突然「アプリケーションを正しく起動できませんでした(0xc000007b)」というエラーメッセージが表示され、何の操作もできなくなった──そんな事態に直面していませんか?
このエラーは、主に32bitと64bitのシステム構成の不整合やライブラリの欠損などが原因で、プログラムが正常に動作できない状態を意味しています。
さらに注意が必要なのは、起動不能なままアプリケーションを使い続けようとすると、保存中のデータが破損したり、作業内容が失われたりするリスクもある点です。
本記事では、このエラーの本質と正しい対処法をわかりやすく解説します。大切なデータを守るためにも、少しでも不安がある場合は、24時間365日対応の無料診断をご利用ください。
目次
0xc000007bエラーでパソコンが起動できない症状とは
突然パソコンの電源を入れても「0xc000007b」というエラーが表示され、正常に起動できない状況に直面していませんか?このエラーはWindowsが正常に起動できない深刻なトラブルの一つであり、原因が多岐にわたるため、正確な診断が求められます。
- パソコン起動時に「アプリケーションを正しく起動できませんでした(0xc000007b)」というエラーメッセージが表示される
- Windowsのロゴ画面から先に進まない
- 特定のソフトやゲームを起動するとエラーが表示され、強制終了する
- セーフモードでも起動しない場合がある
- ブルースクリーン(BSoD)になるケースもある
このようなエラーは、システムファイルの破損やドライバの不整合、ハードディスクやSSDの障害などが複雑に関係している可能性があります。自己判断で操作を進めてしまうと、復旧可能だったデータが完全に失われてしまうリスクもあるため、安易な再インストールや初期化は避けるべきです。
もし、業務データや思い出の写真など大切なファイルが保存されている場合、早急に専門業者への相談を検討してください。当社では、初期診断・お見積りはすべて無料。24時間365日体制で受付を行っており、最短での対応を行います。
エラーコード0xc000007bが発生する原因
このエラーは、Windows環境でアプリケーションを起動しようとした際に発生し、正常に実行できない状態を引き起こします。主な原因として、以下のような問題が考えられます。
32ビットと64ビットの互換性問題
Windows OSのバージョンとアプリケーションのビット数が一致していない場合、互換性の問題が発生することがあります。特に、64ビットOS上で32ビットアプリケーションを実行する際にエラーが発生することが多いです。
必要なランタイムライブラリの破損や不足
Windowsで動作するアプリケーションには、Visual C++ 再頒布可能パッケージや.NET Framework、DirectXなどのライブラリが必要です。これらが破損または不足していると、エラー0xc000007bが発生する可能性があります。
ドライバーの問題
古いまたは互換性のないグラフィックドライバーが原因で、アプリケーションが正常に起動しない場合があります。特に、ゲームや3Dソフトウェアを使用する際に影響を受けることが多いです。
システムファイルの破損
このような状況では、特定のアプリケーションが開けなかったり、予期しないエラーメッセージが表示されたりすることがあります。さらに、システムの動作が不安定になり、最悪の場合、Windows自体が正常に起動しなくなることも考えられます。
自己流で復旧を試みると、状況がさらに悪化するリスクもあります。例えば、誤ったコマンドを実行したり、不適切な復旧ソフトを使用したりすると、システム全体の整合性が崩れ、データが失われる可能性があります。
システムファイルの破損によるトラブルを解決するには、専門的な診断が重要です。
初期診断とお見積りは無料で、24時間365日対応可能です。大切なデータを守るために、早めの相談が鍵となります。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク

エラーコード「0xc000007b」が出てしまった――そんなトラブルに直面したとき、まずは自力で何とかしようと対応する方が多いと思います。
エラーコード「0xc000007b」は、Windows起動時などに突然表示されるエラーで、OSやソフトの不具合に加えて、HDDやSSD内部の障害が原因となることもあります。この状態で市販ツールの使用やシステム再インストールを試みると、元々復旧できたデータまで失われる可能性があります。特に物理障害が疑われる場合、自力での対応は悪化の原因となるため、早めに専門業者へ相談することが大切です。
専門業者であれば、正確な診断に基づいて最適な方法で復旧を進めるため、データ消失を最低限に抑えることができます。中でもデジタルデータリカバリーは、以下の理由から多くの方に選ばれています。
- 相談実績46万件以上(2011年1月~)の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
- 一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(※内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績)という業界トップクラスの技術力
- 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有
大切なデータを守るには、まずは自力対応よりも専門的な判断が欠かせません。操作を誤る前に、まずは当社にご相談ください。
エラーコード0xc000007bの対処法
このエラーを解決するには、以下の方法を試してください。
パソコンの再起動
一時的なエラーが原因の場合、パソコンを再起動することで解決することがあります。
- スタートメニューを開く。
- 「再起動」を選択する。
- 再起動後に問題のアプリケーションを起動し、エラーが解消されたか確認する。
Windows更新プログラムのインストール
最新のWindowsアップデートを適用することで、エラーが解決することがあります。
- 「設定」→「更新とセキュリティ」を開く。
- 「Windows Update」を選択し、「更新プログラムのチェック」をクリック。
- 更新がある場合はインストールし、PCを再起動する。
Chkdskコマンドの実行
ハードディスクの異常を確認し、修復を試みます。
- 「スタートメニュー」→「コマンドプロンプト」を管理者として実行。
chkdsk /f /r
と入力し、Enterキーを押す。- 処理が完了するまで待ち、PCを再起動する。
アプリケーションの再インストール
問題のあるアプリケーションをアンインストールして再インストールすることで解決する場合があります。
- 「設定」→「アプリ」を開く。
- 問題のあるアプリを選択し、「アンインストール」をクリック。
- 再インストール後、エラーが解消されたか確認する。
互換モードでの実行
アプリケーションが古いWindowsバージョン向けに設計されている場合、互換モードで実行すると解決することがあります。
- 問題のアプリケーションのアイコンを右クリックし、「プロパティ」を開く。
- 「互換性」タブを選択。
- 「互換モードでこのプログラムを実行する」にチェックを入れ、適切なWindowsバージョンを選択。
- 「適用」→「OK」をクリックし、アプリケーションを起動する。
LoadAppinit_dllsキーの値変更
レジストリエディターを使用して、LoadAppinit_DLLsキーの値を変更することで問題を解決できることがあります。
- 「Windows + R」を押して「regedit」と入力し、Enterキーを押す。
- 以下のパスに移動:
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Windows
- 「LoadAppInit_DLLs」をダブルクリックし、値を「0」に変更。
- PCを再起動し、エラーが解決したか確認する。
専門ソフトを使用する
Windowsのエラーを修正するための専門ツールを使用する方法もあります。
- PassFab FixUWinなどの修復ツールを公式サイトからダウンロード。
- ソフトをインストールし、起動。
- エラーチェック機能を使用し、自動修復を実行。
- PCを再起動し、エラーが解消されたか確認する。
上記の方法を試しても解決しない場合は、Windowsの再インストールや専門業者への相談を検討してください。
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※1 期間:2011年1月以降
※2 内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する
自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
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初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
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よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
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この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。