DISMエラー「582」が表示され、修復作業が中断してしまうことはありませんか？システム修復を進めたいときに止まってしまうと、不安を感じる方も多いでしょう。
- 「無効な文字が検出された」と表示される
- コマンド実行が途中で失敗する
- システム更新や修復が完了できない
こうした症状は、ファイル名やシステム内部に不正な文字列が含まれる場合や、更新プログラムの破損など多岐にわたる原因が関係しています。誤った操作でさらにシステムを壊すリスクがあるため注意が必要です。
本記事では、DISMエラー582の原因と正しい対処法をステップごとに解説します。
もし重要な作業用PCや大切なデータが含まれる環境で発生している場合、自力での修復に不安を感じる方も多いでしょう。そんなときは、データ復旧の専門業者である私たちデジタルデータリカバリーにご相談ください。大切なデータの場合でも24時間365日体制で無料診断をご案内しています。
目次
DISMエラー582の原因
DISMエラー582は、ファイルパスやシステムイメージの不整合、あるいはWindows内部の破損により発生します。ここでは主な原因を整理し、それぞれの背景を解説します。
ファイルパスやファイル名に不正な文字
DISMで指定するイメージファイルや作業ディレクトリに、日本語や全角記号、特殊文字が含まれているとエラー582が発生しやすくなります。ファイル名やパスを英数字に統一することで改善されるケースがあります。
管理者権限やコマンド実行の不備
DISMはシステム修復のための高度なツールであり、管理者権限での実行が必須です。権限不足や構文の入力ミスがあると、処理が止まりエラー582を引き起こす場合があります。場合によっては専門業者に相談することも検討すべきです。
Windows Update関連ファイルの破損
システムファイルとは、Windowsが正常に起動・動作するために欠かせない基本的なプログラムや設定ファイルのことです。これらが破損するとパソコンの起動に支障をきたし、場合によっては更新プログラムの適用や修復ツールが必要になります。
特にWindows Updateで利用されるコンポーネントや一部のシステムファイルが壊れていると、DISM修復が進まず「582エラー」が出ることもあります。「起動に時間がかかる」「エラー画面が表示される」といった症状がある場合、すでに破損が進行している可能性があります。
放置するとパソコンが起動しなくなり、データへのアクセスも困難になるおそれがあるため、異常を感じた段階で専門業者に相談し、正確な診断と適切な対応を受けることが重要です。
ストレージデバイスの故障
HDDやSSDに物理的な障害が発生している場合、DISM実行中に必要なファイルへアクセスできず、エラー582となることがあります。特にSSDではセルの劣化、HDDではセクタ不良が背景にあることも多く、自力対応で状態を悪化させるリスクがあります。
このようなケースではシステム修復だけでなく、保存されているデータの安全性にも影響が及びます。大切なデータが失われる前に、データ復旧の専門業者へご相談ください。当社では相談から初期診断まで24時間365日無料でご案内しています。まずはお気軽にご相談ください。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク
「DISMエラー582が出る」――そんなトラブルに直面したとき、まずは自力で何とかしようと対応する方が多いと思います。
しかし、誤って初期化や上書きをしてしまったり、不要な操作によって状態を悪化させてしまうケースは少なくありません。特に内部の故障やシステムの深刻な不具合が原因だった場合には、自力で対応しようとすることで状況をさらに悪化させるリスクが高まります。
専門業者であれば、正確な診断に基づいて最適な方法で復旧を進めるため、データ消失を最低限に抑えることができます。中でもデジタルデータリカバリーは、以下の理由から多くの方に選ばれています。
- 相談実績46万件以上（2011年1月～）の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
- 一部復旧を含む復旧件数割合91.5%（※内、完全復旧57.8%。復旧件数割合＝データ復旧件数／データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績）という業界トップクラスの技術力
- 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有
大切なデータを守るには、まずは自力対応よりも専門的な判断が欠かせません。操作を誤る前に、まずは当社にご相談ください。
DISMエラー582の対処法
ここからは、DISMエラー582を改善するための具体的な手順を紹介します。簡単に試せるものから順番に進めることで、効率的に修復が可能です。
ファイル名やパスを修正する
エラー582の大半は、不正な文字が含まれるファイルパスが原因です。作業ディレクトリやイメージファイルのパスを英数字だけに修正してください。
- 対象となるイメージファイルの場所を確認します。
- フォルダ名やファイル名に日本語・記号が含まれていないか確認します。
- 半角英数字のみを使用するようにリネームします。
管理者権限で実行する
管理者権限での実行は必須です。権限不足でコマンドが停止する場合があります。
- 「スタート」メニューを開き、「cmd」または「PowerShell」と入力します。
- 検索結果を右クリックし、「管理者として実行」を選択します。
- DISMコマンドを再入力して実行します。
SFCコマンドを先に実行する
システムファイルチェッカー（SFC）で破損したファイルを修復してからDISMを実行すると成功率が高まります。
- 「管理者として実行したコマンドプロンプト」を開きます。
sfc /scannowと入力してEnterを押します。- 修復が完了したら再起動し、改めてDISMを実行します。
Windows Update修復を行う
更新プログラムの破損が原因の場合、修復ツールや更新の再適用が有効です。
- 「設定」→「更新とセキュリティ」を開きます。
- 「更新の確認」をクリックして最新の更新を適用します。
- 必要に応じて「トラブルシューティング」から修復を実行します。
ISOファイルを利用した修復
ISOからinstall.wimを指定してDISMを実行することで、エラー582が解消する場合があります。ただし、誤った指定はさらなる破損を招くリスクがあるため注意が必要です。大切なデータがある場合は専門業者に相談することをおすすめします。
- Microsoft公式サイトからWindows ISOを入手します。
- ISOをマウントし、install.wimまたはinstall.esdを確認します。
- DISMコマンドでソースを指定して実行します。
専門業者に相談する
以上の方法を試しても改善しない場合、システム内部の破損やストレージ障害が考えられます。この場合は自力での修復はリスクが高く、データを失う恐れがあります。私たちデジタルデータリカバリーでは、これまでに46万件以上の相談実績（※1）を持ち、一部復旧を含む復旧件数割合91.5%（※2）という高い成果を上げています。初期相談・診断は無料で、24時間365日対応していますので、不安を感じた時点でお気軽にご相談いただけます。
※1 期間：2011年1月以降
※2 内、完全復旧57.8%。復旧件数割合＝データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する
自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーの強み
デジタルデータリカバリーは、「データ復旧専門業者14年連続データ復旧国内売り上げNo.1」の実績を持つデータ復旧業者です。データ復旧の技術力として、「データ復旧率最高値95.2％」を誇っています。
また、データ復旧業者の最後の砦と言われる所以として、「他社で復旧できなかった機器のご相談件数7,300件超」の実績を信頼いただいています。他社で復旧してもらえなかった機器であっても、デジタルデータリカバリーの復旧技術であれば復旧できたという事例も多数ございます。是非ご相談ください。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」（算出期間：2011年1月1日～）を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付：0:00～24:00 （24時間対応）
電話番号：0800-333-6302
来社受付：9:30～21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。
