Windows 11でサインインに使っていたPINを「うっかり忘れてしまった」「入力しても認証されない」といった経験はありませんか？
- PINが入力できない・認証されない
- 「PINを忘れた場合」リンクが表示されない・反応しない
- パスワードも忘れていてサインインできない
これらの症状は、単純な入力ミスから起動環境の不具合、さらには内部ストレージやアカウント設定のトラブルまで、症状の幅も原因の難易度も実にさまざまです。また、対処を誤ると重要なデータを失うリスクも高まるため、慎重な対応が必要です。
本記事では、PINを再設定または初期化するための手順を、わかりやすくステップごとに解説しています。さらに、どうしても自力では難しい場合に備え、データ復旧の専門業者への相談方法もご紹介します。
もしも大切なデータが保存されているドライブにアクセスできなくなっている場合は、自力での対応に不安を感じた時点で、デジタルデータリカバリーへのご相談をご検討ください。24時間365日体制で無料初期診断を承っております。
目次
PINがリセットできない・設定できない原因
PIN（Windows Helloの暗証番号）が使えなくなる原因は、思いもよらぬ状況で発生します。ここでは代表的な原因を整理します。
アカウント認証情報の不一致
たとえば、Windows 11をMicrosoftアカウントで利用している場合、PINをリセットするには、パスワードや本人確認用コードなどの認証が必要です。もしメールアドレスや電話番号が変更されていたり、本人確認情報が有効でなかったりすると、リセットが進まないことがあります。まずはアカウントのセキュリティ情報を再確認しましょう。
サインインオプションの設定変更・制限
設定アプリ内の「アカウント」→「サインイン（Sign‑in）オプション」で、PINログインを無効化していたり、会社・学校アカウントのセキュリティポリシーによって操作が制限されていたりするケースがあります。設定変更や更新後に「PINを忘れた場合」リンクが表示されないといったトラブルも報告されています。:contentReference[oaicite:1]{index=1} こうした場合は、利用しているアカウントの管理者に設定を確認してもらうのが有効です。
ストレージ・システムファイルの障害
物理的・論理的なストレージ障害やシステムファイルの破損が発生すると、Windowsのログイン機構そのものが正常に機能しなくなることがあります。特に、起動ドライブへのアクセスが不可能になると、PINリセットや設定変更といった基本的な操作も実行できず、端末が永久にロックされた状態になることもあります。
このような状況では、一般的なトラブル対応では解決が困難で、無理に操作を続けることでシステム構成や個人データが完全に消失するリスクが高まります。自力での対応には限界があるため、重要なデータを守るためにも、早急にデータ復旧の専門業者へ相談することを強くおすすめします。
当社では、相談から初期診断まで24時間365日無料でご案内しています。まずはお気軽にご相談ください。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク
「PINを忘れて初期化するか迷っている」――そんなトラブルに直面したとき、まずは自力で何とかしようと対応する方が多いと思います。
Windowsのログインに必要なPINを忘れてしまい、初期化を検討するケースは少なくありません。しかし、初期化を実行すると、保存されていたデータにアクセスできなくなるリスクが高まります。特に必要なファイルがパソコン内に残っている場合、誤って操作を進めることでデータが完全に失われてしまう恐れもあります。安易に初期化を選ぶ前に、専門業者に相談して安全な対応策を検討することが重要です。
専門業者であれば、正確な診断に基づいて最適な方法で復旧を進めるため、データ消失を最低限に抑えることができます。中でもデジタルデータリカバリーは、以下の理由から多くの方に選ばれています。
- 相談実績46万件以上（2011年1月～）の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
- 一部復旧を含む復旧件数割合91.5%（※内、完全復旧57.8%。復旧件数割合＝データ復旧件数／データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績）という業界トップクラスの技術力
- 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有
大切なデータを守るには、まずは自力対応よりも専門的な判断が欠かせません。操作を誤る前に、まずは当社にご相談ください。
Windows 11でPINをリセット・再設定する手順
ここからは、比較的アクセス可能な状態（パスワードが分かる、あるいはサインイン済み）の場合の手順をご紹介します。軽度なトラブルの場合は、まず以下の手順からお試しください。
ロック画面から「PINを忘れた場合」を使う
最もシンプルな再設定方法です。アクセス可能ならまずこの手順を試してください。
- Windows 11のサインイン画面で、PIN入力欄の下にある「PINを忘れた場合」リンクをクリックします。
- Microsoftアカウントまたはローカルアカウントのパスワードを入力し、認証を行います。
- 本人確認コード（メール・SMS・認証アプリなど）が求められた場合は指示に従ってコード入力を行います。
- 新しいPINを入力し、確認入力をして設定を完了させます。
設定アプリからPINを削除・再登録
サインイン済み、またはパスワードによるログインが可能な状態であれば、設定アプリを使ってPINを再設定できます。簡便ですが、操作を誤ると既存データがアクセス不可になる可能性もあるため慎重に行ってください。
- 「設定」→「アカウント」→「サインインオプション」を開きます。
- 「PIN（Windows Hello）」の項目で「変更」または「削除」を選びます。
- 削除後またはリセット完了後、「PINを追加」から新しいPINを登録します。
- もし「削除」ボタンが押せない場合は、安全強化設定（「このデバイスではMicrosoftアカウント用にWindows Helloサインインのみを許可する」）を一時的にオフにして操作可能にします。
パスワードも忘れている場合：PCを初期化
PINもアカウントのパスワードもどちらも分からない、という状態では、通常の再設定手順では対処できず、やむを得ずPCを初期化するケースが出てきます。こちらはデータ損失のリスクも高いため、慎重な手順が必要です。
- 回復ドライブ（USB）を用意して、PCを起動し「回復環境（WinRE）」に入ります。
- 「このPCを初期状態に戻す」オプションを選択し、「個人ファイルを保持する」か「すべて削除」かを選びます。
- 初期化が完了したら、Windows 11を再設定して新たにアカウントとPINを登録します。
専門業者に相談する
どれだけ手順を試しても解決しない場合や、起動ドライブ自体にアクセスできず、データが完全に失われるリスクがあると感じる場合は、自力対応を続けるよりも早期に専門業者に相談することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーは、これまでに46万件以上の相談実績（※1）を持ち、一部復旧を含む復旧件数割合91.5%（※2）という高い成果を上げています。初期相談・診断は無料で、24時間365日対応していますので、不安を感じた時点でお気軽にご相談いただけます。 ※1 期間：2011年1月以降 ※2 内、完全復旧57.8%。2023年10月実績
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する
自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーの強み
デジタルデータリカバリーは「データ復旧専門業者14年連続データ復旧国内売り上げNo.1」の実績を持つデータ復旧業者です。
データ復旧の技術力として、一部復旧を含む復旧件数割合91.5%（内、完全復旧57.8%。復旧件数割合＝データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績）を誇っています。
他社で「復旧不可能」と判断された機器を、当社が復旧に成功した事例は数えきれません。実際に、他社対応後のご相談だけでも7,300件を超えています。これこそが“データ復旧の最後の砦”と呼ばれる理由です。どんな状態でも、諦める前にまずはご相談ください。最善を尽くしてデータを取り戻します。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」（算出期間：2011年1月1日～）を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付：0:00～24:00 （24時間対応）
電話番号：0800-333-6302
来社受付：9:30～21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。
