Outlookで「0x8004010f」というエラーが表示され、急にメールが送受信できなくなっていませんか？
このエラーは設定の異常などが原因で発生し、大切なメールデータを失う恐れもあります。特に長く使っている環境で起きやすく、仕事や私生活に支障をきたすこともあるため、早めの対処が重要です。
本記事では、この送受信エラー「0x8004010f」の代表的な原因と解決手順をわかりやすく解説しています。正しい対応を取ることで、多くの場合はスムーズに復旧できます。
もし自力での対応が難しいと感じた場合や、重要なメールデータが関わっている場合は、当社時たるデータリカバリーの24時間365日対応の無料診断を活用し、早めの相談をおすすめします。
目次
Outlook 送受信エラー「0x8004010F」が表示されるときの主な症状
Outlook 送受信エラー「0x8004010F」が表示されるときの主な症状は次の通りです。
- Outlookでメールの送受信ができず、「0x8004010F：Outlookデータファイルにアクセスできません」というエラーが表示される
- アカウント設定を確認しても異常が見つからない
- 新しいプロファイルを作成してもエラーが解消されない
- 同じアカウントを別のPCに設定すると正常に動作する
- OSTファイルやPSTファイルを読み込めず、フォルダが空になる
同じエラーでも、原因は一つとは限りません。Outlookを正常に使用するには、適切な対処を行うことが重要です。状況を見誤り、不適切な方法を試すと、問題が悪化し、最悪の場合データの復旧が不可能になる恐れがあります。
送受信エラー「0x8004010F」が発生する原因は、見た目や単純な設定ミスだけでは判断できないことが多く、自己判断での対応には限界があります。正確な原因を突き止めて解決するには、専門的な知識を持つ業者の診断が必要になります。
当社では相談から初期診断まで24時間365日体制で無料でご案内しています。ぜひ気軽にご相談ください。
Outlook 送受信エラー 0x8004010fの原因
「0x8004010f」エラーは、Outlookの設定ミスやデータファイルの破損など、さまざまな内部要因によって発生します。
Outlookデータファイルの破損や削除
Outlookでは、PSTまたはOSTファイルと呼ばれる専用のデータファイルにメール情報が保存されています。これらのファイルが破損したり、誤って削除された場合、送受信エラー「0x8004010f」が発生することがあります。
特にバックアップや移行時の操作ミスで発生しやすい要因であり、突然Outlookが動作不良を起こすきっかけにもなります。
プロファイル構成の破損
Outlookのプロファイルには、アカウント情報やフォルダ構成が保存されています。プロファイルが破損していると、Outlookが適切に設定情報を読み込めず、0x8004010fエラーが表示されます。特に旧環境を引き継いで使っている場合、設定のズレが起きやすく注意が必要です。
メールアカウントの設定不備
アカウントのサーバー情報（IMAP/POPやSMTP設定）が正しく入力されていない場合や、ネットワークの一時的な不調でもOutlookで送受信エラー「0x8004010f」が表示されるケースがあります。
Outlookのアカウント設定画面で、認証方式やサーバー情報を再確認することが解決の第一歩になります。
ウイルス対策ソフトなどの干渉
セキュリティソフトやバックアップソフトがOutlookのデータファイルへアクセスする際に干渉し、ファイルの読み込みに失敗することがあります。
このような場合、一時的に保護機能を無効にすることでエラーが解消されることもありますが、注意が必要です。
保存ストレージ側の障害
Outlookで「0x8004010f」の送受信エラーが出る原因の一つに、HDDやSSDといった保存ストレージの不具合があります。ストレージに異常があると、Outlookがメールデータにアクセスできず、エラーが発生することがあります。
HDDは衝撃や経年劣化に弱く、SSDは突然アクセスできなくなるリスクがあるため、それぞれ注意が必要です。「Outlookの起動が遅い」「PCの動作が不安定」といった症状は、ストレージ障害の前兆かもしれません。
放置すると大切なメールが破損・消失する恐れがあるため、早めに専門業者に相談し、正確な診断を受けることが重要です。当社では、相談から初期診断まで24時間365日無料でご案内しています。まずはお気軽にご相談ください。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク
送受信エラー 0x8004010fが表示される――そんなトラブルに直面したとき、まずは自力で何とかしようと対応する方が多いと思います。
このエラーは、Outlookのプロファイル設定の不具合やデータファイルの破損によって発生します。保存先のHDDやSSDに障害がある場合もあり、無理な修復を繰り返すとデータ損傷が広がる可能性があるため注意が必要です。
専門業者であれば、正確な診断に基づいて最適な方法で復旧を進めるため、データ消失を最低限に抑えることができます。中でもデジタルデータリカバリーは、以下の理由から多くの方に選ばれています。
- 相談実績50万件以上（2011年1月～）の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
- 一部復旧を含む復旧件数割合92.6%（2025年9月実績。一部復旧：完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧：復旧希望データを100％復旧できた場合）という業界トップクラスの技術力
- 他社復旧不可相談件数は8,000件超 (算出期間：2016年6月1日～) で独自の復旧技術を保有
大切なデータを守るには、まずは自力対応よりも専門的な判断が欠かせません。操作を誤る前に、まずは当社にご相談ください。
Outlook 送受信エラー 0x8004010fの対処法
送受信エラー「0x8004010f」が出てしまった際は、比較的軽い手順から試し、状況によってはより専門的な対応が必要になります。以下に順を追って対処法を紹介します。
Outlookの再起動とネットワーク確認
まず試すべきは、Outlookを完全に終了させて再起動し、ネットワーク接続やメールサーバーへの通信状況を確認することです。
- Outlookを閉じた後、タスクマネージャーで「Outlook.exe」が残っていないか確認し、残っていれば終了させる。
- PCまたはネットワーク機器（ルーター／モデム）の再起動を行い、接続が正常かチェックする。
- Outlookを再起動し、「送受信」操作を実施。エラーが継続するかどうかを確認する。
データファイル（PST/OST）の修復
データファイルの破損が原因の一つですので、〈修復ツール〉を使っての検証・修復を行ってください。
- Outlookを完全に閉じる。
- Windowsエクスプローラーで「scanpst.exe（受信トレイ修復ツール）」を検索し実行。
- PSTまたはOSTファイルを指定してスキャン開始、修復が可能なら実行。
- 修復完了後、Outlookを起動し送受信テストを実施。
Outlookプロファイルの作り直し
プロファイル構成が破損しているとエラー「0x8004010f」が続くことがありますので、新しいプロファイルの作成をおすすめします。
- コントロールパネルを開き、「メール（Microsoft Outlook）」を選択。
- 「プロファイルの表示」を選び、「追加」で新しいプロファイル名を入力。
- メールアカウントを追加し、新しいプロファイルを既定に設定。「常にこのプロファイルを使用」にチェック。
- Outlookを再起動し、送受信操作でエラーの有無を確認。
セキュリティソフト・バックアップソフトの影響確認
ウイルス対策ソフトやバックアップソフトがOutlookデータファイルの読み込みを妨げているケースがあります。一時的な無効化で改善する場合もありますが、慎重に対応してください。
- ウイルス対策ソフトやバックアップソフトの「リアルタイム保護」機能を一時停止。
- Outlookを起動し、送受信をテスト。エラーが消えるか確認。
- 改善した場合は、ソフトの除外設定などを検討し、再度有効化。
保存先ストレージのチェック
データファイルを保存しているHDD／SSDに障害がある場合、設定を変えても解決せず、重大なデータ消失のリスクが高まる可能性があります。こうした場合は早めに専門の確認をおすすめします。
- Windowsの「ディスクの管理」などで状態を確認。異常が無いか確認。
- 書き込み／読み込みが極端に遅くないか、異音がしないかをチェック。
- 異常を感じたら、PCの使用を止めてデータ復旧の検討を。特にOutlookで重要なメールが保存されている場合には早めの対応が必要です。
専門業者に相談する
上記の対処法をすべて試しても改善しない、またはデータに特に重要性がある場合は、自力対応には限界があります。こうした場合には、信頼できるデータ復旧の専門業者へ相談するのが適切です。
デジタルデータリカバリーは、これまでに50万件以上の相談実績（※1）を持ち、一部復旧を含む復旧件数割合92.6%（※2）という高い成果を上げています。初期相談・診断は無料で、24時間365日対応していますので、不安を感じた時点でお気軽にご相談いただけます。
※1 期間：2011年1月以降
※2 2025年9月実績。一部復旧：完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧：復旧希望データを100％復旧できた場合
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する
自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断まで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーの強み
デジタルデータリカバリーは「データ復旧専門業者17年連続データ復旧国内売上No.1」（※1）の実績を持つデータ復旧業者です。
データ復旧の技術力として、一部復旧を含む復旧件数割合92.6%（※2）を誇っています。
他社で「復旧不可能」と判断された機器を、当社が復旧に成功した事例は数えきれません。実際に、他社復旧不可相談件数でも8,000件超 (算出期間：2016年6月1日～) を超えています。
これこそが“データ復旧の最後の砦”と呼ばれる理由です。どんな状態でも、諦める前にまずはご相談ください。最善を尽くしてデータを取り戻します。
※1：データ復旧専門業者とは、自社及び関連会社の製品以外の製品のみを対象に保守及び修理等サービスのうちデータ復旧サービスを提供し、その売上が総売上の50％以上を占める企業のこと。第三者機関による、データ復旧サービスでの売上の調査結果に基づく（算出期間：2007年～2023年）
※2：2025年9月実績。一部復旧：完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧：復旧希望データを100％復旧できた場合
相談から初期診断まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数50万件超」（算出期間：2011年1月1日～）を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付：0:00～24:00 （24時間対応）
電話番号：0800-333-6302
来社受付：9:30～21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計ご相談件数50万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。
