Windows 7のパソコンに新しいHDDを増設したいけれど、やり方がわからず困っていませんか？
- 内蔵HDDの容量が足りなくなってきた
- 録画・画像・データ保存用にHDDを増設したい
- 新しいHDDを接続したが認識されない
HDDの増設は「物理的に取り付ける作業」と「OS上で初期化・フォーマットする設定」の2ステップで完了します。特別なソフトや知識がなくても、基本的な手順を守れば初心者でも作業可能です。
初期化時に誤って他のドライブを操作するとデータ消失のリスクがあるため、操作には注意が必要です。
本記事では、Windows 7環境でHDDを増設する方法について、物理的な取り付けからOS上の設定までをわかりやすく解説します。
増設作業中にHDDが認識されない、異音がする、アクセスできないといった症状がある場合は、HDD自体に障害がある可能性があります。そうしたトラブルで大切なデータを失いたくない場合は、私たちデジタルデータリカバリーへご相談ください。相談から初期診断まで24時間365日体制で無料でご案内しています。
目次
Windows 7でHDDを増設する必要がある理由
Windows 7搭載パソコンにおいて、新たにHDDを増設する理由は多岐にわたります。ストレージ容量の確保やパフォーマンス維持、バックアップ体制の強化など、ユーザーの目的に応じて増設は有効な選択肢となります。ここでは主な背景と目的を紹介します。
空き容量が不足している
Windows 7が搭載されたPCでは、長年の使用によりCドライブの空き容量が少なくなり、動作が遅くなったり、ファイル保存時にエラーが出ることもあります。新たなHDDを増設することで、ファイルの保存先を確保し、パフォーマンスの維持が期待できます。
写真や動画など大容量ファイルの保存先確保
動画編集や写真データ、業務用の大容量ファイルを扱う場合、既存のHDDでは保存領域が不足することがあります。増設HDDは、用途別にドライブを分けて管理できるため、作業効率の向上にもつながります。
データとシステムを分けて管理したい
1台のHDDにOSとデータが混在していると、万が一のトラブル時にリスクが高くなります。システムとデータを物理的に分離することで、安定した環境を構築でき、データ保全の面でも安心です。
バックアップ用ドライブを設けたい
大切なファイルを定期的にバックアップしておくことは、突然の障害や誤削除への備えになります。増設HDDをバックアップ専用として活用することで、常に最新の状態でファイルを保護することができます。
既存のHDDに異常や劣化がある
起動に時間がかかる、ファイルが開けない、あるいはHDDから異音がするといった症状は、物理的・論理的な障害が発生している可能性を示しています。このような場合、障害が深刻化する前に、増設した別のHDDへデータを退避させることが重要です。放置すれば、HDDが完全に読み取れなくなり、データが取り戻せなくなるおそれがあります。
特に、不良セクタの増加や、ドライブの認識が不安定になっている兆候がある場合、誤った操作によって障害が進行し、復旧できるはずのデータまで失われるリスクが高まります。自力での作業は避け、できるだけ早く専門のデータ復旧業者に相談することで、重要なデータを守れる可能性が大きく高まります。
当社では、相談から初期診断まで24時間365日無料でご案内しています。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク
「元のHDDに不具合がある」――そんなトラブルに直面したとき、まずは自力で何とかしようと対応する方が多いと思います。
ただし、自力で操作を繰り返すと、上書きによってデータの痕跡が消え、復元が難しくなるリスクがあります。必要なデータがある場合は、誤った対応をする前に専門業者に相談することが重要です。
専門業者であれば、正確な診断に基づいて最適な方法で復旧を進めるため、データ消失を最低限に抑えることができます。中でもデジタルデータリカバリーは、以下の理由から多くの方に選ばれています。
- 相談実績46万件以上（2011年1月～）の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
- 一部復旧を含む復旧件数割合91.5%（※内、完全復旧57.8%。復旧件数割合＝データ復旧件数／データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績）という業界トップクラスの技術力
- 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有
大切なデータを守るには、まずは自力対応よりも専門的な判断が欠かせません。操作を誤る前に、まずは当社にご相談ください。
Windows 7でHDDを増設する具体的な手順
ここでは、物理的にHDDを取り付ける作業から、Windows 7での初期化・フォーマット設定までをステップ形式で説明します。
HDDの取り付け作業
PC本体のケースを開け、空いているドライブベイにHDDをセットし、SATAケーブルと電源ケーブルを接続します。
- PCの電源を切り、電源ケーブルを抜く
- ケースを開け、空きベイにHDDを取り付け
- SATAケーブルをマザーボードの空きポートに接続
- 電源ケーブルをHDDに接続
- ケースを閉じ、PCを起動
ディスクの管理で認識確認
OS側でHDDが認識されているかを確認します。認識されていない場合は、接続やケーブルを再確認します。
- 「スタート」→「コンピューター」を右クリック
- 「管理」→「ディスクの管理」を選択
- 新しいHDDが「不明」「未割り当て」として表示されているか確認
ディスクの初期化
HDDが未使用状態であれば、まず初期化を行います。パーティションスタイルは容量によって選びます。
- 「不明」と表示されたディスクを右クリック
- 「ディスクの初期化」を選択
- MBRまたはGPTのパーティションスタイルを選択（2TB超はGPT推奨）
- 「OK」を押して初期化完了
パーティション作成とフォーマット
未割り当ての領域にパーティションを作成し、使用可能なドライブとしてフォーマットします。
- 未割り当て領域を右クリック
- 「新しいシンプルボリューム」を選択
- ウィザードに従ってサイズ・ドライブレターを設定
- NTFS形式でフォーマットを実行
ドライブレターの割り当てと確認
フォーマットが完了すると、DやEなどのドライブとしてエクスプローラーに表示されるようになります。
- エクスプローラーを開いて、新しいドライブを確認
- 必要であれば、右クリック→「ドライブ文字とパスの変更」から変更可能
専門業者に相談する
増設したHDDが認識されない、初期化やフォーマットができない、接続しても異音がするといったトラブルが発生した場合、HDD自体に物理的な障害がある可能性が高く、無理な操作はデータ損失の原因になります。
デジタルデータリカバリーは、これまでに46万件以上の相談実績（※1）を持ち、一部復旧を含む復旧件数割合91.5%（※2）という高い成果を上げています。初期相談・診断は無料で、24時間365日対応していますので、不安を感じた時点でお気軽にご相談いただけます。
※1 期間：2011年1月以降
※2 内、完全復旧57.8%。復旧件数割合＝データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する
自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーの強み
デジタルデータリカバリーは「データ復旧専門業者17年連続データ復旧国内売上No.1」（※1）の実績を持つデータ復旧業者です。
データ復旧の技術力として、一部復旧を含む復旧件数割合91.5%（※2）を誇っています。
他社で「復旧不可能」と判断された機器を、当社が復旧に成功した事例は数えきれません。実際に、他社対応後のご相談だけでも7,300件を超えています。
これこそが“データ復旧の最後の砦”と呼ばれる理由です。どんな状態でも、諦める前にまずはご相談ください。最善を尽くしてデータを取り戻します。
※1：データ復旧専門業者とは、自社及び関連会社の製品以外の製品のみを対象に保守及び修理等サービスのうちデータ復旧サービスを専門としてサービス提供している企業のこと。第三者機関によるデータ復旧サービスでの売上の調査結果に基づく（算出期間：2007年～2020年）
※2：2023年10月実績。一部復旧：完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧：復旧希望データを100％復旧できた場合。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」（算出期間：2011年1月1日～）を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付：0:00～24:00 （24時間対応）
電話番号：0800-333-6302
来社受付：9:30～21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。
