「0x80004005エラー」というメッセージが突然表示され、次のようなトラブルにお困りではありませんか？
- ファイルやフォルダにアクセスできない
- Windowsアップデートが途中で失敗する
- 圧縮ファイルの展開や共有設定でエラーが出る
このエラーは、アクセス権限の不整合・アップデート失敗・セキュリティソフトの干渉・システムファイルの破損など、複数の要因によって引き起こされます。特に、大切なファイルにアクセスできないケースでは、データ消失のリスクもあるため、早急で慎重な対応が必要です。
本記事では、「0x80004005」エラーの発生原因をケース別に整理し、初心者でも実践しやすい具体的な対処法をステップ形式でわかりやすく解説しています。
もし、「大切なデータが開けない」「エラーが何度も出て作業が進まない」とお困りの場合は、24時間365日受付の無料診断をご活用ください。専門スタッフが状況を確認し、必要に応じて安全なデータ復旧手段をご提案いたします。
目次
0x80004005エラーが表示されるときの主な症状
0x80004005エラーが表示されるときの主な症状は次の通りです。
- NASや共有フォルダーにアクセスしようとすると「0x80004005」エラーが出て接続できない
- ファイルやフォルダーのコピー・移動中に突然エラーが表示され、操作が中断される
- 圧縮ファイル（ZIP）を展開しようとすると「エラー 0x80004005」で失敗する
- Windowsアップデートの途中でエラーが発生し、更新に失敗する
- 仮想マシン（VirtualBoxなど）の起動時にエラーコードが表示されて起動できない
同じ症状でも、原因はさまざまです。適切な対処法を実行しないと、状況が悪化し、最悪2度と解決できなくなる可能性があります。
正常に使用できない原因は、見た目や使用感だけでは判断できないため、自己判断では原因を見誤るケースが多いです。そのため正確な原因を把握し、適切な対応をするには専門業者の診断が必要です。
当社では相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。ぜひ気軽にご相談ください。
0x80004005エラーの原因
「0x80004005」のエラーの原因は、主に以下の通りです。
ファイルやフォルダのアクセス権限の問題
ファイルやフォルダのアクセス権限に問題がある場合、このエラーが発生することがあります。特定のファイルやフォルダにアクセスしようとしたときに、アクセスが拒否された場合、エラーコード0x80004005が表示されます。この場合、アクセス権限を適切に設定することが必要です。
Windowsアップデートの失敗
Windowsのアップデートが正常に完了しない場合、このエラーが発生することがあります。特に重要なセキュリティパッチやシステム更新が中断された場合、システムの不安定さが原因でエラーが発生することが多いです。
windowsのアップデートのエラーについては、以下の記事でも同じようなエラーについて解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
セキュリティソフトウェアの干渉
セキュリティソフトウェアがシステム操作をブロックすることで、エラーコード0x80004005が発生することがあります。特にウイルス対策ソフトが誤ってファイル操作を阻害する場合、このエラーがトリガーされることがあります。
ドライバーの互換性の問題
新しいハードウェアや周辺機器を導入した際、ドライバーの互換性が原因でエラー0x80004005が発生することがあります。互換性のないドライバーがインストールされると、システムが適切に動作せず、エラーが発生します。
レジストリの問題
Windowsのレジストリファイルが破損していたり、不正な設定がされていると、システムの操作が正常に行えなくなり、このエラーが発生することがあります。特に、無理な設定変更や不要なレジストリクリーナーの使用が原因となることがあります。
システムファイルの破損
0x80004005エラーの原因のひとつに、Windowsのシステムファイルの破損があります。これは、OSが必要とする内部ファイルが欠損または破損し、正常な処理ができなくなることで発生します。
たとえば、アップデート中の電源遮断や強制終了、ウイルス感染などがきっかけで発生し、「アプリが起動しない」「ファイルが開けない」などの不具合が併発することもあります。
この状態で修復を無理に繰り返すと、システム全体が不安定になり、データが消失するリスクもあるため注意が必要です。
当社では、システムファイルの破損にも対応した無料の初期診断を24時間365日体制で実施しております。エラーが解消できない場合は、早めにご相談ください。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク
0x80004005エラーが表示される――そんなトラブルに直面したとき、まずは自力で何とかしようと対応する方が多いと思います。
誤って初期化や上書きをしてしまったり、分解して状態を深刻化させてしまうケースは多く、特に内部の故障が原因だった場合、自力で対応しようとするとかえって悪化を招くリスクがあります。
専門業者であれば、正確な診断に基づいて最適な方法で復旧を進めるため、データ消失を最低限に抑えることができます。中でもデジタルデータリカバリーは、以下の理由から多くの方に選ばれています。
- 相談実績46万件以上（2011年1月～）の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
- 一部復旧を含む復旧件数割合91.5%（※内、完全復旧57.8%。復旧件数割合＝データ復旧件数／データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績）という業界トップクラスの技術力
- 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有
大切なデータを守るには、まずは自力対応よりも専門的な判断が欠かせません。操作を誤る前に、まずは当社にご相談ください。
0x80004005 エラーの対処法
このエラーが発生した場合、以下の対処法を試してください。それぞれの対処法は、特定の原因に対して有効です。順番に試してみてください。
Windowsトラブルシューティングの実行
Windowsには、問題を自動で検出し、修正するためのトラブルシューティングツールがあります。システムエラーや更新に関連する問題が発生した場合、このツールが役立ちます。
- 「スタート」メニューを開き、「設定」をクリックする。
- 「更新とセキュリティ」を選択し、「トラブルシューティング」をクリックする。
- 「Windows Update」など、関連するトラブルシューティングツールを選択し、指示に従って問題を修正する。
セキュリティソフトウェアの無効化
セキュリティソフトウェアが原因でエラーが発生することがあるため、一時的に無効化して動作を確認します。特定の操作がブロックされている場合、無効化することで問題が解消されることがあります。
Windowsアップデートの確認と実行
最新のWindowsアップデートをインストールすることで、システムの安定性が向上し、エラー0x80004005の問題が解決されることがあります。アップデート手順は以下の通りです。
- 「スタート」メニューを開き、「設定」をクリックする。
- 「更新とセキュリティ」を選択し、「Windows Update」をクリックする。
- 「更新プログラムの確認」をクリックし、利用可能な更新をインストールする。
ドライバーの更新
デバイスドライバーが古い場合や互換性のないものがインストールされている場合、ドライバーの更新を行います。デバイスマネージャーを使って更新手順を行い、エラーの原因となるドライバーを最新バージョンにアップデートします。
レジストリファイルの再登録
レジストリの破損やエラーが原因で、0x80004005エラーが発生することがあります。この場合、特定のレジストリファイルを再登録することで、問題を解決できる場合があります。特に、jscript.dllやvbscript.dllといったファイルが影響している場合には、これらの再登録が有効です。
以下の手順で、レジストリファイルを再登録することができます。
- スタートメニューを開き、「cmd」と入力し、表示されたコマンドプロンプトを管理者として実行します。
- コマンドプロンプトが開いたら、以下のコマンドを順番に入力します。
- 「regsvr32 jscript.dll」 を入力し、Enterキーを押します。
- 「regsvr32 vbscript.dll」を入力し、Enterキーを押します。
- それぞれのコマンドが実行されると、「登録に成功しました」というメッセージが表示されます。
- すべてのコマンドを実行した後、パソコンを再起動します。
これにより、レジストリの設定が正しく再登録され、0x80004005エラーが解消されることがあります。もし、この方法で解決しない場合は、自力での対応では解決が難しい可能性が高いです。重要なデータを保存している方は専門業者に相談することをおすすめします。
システムファイルの修復
システムファイルの破損が原因でエラーが発生する場合は、コマンドプロンプトを使用してシステムファイルを修復します。
- 「スタート」メニューに「cmd」と入力し、コマンドプロンプトを管理者として実行する。
- 以下のコマンドを入力し、Enterキーを押す。
- システムファイルの修復が完了するまで待ちます。
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する
自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーの強み
デジタルデータリカバリーは、「データ復旧専門業者として14年連続国内売上No.1」の実績を誇る信頼できる業者です。
一部復旧を含む復旧件数の割合は91.5%（内、完全復旧57.8%。復旧件数割合＝データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績）を誇り、これまでに他社で復旧が難しいとされた機器についても、これまでに7,300件以上のご相談をいただいています。諦める前に、大切なデータを取り戻すチャンスをぜひデジタルデータリカバリーにお任せください。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」（算出期間：2011年1月1日～）を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付：0:00～24:00 （24時間対応）
電話番号：0800-333-6302
来社受付：9:30～21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。
