「Macの動作が重い」「不具合を一掃したい」「売却前にデータを完全に消したい」などの理由でクリーンインストールを検討していませんか？macOSでは復元機能を使って簡単にディスクを初期化し、システムを再インストールすることが可能です。
- macOSの動作が不安定になっている
- 古い設定やデータをすべてリセットしたい
- 次のユーザーに渡す前に完全初期化したい
こうした操作では手順を誤ると、大切なデータが失われる危険があります。ディスクの消去を実行すると、保存されているデータはすべて完全に削除されるリスクがあります。
この記事では、Macを安全にクリーンインストールする手順と、バックアップ・復旧の注意点をわかりやすく解説します。
もし操作中にエラーが出たり、Time Machineバックアップが認識されない場合は、私たちデジタルデータリカバリーにご相談ください。データ復旧専門チームが24時間365日無料でご案内しています。
目次
Macをクリーンインストールできない主な原因
初期化や再インストールの操作が進まない場合、設定やストレージ、ネットワーク環境に原因があることが多いです。ここでは代表的な要因を紹介します。
Time Machineバックアップを取っていない
クリーンインストールでは全データが削除されるため、事前にバックアップを取っていないと復元できません。Time Machineや外付けHDDを使い、すべてのデータをバックアップしておく必要があります。
インターネット接続が不安定
macOSの再インストールには安定したインターネット接続が必要です。Wi-Fiが途切れると途中で停止することがあるため、有線接続または安定した通信環境で行いましょう。
Apple IDや「Macを探す」が有効
Apple IDにサインインしたままや、「Macを探す」機能が有効な状態では、再インストール時にアクティベーションロックがかかることがあります。初期化前にサインアウトと機能解除をしておきましょう。
内蔵ディスクのエラーや物理障害
Macをクリーンインストールしようとしても、「インストール先が表示されない」「ディスクの消去に失敗する」といった問題が起きることがあります。これらは、内蔵ディスクにエラーや物理的な故障が発生しているサインかもしれません。
特に、何度も強制終了をしていたり、長期間使い続けていたMacでは、内部に見えない損傷が蓄積していることがあります。こうしたトラブルは誰にでも起こりうるため、軽く見て放置するのは危険です。
無理に操作を続けると、クリーンインストール自体が不可能になったり、Macが起動しなくなるリスクもあるため、症状が見られた段階で専門業者に相談することが安心につながります。当社では相談から初期診断まで24時間365日無料で対応しています。大切なデータを守るために、早めのご相談をおすすめします。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク
「macOSの動作が不安定になっている」――そんなトラブルに直面したとき、まずは自力で何とかしようと対応する方が多いと思います。
再起動や初期化を繰り返すうちに、必要なデータが失われたり、システムの状態がさらに悪化することもあります。特に内部に異常がある場合は、自力での対応がリスクを高める原因になるため注意が必要です。
専門業者であれば、正確な診断に基づいて最適な方法で復旧を進めるため、データ消失を最低限に抑えることができます。中でもデジタルデータリカバリーは、以下の理由から多くの方に選ばれています。
- 相談実績46万件以上（2011年1月～）の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
- 一部復旧を含む復旧件数割合91.5%（※内、完全復旧57.8%。復旧件数割合＝データ復旧件数／データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績）という業界トップクラスの技術力
- 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有
大切なデータを守るには、まずは自力対応よりも専門的な判断が欠かせません。操作を誤る前に、まずは当社にご相談ください。
Macをクリーンインストール（フォーマット）する手順
ここからは、macOSを完全に初期化して再インストールする手順を紹介します。Appleシリコン・Intelの両方に対応した方法を順に解説します。
ただし、エラーや不具合が原因でクリーンインストールが必要な場合、すべてのデータが消去されるため注意が必要です。大切なデータを残したい場合は、作業を始める前に専門業者へ相談することをおすすめします。状況に応じて、データを保ったまま対応できる可能性があります。
バックアップを取る
すべてのファイルと設定を保存するため、Time Machineを使ってバックアップを作成します。
- 外付けHDDを接続します。
- 「システム設定」→「Time Machine」を開きます。
- バックアップディスクを選び、「今すぐバックアップを作成」をクリックします。
- 完了後、外付けディスクを安全に取り外します。
Apple IDをサインアウトする
Apple IDに紐づいた機能（Macを探す、iCloud同期など）を解除しておきましょう。
- 「システム設定」→「Apple ID」を開きます。
- 「概要」タブで「サインアウト」をクリックします。
- 「Macを探す」が有効な場合は、同時にオフに設定します。
復元モードで起動する
macOSユーティリティを起動することで、ディスク初期化とOSインストールが可能になります。
- AppleシリコンMac：電源ボタンを長押しし、「オプション」→「続ける」を選択。
- Intel Mac：「Command + R」キーを押しながら電源を入れます。
- 「macOSユーティリティ」画面が表示されたら次のステップへ。
ディスクを消去（フォーマット）する
ディスクユーティリティで内蔵ドライブを完全初期化します。この操作でデータは完全に消去されるため注意が必要です。
- ユーティリティメニューから「ディスクユーティリティ」を開きます。
- 「Macintosh HD」または対象ディスクを選択します。
- 「消去」をクリックし、フォーマット形式を選びます（APFSまたはMac OS拡張）。
- 完了後、「ディスクユーティリティ」を終了します。
macOSを再インストールする
ディスクを消去したら、最新のmacOSをインストールします。
- 「macOSを再インストール」を選択し、「続ける」をクリック。
- 画面の指示に従い、インストール先ディスクを選択します。
- インストール完了まで待ちます（時間がかかる場合があります）。
初期設定とデータ復元を行う
再インストール後は、初期設定を行い、必要に応じてTime Machineなどでデータを戻します。
- 言語・地域・キーボード設定を選択。
- Apple IDでサインイン。
- 必要に応じて「移行アシスタント」でデータを復元。
専門業者に相談する
ディスクが認識されない、消去に失敗する、インストールが進まないなどのトラブルが起きた場合、ストレージ障害の可能性があります。無理に初期化を続けるとデータが上書きされ、復旧不能になるリスクがあります。
デジタルデータリカバリーは、これまでに46万件以上の相談実績（※1）を持ち、一部復旧を含む復旧件数割合91.5%（※2）という高い成果を上げています。初期相談・診断は無料で、24時間365日対応していますので、トラブル時はお気軽にご相談ください。
※1 期間：2011年1月以降
※2 内、完全復旧57.8%。復旧件数割合＝データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する
自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーの強み
デジタルデータリカバリーは、「データ復旧専門業者14年連続データ復旧国内売り上げNo.1」の実績を持つデータ復旧業者です。データ復旧の技術力として、「データ復旧率最高値95.2％」を誇っています。
また、データ復旧業者の最後の砦と言われる所以として、「他社で復旧できなかった機器のご相談件数7,300件超」の実績を信頼いただいています。他社で復旧してもらえなかった機器であっても、デジタルデータリカバリーの復旧技術であれば復旧できたという事例も多数ございます。是非ご相談ください。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」（算出期間：2011年1月1日～）を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付：0:00～24:00 （24時間対応）
電話番号：0800-333-6302
来社受付：9:30～21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。
