外付けHDDで「フォーマットする必要があります」とエラー表示が表示された場合、HDDに物理障害または論理障害が発生している可能性があります。
このエラーが表示されると、フォーマットしなければデータの読み取りはできませんが、そのまま指示通りにフォーマットしてしまうと、復旧可能性が低下してしまうだけでなく大切なデータをすべて失ってしまうことになりかねません。
ここでは、外付けHDDでフォーマット要求エラーが表示された場合の、原因の切り分けと適切な復旧・対処方法について解説していきます。
目次
外付けHDDで「フォーマットする必要があります」と表示されたとき、最初に試すこと
外付けHDDを使用していて「フォーマットする必要があります」と表示された時に最初に試してほしい対処法は以下の通りです。
再起動する
一時的な不具合が発生している場合、多くは再起動で改善することができます。ただし、繰り返し同様の問題が起こる場合、外付けHDD、もしくはパソコンに何らかのトラブルが起きていることが考えられますので、再起動を繰り返すのは控えてください。
周辺機器の接続を確認する
周辺機器(プリンターやスキャナーなど)が干渉していると、外付けHDDが正しく動作しないことがあります。周辺機器(外付けHDDや、USBメモリなど)の取り外し、放電を試しましょう。
S.M.A.R.Tを実行する
「S.M.A.R.T」とは、HDDが正常か監視し、問題を報告するシステムです。これによりHDDが完全に故障する前に、エラーメッセージを表示し、データのバックアップを行えるか判断できます。
「S.M.A.R.T」を実行する方法は以下の通りです。
- S.M.A.R.T.診断ツールをダウンロードする
- 診断ツールをインストールし、スキャンを実行する
- 診断結果を確認する
S.M.A.R.TでHDDを診断したら真っ先に見るべき項目は以下の通りです。
- 「Reallocated Sector Count」
- 「Current Pending Sector Count」
- 「Uncorrectable Sector Count」
- 「Spin Retry Count」
- 「Read Error Rate」
これらの項目の値が高い場合は、要注意です。例えば、HDDに機能していない「不良セクタ」の数が多いと、HDDが物理的に破損しています。したがって個人でエラーを修復することも困難な状態です。
物理的に破損した状態のHDDを復旧するには分解が必要です。この時に「クリーンルーム」と呼ばれる手術室レベルの清潔な空間で開封を行う必要があります。なぜなら空気中のチリやホコリが触れるだけでHDDにキズがつくためです。
したがって、安全にデータ復旧を行うには、専門の施設である「クリーンルーム」を所有しているデータ復旧業者に依頼する必要があります。
デジタルデータリカバリーならエンジニアが「クリーンルーム」をはじめ、復旧作業用の最新ツールを利用して復旧にあたります。現在までに41万件以上の相談実績があります。大切なデータがHDDに保存されている際はぜひご相談ください。
Chkdskやディスクユーテリティを行う
WindowsやMacのOSにはそれぞれ自動でエラー修復を行う機能が搭載されています。Windowsは「Chkdsk(チェックディスク)」、Macは「ディスク・ユーテリティ」と呼ばれ、起動させる手順が全く異なりますが、エラーを発見し、自動で修復する機能は同じです。
以下はOSごとの手順です。
Windowsの場合
WindowsでChkdskを行う方法は以下の通りです。
- 「Windowsキー+Eキー」を押してファイルエクスプローラーを開く
- ドライブの上で右クリックし、コンテキストメニューから「プロパティ」を選択する
- 「プロパティ」の「ツール」タブをクリックし、「エラーチェック」セクションで「チェック」をクリックする
- 「ドライブのスキャン」を選択し、開始をクリックするとChkdskのスキャンが開始される
- Chkdskのスキャンが完了すると自動的にエラーが修復される
またコマンドプロンプトと呼ばれる、パソコンに命令文を書いて指令を出すシートを利用してデータ復旧する方法もあります。
- 「Windowsキー+Xキー」でコマンドプロンプトを選択する
- ウィンドウに、「chkdsk(任意のドライブ文))」と入力し、Enterキーを押す
- プロンプトが表示されたら「Y」と入力し、パソコンを再起動すると、Windowsの起動前にCHKDSKが実行される
Macの場合:ユーティリティの「First Aid」で修復する
外付けHDDがMac上で正しく認識(マウント)されているか確認するには、「ディスクユーティリティ」という機能が有効です。
もし、ここにHDDが表示されているにもかかわらず、アクセスできない場合、「First Aid」という自動修復機能で問題が解消できる場合があります。
- macOS 復旧のユーティリティウインドウから「ディスクユーティリティ」を選択し、「続ける」をクリックする
- ツールバーから「表示」を選択、その後「すべてのデバイスを表示」の順に選択する
- 修復対象となるディスクを選択して「First Aid」をクリックする
修復が完了したら電源を落とし、通常どおりにMacの起動を試しましょう。
WindowsやMacのエラー修復ツールを使用しても変化がない場合は、重大な障害を抱えている可能性があります。この場合、個人で対処を続けると状態が悪化するため、操作を控えてデータ復旧業者まで相談しましょう。
バックアップからデータを復旧する
バックアップデータが手元にある場合、データを復旧が可能です。その手順は以下の通りになります。
- 復元したいデータのバックアップが保存されているデバイスやドライブに、パソコンを接続する
- バックアップソフトを開き、復元したいデータを選択する
- 復元したいデータの保存場所を選択すると復元が始まる
- 復元が終わったら、完全に復元されているか確認する
データ復旧ソフトを使用する
市販のデータ復旧ソフトを使用して、データを復元することも可能です。
データ復旧ソフトで復旧する方法は以下の通りです。
- データ復旧ソフトの公式サイトからソフトをインストールする
- インストールしたソフトを開き、復元したいドライブを選択する
- ソフトの指示に従い、復元したいドライブをスキャンする
- スキャン完了後に復元可能なファイルがリストアップされるので、復元するファイルを選択する
- ソフトの指示に従い、オプションを選択してファイルを復元する
データ復旧ソフトを使用しても完全にデータが復旧しない場合
データ復旧ソフトを使用しても完全にデータが復旧しない場合や、何も変化がない場合は、外付けHDDに深刻な異常が発生している可能性が高く、操作を続けると障害が悪化します。
https://www.ino-inc.com/provision/recoverysoft.php
安全にデータ復旧を希望するなら、データ復旧業者に依頼することをおすすめします。その中でも特に技術力の高い業者なら、高い精度でデータ復旧を成功させることが可能です。以下が技術力の高い業者の特徴になります。
- 幅広い機器のデータ復旧に対応できる
- 復旧実績や復旧率が高い
- 自社で専門ツールや設備を保有している
また障害の重さだけでなく、古い型や最新機種の外付けHDDのデータ復旧も難易度が高いため、一般的な業者ですとお断りされることもあります。相談を受ける前に業者のWEBサイトを確認しておきましょう。
Wesetern Digital製HDDのデータ復旧ならこちら
外付けHDDで「フォーマットする必要があります」とエラー表示される理由
外付けHDDをパソコンに接続した際、「フォーマットする必要があります」と表示される原因は、データを管理する「ファイルシステム」にエラーが発生しているためです。
■ファイルシステムとは
記憶媒体に保存されたデータを管理・操作するための機能です。ほとんどのOSはファイルシステムでファイルを管理しています。パソコンはファイルシステムに合わせてデータを読み取り、私達が画面上で見られる形にして表示しているのです。
パソコンは、ファイルシステムを確認できない記憶媒体が接続されると、「フォーマットされていない新しい機器が接続された」と認識し、該当のエラーを表示してリセットを試みます。
この際に、「ディスクのフォーマット」もしくは「はい」を選択すると、中のデータがフォーマットされて読み出せなくなります。保存データが重要であれば、「フォーマットしますか?」と表示されても、絶対にフォーマットしてはいけません。
■フォーマットとは
フォーマットとは、「データを管理するファイルシステムを再構築すること」です。ファイルシステムを再構築すると元のデータにアクセスできなくなります。
どうしても取り戻したい大切なデータがある場合、データ破損のリスクを回避するためにも、データ復旧の専門家まで相談することをおすすめします。
外付けHDDで「フォーマットする必要があります」と表示される要因
外付けHDDで「フォーマットをする必要があります」と表示される場合、主に次の原因が考えられます。
パソコンに問題が発生している
これは、外付けHDDには問題がなく、パソコンで障害が発生しているパターンです。パソコン側の問題によるエラーであることも決して少なくないため、エラーが表示されたら外付けHDDを一度取り外し、別のパソコンでも動作するかを確認してみましょう。
外付けHDDの容量が枯渇している
外付けHDDの空き容量が少なくなると、ファイルの書き込みに問題が起き、動作が停止したり、書き込みエラーが発生することがあります。新しい外付けHDDを購入するか、不要なデータを削除して容量を確保しましょう。
USBポートや接続コネクタの故障
外付けHDDを接続しているUSBポート、あるいは接続コネクタが破損しているとエラーが発生することがあります。別のコネクタを試すことで解消できる場合もありますが、むやみに通電・作業すると、症状の悪化につながりかねないため、注意してください。
コネクタに破損がない場合は、深刻な異常が発生している可能性が高いです。操作を止め、データ復旧の専門技術を持つデータ復旧業者の初期診断を依頼し、原因を特定してもらいましょう。
外付けHDDの論理障害
論理障害とは、HDD内のデータが破損し、HDDや内部のデータが認識できない症状などが発生します。です。
特に「フォーマットしますか?」と表示される場合、データを管理している「ファイルシステム」が破損している可能性があります。
ファイルシステムが壊れる要因として以下のものがあげられます。
- PCを強制終了した
- 不適切な取り外しを行った
- Cドライブのデータを移動した
ファイルシステムが破損している場合、修復ツールで改善できることもありますが、無理に自分で治そうとすると、データの上書きやシステムの破損が進み、状態を悪化させてしまう可能性があります。
また、物理障害の発生したHDDをPCに接続した際も「フォーマットしますか?」とエラーメッセージが表示されることがあります。症状だけで、HDDに発生している障害を見極めることは非常に難しいです。論理障害と物理障害が併発しているケースも多く、症状だけで一概に断定することはできません。
HDD内部のデータを取り出したい場合は、必要に応じて、外付けHDD復旧の専門エンジニアによる初期診断の利用を検討してください。
外付けHDDの物理障害
物理障害とは、HDD内部のパーツが物理的に破損した状態です。主な原因は「高所からパソコンを落とした」「水をこぼした」「経年劣化による不良セクタの増加」などです。
もし「カチカチ・カタカタ」と異音がするなど、物理障害が疑われる場合、HDDの部品が物理的に破損している可能性が高いため、通電を控えてください。HDDの動作が正常に行えず、認識しなくなったり、データの読み書きができなくなります。
こうした物理障害のHDDからデータを復旧する際は、クリーンルームなど専用の設備が必要となります。もし自力で対応しようとして、分解・コピーを試すと、HDDのデータ記録面(プラッタ)に傷が付き、データが完全に読み出せなくなる危険性があります。
物理障害の疑われるHDDからデータを確実に復旧したい場合は、なるべく自分で作業を試す前に一度、データ復旧業者へ相談することをおすすめします。
物理障害と論理障害は、判別できないことが多い
物理障害と論理障害は共通する症状が多く、自力で障害を判断して対応すると、障害が悪化する恐れがあります。
たとえば、次の症状は、論理障害と物理障害で共通して起こります。
- 外付けHDDが認識されない
- ロゴから先に進まない
- 再起動やフリーズを繰り返す
- コピーや保存ができなくなる
- 黒い画面に白い文字が表示される
- ファイルの読み書きに時間がかかる
- 画像や動画ファイル、またはフォルダが開けない
- 「フォーマットしますか?」「アクセスできません」と表示される
つまり、「再起動を繰り返す」「フォーマットエラーが表示される」など論理障害の症状に当てはまるからといって、復元ソフトを不用意に使うと、状態が悪化する恐れがあります。
また、データ破損によるトラブルが起きた場合であっても、正しく対処しなければ、最悪、復旧不可能となることもあります。
大切なデータを安全に取り出したい・自身での復旧作業が不安な方は、データ復旧業者へ相談しましょう。
外付けHDDで「フォーマットする必要があります」と表示された場合、注意すること
外付けHDDで「フォーマットする必要があります」と表示された場合、以下の3点に注意しましょう。
通電を続けない
通電することで物理的な障害が悪化したり、データを誤って上書きする可能性があります。内部のデータが大切な場合は、機器をむやみに通電させないことが重要になるのです。
再起動を繰り返さない
再起動は機器に負荷をかけるため、HDDに物理的な破損が生じている場合、障害が進行する場合があります。これにより、エラーメッセージだけでなく、パソコンのフリーズや他のファイルのデータの消失など被害が拡大する可能性があります。
もしも外付けHDDの使用中に「フォーマットする必要があります」と表示された際に、再起動を試すなら一度きりにとどめましょう。
フォーマットしない
フォーマットは、システムエラーを修復する方法ですが、実行すると内部のデータにアクセスできなくなります。より確実にデータ復旧したい場合は、HDDのデータ復旧の専門家がチーム体制で復旧にあたるデジタルデータリカバリーがおすすめです。
ご依頼された機器の約8割は48時間以内に復旧完了しているので、お急ぎでデータ復旧を希望する際はぜひご相談ください。
外付けHDDで「フォーマットする必要があります」と表示された場合の復旧・対処方法
外付けHDDを接続した際に「フォーマットする必要があります」と表示された場合、軽度の論理障害であった場合は、以下の方法を試すことで解決する場合があります。
フォーマットする
HDDにデータが保存されていないか、中古品のHDDを購入して使い始める場合は、保存データが必要ない場面に限り、フォーマットが適切です。
フォーマットする手順は以下の通りです。
- データのバックアップを行う
- スタートボタンを右クリックし、表示されたメニューから「ディスクの管理」を選択する
- 「ディスクの管理」からフォーマットしたいHDDを探し、クリックする
- 表示されたメニューの「ディスクの初期化」をクリックし、パーティションスタイルを選択して「OK」を押す
- 「ディスクの管理」に戻り、中央の「未割り当て」をクリックし、メニューの「新しいシンプルボリューム」でクリックする
- 「新しいシンプルボリュームウィザード」が表示されたら「次へ」をクリックする
- 「ボリュームサイズの指定」でパーティションを複数作成する場合のみ数値を変更し、「次へ」をクリックする
- 「ドライブ文字またはパスの割り当て」が表示されたら「次へ」をクリック
- 「パーティションのフォーマット」が表示されたら「クイックフォーマットする」にチェックを入れ、「次へ」をクリックするとフォーマットが開始される
フォーマットは、バックアップがある場合やデータが不要な場合にとどめておきましょう。誤ってフォーマットした場合は、すぐに操作をやめてデータ復旧業者までご連絡ください。
デジタルデータリカバリーならデータ復旧用の最新の技術・設備を保有し、個人では解決が難しいフォーマットからのデータ復旧が可能です。ぜひご相談ください。
ドライブレターを変更する
外付けHDDを接続すると、別のドライブが「Dドライブ」となり、表示されないことがあります。これはドライブレターの重複が原因です。心当たりがある方は、一度ドライブレターを変更してみてください。
手順は以下の通りです。
- タスクバーの検索ボックスから「コンピューターの管理」を起動する
- 記憶域から「ディスクの管理」を選択する
- Dドライブを右クリックし、「ドライブ文字とパスの変更」を選択する
- 今まで使っていないドライブレターに変更する
ドライブレターの重複が原因だった場合はこれで問題が解決するはずです。
デバイスドライバを更新する
デバイスドライバとは、ハードウェアやソフトウェアを管理しているシステムです。もしデバイスドライバが破損していたり、古いバージョンが使われていたりする場合、外付けHDDが正しく認識されず、「フォーマットしますか?」と表示されることがあります。
Windowsの場合、デバイスマネージャーから外付けHDDのドライバを更新することで、問題が解消されることがあります。
デバイスドライバの更新方法は次のとおりです。
- 検索ボックスに「デバイスマネージャー」と入力してメニューを表示する
- 更新するデバイス(Dドライブ)を右クリックして、「ドライバー ソフトウェアの最新版を自動検索します」を選択する
- 「ドライバーの更新」 を選択する
パソコンの設定を以前の状態に戻す
「システムの復元」は、パソコンの設定(システムファイル)を以前の状態に戻す機能です。パソコンの設定に問題があり、外付けHDDが認識されなくなった場合、この方法で改善する可能性が高いです。
システムの復元を行う手順は次のとおりです。
- Windowsキー+「R」キーを同時に押す
- 「rstrui」と入力して「Enter」を押す
ただし、パソコンの設定を戻しても問題が解決しない場合、より深刻な障害が外付けHDDに起きている恐れがあります。障害を悪化させないためにも、他の対処法を試すか、操作をせず電源を切り、専門家まで相談することをおすすめします。
エラーチェックする
エラーチェックとは、Windows10のエラー修復機能です。
エラーチェックを利用してエラーの修復を行う方法は以下の通りです。
- エクスプローラーでドライブを表示し、右クリックして「プロパティ」を選ぶ
- 「ツール」タブを開き、エラーチェックの「チェック」ボタンを押す
- ドライブのスキャンと修復をクリックする
エラーチェックを使っても外付けHDDが認識されない場合
もしエラーチェックを使ってもHDDが認識されない場合は、障害が深刻な可能性が高いです。原因が判明しないまま対処を続けると、更にデータやHDD本体の破損が進行します。一度でデータ復旧できなかった場合は、専門家であるデータ復旧業者に相談しましょう。
ただし、データ復旧業者の間には技術力の差が大きいため、技術力の高い業者に依頼するのが適切です。
業者の技術力の高さを見分けるポイントは「取り扱い可能な機器の種類」「復旧実績と復旧率」「復旧専門のツールや設備を自社で保有しているか」この3点です。業者に相談する前にWebサイトなどで調べておきましょう。
デジタルデータリカバリーなら機種の新旧問わずHDDの復旧を受け付けています。当社の復旧専門のエンジニアが最新のツールや設備を駆使して復旧を行い、最高で95.2%※の復旧率を記録しています。大切なデータを諦める前に、ぜひ当社にご相談ください。
※2018年2月実績 復旧率=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数(2017年12月~2021年12月の各月復旧率の最高値)
データが必要な場合は、データ復旧の専門業者に相談する
ここまでに紹介したように、「フォーマットする必要があります」というエラーは、様々な要因を抱えた障害です。自分で復旧しようとしたことで、かえってHDDの故障が進んでしまい、復旧が難しくなってしまうことも少なくありません。
データ復旧は一発勝負です。原因を特定できないまま自力復旧を試みると、現在の状況を悪化させてしまい、復旧困難な重度の障害を引き起こす原因にもなりかねません。
HDDの中に失いたくない大切なデータがあれば、データ復旧の専門業者に相談することを強くおすすめします。データ復旧業者では、HDDに発生している症状を元にエンジニアによる正確な初期診断を行い、復元ソフトでは対応できない物理障害や、重度の論理障害からもデータ復元・復旧が可能です。
絶対に取り出したい大切なデータがある場合は、焦って安易に試さず、まずはデータ復旧サービスの専門家に相談のうえ、復旧方法を検討することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで、24時間365日、無料でご案内しています。まずは機器の障害や原因を特定するため、の問合せフォームに必須項目をご入力のうえ、復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
はじめてのデータ復旧業者は【技術力の高さ】で選ぶ
データトラブルの際、一番頼りになるのがデータ復旧業者です。しかし、初めてデータ復旧業者に依頼するとなると、どこに依頼したらいいのか分からない方も多いのではないでしょうか。
データ復旧業者を選ぶときの最大のポイントは、【技術力の高さ】です。
データ復旧は手術と同様、何度もできるものではありません。失敗してもやり直しがきくものではなく、繰り返すたびに復旧率が下がっていくので、最初の対応が復旧率を握るカギとなります。もし絶対に取り戻したい大切なデータがあれば、確かな技術力を持つ業者に依頼すべきでしょう。
技術力が高いデータ復旧業者を選ぶ3つのポイント
全国100社以上あるといわれるデータ復旧業者の中で技術力が高く、信頼できる業者を選ぶ3つのポイントを解説します。おさえておくべきポイントはこちらです。
- POINT:1 復旧実績や復旧率が数字で明記されている
- POINT:2 他社で復旧できなかった機器からも復旧実績がある
- POINT:3 復旧ラボを公開し、自社内に復旧設備を揃えている
POINT:1 復旧実績や復旧率が数字で明記されている
復旧実績や復旧率は、多くの場合、公式Webサイトで確認できます。特に実績が誰が見ても客観的に判断できる「数字」で明記されている企業は、信頼性が高いと言えます。
データ復旧業者の中には、明確な根拠数字を記載していないケースもあります。そのような業者は技術力を有していない可能性があるため、信頼できる業者とは言い難いです。
「国内最高レベル」など、曖昧な言葉のみで具体的な復旧実績について公開していない業者もあるため、過去の実績についてしっかり確認するようにしましょう。
POINT:2 他社で復旧できなかった機器からも復旧実績がある
「メーカーや他のデータ復旧業者で復旧できなかった機器から復旧実績がある業者」は技術力が高いと言えます。官公庁、国立大学法人、上場企業の復旧件数が多い業者も、信頼がおけます。
データ復旧は、機器の種類や障害の程度によって難易度が異なります。業者によって対応できる障害レベルにも差があるため、技術力の低い業者に依頼すると、復旧に失敗するリスクがあります。
他社で復旧できなかった機器でも復旧実績のある業者は、高難度の障害に対応している、技術レベルの高い業者と言えます。
POINT:3 復旧ラボを公開し、自社内に復旧設備を揃えている
データ復旧の業者の中には、自社で復旧作業を行なわず外注したり、自社内に専用設備を持たない業者も存在します。
そのような業者に依頼してしまうと、誤った処置が行われ、大切なデータを失う可能性があります。
復旧ラボを公開し、見学を受け付けている業者であれば、自社内できちんと復旧作業を行なっていることがわかるので安心です。
国内で復旧ラボを構えている業者は限られています。Webサイトの情報だけではわからないことも多く、実態を知るには直接ラボの様子を確認するのが一番安心です。
データ復旧は「デジタルデータリカバリー」にお任せください
当社はデータ復旧専門業者 14年連続データ復旧国内売上No.1(※)として多くのお客様に選ばれ続けています。そして技術力が高く、信頼できる業者を選ぶ3つのポイントをすべて満たしており、自信を持ってデータ復旧の作業をさせていただきます。
※データ復旧専門業者とは、自社及び関連会社の製品以外の製品のみを対象に保守及び修理等サービスのうちデータ復旧サービスを専門としてサービス提供している企業のこと
※第三者機関による、データ復旧サービスでの売上の調査結果に基づく(集計期間:2007年~2020年)
- POINT:1 復旧実績や復旧率を数字で公開しています
- POINT:2 他社で復旧不可からも多数復旧に成功しています
- POINT:3 復旧ラボをすべて公開・自社内設備で復旧しています
POINT:1 復旧実績や復旧率を数字で公開しています
当社はデータ復旧国内トップクラスの実績を誇っており、復旧率最高値 95.2%(※1)の技術力をもって、あらゆるメディアからのデータ復旧に対応しています。また、官公庁や国立大学法人・上場企業を含めた、日本中のお客様のデータの復旧に対応しており、累計41万件以上のご相談実績(※2)があります。
しかし残念ながら、データ復旧業者の中には技術力が低いにも関わらず、「我々は高い技術力を持っています」など、明確な数字を出さずに曖昧な表現をしている復旧業者が多数あります。そのような復旧業者は、実績が少なかったり、社内に専用設備を持っていない可能性が高いため、注意しましょう。
当社では、「本当に技術力の高い会社であれば、復旧率で明確な根拠を示すべき」と考え、つちかった技術力に自信があるからこそ、復旧実績や復旧率を公開しています。
POINT:2 他社で復旧不可からも多数復旧に成功しています
当社では、同業他社では復旧不可能とされた機器のご相談も7,000件以上(※3)対応しており、重度障害からのデータ復旧に多数成功しています。
技術力の高い業者ほど、他社で復旧不可能と判断された機器の復旧実績が高くなる傾向にあります。
当社は、他社様を上回る症例数を復旧しているからこそ、同業他社で復旧不可能な障害でも、当社で復旧が可能となっています。諦める前に、まずはご相談ください。
POINT:3 復旧ラボをすべて公開・自社内設備で復旧しています
当社は復旧ラボを公開し、見学を受け付けており、直接ラボの様子を確認していただけます。クリーンルームを含め、国内最大級の自社内復旧ラボで復旧作業を行っており、エンジニアの作業風景をWebサイトやSNSで発信しています。
大切なデータを預ける上で、その業者の実態が分からないと信用できませんよね?社内風景や、実際に復旧に携わるエンジニアの顔が見えることは、非常に重要な点と言えます。
データ復旧業者の中には、復旧ラボを社内に保有していなかったり、外注や、個人でも試せる復旧ソフトを使用するだけで、作業を行わない業者も存在します。Webサイト上に掲載している社内風景と、実態が異なる怪しい業者も少なくありません。セキュリティなどを理由に、実態を明かさない復旧業者は、怪しいと判断した方が良いでしょう。
※1:2018年2月実績 復旧率=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数(2017年12月~2021年12月の各月復旧率の最高値)
※2:期間:2011年1月1日~
※3:期間:2016年6月1日〜
デジタルデータリカバリーが選ばれる理由について、詳しくはこちらで紹介しています。
↓まずはお気軽にご相談ください↓
復旧~納品までの流れ
最短当日復旧!まずはご相談ください
当社では、初期診断は最短5分、ご依頼いただいた機器の約8割が48時間以内に復旧完了しています。ご相談・初期診断・お見積りまで無料でご案内しています。
また、過去41万件以上のご相談実績から算出されるデータベースを基に、機器や症状ごとに配置された専門のエンジニアが最先端設備と技術力を駆使して正確な診断と復旧作業を行います。大切なデータ、業務にかかわる重要なデータを復旧させたい場合はご気軽にご相談ください。
対応メーカー
BUFFALOやI-O DATAをはじめ、各種メーカーに対応
様々なHDDから復旧できる可能性があります!
ハードディスク 復旧対応メーカー表
- IBM
- Western Digital
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- MAXTOR
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- アドテックス
- BUFFALO(旧称:(株)メルコ)
- LaCie(ラシー)
- Logitec(ロジテック)
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- FFF SMART LIFE CONNECTED
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※その他各種メーカーにも対応しております。現状弊社で対応できないメーカーはございません。お気軽にお問い合わせください。
画像・動画・Excelファイルなど、拡張子がつくものは全て対応しております。
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データ復旧の料金について
データ復旧費用は4つの要素で決まります
-
1総ディスク容量
どれくらいの大きさか?
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2故障箇所
どこが壊れているか?
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どれくらい壊れている?
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復旧にかかる期間は?
お電話いただければ、専門のアドバイザーがお客様の状況を伺い、概算のお見積もりと復旧期間をお電話にてお伝えいたします。その後、無料初期診断(お見積もり)のご案内を差し上げることもできますので、金額面についてもお電話にてご相談ください。
データ復旧料金の目安
500GB未満 | 5,000円〜 |
---|---|
500GB以上 | 10,000円〜 |
1TB以上 | 20,000円〜 |
2TB以上 | 30,000円〜 |
※こちらに掲載されている金額は、あくまで総ディスク容量を元にした目安の金額です。 障害内容により、金額が異なりますので、まずはお電話にてご確認ください。
当社復旧費用のおすすめポイント
復旧料金は、診断結果に基づいたプラン(成功報酬制あり)をご提示いたします
当社では、機器の障害状況を診断させていただき、プランをご提示いたします。
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弊社の独断で復旧作業を遂行し、作業費を請求する事はございませんのでご安心ください。
ご不明な点に関してはお手数ですが、都度担当までお問合せください。
復旧できたデータは全て納品
成功定義データだけでなく、復旧できたデータは追加料金無しで全てご納品いたします。
お見積もり後に追加で作業料を請求することはありません
お見積もり後に追加で作業料金を請求することはありません。復旧の度合いにより、お見積もりから減額される事はあっても高くなる事はございませんのでご安心ください。
※納品用メディアのご購入やその他追加サービスへのご加入については別途料金が発生いたします。
お客様に合った支払い方法が選択可能
クレジットカード・銀行振込・現金支払いに加え、請求書支払い・保険支払い・公費でのお支払い・商社を介してのお支払い等、対応が可能です。ご成約時にお申し出下さい。
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※ 掲載の許可を得た法人様の一部を紹介させていただいております。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
営業時間は以下の通りになっております。
土日祝日問わず、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。
電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)
来社受付:9:30~21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数41万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。