このエラーは、インターネット接続が不安定な場合や、メールソフトのサーバー設定の誤り、セキュリティソフトの影響など複数の要因で発生します。自力で設定を見直すことも可能ですが、誤った操作を行うとメールデータや重要な添付ファイルを失うリスクもあります。
本記事では「0x800CCC0D」エラーの原因と具体的な対処法を順序立てて解説します。初心者でも分かりやすい手順を掲載していますので安心してください。
もし大切なメールデータを保持している場合や、自力での修正に不安がある場合は、私たちデジタルデータリカバリーにご相談ください。誤操作によるデータ損失の危険性を避けながら、安全に復旧を進めることが可能です。当社では相談から初期診断まで24時間365日体制で無料でご案内していますので、お気軽にご連絡ください。
目次
0x800CCC0Dとは?エラーの概要と症状
「0x800CCC0D」エラーは、Microsoft OutlookやWindowsメールでメールを送受信する際に発生する代表的なトラブルです。多くの場合「サーバーが見つかりません」「サーバーに接続できません」などのエラーメッセージが表示されます。
このエラーが示しているのは、メールソフトとメールサーバー間の通信が正常に確立できていないということです。単純なネットワーク不具合から、メールソフト側の設定エラー、セキュリティソフトの干渉など原因は多岐にわたります。放置すると重要なビジネスメールが受信できず業務が停滞するリスクもあるため、早期の対応が欠かせません。
0x800CCC0Dエラーの主な症状
エラーが出ると、送受信が停止し、メールの利用に大きな支障をきたします。以下のような症状が一般的です。
- 送受信ができず「サーバーが見つかりません」と表示される
- 受信トレイが更新されず新着メールが届かない
- 送信メールが送信トレイに残ったままになる
- アカウント認証が繰り返し要求される
- 突然Outlookがフリーズ・強制終了することがある
同じ「0x800CCC0D」エラーでも、発生する原因はさまざまです。Outlookを正常に利用するためには、状況に応じた正しい対処を行う必要があります。しかし、誤った方法を試してしまうと症状が悪化し、最悪の場合はメールデータを失ってしまう可能性があります。
「0x800CCC0D」エラーの原因は、ネットワークの不調やアカウント設定の問題など、見た目だけでは判断できないケースが多くあります。そのため、自己判断では誤った対応をしてしまうリスクが高く、確実に解決するためには専門的な知識に基づいた診断が重要です。
当社では相談から初期診断まで24時間365日体制で無料でご案内しています。ぜひ気軽にご相談ください。
0x800CCC0Dエラーの原因
このエラーは一見すると単純な通信エラーのように思えますが、原因は多岐にわたり、自力で特定するのが難しい場合も少なくありません。以下に主な原因を整理します。
インターネット接続の不安定
最も多い原因はネットワークの不調です。Wi-Fiが不安定だったり、LANケーブルが外れているとサーバーに接続できず「0x800CCC0D」が表示されます。Webブラウザでインターネットが利用できるかを確認するのが第一歩です。
メールソフトの設定誤り
OutlookやWindowsメールでのサーバー名・ポート番号・暗号化方式の設定ミスも頻発する原因です。入力のわずかな誤りでも通信できません。正しい値は契約しているプロバイダやメールサービス提供元の案内を再確認する必要があります。
セキュリティソフトやファイアウォールの影響
ウイルス対策ソフトやWindowsファイアウォールがメールソフトの通信を遮断しているケースもあります。一時的に無効化して動作確認を行えば切り分け可能ですが、セキュリティを犠牲にする行為のため慎重さが必要です。場合によっては専門業者に相談する方が安全です。
ストレージ障害によるメールデータ破損
Outlookのデータファイル(PST/OST)はPCのHDDやSSDに保存されています。これらのストレージに不具合があると、メールの送受信エラーとして「0x800CCC0D」が現れることがあります。特に異音がするHDDや、急に認識されなくなるSSDでは、内部で物理障害が進行している可能性があります。
ストレージ障害は自力対応するとデータが完全に失われるリスクが高く、一般的な再設定や修復では解決しません。この場合はデータ復旧の専門業者に相談することが最善です。当社では、相談から初期診断まで24時間365日無料でご案内しています。大切なメールデータを守るためにも、早めにご相談ください。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク

Outlookで「0x800CCC0D」エラーが出る――そんなトラブルに直面したとき、まずは自力で何とかしようと対応する方が多いと思います。
ですが、その過程で誤って初期化や上書きをしてしまったり、分解して状態を悪化させてしまうケースも少なくありません。特に内部の故障が原因だった場合、自力での対応はかえってリスクを高めてしまう可能性があります。
専門業者であれば、正確な診断に基づいて最適な方法で復旧を進めるため、データ消失を最低限に抑えることができます。中でもデジタルデータリカバリーは、以下の理由から多くの方に選ばれています。
- 相談実績46万件以上(2011年1月~)の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
- 一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(※内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績)という業界トップクラスの技術力
- 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有
大切なデータを守るには、まずは自力対応よりも専門的な判断が欠かせません。操作を誤る前に、まずは当社にご相談ください。
0x800CCC0Dエラーの対処法
「0x800CCC0D」エラーを解決するためには、基本的なネットワーク確認から始め、徐々に高度な対処へ進めていくのが効率的です。以下の手順を参考に、無理のない範囲で取り組んでください。
インターネット接続の確認
まずは基本的な接続環境を確認しましょう。単純な通信障害であればこれだけで解決する場合があります。
- ブラウザを開いて任意のWebサイトにアクセスできるか確認する
- Wi-Fiを利用している場合は一度切断し、再接続する
- 有線接続の場合はLANケーブルが正しく差し込まれているか確認する
メール設定の再確認
設定の誤りは最も多い原因です。契約しているプロバイダやメールサービス提供元の案内を確認しましょう。
- Outlookを起動し、アカウント設定画面を開く
- 受信サーバー(POP/IMAP)、送信サーバー(SMTP)のアドレスが正しいか確認する
- ポート番号、暗号化方式(SSL/TLS)が案内通りか確認する
セキュリティソフトの一時停止
セキュリティソフトが通信を妨害している可能性もあります。一時的に無効化して動作を確認しましょう。ただし、セキュリティリスクを伴うため慎重に行ってください。
- タスクバーからセキュリティソフトを右クリックして設定を開く
- リアルタイム保護やファイアウォールを一時的に停止する
- Outlookを起動して送受信が改善するか確認する
メールアカウントの再設定
アカウント自体の不具合で発生しているケースもあります。不要な送信メールを削除し、新しい設定でアカウントを作成してみましょう。
- 送信トレイに残っている不要メールを削除する
- 現在のアカウントを削除し、新規アカウントを追加する
- プロバイダから提供された正しい情報を入力する
専門業者に相談する
ここまで試しても改善しない場合、ストレージ障害やデータ破損の可能性も考えられます。自力対応を続けるとメールデータを完全に失うリスクがあるため、無理に操作を続けずデータ復旧専門業者に相談してください。私たちデジタルデータリカバリーは、これまでに46万件以上の相談実績(※1)を持ち、一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(※2)という高い成果を上げています。初期相談・診断は無料で、24時間365日対応していますので、不安を感じた時点でお気軽にご相談いただけます。
※1 期間:2011年1月以降
※2 内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する
自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーの強み
デジタルデータリカバリーは、「データ復旧専門業者14年連続データ復旧国内売り上げNo.1」の実績を持つデータ復旧業者です。データ復旧の技術力として、「データ復旧率最高値95.2%」を誇っています。
また、データ復旧業者の最後の砦と言われる所以として、「他社で復旧できなかった機器のご相談件数7,300件超」の実績を信頼いただいています。他社で復旧してもらえなかった機器であっても、デジタルデータリカバリーの復旧技術であれば復旧できたという事例も多数ございます。是非ご相談ください。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」(算出期間:2011年1月1日~)を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)
電話番号:0800-333-6302
来社受付:9:30~21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。