Macでファイルを保存しようとした際に「アクセス権がありません」「保存できません」と表示されて困っていませんか?ファイルを編集したいのに拒否されたり、上書き保存ができなかったりすると、業務や制作作業にも支障が出てしまいます。
- ファイルを上書き保存できない
- 外付けHDDやUSBに保存できない
- iCloud Driveでファイルが更新されない
こうした症状は、ファイルやフォルダの権限設定、クラウド同期、アプリのアクセス許可設定など、複数の要因が絡むことがあります。特にmacOSではセキュリティ機能が強化されており、設定ひとつでアクセスが制限されるケースもあります。
誤った操作でファイルを削除したり、保存中にデータが破損してしまうおそれもあるため注意が必要です。
この記事では、「アクセス権がありません」や「保存できない」と表示された際の主な原因と、すぐに試せる対処法を順にわかりやすく紹介します。
もし重要な業務データや制作データなど、失いたくないファイルが関係している場合は、無理に操作せず私たちデジタルデータリカバリーまでご相談ください。相談から初期診断まで24時間365日体制で無料でご案内しています。
目次
Macで「アクセス権がありません」「保存できない」と表示される原因
Macで保存エラーが出る場合、原因はファイルやフォルダの権限設定、システム側のアクセス制限、外部ストレージの設定などさまざまです。代表的な原因を以下にまとめました。
保存先フォルダのアクセス権が制限されている
保存先のフォルダやドライブに対して、ユーザーのアクセス権が「読み取り専用」になっていると、上書き保存や編集が行えません。Finderで「情報を見る」から「共有とアクセス権」を確認し、ユーザー権限を「読み/書き」に変更することで解消できる場合があります。
iCloud Driveの同期や権限設定の問題
iCloud Driveの同期が完了していない場合や、ネットワークエラーがある場合に保存が制限されることがあります。また、iCloudフォルダの権限が一時的に「読み取り専用」となるケースもあり、その間は編集ができません。
アプリのフルディスクアクセス未設定
WordやIllustratorなどのアプリは、macOSの「プライバシーとセキュリティ」設定で「フルディスクアクセス」が許可されていないと、システム領域やクラウド上のファイルを操作できません。アクセス権限を見直すことで解決する場合があります。
外付けドライブやUSBのフォーマット・権限エラー
外付けHDDやUSBメモリのフォーマット形式(例:NTFSなど)がmacOSと互換性がない場合、書き込みが制限されることがあります。また、「所有権を無視」の設定やアクセス権の不一致が原因で保存できないこともあります。このような場合は専門業者に相談することを検討してください。
ファイル名・ファイル形式の不整合
ファイル名に特殊記号(/ : * ? など)が含まれていたり、拡張子が正しく認識されていない場合も保存エラーが発生します。名前を短く・シンプルに変更したうえで保存形式を見直すと改善するケースがあります。
ストレージや権限トラブルによる物理的要因
内部ストレージ(SSDやHDD)自体のファイルシステムが破損している場合、アクセス権が正常でも保存がブロックされることがあります。特にmacOSのAPFS構造が破損していると、データの一部が消失したり、フォルダ全体が認識されなくなるリスクがあります。
このような場合、ディスクユーティリティでは修復しきれないことも多く、自力での対応は危険です。ストレージ内部の障害が疑われる場合は、速やかにデータ復旧の専門業者に相談することをおすすめします。当社では、相談から初期診断まで24時間365日無料でご案内しています。まずはお気軽にご相談ください。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク
Macで「アクセス権がありません」「保存できない」と表示される――そんなトラブルに直面したとき、まずは自力で何とかしようと対応する方が多いと思います。
専門業者であれば、正確な診断に基づいて最適な方法で復旧を進めるため、データ消失を最低限に抑えることができます。中でもデジタルデータリカバリーは、以下の理由から多くの方に選ばれています。
- 相談実績46万件以上(2011年1月~)の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
- 一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(※内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績)という業界トップクラスの技術力
- 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有
大切なデータを守るには、まずは自力対応よりも専門的な判断が欠かせません。操作を誤る前に、まずは当社にご相談ください。
Macで「アクセス権がありません」「保存できない」と表示されたときの対処法
ここでは、保存やアクセス権エラーが出たときにすぐ試せる対処法を紹介します。順番に行うことで、どの設定が原因なのかを切り分けやすくなります。
保存先フォルダのアクセス権を確認する
まずは基本的な設定を確認します。アクセス権が「読み取り専用」だと、上書きや保存ができません。
- 対象ファイルやフォルダを右クリックし、「情報を見る」を選択します。
- 下部の「共有とアクセス権」欄で、自分のユーザー名を確認します。
- 権限が「読み取りのみ」になっている場合は「読み/書き」に変更します。
別のフォルダに保存してみる
保存先の権限や一時的な不具合で保存が制限されることがあります。デスクトップや書類フォルダなど、別の保存先で試してみてください。
- 「名前を付けて保存」または「別名で保存」を選択します。
- 保存先を「デスクトップ」や「書類」などに変更します。
- 保存を実行し、エラーが出ないか確認します。
アプリのフルディスクアクセスを許可する
アプリがファイル操作を制限されている場合、macOSの設定変更で解決することがあります。
- 「システム設定」→「プライバシーとセキュリティ」を開きます。
- 「フルディスクアクセス」を選択します。
- 対象アプリ(Word、Illustrator等)をオンにします。
- 設定後、アプリを再起動して再度保存を試します。
iCloud Driveの同期設定を確認する
クラウド上の同期が完了していないと保存できません。通信環境や設定を見直しましょう。
- システム設定→「Apple ID」→「iCloud」を開きます。
- 「iCloud Drive」が有効になっているか確認します。
- 同期中であれば、完了まで待機してから保存を再試行します。
外部ストレージのアクセス権とフォーマットを見直す
外付けHDDやUSBに保存できない場合、フォーマットや権限の問題が関係しています。誤って初期化するとデータが完全に失われるおそれがあるため、慎重に進めましょう。
- 対象ドライブを右クリックし、「情報を見る」を選択します。
- 「所有権を無視」にチェックを入れます。
- 必要に応じて、アクセス権を「読み/書き」に変更します。
- それでも保存できない場合は専門業者に相談することをおすすめします。
専門業者に相談する
上記の方法を試しても「アクセス権がありません」「保存できない」が解消しない場合、内部ストレージの損傷やファイルシステム破損が疑われます。誤ってフォーマットや初期化を行うと、重要なデータが永久に消失する危険があります。
私たちデジタルデータリカバリーは、これまでに46万件以上の相談実績(※1)を持ち、一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(※2)という高い成果を上げています。初期相談・診断は無料で、24時間365日対応していますので、不安を感じた時点でお気軽にご相談いただけます。
※1 期間:2011年1月以降
※2 内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する

自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーの強み

デジタルデータリカバリーは「データ復旧専門業者14年連続データ復旧国内売り上げNo.1」の実績を持つデータ復旧業者です。
データ復旧の技術力として、一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績)を誇っています。
他社で「復旧不可能」と判断された機器を、当社が復旧に成功した事例は数えきれません。実際に、他社対応後のご相談だけでも7,300件を超えています。これこそが“データ復旧の最後の砦”と呼ばれる理由です。どんな状態でも、諦める前にまずはご相談ください。最善を尽くしてデータを取り戻します。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」(算出期間:2011年1月1日~)を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)
電話番号:0800-333-6302
来社受付:9:30~21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人

デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。









































