外付けHDDやUSBメモリ、SDカードを使っていて、以下のようなトラブルが起きていませんか?
- データのコピー中に突然「0x8007045dエラー」が表示された
- USBを差しても認識されず、アクセスできない
- ファイル転送が途中で止まり「I/Oデバイスエラー」と出る
こうした症状は、ストレージデバイスとの通信に異常が発生している証拠であり、「0x8007045d」はI/O(Input/Output)エラーの一種として知られています。このエラーが表示されると、デバイス内のデータにアクセスできなくなり、最悪の場合、大切な情報が永久に失われるリスクもあります。
原因としては、接続不良、物理的な損傷、デバイスドライバーの不具合、ファイルシステムの破損などが考えられ、放置すると症状が悪化し復旧が困難になる恐れがあります。
本記事では、0x8007045dエラーの根本的な原因と、症状別に適した対処法をわかりやすく解説します。適切な初期対応を行えば、データの復旧率を大きく高めることが可能です。
万が一、自力での対応に不安がある場合は、私たち専門業者が24時間365日無料で診断を行っています。大切なデータを守るためにも、まずはお気軽にご相談ください。
目次
0x8007045d I/Oデバイスエラーが生じるときの主な症状
TZ-HDT620PWで外付けHDDが認識しない際の主な症状は次の通りです。
- ファイルコピー・移動中にエラーが出る
- システムバックアップや復元に失敗する
- Windows Updateやインストール処理が途中で止まる
- デバイスのアクセス時にフリーズや長時間の待機が発生する
- ディスクチェックやエラーチェックで異常が報告される
同じ症状でも、原因はさまざまです。適切な対処法を実行しないと、状況が悪化し、最悪2度と解決できなくなる可能性があります。
正常に使用できない原因は、見た目や使用感だけでは判断できないため、自己判断では原因を見誤るケースが多いです。そのため正確な原因を把握し、適切な対応をするには専門業者の診断が必要です。
当社では相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。ぜひ気軽にご相談ください。
0x8007045dエラーが発生する主な原因
0x8007045dエラーが発生する原因はさまざまですが、以下のようなものが代表的です。
接続不良や端子の劣化
USBポートやケーブルの接触不良は、意外と見落とされがちですが非常に多い原因です。接触部分のホコリや酸化、内部断線があると、正常にデバイスを認識できず、I/Oエラーが発生します。

Windowsハードウェアの一時的な不具合
Windowsの一時的な不具合が原因で、ストレージデバイスとの通信が正常に行えなくなり、エラーが発生することがあります。
デバイスドライバーの問題
ストレージデバイスのドライバーが古い、または破損していると、Windowsが正常に認識できず、エラーが発生します。
ファイルシステムの破損
誤った取り外しや停電などの影響でファイルシステムが破損すると、データの読み書きに問題が発生することがあります。
破損の程度によっては、一部の情報だけが欠けている軽度なものから、ファイルそのものが開かなくなる重度のものまでさまざまです。表面的には同じように見えても、内部の構造や破損箇所によって復元方法が大きく異なるため、対応には専門業者に相談するのをおすすめします。
ストレージデバイスの物理故障
0x8007045dエラーは、「I/Oデバイスエラー」として表示され、主に外付けHDDやUSBメモリ、内蔵HDD/SSDなどのストレージデバイスに物理的な故障が発生している場合に起こります。これは、Windowsがストレージ上のデータを正常に読み取れなくなっている状態で、ハード的な損傷が原因でアクセスが失敗していることを意味します。
たとえば、「コピー中に突然エラーが出た」「バックアップ作業が途中で止まった」「USBを挿しても読み込まない」といった症状がある場合、すでにデバイス内部で不良セクタが発生していたり、コントローラに異常が起きている可能性があります。これらの障害は、静電気や落下、長時間の通電、経年劣化といった要因でも誰にでも突然起こり得るものです。
この状態で何度も再試行したり、フォーマットを試みたりすると、状態が悪化し、データの取り出しが難しくなるリスクが高まります。特に、大切な写真や業務ファイルが保存されているデバイスであれば、慎重な対応が求められます。
当社では、ストレージデバイスの物理故障によるエラーにも対応した無料の初期診断を24時間365日体制で実施しております。0x8007045dエラーが出た場合は、無理な操作をせず、まずはご相談ください。データを守るための確実な方法をご案内します。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク

0x8007045d I/Oデバイスエラーが生じる――そんなトラブルに直面したとき、まずは自力で何とかしようと対応する方が多いと思います。
誤って初期化や上書きをしてしまったり、分解して状態を深刻化させてしまうケースは多く、特に内部の故障が原因だった場合、自力で対応しようとするとかえって悪化を招くリスクがあります。
専門業者であれば、正確な診断に基づいて最適な方法で復旧を進めるため、データ消失を最低限に抑えることができます。中でもデジタルデータリカバリーは、以下の理由から多くの方に選ばれています。
- 相談実績46万件以上(2011年1月~)の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
- 一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(※内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績)という業界トップクラスの技術力
- 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有
大切なデータを守るには、まずは自力対応よりも専門的な判断が欠かせません。操作を誤る前に、まずは当社にご相談ください。
0x8007045dエラーの主な対処法
0x8007045dエラーを解消するために、以下の方法を試してみてください。
接続を確認し、再接続する
デバイスの接続不良が原因の場合、再接続することでエラーが解消することがあります。
デバイスドライバーを更新する
ドライバーの破損や更新不足があると、デバイスとWindows間の通信が正常に行われず、I/Oエラーを引き起こすことがあります。
- 「スタート」ボタンを右クリックし、「デバイスマネージャー」を開く
- 対象のストレージデバイスを右クリックし、「ドライバーの更新」を選択
- 「ドライバーソフトウェアの最新版を自動検索」で更新を実行
ディスクチェックユーティリティを実行する
Windowsの「chkdsk」コマンドを使用して、ディスクのエラーを修復することができます。
- 管理者権限でコマンドプロンプトを開く。
- 次のコマンドを入力して実行する:
chkdsk e: /F /R /X /B
(※「e:」の部分は対象ドライブのドライブレターに変更してください。)
- 修復処理が完了するまで待つ。
- PCを再起動し、エラーが解決したか確認する。
セーフモードで起動する
サードパーティ製のアプリケーションが原因で0x8007045dエラーが発生している可能性がある場合、セーフモードで起動することで問題を解決できる場合があります。
- 「Windows + R」キーを押し、「ファイル名を指定して実行」を開く。
- 「msconfig」と入力し、Enterキーを押す。
- 「システム構成」ウィンドウが開いたら、「ブート」タブを選択する。
- 「セーフブート」にチェックを入れ、「最小」を選択する。
- 「適用」→「OK」をクリックし、PCを再起動する。
- 再起動後、セーフモードでWindowsが起動することを確認する。
- エラーが解消したか確認し、問題がなければ「msconfig」からセーフブートのチェックを外して通常モードに戻す。
専門業者に相談する
もし原因や対処法が当てはまらない場合やデータを無くしたくない場合、無理に操作せず、専門業者に相談を。デジタルデータリカバリーなら、24時間365日年中無休・最短即日復旧が可能です。
なぜデジタルデータリカバリーでは復旧困難なデータの復旧事例が多いのか
デジタルデータリカバリーはこれまで数々のデータの復旧に成功してきました。データの復旧事例が多いのには、理由があります。
業界トップクラスの実績

私たちデジタルデータリカバリーは、14年連続で国内売上No.1(※1)。累計46万件以上(※2)の相談実績をもとに、あらゆるデータトラブルと向き合ってきました。
「データが戻ってくるかどうかは、最初の診断で決まる」
そう言っても過言ではありません。
最大の強みは、その“症例データの蓄積数”。
すべての相談内容を電子カルテのように管理し、障害のパターンと復旧手法を社内でデータ化。
これにより、問題の切り分けが圧倒的に早くなり、対応スピードと成功率の向上につながっています。
その結果、48時間以内に対応を完了した件数は全体の約80%。
一部復旧を含む復旧件数割合は91.5%(※3)と、業界でも高水準の成果を出し続けています。
国内最高峰の復旧設備

復旧の成功事例の多さは、デジタルデータリカバリーの技術力の高さを象徴しています。復旧成功の要因として、次の点が挙げられます:
- 蓄積された知見に基づき、障害箇所を正確に特定
- 最新技術を駆使した独自の復旧手法を開発
- 精密な環境での復旧作業(専用クリーンルーム完備)
これらの要素が、他社では対応が難しいケースでも「不可能を可能に」しています。
「他社で復旧できなかった機器のご相談件数7,300件超」ですので、他社で復旧してもらえなかった機器であっても、デジタルデータリカバリーでは復旧できる可能性もございます。是非ご相談ください。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」(算出期間:2011年1月1日~)を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
※1:データ復旧専門業者とは、自社及び関連会社の製品以外の製品のみを対象に保守及び修理等サービスのうちデータ復旧サービスを専門としてサービス提供している企業のこと、 第三者機関による、データ復旧サービスでの売上の調査結果に基づく。(集計期間:2007年~2020年)
※2:期間:2011年1月1日~
※3:2023年10月実績。一部復旧:完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧:復旧希望データを100%復旧できた場合。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)
電話番号:0800-333-6302
来社受付:9:30~21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。