USBメモリを挿した際に「アクセスが拒否されました」と表示されて開けずに困っていませんか？
このような症状は、USBメモリや外付けストレージの所有者情報やアクセス権設定が現在のユーザーと一致していないことが原因で発生します。特に、他のPCで使用したUSBを接続すると起こりやすいトラブルです。誤った権限変更でデータを失うリスクもあります。焦らず、正しい手順で設定を見直しましょう。
本記事では、Windows 11でUSBアクセスが拒否されたときの原因と安全な対処方法を順を追って解説します。
もし大切なデータが入ったUSBメモリであれば、誤操作による損失を避けるためにも、私たちデジタルデータリカバリーへの相談をおすすめします。相談から初期診断まで24時間365日無料でご案内しています。
目次
Windows 11で「USBアクセスが拒否されました」と表示されるときの主な症状
Windows 11で「USBアクセスが拒否されました」と表示されるときの主な症状は次の通りです。
- USBメモリがエクスプローラーや「このPC」に表示されても、開こうとすると「アクセスが拒否されました」と表示される
- 「ディスクの管理」でドライブは表示されるが、「RAW」や「未割り当て」と表示されている
- 一時的に認識されても、すぐに切断される
- 別のPCでは正常に開けるのに、Windows 11の環境ではアクセスできない
- 「フォーマットしますか？」と表示されるが、実行してもエラーが出る
同じ症状でも、原因はさまざまです。USBメモリを正常に使用するには、状況に応じた正しい対処が必要です。安易にアクセス権限を変更したり、フォーマットを試みたりすると、データが完全に失われる可能性があります。
「アクセスが拒否されました」という表示は、ファイルシステムの破損やOSとの互換性、ユーザー権限の問題など、目に見えない要因で発生することがあります。見た目では判断できないケースが多く、自己流で対応するとかえって状況が悪化する恐れがあります。正確な原因を特定し、安全にデータを復旧させるためには、専門知識を持った業者の診断が重要です。
当社では相談から初期診断まで24時間365日体制で無料でご案内しています。ぜひ気軽にご相談ください。
「USBアクセスが拒否されました」と表示される原因
USBアクセス拒否エラーは、所有者やアクセス権の不一致によって発生することがほとんどです。まれにファイルシステムの破損やUSB自体の不具合も関係します。以下で代表的な原因を整理します。
所有者設定の不一致
USBメモリを他のPCやユーザーで使用していた場合、その時点で記録された「所有者情報」が残っていることがあります。Windows 11は所有者が異なるとアクセスを制限するため、「アクセスが拒否されました」と表示されます。この場合は所有者を自分のアカウントに変更する必要があります。
アクセス権限の不足
セキュリティ設定で現在のユーザーに「フルコントロール」や「読み取り/書き込み」の権限が付与されていないと、ファイルにアクセスできません。アクセス権限を付与することで解消できます。
管理者権限の不足
所有権やアクセス権の変更には管理者権限が必要です。通常のユーザーアカウントでは設定が反映されないため、設定変更時は必ず「管理者として実行」を選択するようにしましょう。もし不明な場合は、専門業者に相談するのも安心です。
USB接続やドライバーの問題
USBポートの接触不良やドライバーの不具合によってアクセスできなくなることもあります。別のポートや他のPCで認識するか確認し、認識されない場合はドライバーの更新を行いましょう。
ファイルシステムの破損
「USBアクセスが拒否されました」というエラーは、USBメモリや外付けHDDのファイルシステムが破損している場合に発生します。ファイルシステムはデータの構造を管理する重要な仕組みで、破損すると正常な読み書きができなくなります。
電源の強制終了や取り外しミス、転送中のエラーなどが原因で破損することがあり、「フォーマットしますか？」と表示されたり、アクセスが拒否される症状が現れることもあります。
放置するとデータへのアクセスが困難になる可能性があるため、異常に気付いた時点で専門業者に相談することが重要です。当社では、相談から初期診断まで24時間365日無料でご案内しています。お気軽にご相談ください。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク
Windows 11で「USBアクセスが拒否されました」と表示される――そんなトラブルに直面したとき、まずは自力で何とかしようと対応する方が多いと思います。
フォーマットや権限変更を試す中で、誤ってデータを失ってしまうケースもあります。特に内部に異常がある場合は、自力での対応がかえって症状を悪化させるリスクがあるため注意が必要です。
専門業者であれば、正確な診断に基づいて最適な方法で復旧を進めるため、データ消失を最低限に抑えることができます。中でもデジタルデータリカバリーは、以下の理由から多くの方に選ばれています。
- 相談実績46万件以上（2011年1月～）の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
- 一部復旧を含む復旧件数割合91.5%（※内、完全復旧57.8%。復旧件数割合＝データ復旧件数／データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績）という業界トップクラスの技術力
- 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有
大切なデータを守るには、まずは自力対応よりも専門的な判断が欠かせません。操作を誤る前に、まずは当社にご相談ください。
Windows 11でUSBアクセス拒否を解消する対処法
ここでは、USBメモリが「アクセスが拒否されました」と表示されたときの具体的な解決手順を紹介します。正しい手順で設定を見直せば、ほとんどのケースで問題を解決できます。
所有者を変更する
USBが他PCや別アカウントで使われていた場合、まず所有者を自分に変更することから始めます。
- USBドライブ（例：F:）を右クリックし、「プロパティ」を開く。
- 「セキュリティ」タブ→「詳細設定」をクリック。
- 「所有者」欄の「変更」をクリックし、自分のユーザー名を入力。
- 「サブコンテナーとオブジェクトの所有者を置き換える」にチェックを入れ、「OK」で保存。
- 設定をすべて閉じ、再度USBを開いて確認します。
アクセス権（フルコントロール）を付与する
所有者変更後も開けない場合は、現在のユーザーにアクセス権限が不足しています。セキュリティ設定で「フルコントロール」を追加しましょう。
- 「プロパティ」→「セキュリティ」タブを開き、「編集」をクリック。
- 「追加」から自分のユーザーを選び、「フルコントロール」にチェック。
- 「適用」→「OK」で設定を保存し、アクセス可能か確認します。
管理者権限で実行する
所有者やアクセス権の変更時に「アクセスが拒否されました」と表示される場合、通常ユーザーでは権限不足の可能性があります。その場合は「エクスプローラー」や「コマンドプロンプト」を管理者として実行して操作を行いましょう。
ファイルシステム修復を試す
USBのエラーがファイルシステム破損によるものなら、CHKDSKコマンドで修復を試みる方法があります。ただし、修復操作でデータが破損する可能性があります。重要なデータがある場合は実行を控えましょう。
- 「スタート」→「cmd」と入力し、右クリックで「管理者として実行」を選択。
- コマンド欄に「chkdsk F: /f」と入力（FはUSBドライブ文字）。
- 修復完了後、PCを再起動しUSBが開けるか確認します。
専門業者に相談する
上記の操作でも改善しない場合、USB内部のファイル構造やコントローラーに障害が起きている可能性があります。無理にフォーマットや修復を行うと、データを完全に失う危険があります。安全にデータを取り戻すには、データ復旧の専門業者に相談することが最善です。
デジタルデータリカバリーは、これまでに46万件以上の相談実績（※1）を持ち、一部復旧を含む復旧件数割合91.5%（※2）という高い成果を上げています。初期相談・診断は無料で、24時間365日対応していますので、不安を感じた時点でお気軽にご相談ください。
※1 期間：2011年1月以降
※2 内、完全復旧57.8%。復旧件数割合＝データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する
自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーの強み
デジタルデータリカバリーは、「データ復旧専門業者14年連続データ復旧国内売り上げNo.1」の実績を持つデータ復旧業者です。データ復旧の技術力として、「データ復旧率最高値95.2％」を誇っています。
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よくある質問
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機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
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営業時間は以下の通りになっております。
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電話番号：0800-333-6302
来社受付：9:30～21:00
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弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。
