- 「NASが認識しない」
- 「共有フォルダにアクセスできない」
- 「ブザー音が鳴る」
- 「EMモードなどエラーメッセージが表示される」
- 「内部のHDDから異音がする」
ご使用のNASで、このような症状が突然起きると、どうしたら良いかわからないかと思います。業務がストップするなどの支障が発生しかねないため、一刻も早く復旧したいものですが、まずは原因を特定し、適切な対処をとらないといけません。
サーバーやNASが接続、アクセスできない原因はさまざまです。もし、誤った判断で対応を進めると、さらに大きなトラブルにつながってしまう恐れがあります。この記事では、NAS/サーバーにアクセスできない際の解決方法をご紹介いたします。
主要のNASには以下があげられます。
TeraStation・LinkStation・Landisk・Soundgenic・RECBOX QNAP NAS(QNAP TS・QNAP HS・QNAP TBS・QNAP TVS)など
目次
NASとは

NAS (Network Attached Storage) は、直訳すると「ネットワークに接続された記憶装置」です。
通常、外付けHDDなどの記憶装置は、USBケーブルやSATAケーブル(シリアルATA)などを使ってパソコンと1対1で接続して使われます。しかし、これだと接続先の端末のみでしかアクセスできず、各デバイスからアクセスすることは一切できません。
そこで役に立つのがNASです。NASは複数台のHDD/SSDをネットワーク上で、1つの論理的なストレージとして管理します。これにより膨大なデータを効率的に保存・共有できるようになるため、多くの企業がNASを積極的にオフィスで活用しています。
なお、NASとよく似た概念に「ファイルサーバー」がありますが、これはNASのように「ネットワークを通して、ファイルの保管・共有を行う仕組み」を言い表したもので、きわめて論理的な概念です。けっして物理的な機器そのものを言い表した言葉ではありません。
NASのメリット
NASには次のようなメリットがあります。
- アクセス性が高い:複数のパソコンやスマートフォン、タブレットなど異なる端末から同時アクセスしてファイル共有やデータの保存が可能です
- 拡張性が高い:容量を増やすために、追加のドライブを取り付けることができます。
- リモートアクセス:NASは設定次第で、インターネット経由でリモートアクセスすることができるため、外出先からでもデータにアクセスすることができます。
- データの冗長性が高い:RAID構成を組んだNASは、複数のドライブを組み合わせることでデータを守ることができます。
- バックアップ機能が優れている:バックアップ機能を持っているNASでは、一度設定を行えばパソコンやスマートフォンに保存したデータを自動的にバックアップすることができます。
NASのデメリット

NASには次のようなデメリットがあります。
- 高価格:企業向けNASは保守・点検サービスが付属していることも多い一方、比較的高価になりやすく、予算の制約などがある場合、導入が難しいケースがあります。
- 性能の制限:NASは価格と性能の兼ね合いで、パフォーマンスが制限されることがあります。
- RAID崩壊を起こす:NASは、冗長性を実現するために、RAID(複数台の記憶装置を一つのストレージとして管理する技術)を採用していることが多いです。しかし、RAIDを構成しているストレージが複数故障すると、RAID構成のデータが破損し、全てのストレージが使用不可能にるだけでなく、内部のデータも破損してしまう可能性があります。
- 自力でデータ復旧するのは困難:NASは特殊なファイルシステム(EXT3など)を採用しているため、RAID崩壊を起こした場合、市販のソフトでは対応が困難です。
このように「RAID構成だから安全」と過信していると、RAID崩壊など不測の事態に巻き込まれやすく、「認識しない」「データが消えた」などのトラブルに発展しかねません。
もしNASに異常が発生した場合、自力で対応せず、NAS・HDD・RAID・サーバーの復旧実績が多数ある、データ復旧専門業者に相談することをおすすめします。
また、RAID崩壊を起こしたNASは、復元ソフトでの対応が難しく、自力でデータ復元することは困難です。もし自力で対応しようと記憶装置を取り外し、パソコンに直接接続すると、ファイルシステムが崩れてしまい、さらに状態が悪化する恐れがあります。
確実かつ安全にデータ復旧を行いたい場合、NAS/RAIDの対応実績が豊富なデータ復旧の専門業者まで対応を依頼するようにしましょう。

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NAS/サーバー機器が故障している場合
次のような症状がみられる場合、NASが故障している可能性が高いと考えられます。
- 「NASから異音がする」
- 「NASのランプが赤色に点滅・点灯している」
- 「NASのデータにアクセスできない」
- 「リビルド中、ストレージがもう一本故障した」
NASの多くは、複数のHDD/SSDをひとつにまとめる「RAID構成」を採用していることが多く、耐障害性があります。しかし、1台以上のHDD/SSDが破損すると、データの整合性が乱れてしまい、データが失われる恐れがあります。
この場合、状態悪化を避けるためにも、通電を控えましょう。
また、NASを構成するドライブは、通常の外付け記憶装置と、ファイルシステムが異なるため、直接PCにつなぎ、データ復元することも控えてください。
どうしても起動しないときは専門業者に相談する
どうしても起動しない場合、どのような業者を選ぶかは目的ごとに大きく変わってきます。
NASの起動を優先する場合は「修理」を、保存されているデータを優先する場合は「データ復旧」を行いましょう。
ここでは「修理」と「データ復旧」の違いをそれぞれ詳しく解説します。
データが不要な場合:メーカーの修理・交換サービスを利用する
NASを構成するストレージの平均的な耐用年数は、 3~5年です。お使いのNASに不具合が発生した場合、保証期間内であれば、無償で修理や交換を受けることができる場合があります。
しかし、メーカー・修理業者は「起動」を目的としており、修理・交換を行うと、内部のデータは原則として失われます。データ復旧は念頭に置かれていません。
必要なデータがある場合、メーカーに修理依頼を出す前に、データ復旧の専門業者に依頼しましょう。
データが必要な場合:データ復旧業者を利用する

データのバックアップがなく、必要なデータが存在する場合、RAID復旧に多数の対応実績がある、データ復旧の専門業者に相談することを強くおすすめします。
データ復旧業者では、故障の原因を正確に特定し、自力では起動・修復できない機器からも、データを取り出すことが可能です。
しかし、データ復旧業者は、あくまでデータの取り出しが目的なので、NASを正常に起動するよう修理するわけではありません。この点にご留意ください。
デジタルデータリカバリーでは、専門知識を持つプロフェッショナルが、業界最高水準のデータ復旧技術と設備をもってデータを復旧いたします。
また機器別の専門エンジニアによる、無料の初期診断も行っていますので、お気軽にご相談ください。まずは簡易的な診断と今後の対応方法を無料でご案内いたします。
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NAS/サーバーにアクセスできない・接続できない時によくある症状
NAS/サーバーにアクセス・接続できなくなる際、よくある症状は以下3つです。次の症状が発生していると、NASには深刻な障害が発生している恐れがあります。
①共有フォルダにアクセスできない

このようなメッセージが表示される場合、NASがオフラインになっているか、NASの設定自体に問題がある可能性があります。代表的なエラーメッセージは次のとおりです。
- アクセスできません。
- このネットワークリソースを使用するアクセス許可がない可能性があります。
- アクセスが拒否されました。
- アクセス許可があるかどうかこのサーバーの管理者に問い合わせてください。
- ユーザー名またはパスワードが正しくありません
- ¥¥ファイルサーバー にアクセスできません・¥¥192.168.にアクセスできません
- ネットワークパスが見つかりません
- エラーを特定できません。
ネットワーク設定を修正しても、エラーメッセージが引き続き表示される場合、使用しているパソコンやNASに障害が生じている可能性がありますので、ご注意ください。
詳しい対処法は下記が参考になります。
②エラーメッセージが表示される、ビープ音がする
NASやサーバーには、メーカーごとに異なるエラーコードやビープ音が割り当てられており、そこから「ファームウェア破損(EMモード)」「HDD不良」「ストレージがアレイから外れた」など、さまざまな障害原因を判断することができます。
ただし、必ずしもエラーメッセージと原因が一致するわけではありません。ほかの障害が併発している可能性もあるため、誤った対応を行うと、状態が悪化することがあります。あくまで「故障の原因を特定する判断材料のひとつ」という前提で参考にしましょう。
NASのメーカー・機種ごとのエラーは、下記の記事で詳しく解説しています。
③まったく起動しない
サーバーやNASの電源ボタンを押してもファンすら回らない場合、次の4つが理由として考えられます。
- NASのACアダプタや、電源ケーブルが破損している
- 各パーツに電力を供給する電源ユニット壊れている
- HDD/SSDが故障している
- 筐体が故障している
筐体故障、電源関係のトラブルが疑われる場合、電源プラグの交換、周辺機器の確認を行いましょう。それでも通常起動しなければ、NAS全体に深刻な障害が発生しており、起動不能の状況におちいっていると考えられます。
もしバックアップが存在しない場合、個人でデータを救出するのは現実的ではありません。理由として、起動しない機器から、データ復旧を行うことが困難であることや、一般的な復旧ソフトはNASに対応していないことを挙げることが出来ます。
NASが起動しない・電源が入らない場合、むやみにNASの分解などを行うのは控えてください。データの要不要に応じ、専門業者に対応を依頼することをおすすめします。
NAS/サーバーにアクセスできない・接続できない原因

NAS/サーバーにアクセス・接続できない場合、3つの原因が考えられます。
ネットワーク上に問題がある
NASは起動するのにもかかわらず「共有フォルダにアクセスできない」という場合、ネットワークに問題があると考えられます。たとえば次の3つが推察されます。
NASの設定に問題がある
Windowsサーバーの場合、ファイル共有プロトコルが有効化されてないと「共有フォルダにアクセスできない」といったトラブルが生じやすいといわれます。
NASの設定に問題が疑われる場合、ネットワーク設定を見直すことをおすすめします。
アクセスが集中している / DDos攻撃
NAS・サーバーは、許容量を超える大量のアクセスを受けると、システムがダウンすることがあります。
アクセスが急増する理由としては一斉にサーバーへ集中アクセスをおこなう、あるいはDDos攻撃で、サーバーが強制的にダウンしている可能性もあります。
マルウェアに感染している
サーバー・NASは、マルウェア感染やランサムウェア(身代金ウイルス)など、常にサイバー攻撃の脅威に晒されています。
もし、サイバー攻撃を受けると「システム異常」が発生するだけでなく「保存データの消失」や「個人情報の流出」など、大きなインシデントに発展することもあります。 また、ランサムウェアの攻撃を受けると、NAS・サーバーが使えなくなるだけではなく、内部のデータがすべて暗号化されてしまう恐れがあります。
サーバー・NASの筐体故障
サーバー・NASの筐体(外装に当たる部分)は「外的要因」「経年劣化」「過熱」で故障することがあります。
交換が可能なパーツであれば修理が可能ですが、本体のマザーボードが故障すると、サーバー全体が起動しなくなります。マザーボードの故障は交換以外に対応が難しいため、新しいサーバーに移行する必要が生じることもあります。
HDD/SSDの故障
- 長年使用している
- 地震/停電が起きた直後に使えなくなった
- 複数台のHDD/SSDで赤ランプが点灯している
上記の場合、HDD/SSDが故障している可能性が高いと考えられます。HDD/SSDの障害には大きく二種類あり、それぞれ対応方法が異なります。
論理障害(システム障害/リビルド失敗)
論理障害は、NAS内部のデータに生じた障害です。主な原因は次のとおりです。
- 誤操作による削除・フォーマット
- データ書き込み中の停電・強制終了
- リビルド失敗によるRAID崩壊
特に気を付けたいのがリビルド失敗によるRAID崩壊です。リビルドとは、NAS上でストレージを交換し、システム構成を再構築する作業のことです。しかし、リビルドにはリスクがあり、データ領域で不整合が起こると、新たな障害を誘発する危険があります。
これに限らず、論理障害が発生したNASをそのまま利用・通電すると、データが上書きされる恐れがありますので、内部のデータが必要な場合は、自力での対応は控えましょう。
なお、論理障害はストレージのフォーマットにより、改善されることもありますが、データは消えてしまうので、ご注意ください。
物理障害(経年劣化など)
HDDから「カチカチ」「カタカタ」という異音が聞こえる(もしくは焦げた臭いがする)場合、物理障害が発生していると考えられます。このような状態で使用を続けると、HDDの記録面に傷がつき、データが完全に読み込めなくなる恐れがあります。
1本程度のHDDが破損している場合、新しいHDDに差し替え&リビルドで、対処できることもあります。しかし「同時に複数本のHDDが破損した」または「2本以上のHDDがエラーを起こしている」場合、個人で対応すると、NASの破損を進行させる恐れがあります。
物理障害が起きたNASからデータ復旧を個人で行うことは、事実上不可能です。ただちに使用を中止し、データ復旧を希望する際は、当社のアドバイザーによる無料電話診断をご利用ください。
物理障害が発生したストレージを自力で修復するのは困難

物理障害を起こしたストレージ(HDD/SSD)からデータ復旧を行うには、精密機器を安全に復旧する高度な専門設備、膨大なデータ復旧件数に裏打ちされた、高度な解析技術が必要不可欠となります。
特にHDDはナノ単位で動作する超精密機器のため、修復にあたっては、クリーンルームなどの専門設備でHDDを開封し、経験を積んだエンジニアが作業する必要となります。また復旧実績が豊富にあるデータ復旧業者であれば、復旧ノウハウや知見が豊富で、高精度でのデータ復旧が可能となります。
物理障害が発生したストレージ(HDD/SSD)で「安全かつ最速でデータを復旧したい」場合、自力で対処せず、信頼できるデータ復旧サービスで無料の初期診断を受けてみることをおすすめします。無料初期診断では、専門家がハードウェアやソフトウェアの問題を診断することで、最適な解決策を提案することが可能です。
デジタルデータリカバリーでは、365日年中無休・最短即日復旧可能で、電話相談およびトップエンジニアによる初期診断も無料で行っております。まずはご相談ください。

物理障害と論理障害は、判別できないことが多い

物理障害と論理障害は共通する症状も多く、それぞれ適切な対処が異なるため、自力での対応が不安な方は、データ復旧業者へのご相談も検討しましょう。
もし障害の原因を正確に特定せず、誤った処置・復旧作業を試すと、内部の状態が悪化し復旧の可能性が低くなってしまうので、ご注意ください。
「故障を判別できない」「安全にデータを取り出したい」場合は、データ復旧の専門会社まで無料初期診断を受けてみることをおすすめします。
データ復旧業者によって技術力がまちまちのため要注意
データ復旧の専門業者では、専門家が長年培った技術的な知識を用いて、データを最も安全かつ最適な手段で取り出します。
ただ、業者によって技術力にばらつきがあり、中には「物理的に故障したSSDの復旧は不可能」という業者もあります。
確実にデータを取り出したい場合は、できるかぎりデータ復旧の技術力のある専門業者に対応を依頼することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーでは「電話」「メール」で、24時間365日ご相談を受け付けています。
NAS/サーバーにアクセスできない・接続できない時にまず試すこと
NAS/サーバーにアクセスできない場合、NAS本体ではなく中継機器(LAN)側に問題がある可能性があります。ルーターやハブが正常でも、ネットワークケーブルが有線の場合は、断線の可能性も考えられるためケーブル回りも確認しましょう。
ケーブル回りを確認してもNASにアクセスできない場合、以下の方法でアクセスできるようになるか試してください。
①接続しているパソコンの台数を確認する
90台のパソコンが接続可能な場合でも、ネットワークを安定して運用できる台数はおおよそ10台以下とされています。
そのため、20台以上ではネットワークが安定せずにアクセストラブルの原因になってしまうため、接続台数をいったん絞って再接続してみましょう。
②ネットワーク設定をリセットする
NASに接続しているパソコンのネットワーク接続が不安定な場合、他の端末から接続するか、再起動および、ネットワーク設定をリセットしてみましょう。
- 「設定」の歯車アイコンから「ネットワークとインターネット」をクリックします
- 「ネットワークとインターネット」から「ネットワークのリセット」をクリックします
- 「ネットワークのリセット」から「今すぐリセット」をクリックし、数分待ちます
③ローカルグループポリシーエディターの設定を変更する
「NASにアクセスできません」「安全ではないためファイル共有には接続できません」というエラーが表示される場合、Windowsの設定ツール「ローカルグループポリシーエディター」から設定変更を行うことで、問題が解消される場合があります。
- [Windows]+[R]マークで実行オプションを表示し、「gpedit.msc」と入力します
- 「ローカルグループポリシーエディター」が表示されるので、「コンピューターの構成」>「管理用テンプレート」>「ネットワーク」>「Laman ワークステーション」の順で深層に進みます。
- 右側に表示されるチェックボックスで「安全でないゲストログオンを有効にする」をダブルクリックします。
- 「有効」→「OK」にします。
これでエクスプローラー上のネットワークフォルダに、NASのアイコンが表示されるようになっていれば、問題は解消されています。
④IPアドレスを指定してアクセスする
ネットワーク上でNASのドライブが確認できない場合でも、IPアドレスからアクセスできる場合があります。エクスプローラーのアドレス欄に、共有フォルダのIPアドレスを入力して開いてみましょう。
- 「エクスプローラー」から「ネットワーク」を開きます。
- アドレスバーが表示されたらバーの中に「IPアドレス」or「サーバー機器のネットワーク識別名」を入力し、enterをクリックします。
- 共有フォルダ等が表示されていることを確認します。
⑤Windowsパソコンの設定を変更・Windows資格情報にNASを登録する
Windows Update更新プログラムによって、これまでWindowsパソコンに登録されていたネットワークドライブに接続するための資格情報が消去されていることがあります。この場合は、Windowsに新たにネットワークドライブへの接続情報(資格情報)を登録すればNASに接続できるようになります。
- 「コントロールパネル」から「ユーザーアカウント」画面を開きます。
- 「資格情報マネージャー」の「Windows資格情報」を開きます。
- 「資格情報の追加」をクリックし、資格情報を入力します。
- ユーザー名とパスワードを入力したら「OK」を押して完了です。
➅WindowsのパソコンからNASにアクセスできるかを確認する
Windows資格情報の登録を行った後、NASにアクセスできるか確認しましょう。確認手順は以下の通りです。
- スタートボタンを右クリックして「ファイル名を指定して実行」を開きます。
- Windows資格情報に登録したNASのIPアドレスを入力します。
- 「OK」をクリックし、「ネットワーク」にNAS(共有フォルダ)が正しく表示されるか確認します。
以上を試してもNASにアクセス・接続できない場合は、次の項目で解説する対処法へ進みましょう。
NAS/サーバーにアクセスできない・接続できない時の対処法
NASにアクセス・接続できない原因は「ネットワークの接続」「サーバーの設定」「サーバー機器」など様々です。個人で対応する際は、問題となっている要因を特定(切り分け)し、その改善を目指すことが重要となります。
初期対応で解決しなかった場合の対処法は以下の通りです。
ただし、個人で対応するのは誤操作などのリスクも含みます。ご自身での対処に不安がある方や、重要なデータを安全に復旧したい場合は、データ復旧業者へ相談しましょう。
①pingコマンドでパソコンがNASをネットワーク上で認識しているか確認する
ネットワークトラブルの原因を調査するのに有効なコマンドが、Windowsの「ping」です。コマンドプロンプトから、pingコマンドを用いることで、NASが正常に動作しているかをパソコン側から調査することが出来ます。(ただし、pingコマンドを使用するには、NASのIPアドレスを固定しており、かつIPアドレスが特定できている必要があります)
pingコマンドを使用する際は、標準搭載されているソフトウェア「Windows Powershell」に「ping」というコマンドを、NASのIPアドレスを並べて入力します。
たとえば、コマンドプロンプトに次のように打ち込みます。
C:>ping <NASのIPアドレス>
もしこれで応答がなければ、NASが応答しておらず、何らかのトラブルが起きていることが分かります。まずは落ち着いて、以下に示す、それぞれの対処法をとっていきましょう。
②ネットワーク設定を確認・プライベートネットワークへ変更する
ネットワーク設定が「パブリックネットワーク」になっている場合、ネットワーク上のデバイスから隠されてしまい、正しく表示されないことがあります。
このような場合「プライベートネットワーク」になっているか確認しましょう。プライベートに設定すれば、信頼できるデバイスとしてネットワーク上で検知できるようになります。
プライベートネットワークに変更する手順(Windows)
以下の方法で変更を行ってください。ただし、これでも問題が解決されない場合、NASのストレージに深刻な問題が発生しているか、それ以外の問題が考えられます。
- 設定の歯車を選択します。
- 「ネットワークとインターネット」を選択します。
- 左のリストから「状態」を選択します。
- ネットワークプロファイルを「プライベート」に変更します。
③ファイル共有のプロトコル・SMB(Server Message Block)を確認する
Windows10・11でNASにアクセスできなくなった場合、Windowsのファイル共有プロトコル「SMB 1.0」がインストールされていないことが考えられます。
Windowsの「SMB 1.0」を有効にする方法
コントロールパネルの「Windowsの機能の有効化または無効化」ダイアログから「SMB 1.0」をインストールすると問題が解消される場合があるので一度ご確認ください。

ただし「SMB 1.0」はXP以前から採用されており、Microsoftは廃止する予定です。そうなると、NAS自体が使えなくなるため、古い製品を利用されている場合は、新しいNASに買い替えることをおすすめします。
④Functionから始まるネットワーク関連サービス(Windowsのサービス)の設定を変更する
ここまでの方法を試しても問題が解決しない場合は、以下のサービスの設定を変更すると解決する場合があります。
- Function Discovery Provider Host(FDPHOST サービス)
- unction Discovery Resource Publication(FDResPub)
この2つのサービスはネットワークの探索・検出に関するものです。自動で起動に設定を行うとそれだけで問題が解決できる場合があります。
Windowsサービス設定変更の手順は以下の通りです。
- スタートメニューに「サービス」を入力して検索します。
- サービス項目の中から「Function」で始まる文言を探しましょう。
(Function Discovery Provider HostとFunction Discovery Resource Publicationが見つかります。) - 「Function Discovery Provider Host」サービスを右クリックし、プロパティを開きます。
- スタートアップの種類:自動を選択し、「適応」をクリックします。
- 「Function Discovery Resource Publication」サービスを右クリックし、プロパティを開きます。
- スタートアップの種類:自動を選択し、「適応」をクリックします。
- 「Function Discovery Provider Host」と「Function Discovery Resource Publication」2つのサービス設定の変更ができたら、パソコンを再起動しましょう。
⑤IPアドレスを固定(重複している場合は解消)する
NASは購入後、ネットワークに接続すると、IPアドレスを自動的に取得します。しかし、自動取得されたIPアドレスでは、ネットワーク接続が不安定になることがあります。
そのため、IPアドレスを固定IPに設定した覚えがないという場合は、固定IPを再設定しましょう。ルータの再起動時、固定IP設定がリセットされることもあるため、このような場合も固定IPになっているかを確認、もしくは再設定することをおすすめします。
なお、IPアドレスが重複(競合)してしまうと重複(競合)が起きているパソコンが「ネットワーク上から見えなくなる」「インターネットにアクセスできなる」「ファイルの共有ができなくなる」といったことが生じることがあります。
ここではbuffalo製NAS(LinkStation・TeraStation)を例に、IPアドレスを固定方法を紹介します。
- NAS Navigator2を起動します。
- NAS(LinkStation/TeraStation)を右クリックし、「プロパティー」 をクリックします。
- 「IPアドレス」タブにある「IPアドレスを自動的に取得する」のチェックを外します。
- 下部の「IPアドレス」「サブネットマスク」「デフォルトゲートウェイ」を入力します。
➅共有フォルダの許可を確認し、開放されているかを確認する
NAS(データ共有フォルダ)にアクセス制限が生じている可能性もあります。アクセス制限が生じている理由は設定ミスもありますが、セキュリティ上の理由という場合も多くあります。
なお、社内NASの場合、管理人権限を持っているシステム担当者は、通常どおりアクセスできることがあります。もし管理人がアクセスできる場合はアクセス権の問題と言えます。
アクセス権の設定は、NASの管理画面から行うことが出来ます。アクセス権の設定で、アクセスできるユーザーもしくはグループの中に、自分の端末が含まれていない場合は、再設定しておきましょう。
⑦すべての設定をリセットする
NASの設定が間違っている場合は、リセットボタンを押すことで改善することがあります。リセットボタンはNASの背面、もしくは底面に設置されており、外側に出っ張っておらず、内側に引っ込んでいます。そのため、リセットボタンを押すときは、つまようじなどを使って、数秒間差し込んでください。
ボタンを押すと、ビープ音が鳴り、設定が工場出荷状態まで差し戻されます。この際、リセットされる情報は、ネットワーク設定だけでなく、管理者パスワードやシステム設定などサーバーにまつわる全ての設定です。HDD/SSD上に記録されているデータやファイルが消去されるわけではありません。
また設定リセット時は、あわせて端末側とサーバー側、双方のファイアウォール設定をいったん解除して、再接続することも有効な手立てとなります。
⑧Windows Update(更新プログラム)を行う
Windows搭載のNASでは、OSが最新バージョンになっていないと、不具合が生じる可能性があります。直近でアップデートが行われているかをまず確認しましょう。
- サーバーマネージャーを開きます。
- 左側のメニューバーから「ローカルサーバー」を選択します。
- 「Windows Updateを使用して更新プログラムのダウンロードのみを行う」を選択します。
- 「更新プログラムのチェック」を選択する。
Windowsアップデートに失敗する場合「システムの容量不足」「サーバー設定の問題」「アカウントの管理者権限がない」などが考えられます。一度、確認しておきましょう。
NAS/サーバー復旧時の注意点
サーバー・NAS復旧時は以下の3点に気をつけましょう。
電源はオフのまま保管する

壊れた原因を突き止めようとして何度も電源をつけたり消したりを繰り返すのは大変危険です。
NAS・サーバーの内部にあるハードディスク内ではデータを記録するディスクが高速で回転しており、このディスクに異常や傷がある場合、何度も起動することで破損箇所が拡大してしまいます。通電し続けると症状が悪化する可能性が高いため電源はオフのまま保管してください。
リビルド(再構築)をしない

ストレージの抜き差し・取り外しをしない

NASにアクセスできない場合、「HDD/SSDを直接パソコンにつないでデータを救出しよう」と考えるかもしれません。しかし、RAID構成のHDD/SSDは、Linuxの標準的なファイルシステム・EXT3を採用しており、そもそもフォーマットが一般的なパソコンとは異なります。
そのため、NASに組まれたストレージを、外付けHDDのように、パソコンにつなげたり、あるいは通電した状態で抜き差し・取り外しを繰り返したりすると、RAIDが崩壊しやすく、NASに組まれていたデータがばらばらに散らばってしまいます。HDD/SSDの抜き差し・交換する行為はデータを失うリスクを高めてしまうため、行わないようにしてください。
アクセスできないNAS/サーバーからデータ復旧する
ここまで解説した方法でNASにアクセスできない場合のデータ復旧手段は2つあります。
バックアップから復旧する
NASが故障したとしても、バックアップ機能があれば、データ復旧することが出来ます。ただ、注意点として、バックアップ用のデバイスを接続後、バックアップの設定を行わなくてはなりません(デフォルトではオフになっていることが多いです)。
そのため、適切に設定を完了できていないと、データを復旧することは出来ません。仮に、データが復旧できるとしても、バックアップ履歴が古すぎると、希望しているデータを復旧することが出来ないこともあります。
データ復旧の専門業者に相談する

NAS・サーバーに障害が発生し、データ復旧を行う場合、実績のあるデータ復旧業者の相談窓口や無料診断を活用することをおすすめします。
「知識がない」「原因が特定できない」ままでの復旧作業は誤った操作によりデータに悪影響を及ぼします。大切なデータであれば、まずはプロに無料診断を依頼してみるというのが最も確実な選択となります。
ただし、技術力が低い業者に依頼してしまうと、誤った処置によりデータ復旧の可能性が下がってしまう可能性があります。大切なデータを預けるうえでは、価格だけでなく、実績・技術力・復旧環境を確認して、最も信頼できる業者を選びましょう。
メーカーに「修理」を依頼すると、データが消えることがある
サーバーやNASが起動しない場合、通電を繰り返すことで、その他の障害が併発し、最悪のケースではデータを取り戻せなくなる危険性があります。かといってメーカーや販売店に修理に出すと、データが戻ってくる事は基本的にはありません。NASの機器自体は直るものの、 通常、データは全て初期化されてしまいます。
以上のことから、異常を感じた際は、使用を中止し、データ復旧専門家の私たちにご相談ください。まずは、アクセスエラーの原因特定を確実に行うことをおすすめします。
デジタルデータリカバリーでは、年中無休で365日24時間の電話受付・無料診断を行っています。まずはお気軽にご相談ください。
データ復旧業者はどうやって選べばいい?
「大事なデータが入ったNASが突然認識しなくなった!」
そんなとき、頼れるのがデータ復旧業者です。しかし、初めてデータ復旧業者に依頼するとなると、どこに依頼したらいいのか分からない方も多いのではないでしょうか。
データ復旧業者を選ぶときの最大のポイントは、技術力の高さです。
特に、初めてデータ復旧業者に依頼する、データ復旧の知識に自信がないという場合は、技術力が高いところに相談することが大事です。
データ復旧は手術と同様、何度もできるものではありません。失敗してもやり直しがきくものではなく、繰り返すたびに復旧率が下がっていくので、最初の対応が復旧率を握るカギとなります。もし絶対に取り戻したい大切なデータがあれば、確かな技術力を持つ業者に依頼すべきでしょう。
そこで、全国100社以上あるといわれる業者の中で技術力が高く、信頼できる業者を選ぶ5つのポイントを解説します。
初めてのデータ復旧業者を選ぶ5つのポイント
技術力が高く、信頼して任せられるデータ復旧業者を見つけるための5つの重要ポイントを厳選してお伝えします。
実績のあるデータ復旧専門業者を選ぶ基準は次のとおりです。
その他、自治体や政府機関・警察などからの表彰歴・感謝状の受賞歴も、実績を確認する上で重要な指標となります。それでは専門会社を選ぶ基準を見ていきましょう。
対応実績が豊富であるか
データ復旧の専門業者に依頼する際は、対応実績が豊富であるかを確認しましょう。古い型や最新の機種は復旧難易度が高いため、対応できない業者もありますが、技術力の高い業者だと、対応しているメディアやメーカー、障害の種類や難度に関係なく対応しています。
まずは公式ホームページで、それぞれの対応範囲の広さを認識しておくべきでしょう。
復旧実績や復旧率が数字で明記されているか
復旧実績や復旧率は、多くの場合、公式Webサイトで確認できます。特に実績が誰が見ても客観的に判断できる「数字」で明記されている企業は、信頼性が高いと言えます。
データ復元業者の中には、明確な根拠数字を記載していないケースもあります。そのような業者は技術力を有していない可能性があるため、信頼できる業者とは言い難いです。
「国内最高レベル」など、曖昧な言葉のみで具体的な復旧実績について公開していない業者もあるため、過去の実績についてしっかり確認するようにしましょう。
設備が充実しているか
HDDでは物理障害が発生していると、クリーンルームで部品の交換を行う必要があります。クリーンルームとは、空気の清浄度が非常に高い施設で、最も清浄度の高い「クラス100」は、無菌手術室と同等レベルの設備です。
HDDには少しのチリやほこりが記録面に付着するだけで、データが破損してしまう恐れがあるため、出来るだけ清浄な空間で作業する必要があるのです。
しかし、多くのデータ復旧業者では、簡単な設備(ボックスサイズのクリーンベンチ)しか装備していないか、他社に外注していることも多く、行える作業も限られます。
また部品交換は、たとえ同じメーカー・型番の部品を用いても、 複合する条件が全て揃わないと適合せず、動作しないケースがあります。よって、クリーンルームとドナー部品を取り揃えていることは、復元業者の技術力を推しはかる上で必須の条件と言えます。
設備規模などが不透明な業者であれば、依頼前に設備について質問したり見学できるか確認してみるとよいでしょう。
初期診断は無料か・部品代などの追加料金はかからないか
データ復元業者の中には、調査費と称して初期診断の段階で数万単位の費用を請求する業者や、復旧作業費以外にも部品代や機器の解体費用を請求する業者もあります。
しかし、初期診断で見てもらわないとそもそもデータ復旧に対応してもらえるかどうかわからないので、事前作業費だけ発生して、復旧作業すら引き受けてもらえないということもあります。無料で対応してもらえる範囲や追加料金の有無については依頼前に確認するようにしましょう。
料金について調べると「完全成果報酬制(復旧できなければ無料)」や「定額料金制」という業者も見つかります。これらは初めて依頼する方にとって安心材料のように思えますが、実際には技術力が低い業者がリスクを避けるために完全成果報酬制などのシステムを採用していることもあります。難易度の高い復旧はそもそも引き受けてもらえなかったり、高額な追加料金を請求されることがあるようなので、注意しましょう。
セキュリティに優れているか
業者を選ぶ際には、セキュリティ対策が徹底されているかも重要です。社外秘データなどを復旧しなければいけない場合、各専門業者のセキュリティ対策を確認しましょう。
判断材料で有効なのが、「ISO27001」「Pマーク」といった規格です。ISOは世界基準のセキュリティ認定であり、「ISO27001」を取得している企業は、情報漏えい対策が万全であるといえます。
上記の規格を取得している業者であればHP等で公開しているはずなので、相談前にチェックしてみましょう。
データ復旧は「デジタルデータリカバリー」にお任せください
ここまで、初めてのデータ復旧業者の5つのポイントをご紹介しました。
- 対応実績が豊富であるか
- 復旧実績や復旧率が数字で明記されているか
- 設備が充実しているか
- 初期診断は無料か・部品代などの追加料金はかからないか
- セキュリティに優れているか
デジタルデータリカバリーはこのポイントをすべて満たしており、自信を持ってデータ復旧の作業をさせていただきます。
NAS・サーバーのデータ復旧(復元)業者として当社が選ばれている理由をご紹介いたします。
① RAID累計ご相談数12,088件

当社に寄せられたRAIDのご相談件数は12,088件を超え、多くのお客様からさまざまなご依頼をいただいております。この多様なご相談から新しい技術の開発を進め、NAS・サーバーの復旧(復元)ノウハウを日々蓄積し、迅速で安全な復旧を可能としています。
NAS・サーバーの復旧は、当社のトップエンジニアが対応します。培ったデータベースと熟練の技術を駆使し、メーカー・機器・RAID構成・ファイルシステム問わずどのようなNAS・サーバーでも復旧(復元)のご対応をさせていただきます。
② 他社復旧不可のNAS・サーバーの復旧(復元)実績多数!

実は「別業者が対応できなかった機器が当社でデータ復旧(復元)できた」という実績も多くございます。
NAS・サーバーのデータ復旧(復元)の成功を左右するのが正しい初期診断です。初期診断では、機器の状態をエンジニアが確認し、原因を突き止めます。この時の診断が間違っていると対処法を誤り、データを正確に取り出せなくなってしまいます。
初期診断により異常箇所を特定し、ファイルシステム解析やデータ構成の再構築、ないし、NAS・サーバーの内蔵HDD(ハードディスク)やSSDの物理障害を復旧していきます。

当社では異常が発生した原因を特定するために専用ツールを使用し、データ領域を16進数に変換して一つ一つ整合性をチェックします。
また、RAID構成が組まれているサーバーの場合、RAID構成の分析や再構築も行わなければいけません。当社の論理専門トップエンジニアがこうした解析・分析・修復の工程を何度も繰り返し安全なデータ復旧(復元)を実現させているのです。
HDD(ハードディスク)の表面に傷がついてしまう症状をスクラッチといいます。多くの復旧業者が対応できない状態であっても、当社の物理専門トップエンジニアの技術をもってすれば他社復旧不可のスクラッチ障害にも対応することが可能です。
当社にはNAS・サーバー復旧(復元)の専門エンジニアが在籍しており、より多くのお客様のデータ復旧(復元)を実現するために日々研究を重ねております。
③ 無料サービスで安心安全データ復旧(復元)
専門アドバイザーへの電話相談が無料

当社にはNAS・サーバー専門アドバイザーが在籍しており、24時間365日ご相談を受け付けております。
「サーバーが立ち上がらなくなってしまった」
「NASが検出・認識されなくなった」など機器状況をお伝えいただければ、金額や復旧期間などをご案内いたします。
どうしたらいいのかわからないといった方も、まずはお気軽にご相談ください。
初期診断・見積もりが無料

NAS・サーバーの破損箇所を特定し、復旧の可能性を明確にするために当社のトップエンジニアが初期診断を行います。正しい判断をしないと誤った方法で復旧(復元)作業を行ってしまうためデータを正しく取り出すことができません。
診断結果から割り出された復旧確率やNAS・サーバーの破損具合に合わせたお見積書を無料でご提供させていただいております。
出張サービスが無料(法人様限定)

厳重なセキュリティで管理されており規則上、
・持ち出しが出来ないサーバやNAS
・物理的に持ち出しが難しい大型サーバやNAS
をお持ちの法人様については弊社エンジニアが お客様ご指定の場所まで伺い、診断から復旧作業まで行います。
④ さまざまなメーカーに対応可能
【 対応RAID機器/NAS/サーバー 】
■Buffalo | ■Seagate | ■Lenovo |
■I-O Data | ■Apple | ■CENTURY |
■DELL | ■corega | ■Acer |
■hp | ■Sony | ■Epson |
■IBM | ■NETGEAR | ■CineRAID (シネレイド) |
■NEC | ■COMPAQ | ■D-RINK |
■FUJITSU | ■Epson Direct | ■DATA TALE |
■Logitec | ■SAMSUNG | ■プリンストン |
■QNAP | ■asi | ■HItachi |
■Thecus | ■G-Technology | ■Lacie |
■PROMISE | ■iomega | ■Toshiba |
■ASUS | ■Western Digital |
上記以外にもすべてのメーカーに対応しております。まずはお電話にてご相談ください。
官公庁、国立大学法人、上場企業
多くのお客様にご利用いただきました

※ 掲載の許可を得た法人様の一部を紹介させていただいております。
復旧~納品までの流れ
最短当日復旧!まずはご相談ください
当社では、初期診断は最短5分、ご依頼いただいた機器の約8割が48時間以内に復旧完了しています。ご相談・初期診断・お見積りまで無料でご案内しています。
また、過去36万件以上のご相談実績から算出されるデータベースを基に、機器や症状ごとに配置された専門のエンジニアが最先端設備と技術力を駆使して正確な診断と復旧作業を行います。大切なデータ、業務にかかわる重要なデータを復旧させたい場合はご気軽にご相談ください。


NAS/サーバー復旧時によくある質問
――NAS・サーバーに異常が生じてしまっているが、どのような対応をしたらいいかわかりません…。
A:ご安心ください。NASやRAID機器など、複数台共有で使用するサーバー機器からもデータ復旧実績が数多くあります。
「サーバーにアクセスできなくて、仕事が止まっている。どうすればいいかわからないがとにかく何とかしたい!」というお急ぎのお客様は今すぐお電話下さい。最短30分診断、即日復旧も可能です。
いえ、かかりません。お客様の機器を実際にチェックしてみて初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、チェックが終わるまでは一切費用は頂いておりません。
※御郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後、データ復旧を実施しない場合にかぎり、機器の返送費用はご負担頂いております。ご了承ください。
――会社で使っている機器なので情報漏えいが心配です。預ける前に機密保持誓約書を出してもらえますか?
A: はい、お出しいたします。私たちはお客様の重要なデータをお取り扱いするにあたり、プライバシー・機密情報の保護を最優先に考えております。
まとめ
NAS・サーバーにアクセスできない際の対処法やデータ復旧方法について紹介しました。
データを安全に取り出すには、原因を見極めて適切な対処が必要です。大切なデータが保存されている場合は、データ復旧業者への無料相談も、ぜひご活用ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数36万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。