- ブートメニューが表示されず起動が進まない
- F12キーやNovoボタンでも反応しない
- USBやリカバリーディスクから起動できない
こうした症状は、軽度な設定ミスから、HDDやSSDの故障など深刻な問題まで原因が多岐にわたり、誤った対処をすると、大切なデータが失われるリスクがあります。
本記事では、Lenovoパソコンでブートメニューが起動しない場合の原因と対処法を解説しています。
もし自力での対応に不安がある場合や、失いたくないデータがある場合は、当社にご相談ください。相談から初期診断まで24時間365日体制で無料でご案内しています。
目次
Lenovoパソコンでブートメニューが起動しない原因
Lenovoパソコンでブートメニューが起動しない原因をご紹介します。
ブート順序の設定ミス
BIOSやUEFIでのブート順位設定が誤っていると、正しいデバイスから起動できません。USBやHDD/SSDがブート優先順位の下位に設定されていると、OSの読み込みが行われず、ブートメニューが止まってしまうことがあります。
Secure BootやUEFIの設定不備
セキュアブート機能が有効のままだと、一部のブートメディアがブロックされる場合があります。また、UEFIとLegacyのモード切り替えが正しくないと、インストールされたOSを認識できないこともあります。
周辺機器の干渉
外部デバイス(USB機器、外付けHDD、プリンター等)の接続不良や不具合により、起動処理が妨げられることがあります。これにより、ブートメニューにアクセスできない状態になることもあります。
システムファイルやブートセクタの破損
WindowsのブートセクタやBCDファイルが破損している場合、正常な起動ができません。突然のシャットダウンやアップデートの失敗、ウイルス感染などが原因となることがあります。専門業者に相談するのも選択肢です。
ストレージ機器の物理障害
HDDやSSDに物理的な故障が発生していると、パソコンがストレージを認識できず、起動プロセスそのものが停止してしまいます。特に異音がする、BIOSで認識されないといった場合は、自力での操作によりデータが上書き・消失するリスクがあります。
SSDではコントローラやNANDメモリの不具合、HDDではヘッドクラッシュやセクタ障害などが考えられ、専門的な機器を用いた診断・復旧が必要です。
このような場合はデータ復旧の専門業者に相談することを強くおすすめします。当社では、相談から初期診断まで24時間365日無料でご案内しています。まずはお気軽にご相談ください。
【要注意】メーカーや修理業者に依頼することのリスク
「専門的な診断・復旧が必要かもしれない」――そんなトラブルに直面したとき、多くの方がまずメーカーや修理業者への依頼を考えるかもしれません。
確かに本体の修理や部品交換は可能ですが、HDDやSSDなどの記憶媒体の初期化・交換によって、データは全て消えてしまいます。
失いたくないデータを守りたい場合は、メーカーや修理業者ではなくデータ復旧の専門業者に相談するのが確実です。デジタルデータリカバリーではデータを保ったまま、故障した機器に対応できます。以下の3つの点で多くの方に選ばれています。
- 相談実績46万件以上(2011年1月~)の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
- 一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(※内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績)という業界トップクラスの技術力
- 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有
大切なデータを守るには、メーカーや修理業者ではなく当社にご相談ください。
Lenovoパソコンでブートメニューが起動しないときの対処法
Lenovoパソコンでブートメニューが起動しないときの対処法をご紹介します。
周辺機器をすべて外す
外付け機器が起動を妨げているケースもあるため、まずはすべての周辺機器を外して起動を試みます。
- パソコンの電源を完全に切る。
- USB機器、外付けHDD、プリンター、SDカードなどすべて外す。
- 電源を入れてブートメニューにアクセスできるか確認する。
BIOS/UEFIでブート順を確認
間違った起動順位が設定されていると、ブートメニューが表示されない場合があります。
- 電源を入れた直後にF2キーやDeleteキーを押してBIOSに入る。
- 「Boot」タブに移動し、起動順位が正しいか確認する。
- 必要であればHDDやUSBを最優先に変更し、保存して終了。
Secure Bootを無効化する
セキュリティ設定が原因でUSBブートやカスタムOSが拒否されている可能性があります。
- BIOS設定画面で「Security」タブへ移動する。
- 「Secure Boot」を「Disabled」に設定する。
- 必要に応じて「UEFI/Legacy Boot」設定も確認・変更する。
Novoボタンを使用する
Lenovo独自のリカバリーボタン「Novoボタン」を使うことで、ブートメニューに直接アクセスできます。
- パソコンをシャットダウンする。
- 側面や上部の小さな穴にあるNovoボタンを押す。
- 表示されたメニューから「Boot Menu」または「BIOS Setup」を選択する。
ブートセクターを修復する
ブートセクターやBCDが破損している場合、Windowsのインストールメディアから修復を試みることが可能です。重要なデータがある場合は慎重に行ってください。
- Windowsインストールメディアを接続し起動する。
- 「コンピュータを修復する」→「トラブルシューティング」→「コマンドプロンプト」を選択する。
- 以下のコマンドを順に入力して実行する。
bootrec /fixmbr
bootrec /fixboot
bootrec /scanos
bootrec /rebuildbcd
OSのリセットや再インストール
どうしても修復できない場合は、初期化またはWindowsの再インストールを行います。
- 起動用USBメディアを作成し、BIOSで優先順位を変更する。
- USBメディアから起動し、インストール画面を開く。
- 画面に従ってOSの再インストールまたはリセットを進める。
BIOSを初期化する
設定に問題がある場合、BIOS設定をデフォルトに戻すことで改善する場合があります。
- F2キーでBIOSに入り、「Exit」メニューへ移動する。
- 「Load Setup Defaults」または「Optimized Defaults」を選択する。
- 設定を保存して終了する。
専門業者に相談する
上記の方法を試しても改善しない場合は、ストレージ障害や基板故障など、より深刻な問題が発生している可能性があります。自力対応を続けることで、取り返しのつかないデータ損失につながるリスクがあります。
当社では、これまでに46万件以上の相談実績(※1)を持ち、一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(※2)という高い成果を上げています。初期相談・診断は無料で、24時間365日対応していますので、不安を感じた時点でお気軽にご相談いただけます。
※1 期間:2011年1月以降
※2 内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する

自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーの強み

デジタルデータリカバリーは「データ復旧専門業者17年連続データ復旧国内売上No.1」(※1)の実績を持つデータ復旧業者です。
データ復旧の技術力として、一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(※2)を誇っています。
他社で「復旧不可能」と判断された機器を、当社が復旧に成功した事例は数えきれません。実際に、他社対応後のご相談だけでも7,300件を超えています。
これこそが“データ復旧の最後の砦”と呼ばれる理由です。どんな状態でも、諦める前にまずはご相談ください。最善を尽くしてデータを取り戻します。
※1:データ復旧専門業者とは、自社及び関連会社の製品以外の製品のみを対象に保守及び修理等サービスのうちデータ復旧サービスを専門としてサービス提供している企業のこと。第三者機関によるデータ復旧サービスでの売上の調査結果に基づく(算出期間:2007年~2020年)
※2:2023年10月実績。一部復旧:完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧:復旧希望データを100%復旧できた場合。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」(算出期間:2011年1月1日~)を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)
電話番号:0800-333-6302
来社受付:9:30~21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人

デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。









































