Acerパソコンの電源ランプが点滅したまま起動しない・充電できないという状況は、使用年数やモデルに関係なく突然起きることがあります。
- オレンジランプが点滅して充電できない
- 青や白ランプが点滅して画面が真っ暗
- 赤い点滅が一定回数繰り返される
こうした症状は、スリープや過放電など軽度な要因から、内部の基板・バッテリー・BIOS異常までさまざまです。
点滅を繰り返す状態で放置すると、バッテリー劣化やシステム障害を悪化させるリスクがあるため、早めの確認と対処が大切です。
本記事では、ランプ色ごとの意味と原因、そして順に試せる安全な対処法を解説します。
もし操作を繰り返しても改善しない、またはデータの読み込みができない場合は、私たちデジタルデータリカバリーへご相談ください。相談から初期診断まで24時間365日・無料でご案内しています。
目次
Acerパソコンの電源ランプが点滅する主な原因
電源ランプの点滅は単なるスリープ状態のサインであることもあれば、ハード的な不具合を示す重要な警告である場合もあります。点滅の色や回数を手掛かりに、まずは原因を見極めていきましょう。
オレンジ点滅：バッテリー過放電・認識不良
バッテリー残量がゼロのまま長期間放置された場合、過放電状態となり電力供給が遮断されることがあります。また、バッテリー自体の経年劣化や内部セルの異常、端子部の接触不良でもオレンジの点滅が発生します。この場合、放電処置や長時間充電で回復する場合もあります。
青・白点滅：スリープ・信号同期エラー
青や白のランプがゆっくり点滅する場合、スリープや休止モードの可能性があります。キーボードやマウスの操作で復帰できないときは、静電気によるフリーズや信号エラーを疑いましょう。電源ボタンの長押しによる再起動や放電操作で改善することが多いです。
赤点滅：ハード・BIOSエラー
赤いランプが一定回数で点滅する場合、内部のハード障害やBIOSエラーを示しています。メモリ・マザーボード・電源回路などの異常時に点滅回数で部位を示すモデルもあり、症状が続く場合は内部診断が必要です。BIOSの破損や基板障害は自力での修復が困難なため、修理または専門業者への依頼をおすすめします。
ストレージや基板の故障
電源が入っているにもかかわらず画面がまったく表示されず、ランプだけが点滅し続ける症状は、HDDやSSDといったストレージの障害、あるいはマザーボード上の電源制御チップの不具合による可能性があります。表面的には軽度の不調に見えても、内部ではストレージの読み込みができず、起動プロセスが停止しているケースも少なくありません。
こうした内部障害は、バッテリー交換や放電といった一般的な対処では解決できないことがほとんどです。この状態で何度も電源を入れ直す行為は、ストレージ内部のデータ領域を破損させ、復旧を著しく困難にするリスクがあります。無理な通電は避け、まずはデータ保護を最優先に考えることが重要です。当社では、突然の電源トラブルによるデータアクセス不能のご相談に対し、24時間365日無料で初期診断をご案内しています。どんな小さな異変でも、まずはお気軽にご相談ください。
【要注意】メーカーや修理業者に依頼することのリスク
「Acerパソコンの電源ランプが点滅したまま起動しない・充電できない」――そんなトラブルに直面したとき、多くの方がまずメーカーや修理業者への依頼を考えるかもしれません。
確かに本体の修理や部品交換は可能ですが、その場合、保存されていたデータにアクセスできなくなる恐れがあるため、大切な情報が残っている場合は、誤って操作を進める前に専門業者へご相談ください。
失いたくないデータを守りたい場合は、メーカーや修理業者ではなくデータ復旧の専門業者に相談するのが確実です。デジタルデータリカバリーではデータを保ったまま、故障した機器に対応できます。以下の3つの点で多くの方に選ばれています。
- 相談実績46万件以上（2011年1月～）の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
- 一部復旧を含む復旧件数割合91.5%（※内、完全復旧57.8%。復旧件数割合＝データ復旧件数／データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績）という業界トップクラスの技術力
- 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有
大切なデータを守るには、メーカーや修理業者ではなく当社にご相談ください。
Acerパソコンの電源ランプが点滅するときの対処法
ここでは、電源ランプが点滅して起動しない場合に試せる基本的な対処手順を、原因別に紹介します。手順は軽度なものから順に行い、リスクの高い方法に進む前にバックアップの有無を必ず確認してください。
周辺機器を外して放電する
周辺機器や静電気の影響で誤作動している場合、放電処置で改善することがあります。電源ボタン長押しのほか、内部に残る電気を逃がすのが目的です。
- 電源ケーブル・USB・外付けHDDなどすべて外します。
- 電源ボタンを30秒ほど押し続け、内部の電気を放出します。
- ACアダプターのみ接続し、再度電源を入れます。
リセットホールで内部リセット
多くのAcerノートは底面に「リセットホール」があり、これを押すことで内部リセットが可能です。クリップなどを使用して静かに押し込むと、ハードウェア的な誤作動が解消される場合があります。
- ACアダプターを抜き、すべてのケーブルを外します。
- 底面の小さな穴（リセットホール）をクリップで約10秒押します。
- その後、ACアダプターを接続して半日ほど充電し、青ランプ点灯を確認します。
バッテリー脱着モデルで再装着
バッテリーが取り外せるモデルでは、一度外して放電後に再装着することで回復するケースがあります。長期使用や熱による膨張などで接点不良が起きている可能性もあります。
- 本体を完全にシャットダウンし、ACアダプター・バッテリーを外します。
- 2分ほど放置して内部放電を行います。
- バッテリーを再装着し、ACアダプターを接続して起動を試します。
長時間充電で過放電を回復
バッテリーが完全放電している場合、短時間の充電では電流が流れず点滅が続くことがあります。ACアダプターを直挿しにし、電源を入れずに数時間～半日充電してください。それでも改善しない場合はバッテリー故障が濃厚です。
- ACアダプターを直接壁コンセントに接続します（延長コード経由は避ける）。
- 本体には電源を入れず、ランプが青になるまで半日ほど充電します。
- 充電完了後に電源を入れて起動確認を行います。
専門業者に相談する
ランプの点滅が続く、通電後も起動しない、データにアクセスできない場合は、内部基板やストレージの障害が疑われます。自力での分解や再充電を繰り返すと、データが消失・破損するリスクが高まります。早めに専門業者へご相談ください。
デジタルデータリカバリーは、これまでに46万件以上の相談実績（※1）を持ち、一部復旧を含む復旧件数割合91.5%（※2）という高い成果を上げています。初期相談・診断は無料で、24時間365日対応していますので、不安を感じた時点でお気軽にご相談いただけます。
※1 期間：2011年1月以降
※2 内、完全復旧57.8%。復旧件数割合＝データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する
自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーの強み
デジタルデータリカバリーは、「データ復旧専門業者14年連続データ復旧国内売り上げNo.1」の実績を持つデータ復旧業者です。データ復旧の技術力として、「データ復旧率最高値95.2％」を誇っています。
また、データ復旧業者の最後の砦と言われる所以として、「他社で復旧できなかった機器のご相談件数7,300件超」の実績を信頼いただいています。他社で復旧してもらえなかった機器であっても、デジタルデータリカバリーの復旧技術であれば復旧できたという事例も多数ございます。是非ご相談ください。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」（算出期間：2011年1月1日～）を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付：0:00～24:00 （24時間対応）
電話番号：0800-333-6302
来社受付：9:30～21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。
