Windowsのデバイスマネージャーで「デバイス コード10（このデバイスを開始できません）」という表示が出ると、突然デバイスが利用できなくなり大きな不安を感じるものです。USB機器やBluetooth、Wi-Fiアダプタなど幅広いデバイスで発生するため、作業が止まってしまったり、大切なデータにアクセスできなくなる可能性もあります。
一時的なエラーであれば再起動で改善することもありますが、ドライバーの破損やハードウェアの障害が原因の場合、状況が悪化してしまうケースもあります。特にHDDやSSDなど記憶媒体が絡んでいる場合、誤った対応で大切なデータを消失するリスクがあるため注意が必要です。
このようなエラーは自己解決できる場合もありますが、データに関わる障害であれば正しい判断が欠かせません。私たちデジタルデータリカバリーでは、他社では対応が難しいケースでも復旧実績があり、幅広いトラブルに対応可能です。大切なデータを守るためにも、24時間365日対応の無料診断をご活用ください。
目次
デバイス コード10とは？コード10エラーの症状
デバイス コード10「このデバイスを開始できません」とは、Windowsが接続されているデバイスを正常に認識・起動できない状態を指すエラーです。多くの場合はデバイスマネージャーの画面上に黄色いアイコンとともに表示され、該当機器が使用不能となります。原因はドライバーの不具合や互換性問題などのソフトウェア的要因から、デバイス自体の物理的故障まで多岐にわたります。
このエラーが出ているということは、OSが内部で何らかの障害を検知しているサインです。放置するとデータにアクセスできなくなるリスクがあり、症状が繰り返される場合には早めの対応が求められます。
デバイス コード10エラーの主な症状
以下のような症状が見られる場合は、コード10エラーの可能性が高いといえます。
- USB機器が認識されない
- Bluetoothデバイスが接続できない
- Wi-Fiアダプタが機能しない
- デバイスマネージャーに黄色い警告マークが表示される
- 「このデバイスを開始できません」と表示され利用不能
このような症状が出ている場合、単なる一時的な不具合ではなく、システムやハードウェアに根本的な原因が潜んでいる可能性があります。誤った対処を行うとデバイスの故障を悪化させデータを失う危険があるため、慎重に判断してください。
当社では相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずはお気軽にご相談ください。
デバイス コード10の原因
デバイス コード10エラーの原因はさまざまですが、代表的なものは以下の通りです。軽度なドライバー不具合からハードウェアの障害まで幅広いため、適切な切り分けが重要です。
ドライバーの問題
古い、破損した、または互換性のないドライバーが原因でOSがデバイスを認識できなくなるケースは非常に多いです。最近更新したドライバーが不完全にインストールされた場合にも発生することがあります。この場合はドライバーの再インストールや更新で改善が期待できます。
USBポートやコネクタの不具合
物理的な接続不良やポート自体の故障で、正常にデバイスが認識されないことがあります。ケーブルの断線や接触不良でも同様のエラーが発生します。他のポートやPCで確認することで切り分けが可能です。
レジストリやWindowsの異常
システム内部のレジストリキーが破損していたり、Windows Updateが不完全に終了している場合にもコード10エラーは発生します。この場合はシステムの復元や修復で改善することがありますが、誤操作により別の障害を招く可能性があるため注意が必要です。
ハードウェアの故障
最後に考えられるのがデバイス自体の故障です。USBメモリや外付けHDD、SSD、Wi-Fiアダプタなど内部の回路が損傷していると、OSが正常に起動・認識できなくなります。ドライバーの更新や再インストールでは改善できません。
HDDでは異音やアクセス不能、SSDでは突然の認識消失などが見られることがあり、物理障害が進むとデータが完全に失われるリスクが高まります。この場合は自力対応せず、速やかにデータ復旧業者に依頼することが安全です。
当社では相談から初期診断・お見積りまで24時間365日無料で対応していますので、早めのご相談をおすすめします。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク
「デバイス コード10エラーが出た、、」――そんなトラブルに直面したとき、まずは自力で何とかしようと対応する方が多いと思います。
ドライバー再インストールや設定変更を繰り返すうちに誤って初期化や上書きをしてしまったり、本体を分解して状態を悪化させるケースがあります。特に内部の故障やストレージ障害が原因だった場合、自力対応は症状をさらに悪化させ、大切なデータ消失につながるリスクがあります。
専門業者であれば、正確な診断に基づいて最適な方法で復旧を進めるため、データ消失を最低限に抑えることができます。中でもデジタルデータリカバリーは、以下の理由から多くの方に選ばれています。
- 相談実績46万件以上（2011年1月～）の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
- 一部復旧を含む復旧件数割合91.5%（※内、完全復旧57.8%。復旧件数割合＝データ復旧件数／データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績）という業界トップクラスの技術力
- 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有
大切なデータを守るには、まずは自力対応よりも専門的な判断が欠かせません。操作を誤る前に、まずは当社にご相談ください。
デバイス コード10エラーの対処法
ここからは、実際に試すことができる対処法を解説します。初歩的な方法から順に試していくことで、原因の切り分けと解決を効率的に進められます。
PCを再起動する
一時的なエラーの場合は、PCの再起動だけで解決することもあります。軽度なシステムエラーやドライバー読み込みの不具合が原因の場合、最もシンプルかつ有効な方法です。
- 作業中のファイルを保存し、アプリケーションを終了する
- スタートメニューから「再起動」を選択する
- 起動後にデバイスマネージャーを確認し、エラーが解消されたか確認する
デバイスドライバーを再インストールする
破損したドライバーが原因の場合、再インストールで改善するケースが多いです。デバイスマネージャーから対象デバイスを削除し、再起動後に自動インストールを行います。
- Windowsキー＋Xを押し「デバイスマネージャー」を開く
- 該当するデバイスを右クリックし「デバイスのアンインストール」を選択する
- PCを再起動すると、自動でドライバーが再インストールされる
別のUSBポートやPCで確認する
ポートやコネクタの不具合を切り分けるために、別のUSBポートや他のPCに接続して確認します。同じ症状が出るかどうかで、デバイス側か接続環境側かを判断できます。
- 現在使用しているUSBポートからデバイスを外す
- 別のUSBポートに接続して認識するか確認する
- 他のPCに接続し、同じエラーが出るかを確認する
ドライバーをアップデートする
ドライバーが古い場合は、最新版へ更新することで解決できるケースがあります。公式サイトやWindows Updateを活用し、信頼できるソースから更新を行いましょう。
- デバイスマネージャーを開き、対象デバイスを右クリック
- 「ドライバーの更新」を選択する
- 「ドライバーソフトウェアの最新版を自動検索」を選択して更新を確認
システムの復元やWindowsアップデートを行う
システムの変更や不完全なアップデートが原因の場合は、復元や追加のアップデートが有効です。ただし、場合によっては失敗する可能性もあるため、重要なデータがある場合は専門業者に相談することをおすすめします。
- コントロールパネルを開き「システムとセキュリティ」を選択
- 「回復」から「システムの復元を開く」を実行
- または「更新とセキュリティ」からWindows Updateを実施
専門業者に相談する
以上の方法を試しても改善しない場合、デバイスそのものの故障が強く疑われます。特にHDDやSSDで発生している場合は、自力対応で症状を悪化させデータを失うリスクが高いため注意が必要です。
私たちデジタルデータリカバリーはこれまでに46万件以上の相談実績（※1）を持ち、復旧件数割合91.5%（※2）という高い成果を上げています。初期診断とお見積りは無料で、24時間365日対応していますので、不安を感じた時点でお気軽にご相談いただけます。
※1 期間：2011年1月以降
※2 内、完全復旧57.8%。復旧件数割合＝データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する
自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーの強み
デジタルデータリカバリーは、「データ復旧専門業者14年連続データ復旧国内売り上げNo.1」の実績を持つデータ復旧業者です。データ復旧の技術力として、「データ復旧率最高値95.2％」を誇っています。
また、データ復旧業者の最後の砦と言われる所以として、「他社で復旧できなかった機器のご相談件数7,300件超」の実績を信頼いただいています。他社で復旧してもらえなかった機器であっても、デジタルデータリカバリーの復旧技術であれば復旧できたという事例も多数ございます。是非ご相談ください。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」（算出期間：2011年1月1日～）を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付：0:00～24:00 （24時間対応）
電話番号：0800-333-6302
来社受付：9:30～21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。
