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0x800423f3エラーの原因と対処法|VSSエラーでバックアップが失敗する場合の対応

Windowsのバックアップ機能を使っている最中、以下のようなエラーで処理が止まってしまった経験はありませんか?

  • 「0x800423f3」というエラーコードが表示される
  • バックアップ処理が途中で止まり、完了できない
  • 何度試しても同じエラーで失敗する

この「0x800423f3」エラーは、Windowsがバックアップを実行する際に使用するVSS(ボリュームシャドウコピーサービス)に一時的な不具合が発生していることを示しています。見落としがちなエラーですが、放置しておくとバックアップが一切取れなくなり、いざというときにデータを復元できない重大なリスクを伴います。

原因は、サービスの競合やシステムの一時的な不整合など多岐にわたるため、早めの対処が不可欠です。本記事では、初心者の方でも理解しやすいように、「0x800423f3」の詳しい原因とその対処法を手順付きでわかりやすく解説します。

今後のバックアップ失敗を防ぎ、万一の際に備えるためにも、まずは無料の初期診断で現状を確認してみてはいかがでしょうか?私たちは24時間365日、バックアップトラブルのご相談を受け付けています。

0x800423f3エラーが生じるときの主な症状

0x800423f3エラーが生じるときの主な症状は次の通りです。

0x800423f3エラーが生じるときの主な症状
  • バックアップ中に「失敗しました」や「エラー 0x800423f3」と表示される
  • システムの復元ポイントを作成しようとしても完了せず、同エラーで中断される
  • Windows ServerでVSSスナップショットが開始されても完了しない
  • イベントビューアーにVSS Writerのエラー(ID 8193、ID 12289 など)が出力される
  • サードパーティ製ソフトでのバックアップスケジュールがエラーで停止する

同じ症状でも、原因はさまざまです。正常に使用するには適切な対処法を実行する必要があります。状況を見誤り、適切でない対処法を実行してしまうと状況が悪化し、最悪2度と解決できなくなる可能性があります。

0x800423f3エラーが生じる原因は、見た目や使用感から判断できるようなもの(起動ランプ・異音など)だけではないため、自己判断では原因を見誤ってしまうケースが多いです。そのため正確な原因を把握し起動させるには知見を持った業者の診断を受ける必要があります。

当社では相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。ぜひ気軽にご相談ください。


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0x800423f3エラーの原因

「0x800423f3」は、主にWindowsでバックアップやスナップショット処理中に発生するVSS(Volume Shadow Copy Service)関連のエラーです。正式には「VSS_E_WRITERERROR_RETRYABLE」と表示され、一時的な処理失敗を示しますが、状況によっては繰り返し発生し、正常なバックアップが困難になることもあります。

VSS Writerの一時的な処理遅延や競合

VSS Writerが一時的に応答しない、またはバックアップ対象アプリケーションと競合して失敗する場合があります。I/Oの負荷が高い時間帯や、バックグラウンドで大量のプロセスが走っているときに発生しやすくなります。

不要なVSSプロバイダーの残留

サードパーティ製のバックアップソフトを過去に導入していた場合、そのVSSプロバイダーがOSに残って干渉することがあります。これにより、標準のMicrosoft VSSプロバイダーと競合し、処理が停止してしまいます。

多ボリューム構成におけるVSSの解析限界

特にサーバー用途で複数のボリュームが構成されている場合、VSSのXML解析スタックがオーバーフローし、処理が失敗するケースがあります。Windows Server 2008/Vistaなど、古いOSではその傾向が顕著です。

これらの原因により、正常なバックアップができず、システムの保全が困難になる恐れがあります。特に業務用PCやサーバー環境では、放置することで業務停止やデータ消失の危険が生じます。

次に、これらの問題に対処するための具体的な方法を解説していきます。

0x800423f3エラーの対処法

以下では、エラー「0x800423f3」が発生した際に試すべき実践的な対処法を紹介します。VSS Writerの状態確認、不要プロバイダーの削除、再試行のタイミングなど、状況に応じて適切な対応を行うことで、正常なバックアップ処理の再開が期待できます。

バックアップの再実行を試す方法

エラーが一時的なものであれば、時間をおいて再度バックアップを実行するだけで解決する場合があります。

バックアップの再実行を試す方法
  1. バックアップ処理を停止し、一定時間(10分〜1時間程度)待機します。
  2. CPUやディスクの使用率が落ち着いているタイミングを選びます。
  3. バックアップソフトやタスクスケジューラを使用して再実行します。

OSを再起動してから再度バックアップを行う方法

再起動によりVSS Writerやバックアップ関連のサービスがリセットされ、問題が解消することがあります。

OSを再起動してから再度バックアップを行う方法
  1. すべてのアプリケーションを閉じ、Windowsを通常通り再起動します。
  2. 起動後、数分間待ち、システムが安定するのを確認します。
  3. バックアップソフトや「Windows バックアップと復元」を使用して再実行します。

vssadminでVSS Writerの状態を確認する手順

VSS Writerが「Failed」状態でないかを確認することで、問題の特定につながります。

vssadminでVSS Writerの状態を確認する手順
  1. 管理者としてコマンドプロンプトを開きます。
  2. vssadmin list writersと入力してEnterキーを押します。
  3. 表示されるリストの中に「状態:Failed」や「エラーコード付き」のWriterがあるか確認します。

不要なVSSプロバイダーの削除手順

VSSプロバイダーが複数存在する場合、競合の原因となるため不要なものを削除します。

不要なVSSプロバイダーの削除手順
  1. コマンドプロンプトを管理者権限で実行します。
  2. vssadmin list providersと入力してEnterキーを押します。
  3. Microsoft以外のプロバイダーが存在する場合、対応するバックアップソフトをアンインストールし、再度確認します。

バックアップ実行時のシステムリソースを確保する方法

ディスクI/Oやメモリの負荷を避けることで、VSSの安定動作が期待できます。

バックアップ実行時のシステムリソースを確保する方法
  1. バックアップのスケジュールを深夜や早朝など、他の作業が少ない時間に設定します。
  2. 常駐アプリや自動アップデートのスケジュールを調整します。
  1. 不要なアプリケーションやサービスを一時停止し、リソースの空きを確保します。

MicrosoftのHotfixを適用する手順(旧OS向け)

Windows Server 2008やVistaなどの古いOSを利用している場合は、VSSの制限を回避するHotfixの適用が推奨されます。

MicrosoftのHotfixを適用する手順(旧OS向け)
  1. Microsoftの公式サポートサイトで該当するHotfixのKB番号を検索します。
  2. ダウンロードリンクからHotfixを取得します。
  3. 手順に従ってインストール後、再起動して反映させます。

イベントビューアでVSS関連のエラーを確認する方法

イベントログから、VSSの詳細なエラーメッセージや関連アプリの障害ログを確認できます。

イベントビューアでVSS関連のエラーを確認する方法
  1. [スタート]メニューを開き、「イベントビューア」と入力して起動します。
  2. 左メニューの「Windowsログ」→「アプリケーション」を選択します。
  3. ソースが「VSS」または「VolSnap」のイベントを確認し、詳細を記録します。

上記の対処法でもエラーが継続する場合は、VSS構成そのものに重大な問題がある可能性があります。操作に不安がある場合や、大切な業務データを扱っている場合は、無理に自己解決を図らず、専門のデータ復旧サービスに相談することを強く推奨します。

少しでも不安を感じたら、まずは初期診断をご依頼ください。診断とお見積りは無料。365日年中無休で対応しています。

自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する


自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。

データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。

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よくある質問

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いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。

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この記事を書いた人


デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。

 

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