MacでWordファイルを保存しようとした際に「ファイルアクセス権エラーのため保存できません」と表示されて戸惑っていませんか?突然保存できなくなると、大切な作業が止まってしまい焦るものです。
- 保存ボタンを押しても反応がない
- ファイル名を変更しても保存できない
- 外部ドライブに保存しようとして失敗する
こうした保存エラーは、フォルダのアクセス権やクラウド同期の不具合、Wordアプリの設定ミスなど、さまざまな要因が関係しています。
ファイルを閉じた瞬間にデータが消失する可能性もあるため、早急な対処が必要です。
本記事では、原因ごとに確認すべきポイントと、順に試せる対処法をわかりやすく紹介します。
もし業務資料や論文など、失いたくないWordファイルである場合は、無理な操作をせず、私たちデジタルデータリカバリーにご相談ください。相談から初期診断まで24時間365日体制で無料でご案内しています。
目次
Wordファイル保存時の「ファイルアクセス権エラー」の原因
Wordファイルの保存エラーは、権限や保存先、アプリの設定に関連する複数の原因が考えられます。以下に主な原因を解説します。
ファイルや保存先フォルダの権限不足
保存先のフォルダやファイルに対して、ユーザーのアクセス権が「読み取り専用」または「アクセス不可」になっていると、保存エラーが発生します。Finderで対象フォルダの「情報を見る」から「読み/書き」権限があるか確認しましょう。
iCloudや外部ストレージの保存制限
iCloud Driveや外付けHDD・USBメモリにデータを保存する際、クラウドの同期状態やディスクのフォーマット形式によって、保存できないことがあります。ネットワークフォルダの場合も、接続権限が不足していると保存に失敗する可能性があります。
保存に失敗した場合、そのまま操作を続けるとデータが上書きされたり、破損したりするリスクがあります。原因がわからないまま放置せず、早めに専門業者へ相談することが重要です。
ファイル名やファイル形式の問題
ファイル名に¥や*などの特殊文字が含まれていたり、ファイル名が極端に長い場合もエラーの原因になります。また、Wordの保存形式が適切でない(例:.docxで保存できない)場合には、他の形式で保存してみるのも有効です。
フルディスクアクセスの未設定
macOSでは、Wordがストレージ全体にアクセスするには「フルディスクアクセス」が必要です。システム設定からWordにこの権限が付与されていないと、保存処理がブロックされることがあります。
ウイルス対策ソフトによる保存ブロック
セキュリティソフトやウイルス対策ソフトの影響で、Wordの保存が妨げられるケースがあります。特にリアルタイム保護の機能が動作と干渉し、一時的に保存に失敗することもあります。保存時のみ一時的にソフトを無効化し、挙動を確認することで原因を特定できる場合があります。
ただし、こうした対処を繰り返しても改善しない場合は、ファイル自体が破損している可能性も否定できません。誤った操作を続けることで復旧が困難になるリスクがあるため、早めの対応が求められます。
当社では、Wordファイルの保存不良や破損トラブルに対応しており、24時間365日無料で初期診断をご案内しています。少しでも不安を感じた場合は、お気軽にご相談ください。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク
MacでWordファイルが「ファイルアクセス権エラーのため保存できません」と表示される。そんなトラブルに直面したとき、まずは自力で何とかしようと対応する方が多いと思います。
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「ファイルアクセス権エラーで保存できない」時の対処法
Wordの保存エラーを解決するために、下記の方法を順に試してみてください。設定の見直しだけでスムーズに保存できるようになることもあります。
フォルダやファイルのアクセス権を確認・変更する
まず基本的なアクセス権の設定を見直しましょう。権限の不一致で保存がブロックされることがあります。
- Finderで対象ファイルや保存先フォルダを右クリックし、「情報を見る」を選択します。
- 「共有とアクセス権」で、自分のユーザーが「読み/書き」になっているか確認します。
- 必要に応じてロックを解除し、「読み/書き」に変更します。
ファイル名を短くし、特殊文字を削除する
保存時にエラーが出る場合は、ファイル名が原因のことがあります。特殊文字は避けましょう。
- 対象のファイルを右クリックし、「名前を変更」を選択します。
- 半角英数字またはひらがなのみに変更し、20文字以内を目安にします。
- 保存時に再度名前を指定して保存を試みます。
保存先フォルダを変更する
iCloud Driveや外部ストレージで保存できない場合、ローカルの別フォルダで試してみましょう。
- 「ファイル」→「名前を付けて保存」をクリックします。
- 保存先を「デスクトップ」や「書類」などに変更します。
- 保存を実行してエラーが出ないか確認します。
ファイル形式を変えて保存する
Word形式で保存できない場合は、別形式で保存することで回避できる場合があります。
- 「ファイル」→「名前を付けて保存」をクリックします。
- ファイル形式を「.doc」や「.txt」に変更します。
- 保存を実行してエラーが出ないか確認します。
Wordにフルディスクアクセスを許可する
macOSのセキュリティ設定を見直すことで、保存エラーを解消できることがあります。
- 「システム設定」→「プライバシーとセキュリティ」を開きます。
- 左メニューから「フルディスクアクセス」を選択します。
- Wordが一覧にあるか確認し、チェックを入れて許可します。
- 設定変更後はWordを再起動します。
セキュリティソフトを一時的に無効化する
保存が失敗する原因がセキュリティソフトにある場合、無効化することで原因を切り分けできます。
- お使いのウイルス対策ソフトを一時的に無効にします。
- Wordファイルを保存できるか確認します。
- 改善した場合は、例外設定や許可アプリにWordを追加します。
専門業者に相談する
上記の対処法をすべて試しても改善しない場合、Wordファイルの破損やストレージ障害が発生している可能性があります。誤った復旧操作でデータが完全に失われるリスクもあるため注意が必要です。
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この記事を書いた人

デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。









































