外部デバイスを接続して作業中、突然「システムに接続されたデバイスが機能していません」と表示され、戸惑われていませんか？
USBメモリやシリアル通信機器を使っている場面でこのエラーが発生すると、正しく接続していたはずの機器が認識されなくなり、作業が中断されることもあります。
状況によっては、デバイス内部のデータが破損・消失してしまうリスクもあるため注意が必要です。
このエラーは、接触トラブルやドライバー不具合といった軽微なものから、デバイスそのものの障害やC#プログラム上の例外処理ミスまで、原因は多岐にわたります。
本記事では、考えられる原因と、順を追って確認すべき具体的な対処法をわかりやすくご紹介します。
大切なデータが保存されている機器でこのエラーが表示された場合は、無理な対処を避けて、私たちデジタルデータリカバリーまでご相談ください。
相談から初期診断まで24時間365日体制で無料でご案内しています。
目次
“システムに接続されたデバイスが機能していません”とは？エラーの意味と発生する場面
このエラーメッセージは、Windows OSで外部ストレージ機器やシリアル通信デバイスが接続された際、システム側がその機器と正しく通信できない場合に表示されます。
USBメモリ、外付けHDD、シリアルポート付きデバイス、あるいはスマートフォンやデジカメなど幅広い機器で確認されており、接続時の物理的エラー・ドライバー不整合・機器側エラーなど、原因は多岐にわたります。
「機能していません」状態が続くと、データにアクセスできなくなり、情報の消失や破損につながる可能性もあるため、注意が必要です。
“システムに接続されたデバイスが機能していません”の主な症状
このエラーは、さまざまなタイミングで現れます。以下のような症状が見られる場合は、早急な対応が必要です。
- USBメモリを挿してもエラーが表示され、開けない
- 外付けHDDを接続してもエクスプローラーに表示されない
- シリアル通信機器がC#アプリで認識されない
- デバイスマネージャーで「不明なデバイス」と表示される
- C#アプリケーションでIOException例外が発生する
これらの症状が見られた場合、デバイスの物理状態だけでなく、PCとの通信状況やプログラム側の処理も確認が必要になります。
“システムに接続されたデバイスが機能していません”エラーの原因
このエラーの原因は、接触不良やソフトウェアの不整合など軽微なものから、デバイス自体の物理的な故障まで幅広く存在します。以下に主要な原因をまとめました。
USBポートやケーブルの接触不良
最もよく見られる原因のひとつが、物理的な接触不良です。USB端子の汚れやケーブルの断線、ポートの劣化により通信が確立できず、エラーが発生するケースがあります。
ドライバーの未インストールや破損
接続デバイスに対応するドライバーがインストールされていない、または破損していると、Windowsが正しく認識できずエラーになります。更新や再インストールが必要なこともあります。
プログラム上の通信処理エラー
C#などのアプリケーションでSerialPortを使った通信処理時に、初期化ミスや例外処理不足があると、システムがデバイスを「機能していない」と判断することがあります。
ストレージ機器の物理障害・データ破損
外付けHDDやUSBメモリでエラーが表示される場合、内部のファイルシステムが破損していたり、メモリチップや制御チップ（コントローラ）に物理的な障害が起きている可能性があります。これらの障害は見た目で判断できず、操作を繰り返すことで状態が悪化し、データが完全に失われるリスクが高まります。
特に物理障害が関係している場合、市販の復旧ソフトや再接続では対応できず、自力での復旧は極めて困難です。無理にアクセスを試みる前に、速やかにデータ復旧の専門業者へご相談いただくことをおすすめします。
当社では、相談から初期診断まで24時間365日無料でご案内しています。まずはお気軽にご相談ください。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク
突然「システムに接続されたデバイスが機能していません」と表示される――そんなトラブルに直面したとき、まずは自力で何とかしようと対応する方が多いと思います。
突然「システムに接続されたデバイスが機能していません」と表示されるケースでは、内部的な障害が起きている可能性があり、慌てて初期化や分解を試みると状況を悪化させるおそれがあります。必要なデータが残っている状態であれば、誤って操作を加える前に専門業者に相談することが重要です。
専門業者であれば、正確な診断に基づいて最適な方法で復旧を進めるため、データ消失を最低限に抑えることができます。中でもデジタルデータリカバリーは、以下の理由から多くの方に選ばれています。
- 相談実績46万件以上（2011年1月～）の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
- 一部復旧を含む復旧件数割合91.5%（※内、完全復旧57.8%。復旧件数割合＝データ復旧件数／データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績）という業界トップクラスの技術力
- 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有
大切なデータを守るには、まずは自力対応よりも専門的な判断が欠かせません。操作を誤る前に、まずは当社にご相談ください。
“システムに接続されたデバイスが機能していません”エラーの対処法
以下では、基本的な確認から技術的な対応まで、順を追って実施できる具体的な対処法を解説します。デバイスに大切なデータが含まれている場合は、リスクを避けるためにも慎重な対応が必要です。
ケーブルやUSBポートの変更と再接続
物理的な接触不良が原因の場合は、接続を見直すことで解決する場合があります。
- 機器を一度取り外し、PCを再起動する
- 別のUSBポートや別のケーブルを使用して再接続する
- USBハブ経由の場合は直接PC本体に接続する
- 接続後、デバイスマネージャーで認識されているか確認する
ドライバーの更新または再インストール
ドライバーの問題がある場合は、更新または再インストールで解決できることがあります。
- デバイスマネージャーを開く
- 該当デバイスを右クリックし「ドライバーの更新」を選択
- 自動検索またはメーカーのサイトから手動でインストール
- 必要に応じて一度削除し、再起動後に再接続
プログラム側の例外処理を見直す（C#）
C#でシリアル通信を使用している場合は、例外処理や通信タイミングの調整が必要です。
- SerialPort.IsOpenで状態をチェック
- try-catch-finallyで例外処理を設ける
- ポートオープン後、適切な待機時間を設ける
- 通信エラー時のリトライ処理を追加する
専門業者に相談する
上記をすべて試しても改善しない場合や、デバイス内部のデータが失われた場合、無理な対処は避け、早期に専門業者へ相談してください。誤った対応でデータを完全に消失する危険性があります。
私たちデジタルデータリカバリーは、これまでに46万件以上の相談実績（※1）を持ち、一部復旧を含む復旧件数割合91.5%（※2）という高い成果を上げています。初期相談・診断は無料で、24時間365日対応しています。不安を感じた時点で、お気軽にご相談ください。
※1 期間：2011年1月以降
※2 内、完全復旧57.8%。復旧件数割合＝データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する
自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーの強み
デジタルデータリカバリーは「データ復旧専門業者14年連続データ復旧国内売り上げNo.1」の実績を持つデータ復旧業者です。
データ復旧の技術力として、一部復旧を含む復旧件数割合91.5%（内、完全復旧57.8%。復旧件数割合＝データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績）を誇っています。
他社で「復旧不可能」と判断された機器を、当社が復旧に成功した事例は数えきれません。実際に、他社対応後のご相談だけでも7,300件を超えています。これこそが“データ復旧の最後の砦”と呼ばれる理由です。どんな状態でも、諦める前にまずはご相談ください。最善を尽くしてデータを取り戻します。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」（算出期間：2011年1月1日～）を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付：0:00～24:00 （24時間対応）
電話番号：0800-333-6302
来社受付：9:30～21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。
