アプリがフリーズして動かない、終了ボタンを押しても反応しない、そんな時に役立つのが「コマンドによる強制終了」です。Windows 11には、アプリやシステム全体を安全に終了させるコマンドが用意されています。
- 応答しないアプリをすぐに終了させたい
- タスクマネージャーが開けない状態を解消したい
- PC全体をコマンドでシャットダウンしたい
これらの操作は便利ですが、保存していないデータが失われるリスクもあるため、慎重に実行する必要があります。正しいコマンドを理解しておくことで、安全にトラブルを解決できるようになります。
この記事では、Windows 11でアプリやプロセスをコマンドで強制終了する方法、そしてPCをコマンドで再起動・シャットダウンする手順をわかりやすく紹介します。
強制終了後にファイルが開けなくなった、データが消えてしまった場合でも、私たちデジタルデータリカバリーがサポートいたします。相談から初期診断まで24時間365日無料で対応しています。
目次
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク
「強制終了してデータが消えた、、」――そんなトラブルに直面したとき、まずは自力で何とかしようと対応する方が多いと思います。
強制終了の際にデータが消えた場合、書き込み中だったファイルやシステム領域が破損した可能性があります。自力で復元を試すと上書きが進み、復旧が難しくなるおそれがあるため、できるだけ早く電源を切って専門のデータ復旧業者へ相談することをおすすめします。
専門業者であれば、正確な診断に基づいて最適な方法で復旧を進めるため、データ消失を最低限に抑えることができます。中でもデジタルデータリカバリーは、以下の理由から多くの方に選ばれています。
- 相談実績46万件以上（2011年1月～）の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
- 一部復旧を含む復旧件数割合91.5%（※内、完全復旧57.8%。復旧件数割合＝データ復旧件数／データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績）という業界トップクラスの技術力
- 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有
大切なデータを守るには、まずは自力対応よりも専門的な判断が欠かせません。操作を誤る前に、まずは当社にご相談ください。
Windows 11でアプリやプロセスをコマンドで強制終了する方法
フリーズしたアプリを閉じたい時は、Windows標準コマンド「taskkill」を使うことで、特定のプロセスを強制終了できます。
tasklistコマンドでプロセスを確認する
まず、どのアプリが動作しているかを確認します。現在実行中のプロセスを一覧表示するには、以下の手順を行います。
- Win + Rキーを押して「cmd」と入力し、コマンドプロンプトを開く。
- 以下のコマンドを入力して実行。
tasklist - 一覧の中から、終了したいアプリ名（例：notepad.exe）を探す。
プロセス名を指定して強制終了する
特定のアプリを終了したい場合は、次のコマンドを入力します。
- 以下を入力して実行。
taskkill /f /im プロセス名.exe - 例：メモ帳を終了する場合は
taskkill /f /im notepad.exe - /fは強制終了オプションで、応答しないアプリにも有効です。
PID（プロセスID）を使って終了する
プロセス名が重複している場合は、PID（プロセスID）を指定して終了させる方法が確実です。
- まず、
tasklistコマンドでPIDを確認。 - 以下のコマンドで終了します。
taskkill /f /pid プロセスID - 複数指定も可能です（例：
taskkill /pid 1234 /pid 5678 /f）。
PowerShellでアプリを強制終了する
PowerShellを利用する場合は、以下のコマンドで同様にアプリを停止できます。
- スタートボタンを右クリックし「Windows PowerShell（管理者）」を開く。
- 以下を入力して実行。
Stop-Process -Name "プロセス名" -Force - 例：
Stop-Process -Name "notepad" -Force
Windows 11でPC全体をコマンドで強制シャットダウン・再起動する方法
アプリ単位ではなくPC全体を終了したい場合、「shutdown」コマンドを使います。応答しない状態から安全に電源を切ることができます。
shutdownコマンドで強制シャットダウン
コマンドプロンプトで以下を入力して、PC全体を強制的に終了します。
- コマンドプロンプトを「管理者として実行」で開く。
- 以下のコマンドを入力してEnter。
shutdown -s -f -t 0 - -s：シャットダウン
-f：アプリを強制終了
-t 0：0秒後（即時実行）
再起動をコマンドで実行する
再起動する場合は、以下のように入力します。
shutdown -r -f -t 0- -r：再起動、-f：強制終了、-t 0：即時実行。
- Windows Update適用後の再起動にも利用可能です。
安全に強制終了する際の注意点
強制終了はフリーズ時の応急処置として有効ですが、保存していない作業内容が失われるリスクがあるため、使用は最終手段としてください。また、頻発する場合はシステムやストレージの障害が潜んでいる可能性もあります。
繰り返しフリーズや強制終了が必要な状態が続く場合は、ストレージやOSの損傷が進んでいる恐れがあるため、早めにデータ復旧の専門業者に相談するのが安心です。
デジタルデータリカバリーは、これまでに46万件以上の相談実績（※1）を持ち、一部復旧を含む復旧件数割合91.5%（※2）という高い成果を上げています。初期相談・診断は無料で、24時間365日対応していますので、データ損失の不安がある場合でも安心してご相談ください。
※1 期間：2011年1月以降
※2 内、完全復旧57.8%。復旧件数割合＝データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する
自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーの強み
デジタルデータリカバリーは、「データ復旧専門業者14年連続データ復旧国内売り上げNo.1」の実績を持つデータ復旧業者です。データ復旧の技術力として、「データ復旧率最高値95.2％」を誇っています。
また、データ復旧業者の最後の砦と言われる所以として、「他社で復旧できなかった機器のご相談件数7,300件超」の実績を信頼いただいています。他社で復旧してもらえなかった機器であっても、デジタルデータリカバリーの復旧技術であれば復旧できたという事例も多数ございます。是非ご相談ください。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」（算出期間：2011年1月1日～）を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付：0:00～24:00 （24時間対応）
電話番号：0800-333-6302
来社受付：9:30～21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。
