以下のような症状に心当たりはありませんか?
- MacでFinderを開いても、フォルダ内が空に見える
- デスクトップに保存したはずのファイルが突然消えた
- 外付けHDDを接続しても、データがまったく表示されない
- ファイルがあるのに、開けない・アクセスできない
こうした現象に遭遇しても、実際にはファイルが削除されたわけではなく、表示設定の不備やシステムトラブルが原因で見えなくなっているケースが少なくありません。
しかし、状況が分からないまま焦って再起動やフォーマットなど不適切な操作を行うと、本当にデータを失うリスクがあります。取り返しがつかなくなる前に、正しい対処法を知ることが重要です。
本記事では、ファイルが見えない・開けないといったときの考えられる原因と対処法を、初心者にもわかりやすく解説します。
「自分で対応できるかわからない」「大事なデータが消えた気がする」と不安を感じた方は、24時間365日対応の無料診断をご活用ください。まずは現状の把握から始めましょう。
目次
Macでファイルが表示されない主な原因
Macで保存したはずのファイルが見つからない場合、複数の原因が考えられます。原因を正しく把握しなければ、誤操作によってデータ損失を招く危険性があります。
意図しない場所に保存されてしまった
保存時にフォルダを誤って指定したり、ドラッグ&ドロップ操作によって思いがけない場所にファイルを移動してしまっている可能性があります。
デスクトップや書類フォルダで見つからない場合は、「最近使った項目」や「Spotlight検索」なども活用してファイルを探してみましょう。
ファイルが隠しファイルになっている
Macでは、Command + Shift + .(ドット)のショートカットでファイルが隠れる設定になることがあります。操作中に誤ってこのショートカットを押してしまうと、意図せずファイルがFinder上で非表示になります。
隠しファイルは通常検索でも見つからないため、Finderで再表示する操作が必要です。
ファイルを誤って削除してしまった
ファイルを保存したつもりが、上書き保存や操作ミスにより削除されていたというケースも少なくありません。まずは「ゴミ箱」を確認してください。
ゴミ箱にあれば復元が可能ですが、ゴミ箱からも削除されている場合は注意が必要です。個人での復旧が難しいため、復旧業者への相談をおすすめします。
ストレージのファイル破損
ファイル自体が破損していたり、ファイルシステムにエラーが発生していると、Finderではそのファイルを正常に表示できなくなります。この場合、Time Machineやディスクユーティリティなどを使った対応が必要です。
ストレージの物理障害
HDDやSSDに物理的な故障が発生すると、Macがストレージを正しく認識できず、ファイルが表示されない原因になります。異音がする、マウントされない、一部のデータにアクセスできないといった症状が出ることもあり、経年劣化や衝撃、落下、水濡れなどが主な原因です。こうした状態では、ストレージ内部の部品が損傷している可能性が高く、自力対応は困難です。
内部パーツの破損は自然に直ることはなく、放置や継続使用で状況が悪化する一方です。データ消失のリスクを避けるためにも、異常を感じたら早めに専門のデータ復旧業者へ相談することをおすすめします。
当社では初期診断とお見積りは無料で、24時間365日体制で対応しています。大切なデータを安全に取り戻すために、まずはお気軽にご相談ください。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク

「Macでファイルが表示されない」――そんなトラブルに直面したとき、まずは自力で何とかしようと対応する方が多いと思います。
Macでファイルが表示されない場合、操作ミスや不具合に焦って初期化や設定変更を行ってしまい、状態を悪化させるケースがあります。特にストレージの内部に障害がある場合、自力での対応がかえってデータ損失のリスクを高めるため注意が必要です。
専門業者であれば、正確な診断に基づいて最適な方法で復旧を進めるため、データ消失を最低限に抑えることができます。中でもデジタルデータリカバリーは、以下の理由から多くの方に選ばれています。
- 相談実績46万件以上(2011年1月~)の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
- 一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(※内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績)という業界トップクラスの技術力
- 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有
大切なデータを守るには、まずは自力対応よりも専門的な判断が欠かせません。操作を誤る前に、まずは当社にご相談ください。
Macでファイルが表示されない時の対処法
ここからはMacでファイルが表示されない時の対処法について紹介します。正しい対処を行うことで個人でファイルを表示させることも可能なので以下の解説をぜひ参考にしてみて下さい。
Macでファイルを検索する
意図せぬ場所にファイルが保存されてしまった場合や保存場所がわからないファイルを見つける際はMacで検索することが可能です。検索方法には以下の2つがあります。
- 使用しているMacでメニューバーのSpotlightアイコンをクリックする
- 検索フィールドに見つからないファイルの名前を入力する
- DockにあるFinderアイコンをクリックする
- Finderのサイドバーにある「最近使った項目」をクリックする。
- 「表示」→「グループ分け」→「最後に開いた日」を順に選択する。
隠しファイルを表示する
「ファイルが見つからない原因」のところでも述べたように何等かの誤作動によりファイルが隠しファイルになってしまい、Macでファイル検索を行っても表示されないケースがあります。
隠しファイルを表示することは可能です。以下、隠しファイルの表示方法を紹介します。
ショートカットキーで隠しファイルを表示する方法
隠されてしまったファイルはショートカットキーを使って表示させることが可能です。隠しファイルを表示させるためのショートカットキーは以下の通りです。
「command」+「shift」+「.」
Macのターミナルで隠しファイルを表示する方法
次にターミナルを利用した隠しファイルの表示方法を紹介します。
- 使用中のMacでFinderを起動する
- 「アプリケーション」→「ユーティリティ」を順に選択しターミナルを立ち上げる
- 「defaults write com.apple.finder AppleShowAllFiles -bool true」をターミナルにコピーする
- killall Finderコマンドを利用してFinderを開く
- killall Finderコマンド実行後、隠しファイルが表示されるか確認する
隠しファイルでも見つからない場合
上記の様々な対処法や隠しファイル表示を行ってもファイルが表示されない場合にはファイルが削除されてしまった可能性が高いと考えられます。
一度削除されてしまったファイルはゴミ箱フォルダからの復旧は可能ですがゴミ箱フォルダからも削除されてしまった場合には個人での復旧は困難です。一度、データ復旧業者へ相談することをオススメします。
Finderの再起動をする
Macで保存したファイルはFinderに属されます。そのためファイルが表示されない際には一度Finderの再起動を行うことでファイルが表示されるようになる場合があります。
- Mac上部のリンゴマークをクリックする。
- リンゴマークをクリックをしてメニュー表示された状態で「shift」キーを押す
- 「Finderの強制終了」の項目が先ほどのメニューに表示される
- 「Finderの強制終了」をクリックしてFinder再起動を行う。
Mac本体の再起動を行う
Macでファイルが表示されない場合Mac本体の何等かの不具合によりファイルが表示されないケースがあります。この場合一度使っているMacをシャットダウンし再起動することで復旧することがあります。
ただし強制終了を行いすぎるとMacの故障の原因にもなるので短時間で何度も強制終了を行わないでください。強制終了を行ってもファイルが見つからない場合には無理な操作をせずに一度データ復旧専門業者へご相談下さい。
データ復旧ソフトを使ってファイルを復元する
上記でも記した通り、Mac内のデータや隠しファイルを探してもファイルが見つからない場合にはそのファイルを誤って削除してしまった可能性が高いです。削除されてしまったデータはデータ復旧ソフトを使って復元することも可能です。
ただしデータ復旧ソフトを使う際に、誤操作によってデータが上書きされてしまったり、復旧ソフトで復元したデータが文字化けしてデータが使用できなくなってしまうことが起こり得ます。データ復旧ソフトを使用して復旧を行う場合には注意してください。
対処法を試しても問題が解消しない場合や、ストレージの不具合が疑われる場合は、無理に操作を続けるのは避けるべきです。内部の障害やデータ破損が進行すると、復旧の難易度が大きく上がってしまいます。そのため、早めに専門のデータ復旧業者へ相談することが重要です。
デジタルデータリカバリーは、これまでに46万件以上の相談実績(※1)を持ち、一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(※2)という高い成果を上げています。初期診断とお見積りは無料で、24時間365日対応していますので、不安を感じた時点でお気軽にご相談いただけます。
※1 期間:2011年1月以降
※2 内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する
自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーの強み
デジタルデータリカバリーは、「データ復旧専門業者14年連続データ復旧国内売り上げNo.1」の実績を持つデータ復旧業者です。データ復旧の技術力として、「データ復旧率最高値95.2%」を誇っています。
また、データ復旧業者の最後の砦と言われる所以として、「他社で復旧できなかった機器のご相談件数7,300件超」の実績を信頼いただいています。他社で復旧してもらえなかった機器であっても、デジタルデータリカバリーの復旧技術であれば復旧できたという事例も多数ございます。是非ご相談ください。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」(算出期間:2011年1月1日~)を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)
電話番号:0800-333-6302
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復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。