Windows Updateやソフトウェアインストール時に現れるエラー「0x80028017（TYPE_E_FIELDNOTFOUND）」は、レコードやフィールドの不整合によって発生することが多く、原因の特定が難しいエラーのひとつです。放置すると更新やインストールが進まずシステムに不安定さを残すリスクがあります。
この記事では、0x80028017エラーの仕組みと主な原因、そして有効な解決方法を順を追って紹介します。
誤った対応はデータ消失やシステム破損につながる危険もあるため、慎重に進めることが大切です。もし自力での解決に不安がある場合や、大切なデータを含む環境で発生した場合は、私たちデジタルデータリカバリーまでお気軽にご相談ください。相談から初期診断まで24時間365日体制で無料でご案内しています。
目次
エラーコード0x80028017とは？症状と特徴
「0x80028017」は、英語メッセージで「TYPE_E_FIELDNOTFOUND：フィールド名がレコードで定義されていません」と表示されるエラーです。主に更新プログラムやアプリケーションで参照している属性が見つからない場合に発生します。
このエラーはシステムやアプリ側の不整合が原因のことも多く、ユーザー側では判断が難しいのが特徴です。環境依存的に繰り返し発生するケースもあるため注意が必要です。
0x80028017エラーの主な症状
具体的には次のような不具合として現れます。
- Windows Updateがエラーで中断される
- ソフトウェアインストールが失敗する
- 「TYPE_E_FIELDNOTFOUND」と表示される
- 特定の更新やアプリのみで繰り返し発生する
- 一時ファイルを削除しても再発する
一見単純に見えるエラーですが、原因はソフトウェア側の不整合からシステム内部の破損まで多岐にわたります。誤った修復を試みると重要なデータを失う危険があるため、適切な対処を行うことが大切です。
私たちデジタルデータリカバリーでは、初期診断を24時間365日無料で行っていますので、問題が深刻化する前にお気軽にご相談ください。
エラーコード0x80028017の原因
このエラーは単純な通信エラーからシステム深部の不具合まで幅広い原因で発生します。以下で代表的な要因を解説します。
レコードやフィールドの不整合
ソフトウェアや更新プログラムが参照しているフィールドが存在しない、または名前が一致しない場合にエラーが発生します。この不整合はアプリや更新自体の仕様に依存するため、単純な再試行では解決しないケースもあります。
更新パッケージやアプリの破損
ダウンロードした更新プログラムやソフトウェアが破損していると、正しく処理が行えずエラーが発生します。再ダウンロードや再実行で改善することもありますが、繰り返す場合は専門業者に相談するのが安全です。
システム環境や一時ファイルの異常
アップデートサーバーとの通信エラーや一時ファイルの破損によって発生することがあります。キャッシュフォルダをクリアすることで改善する場合もありますが、根本原因がシステムの破損であることも少なくありません。
ストレージ障害や依存関係エラー
HDDやSSDの物理障害により、更新プログラムやアプリの読み込みが正しく行えない場合もあります。HDDでは不良セクタ、SSDでは書き込みエラーやコントローラの不具合が関与することがあります。こうした状態を放置するとデータ消失やOSの起動不能に直結するリスクがあります。
また、特定の依存関係不足によるエラーが環境ごとに発生する場合もあります。このようなケースは自力での修復が困難なため、データ復旧の専門業者に相談するのが最も安全です。当社では24時間365日無料で診断を承っていますので、安心してご相談ください。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク
「Windows Updateがエラーで中断される」――そんなトラブルに直面したとき、まずは自力で何とかしようと対応する方が多いと思います。
更新を繰り返し試したり、不要なファイルを削除してしまうことで状況をさらに悪化させるケースもあります。特にシステム内部に問題が生じていた場合、誤った操作によって大切なデータを失うリスクが高まります。
専門業者であれば、正確な診断に基づいて最適な方法で復旧を進めるため、データ消失を最低限に抑えることができます。中でもデジタルデータリカバリーは、以下の理由から多くの方に選ばれています。
- 相談実績46万件以上（2011年1月～）の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
- 一部復旧を含む復旧件数割合91.5%（※内、完全復旧57.8%。復旧件数割合＝データ復旧件数／データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績）という業界トップクラスの技術力
- 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有
大切なデータを守るには、まずは自力対応よりも専門的な判断が欠かせません。操作を誤る前に、まずは当社にご相談ください。
エラーコード0x80028017の対処法
エラーの原因に応じて有効な対処法を順番に試すことが重要です。以下に実践可能な手順を紹介します。
再起動して再試行する
もっとも基本的ですが効果的な方法として、PCを再起動後に再度試すことがあります。一時的なリソース不具合が解消される場合があります。
- PCを再起動します。
- Windows Updateやインストールを再度実行します。
- 同じエラーが再現するか確認します。
Windows Updateトラブルシューティングの実行
標準のトラブルシューティングツールを実行し、自動修復を試みます。
- 「設定」を開きます。
- 「更新とセキュリティ」→「トラブルシューティング」を選択します。
- 「Windows Update」を選び、実行します。
システムファイルの修復（sfc・DISM）
破損したシステムファイルを修復することで改善することがあります。
- 「Windowsターミナル(管理者)」を起動します。
- 以下を順に実行します：
sfc /scannow DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth
- 完了後、再起動して再試行します。
更新キャッシュのクリア
更新キャッシュの破損で発生している場合は、キャッシュクリアが有効です。
- 管理者権限でコマンドプロンプトを開きます。
- 以下を順に入力します：
net stop wuauserv net stop bits del /q /s %systemroot%\SoftwareDistribution\Download\* net start wuauserv net start bits
- 再起動後にWindows Updateを試します。
ウイルス対策ソフトの一時停止
セキュリティソフトが影響している場合もあります。一時停止またはアンインストールを試して改善するか確認します。ただし安全性を考慮し、必要に応じて専門業者に相談することをおすすめします。
専門業者に相談する
上記の対処を行っても改善しない場合は、ストレージ障害やシステムの深刻な破損が疑われます。無理に操作を続けるとデータ喪失やシステム破壊のリスクが高まります。
デジタルデータリカバリーは46万件以上の相談実績（※1）と復旧件数割合91.5%（※2）の実績を持ち、初期診断・相談は無料で24時間365日対応しています。大切なデータを守るためにも、安心してご相談ください。
※1 期間：2011年1月以降
※2 内、完全復旧57.8%。復旧件数割合＝データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する
自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーの強み
デジタルデータリカバリーは、「データ復旧専門業者14年連続データ復旧国内売り上げNo.1」の実績を持つデータ復旧業者です。データ復旧の技術力として、「データ復旧率最高値95.2％」を誇っています。
また、データ復旧業者の最後の砦と言われる所以として、「他社で復旧できなかった機器のご相談件数7,300件超」の実績を信頼いただいています。他社で復旧してもらえなかった機器であっても、デジタルデータリカバリーの復旧技術であれば復旧できたという事例も多数ございます。是非ご相談ください。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」（算出期間：2011年1月1日～）を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付：0:00～24:00 （24時間対応）
電話番号：0800-333-6302
来社受付：9:30～21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。
