「ThinkPad X390が使っているうちに異常に熱くなる」「ファンが常に全開で回っている」とお困りではありませんか？
- 底面やキーボードが熱くなる
- ファンの音が常に大きい
- 動作が重く、熱暴走でフリーズする
こうした症状を放置すると、内部部品の劣化やデータ破損のリスクが高まります。
この記事では、ThinkPad X390の発熱原因と安全にできる改善策をわかりやすく解説します。
もし高温状態が続き、動作不良やデータアクセスの異常が出ている場合は、当社デジタルデータリカバリーが24時間365日無料で診断・相談を承っています。
目次
ThinkPad X390が熱くなる主な原因
ThinkPad X390が高温になる原因は、内部の冷却機構や電子部品の劣化、さらにはストレージへの影響など、多岐にわたります。長時間の使用や通気の悪さにより熱がこもると、マザーボードやファン、ストレージといった重要パーツにまで影響が及ぶことがあります。ここでは主な原因を3つの観点から解説します。
マザーボードの劣化・故障
熱が蓄積すると、マザーボード上の電子回路が膨張と収縮を繰り返し、はんだクラック（微細な亀裂）が発生します。この現象は、内部配線の導通不良を引き起こしやすく、電源が入らない・再起動を繰り返すといった不安定な挙動につながります。また、VRM（電圧レギュレータ）やチップセットなどの電源管理部品が過熱により損傷するケースもあり、放置するとマザーボード全体の動作が停止する恐れがあります。
冷却ファンの故障による熱暴走
冷却ファンの故障は、ThinkPad X390の過熱トラブルで非常に多い原因の一つです。埃の蓄積やモーターの劣化で回転が不安定になると、CPUやストレージ周辺に熱がこもり、処理速度が低下します。さらに温度が上がり続けると、自動的に電源が落ちる「熱暴走」を起こし、システム停止やデータ破損につながります。
SSDやストレージのデータ破損
高温状態では、SSD内部のメモリセルの保持電圧が不安定になり、書き込みエラーやデータ化けが発生することがあります。一方、HDDモデルではプラッタ（円盤）の熱膨張によってヘッドの読み取り精度が落ち、ファイルの破損や起動不可に至るケースもあります。
過熱したまま使用を続けると、ストレージ自体が故障してデータが完全に失われる危険があるため注意が必要です。内部部品の損傷は自力修理では改善できない場合が多く、無理な通電や分解は状態を悪化させる可能性があります。このような場合はデータ復旧専門業者への相談が最善です。当社では、相談から初期診断まで24時間365日無料でご案内しています。まずはお気軽にご相談ください。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク
「ThinkPad X390が熱くなる」――そんなトラブルに直面したとき、まずは自力で何とかしようと対応する方が多いと思います。
ThinkPad X390が熱くなる原因のひとつに、ストレージデバイス（SSDやHDD）の劣化や故障があります。内部温度が高い状態が続くと、ストレージ内部の電子部品が損傷し、データの読み書きが不安定になったり、最悪の場合は認識不能に陥ることもあります。
専門業者であれば、正確な診断に基づいて最適な方法で復旧を進めるため、データ消失を最低限に抑えることができます。中でもデジタルデータリカバリーは、以下の理由から多くの方に選ばれています。
- 相談実績46万件以上（2011年1月～）の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
- 一部復旧を含む復旧件数割合91.5%（※内、完全復旧57.8%。復旧件数割合＝データ復旧件数／データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績）という業界トップクラスの技術力
- 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有
大切なデータを守るには、まずは自力対応よりも専門的な判断が欠かせません。操作を誤る前に、まずは当社にご相談ください。
ThinkPad X390の発熱を抑える対策と改善方法
ThinkPad X390の発熱は、内部構造の劣化や長時間使用による冷却性能の低下が原因で起こることがあります。ここでは、放熱を促し温度上昇を防ぐための具体的な改善策を紹介します。日常的なメンテナンスを行うことで、パフォーマンスの低下やストレージ損傷を未然に防ぐことが可能です。
高負荷作業を一時的に停止する
CPU温度が上昇している場合、まずは不要なアプリやブラウザタブを閉じて負荷を軽減することが効果的です。作業を一時中断することで温度上昇を抑え、内部部品へのダメージを防げます。
- 「Ctrl＋Shift＋Esc」キーでタスクマネージャーを開きます。
- CPU使用率が高いアプリケーションを確認します。
- 不要なアプリを右クリックし、「タスクの終了」を選択します。
通気性を確保し冷却スタンドを活用する
放熱を促すためには、底面の通気口をふさがないように設置することが重要です。冷却スタンドを使用すれば、内部の温度を大幅に低下させられ、安定した動作を維持できます。
- 机の上にThinkPad X390を置く際、底面が塞がらないようにスペースを確保します。
- 冷却ファン付きノートPCスタンドを用意し、底面を浮かせて風を循環させます。
- 室温が高い場合はエアコンや扇風機を併用して、環境温度を下げます。
冷却ファンと通気口の清掃を行う
内部に埃が溜まると風の流れが悪化し、冷却効果が低下します。定期的に通気口や吸気口を清掃することで、熱のこもりを防止できます。分解を伴う清掃は誤ってケーブルを損傷する恐れがあるため、注意が必要です。
- PCを完全にシャットダウンし、電源ケーブルを外します。
- 底面や側面の通気口にエアダスターを数回吹き付け、埃を除去します。
- 清掃後、30分ほど放置して内部の湿気を完全に飛ばします。
ファン・グリスを点検・交換する
長期間使用したノートPCでは、冷却ファンの回転数低下やCPUグリスの乾燥が発熱の原因になります。ファン交換やグリス塗り替えで温度改善が見込めますが、内部構造を扱うため、自己分解は避けた方が安全です。
誤った分解は基板やストレージを破損させ、データ消失を招くリスクがあります。分解やパーツ交換に不安がある場合は、専門業者による診断・対応を検討しましょう。
- BIOSや専用ソフトでファン回転数を確認し、異常がないかをチェックします。
- 温度が異常に高い場合は、内部のホコリやグリスの劣化を疑います。
- 自分での分解を避け、専門業者に依頼して安全に交換・整備を行ってもらいます。
専門業者に相談する
高温状態を放置した結果、起動不能やデータ消失が発生した場合、ストレージ内部のチップやセクタが損傷している可能性があります。誤った再起動や修復操作を行うと、データが完全に失われるリスクがあるため、早めの相談が重要です。私たち、デジタルデータリカバリーでは、マザーボードやストレージ故障にも対応し、復旧の可能性を最大限に引き上げます。
デジタルデータリカバリーは、これまでに46万件以上の相談実績（※1）を持ち、一部復旧を含む復旧件数割合91.5%（※2）という高い成果を上げています。内部ストレージやマザーボードの故障でも復旧可能なケースが多くあります。初期相談・診断は無料で、24時間365日対応していますので、不安を感じた時点でお気軽にご相談ください。
※1 期間：2011年1月以降
※2 内、完全復旧57.8%。復旧件数割合＝データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する
自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーの強み
デジタルデータリカバリーは、「データ復旧専門業者14年連続データ復旧国内売り上げNo.1」の実績を持つデータ復旧業者です。データ復旧の技術力として、「データ復旧率最高値95.2％」を誇っています。
また、データ復旧業者の最後の砦と言われる所以として、「他社で復旧できなかった機器のご相談件数7,300件超」の実績を信頼いただいています。他社で復旧してもらえなかった機器であっても、デジタルデータリカバリーの復旧技術であれば復旧できたという事例も多数ございます。是非ご相談ください。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」（算出期間：2011年1月1日～）を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付：0:00～24:00 （24時間対応）
電話番号：0800-333-6302
来社受付：9:30～21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。
