
同じように「ファームウェアファイルが壊れています」と表示されても、その原因はデータ破損・ソフトウェアの不整合・ストレージ障害など多岐にわたります。
表示されたエラーメッセージだけで対処法を判断するのは危険で、誤った手順で復元を繰り返すと、本体やデータへのダメージが蓄積する可能性もあります。
また、iOSやmacOSの復元・更新作業は一般的に安全に思われがちですが、本体ストレージの物理故障や基板異常が隠れていることもあり、見た目では判断できません。このようなファームウェアの復旧に関しては、Apple製品に関する正しい知識と適切なツールを持った専門業者による診断が重要です。
当社ではApple製品のファームウェアトラブルにも対応しており、初期診断・ご相談・お見積りはすべて無料です。365日・24時間対応でお電話・フォームから受付可能ですので、お困りの際はお気軽にご相談ください。
Apple製品でファームウェアエラーが発生する主な原因
「ファームウェアファイルが壊れています」というエラーが発生する原因は、アップデートファイルや復元プロセスの不具合だけではありません。以下に主な原因を整理します。
アップデートファイルの破損
iOSやmacOSのアップデート中に通信エラーや保存不良が発生すると、破損したファームウェアファイルが適用され、エラーが表示されることがあります。
iTunesやFinderのバージョンが古い/通信不安定
古いバージョンのiTunesやFinderでは、最新のデバイスとの互換性が不十分なことがあり、ファームウェア認識に失敗します。また、Wi-Fiなど通信環境が不安定な場合も正常な更新が行えません。
DFUモードでの復元・ファームウェア適用失敗
DFUモード(深い復元用の特殊モード)中にUSB接続が不安定だったり、合わないIPSWファイル(iOS更新用ファイル)を使うと、書き込み失敗で端末が起動しなくなるおそれがあります。無理に操作を続けるとデータが完全に失われることもあるため、重要なデータがある場合は早めにデータ復旧の専門業者へ相談した方が安全です。
Mac/iPhone/iPad本体のストレージ障害やシステム異常
ファームウェアの読み込み時に「ファームウェアファイルが壊れている」と表示される場合、本体ストレージに重大な障害が発生している可能性があります。特にMacやiPhone、iPadの場合、ストレージの一部が破損していると、通常の起動すらできなくなることがあります。
また、システム領域の異常やファイル構造の破損によって、OSのアップデートや復元操作が進まなくなるケースも少なくありません。この状態で無理に操作を続けると、内部のデータが上書きされ、重要なファイルが完全に失われてしまうリスクが高まります。
デバイスに異常が見られる場合は、早急に適切な対応を取ることが重要です。放置したり自己流の対処を試みたりすると、状況がさらに悪化する恐れがあるため専門業者への相談が必要です。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク

「ファームウェアファイルが壊れている」と表示される――そんなトラブルに直面したとき、まずは自力で何とかしようと対応する方が多いと思います。
誤って初期化や上書きをしてしまったり、分解して状態を深刻化させてしまうケースは多く、特に内部の故障が原因だった場合、自力で対応しようとするとかえって悪化を招くリスクがあります。
専門業者であれば、正確な診断に基づいて最適な方法で復旧を進めるため、データ消失を最低限に抑えることができます。中でもデジタルデータリカバリーは、以下の理由から多くの方に選ばれています。
- 相談実績46万件以上(2011年1月~)の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
- 一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(※内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績)という業界トップクラスの技術力
- 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有
大切なデータを守るには、まずは自力対応よりも専門的な判断が欠かせません。操作を誤る前に、まずは当社にご相談ください。
Apple製品でファームウェアエラーが表示されたときの対処法
次に、各原因に対応する具体的な復旧手順を紹介します。
アップデートファイルを削除して再ダウンロードする方法
破損したファイルが原因であれば、削除して再取得するだけで解決することが多いです。
- iPhone/iPadで「設定」→「一般」→「iPhoneストレージ」を開く。
- 表示されたアップデートファイルをタップし、「削除」する。
- Wi-Fi接続で再度「設定」→「ソフトウェア・アップデート」からダウンロード。
iTunesまたはFinderを最新版に更新する方法
互換性の不具合を解消するには、使用するソフトを最新の状態に保つ必要があります。
- Macの場合:「システム設定」→「ソフトウェア・アップデート」で確認。
- Windowsの場合:Apple公式サイトからiTunesの最新版をダウンロード。
- 更新後、端末を再接続して復元または更新を試す。
DFUモードでiPhone/iPadを復元する方法
DFU(デバイスファームウェアアップデート)モードでは、ファームウェアを完全に再インストールできます。
- iPhone/iPadをPCまたはMacに接続。
- 機種ごとの手順でDFUモードに入る(画面が真っ暗になる)。
- iTunesまたはFinderが端末を認識したら「復元」を選択。
- 最新ファームウェアをダウンロード後、自動で復元が始まる。
しかし、「復元」を選ぶと端末が初期化され、バックアップがない場合はデータが消失します。また、何度試しても復元できない場合は、ハードウェア障害の可能性もあるため、無理な操作は控えた方が安全です。復旧がうまくいかない場合は、早めに専門業者へ相談することをおすすめします。
MacをDFUモードで復活/復元する方法
AppleシリコンまたはT2チップ搭載Macでは、Apple復元ソフトを使ってDFU復元が可能です。
- 正常なMacと、問題のあるMacをUSB-Cで接続。
- 対象のMacをDFUモードにする(Apple公式の操作手順に従う)。
- Apple復元ソフトで「復活」または「復元」を選択。
- 復元はMacを初期化するため、事前のバックアップが必須。
AppleシリコンやT2チップ搭載のMacでは、Apple復元ソフトを使ったDFU復元が可能ですが、手順を誤ると復元に失敗し、データが完全に消えるおそれがあります。特に物理的なストレージ障害がある場合は、かえって悪化しかねないです。重要なデータが残っている場合は、自己判断で操作を続けず、専門業者に相談することが非常に重要です。
専門業者に相談
紹介した復元方法でも解決しない場合、ストレージやシステムに深刻な障害が進行している可能性があります。無理に作業を続けると状態を悪化させ、データの復旧がより困難になるおそれがあるため、早めに専門業者へ相談することが重要です。
デジタルデータリカバリーでは、他社で復旧できなかったケースも含め、7,300件以上のご相談(※1)を受けており、豊富な実績を重ねています。復旧は初期対応が重要であり、高い技術力と専用設備を備えた当社にお任せいただくことで、成功の可能性を高められます。一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(※2)という高水準を維持し、初期診断や対応のご案内はすべて無料で実施しています。大切なデータを守るために、まずはご相談ください。
※1:算出期間:2016年6月1日~
※2:内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する
自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーの強み
デジタルデータリカバリーは、「データ復旧専門業者として14年連続国内売上No.1」の実績を誇る信頼できる業者です。
一部復旧を含む復旧件数の割合は91.5%(内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績)を誇り、これまでに他社で復旧が難しいとされた機器についても、これまでに7,300件以上のご相談をいただいています。諦める前に、大切なデータを取り戻すチャンスをぜひデジタルデータリカバリーにお任せください。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」(算出期間:2011年1月1日~)を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)
電話番号:0800-333-6302
来社受付:9:30~21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。