Windows 11のアップデート後に、パソコンの動作が急に不安定になったり、ストレージが認識されなくなったりしていませんか?
- アップデート後にSSDが認識されない・データが消えた
- 有線LANやWi-Fiが接続できなくなった
- システムのリセット・回復操作が途中で止まる
- ブルースクリーン(エラー画面)が頻発する
- アプリやゲームが起動しない・動作不良になる
こうした不具合は、特定の更新プログラム(例:KB5063878、KB5065789など)の影響やドライバの不整合、SSDファームウェアの相性問題など、複数要因が複雑に関係しています。
症状によってはシステムやSSD内部データの破損が発生し、重大なデータ損失を招く危険もあります。
この記事では、2025年に報告されている主な不具合と原因、そして安全に試せる対処法を順を追って解説します。もしもSSDやデータが認識されなくなった場合は、デジタルデータリカバリーが24時間365日無料で初期診断をご案内しています。早期のご相談が復旧成功の鍵です。
目次
2025年に報告されているWindows 11の主な不具合一覧
2025年のWindows 11更新プログラム適用後、以下の不具合が多数確認されています。特に「24H2」以降のビルドで症状が集中しています。
SSDが認識されない・データが消失する
特に「KB5063878」適用後に、Phisonコントローラ搭載SSDで認識不能になるケースが世界的に報告されています。Microsoftは調査を進めていますが、アップデート後に「ディスクがRAW化」「再起動で一時的に復旧するが再発する」といった症状が発生する場合があります。
SSDの認識障害はデータ破損を伴うことが多く、自力修復は非常に危険です。
ネットワーク障害(有線LAN・Wi-Fi)
「KB5065789」以降の更新で、有線LANが動作しない・通信が途切れる・Wi-Fiのみ使えるなどの障害が報告されています。ドライバ更新の競合やセキュリティモジュールの干渉が原因と見られ、復旧には手動でのドライバ再インストールや更新停止が有効な場合があります。
システムリセット・回復の失敗
2025年8月以降、「このPCをリセット」や「システムの回復」操作が完了せずに失敗する不具合が発生しています。Microsoftは緊急修正パッチを準備中と発表していますが、現時点では手動の復元やコマンドによる修復が必要です。
ブルースクリーン・起動不能
アップデート後、起動時にロゴから進まない、頻繁にブルースクリーンが出るといった問題も多発。ドライバの整合性問題やシステム破損が主な原因で、最悪の場合OSが起動しなくなるケースもあります。
アプリ・ゲームの動作不良
グラフィック関連の更新によって、動画再生ソフトや一部ゲームタイトルで映像が乱れる・起動できないといった不具合が報告されています。特にDirectX周辺ライブラリの競合が疑われています。
Windows 11アップデート後の不具合が起こる原因
これらの不具合は、単純なバグだけでなく、更新プログラム・ハードウェア・ドライバなど複数要因が絡み合って発生しています。
更新プログラムの不具合や互換性問題
最新ビルド(24H2)に含まれるKB5063878・KB5065789などの更新プログラムは、SSDやネットワークドライバとの相性問題を引き起こす可能性があります。Microsoft側も調査中であり、一時的に更新を停止することで回避できることもあります。
SSDやネットワークドライバの競合
特定メーカー製SSD(Phison、Western Digitalなど)やLANチップ(Realtek、Intel)でドライバ競合が確認されています。古いドライバのままアップデートを実行すると、正しく認識されないことがあります。
システムファイルやレジストリの破損
アップデート処理が途中で中断したり、他アプリが干渉することでWindowsのシステムファイルが破損する場合があります。「sfc /scannow」や「DISM」コマンドでの修復が有効なケースもあります。
ハードウェア劣化・ストレージ障害
長期間使用したHDDやSSDでは、内部部品の摩耗や通電回数の増加により、書き込みエラーや不良セクタが発生しやすくなります。特にアップデートやデータ転送などで負荷がかかると、潜在的な障害が一気に表面化し、突然認識されなくなったり、OSが起動しなくなることもあります。
こうしたストレージ障害は、ヘッドや基板の故障など物理的な要因が多く、自力での修復は難しいのが実情です。無理に電源を入れ続けるとデータが完全に消失する危険があるため、早めに専門のデータ復旧業者へ相談してください。デジタルデータリカバリーでは、24時間365日無料で初期診断を受け付けています。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク

「Windows 11アップデート後の不具合が発生する、、」――そんなトラブルに直面したとき、まずは自力で何とかしようと対応する方が多いと思います。
Windows 11のアップデート中に不具合が起きた場合、再起動や強制終了を繰り返すとシステムファイルが破損し、起動不能になるリスクがあります。特にストレージ内部で書き込みエラーや物理障害が発生していると、データへのアクセス自体ができなくなることもあります。
専門業者であれば、正確な診断に基づいて最適な方法で復旧を進めるため、データ消失を最低限に抑えることができます。中でもデジタルデータリカバリーは、以下の理由から多くの方に選ばれています。
- 相談実績46万件以上(2011年1月~)の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
- 一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(※内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績)という業界トップクラスの技術力
- 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有
大切なデータを守るには、まずは自力対応よりも専門的な判断が欠かせません。操作を誤る前に、まずは当社にご相談ください。
Windows 11アップデート後の不具合に対する主な対処法
ここでは、アップデート後のトラブルを安全に解消するための手順を紹介します。原因が特定できない場合は、下記の順でリスクの低い方法から試してください。
更新プログラムをアンインストール/更新停止
問題のある更新プログラムを削除することで改善するケースがあります。削除後はWindows Updateを一時停止し、修正版が配信されるまで待機するのが安全です。
- 設定→Windows Update→「更新の履歴」を開く。
- 「更新プログラムをアンインストール」から問題のあるKB番号を削除。
- 再起動後、症状が改善したか確認。
ドライバの再インストール
SSDやネットワーク関連のドライバ競合は再インストールで改善することがあります。
- デバイスマネージャーを開く。
- 該当デバイスを右クリックし「アンインストール」を選択。
- 再起動して自動再インストール、またはメーカー公式ドライバを適用。
システムファイルの修復
「sfc /scannow」および「DISM」コマンドで破損を修復します。ただし操作ミスによるデータ消失リスクもあるため、重要なデータがある場合はバックアップを取るか、専門業者に相談することをおすすめします。
システムの復元/バックアップからの復旧
更新前の状態へ戻すことで不具合を回避できます。復元ポイントがない場合は、メーカー付属のバックアップツールやイメージバックアップから復旧を試みましょう。
専門業者に相談する
これらの手順でも改善しない場合や、SSDが認識されない・データが開けないといった場合は、ストレージ障害が進行している可能性があります。誤った操作を繰り返すとデータが完全に消失する危険があるため、早期にデータ復旧の専門業者へご相談ください。
デジタルデータリカバリーは46万件以上の相談実績(※1)と復旧成功率91.5%(※2)を誇り、初期相談・診断は無料で24時間365日対応しています。トラブルに直面した際はお気軽にご相談ください。
※1:2011年1月以降の累計相談件数
※2:2023年10月時点の実績。完全復旧57.8%を含む。
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する
自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーの強み
デジタルデータリカバリーは、「データ復旧専門業者14年連続データ復旧国内売り上げNo.1」の実績を持つデータ復旧業者です。データ復旧の技術力として、「データ復旧率最高値95.2%」を誇っています。
また、データ復旧業者の最後の砦と言われる所以として、「他社で復旧できなかった機器のご相談件数7,300件超」の実績を信頼いただいています。他社で復旧してもらえなかった機器であっても、デジタルデータリカバリーの復旧技術であれば復旧できたという事例も多数ございます。是非ご相談ください。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」(算出期間:2011年1月1日~)を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)
電話番号:0800-333-6302
来社受付:9:30~21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。