突然パソコンの画面が青くなって、「0x00000116」というエラーコードが表示された――。そんな経験をすると、不安になりますよね。このエラーは、ブルースクリーン(BSOD)の一種で、主にグラフィックドライバーやGPU周りの問題によって発生します。見た目のインパクトも大きいため、「このまま使えなくなるのでは…」と焦ってしまう方も多いはずです。
この記事では、0x00000116エラーのよくある原因と、すぐにできる対処法についてわかりやすくご紹介します。症状によっては、自力で対応できる場合もありますが、深刻なケースでは専門業者への相談が必要になることも。まずは落ち着いて、状況を確認していきましょう。
目次
ブルースクリーン 0x00000116が発生する主な症状
ブルースクリーン 0x00000116が発生した際の主な症状は次の通りです。
- PCの起動時または操作中に突然ブルースクリーンが発生する
- エラーコード「0x00000116」が画面に表示される
- 映像がフリーズしたり、画面が真っ黒になったあと再起動する
- ゲームや動画再生中など、GPUに負荷がかかった場面でエラーが発生する
同じ症状でも、原因はさまざまです。適切な対処法を実行しないと、状況が悪化し、最悪2度と解決できなくなる可能性があります。
正常に使用できない原因は、見た目や使用感だけでは判断できないため、自己判断では原因を見誤るケースが多いです。そのため正確な原因を把握し、適切な対応をするには専門業者の診断が必要です。
当社では相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。ぜひ気軽にご相談ください。
ブルースクリーン 0x00000116が発生する主な原因
エラーコード「0x00000116」は、主にGPUやドライバーに関する問題が原因で発生します。以下では、代表的な原因をわかりやすく解説します。
グラフィックドライバーの不具合や互換性の問題
不適切なドライバーや古いバージョンを使用していると、GPUとの連携に問題が起き、ブルースクリーンが発生します。特にWindowsアップデート直後や、ドライバー更新後に多く見られます。
GPUの過熱や冷却不足
長時間の高負荷使用やホコリの蓄積などで、GPUが過熱しエラーを引き起こすことがあります。冷却ファンの故障や熱伝導グリスの劣化も要注意です。
電源ユニットの出力不足
ハイスペックGPUを搭載している場合、電源ユニットの性能が足りないと安定動作せず、エラーが発生する原因になります。
OSやBIOSの設定不良
BIOSでGPU設定が誤っている、またはOSの構成に不整合がある場合、正常にGPUが動作できずエラーが起きることがあります。
GPUの物理的な故障
GPU自体の物理的損傷や基板故障が原因の場合、自力での修復は困難です。再起動を繰り返す・画面にノイズが出るといった症状がある場合は、速やかにデータ復旧業者への相談をおすすめします。
46万件以上の相談実績(算出期間:2011年1月~)を活かし、障害原因をデータベースから瞬時に特定するシステムも整備済みです。24時間365日対応のサポート体制で、いつでもご相談いただけます。データトラブルでお困りの際は、お気軽にお問い合わせください。
ブルースクリーン 0x00000116が発生する主な対処法
エラー「0x00000116」はソフトウェア起因のことも多いため、順を追って確認すれば自力で解決できるケースもあります。以下の対処法を参考に、落ち着いて対応してみましょう。
グラフィックドライバーの再インストール
ドライバーが破損または不適切なバージョンである可能性があります。再インストールで安定性が向上することがあります。
- 「デバイスマネージャー」を開く。
- ディスプレイアダプターから対象GPUを右クリックし、「デバイスのアンインストール」を選択。
- PC再起動後、公式サイトから最新のドライバーをインストール。
GPUの温度と冷却状態を確認
冷却不足が原因の場合、ファンの掃除や冷却グリスの塗り直しなどで改善が見込めます。
- 「HWMonitor」などのツールでGPU温度を確認。
- 高温(80℃以上)が続くようであればPC内部のホコリ除去。
- 必要に応じて冷却パーツを追加または交換。
電源ユニットの確認と交換
電源出力が不足している場合、新しいユニットに交換することで症状が改善することがあります。
- 現在の電源ユニットの出力(W数)を確認。
- GPUの推奨電源容量と照らし合わせて足りているかを確認。
- 不足している場合は、出力の高い電源ユニットに交換。
BIOSとWindowsのアップデート
古いバージョンのままだとハードウェアとの相性問題が発生することがあります。
- マザーボードの公式サイトでBIOSの更新情報を確認。
- メーカーの手順に従ってアップデートを実行。
- Windows Updateもすべて適用されているか確認。
専門業者への診断依頼
もし何をしても症状が改善しない、または物理的な異常が疑われる場合は、データや機器を守るためにも専門業者への相談をおすすめします。
当社では、無料の初期診断・見積りを通じて、最適な対応をご案内していますので、安心してご相談ください。
なぜデジタルデータリカバリーでは復旧困難な機器の復旧事例が多いのか
デジタルデータリカバリーはこれまで数々の機器の復旧に成功してきました。
こうした復旧事例が多いのには、理由があります。
業界トップクラスの実績

私たちデジタルデータリカバリーは、14年連続で国内売上No.1(※1)。累計46万件以上(※2)の相談実績をもとに、あらゆるデータトラブルと向き合ってきました。
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そう言っても過言ではありません。
最大の強みは、その“症例データの蓄積数”。
すべての相談内容を電子カルテのように管理し、障害のパターンと復旧手法を社内でデータ化。
これにより、問題の切り分けが圧倒的に早くなり、対応スピードと成功率の向上につながっています。
その結果、48時間以内に対応を完了した件数は全体の約80%。
一部復旧を含む復旧件数割合は91.5%(※3)と、業界でも高水準の成果を出し続けています。
国内最高峰の復旧設備

復旧の成功事例の多さは、デジタルデータリカバリーの技術力の高さを象徴しています。復旧成功の要因として、次の点が挙げられます:
- 蓄積された知見に基づき、障害箇所を正確に特定
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※1:データ復旧専門業者とは、自社及び関連会社の製品以外の製品のみを対象に保守及び修理等サービスのうちデータ復旧サービスを専門としてサービス提供している企業のこと、 第三者機関による、データ復旧サービスでの売上の調査結果に基づく。(集計期間:2007年~2020年)
※2:期間:2011年1月1日~
※3:2023年10月実績。一部復旧:完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧:復旧希望データを100%復旧できた場合。
よくある質問
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この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。