NVMe SSDが高温で動作が遅くなったり、急に認識されなくなったりしてお困りではありませんか?高速なデータ処理と引き換えに、発熱トラブルは無視できない問題です。
- 本体が異常に熱くなっている
 - 転送速度が急激に低下する
 - データアクセス中にフリーズする
 
こうした症状は、軽度なサーマルスロットリングから深刻な内部障害まで幅広い要因で発生します。内部のコントローラーやチップが発熱することで、データの損傷リスクや製品寿命の短縮を招く可能性があります。
データ破損や読み取り不能になるリスクが高まる点に注意が必要です。
本記事では、発熱の原因と冷却・対処法をわかりやすく解説しています。快適かつ安全なSSD運用のために、知っておくべきポイントをまとめました。
失いたくない大切なデータが保存されている場合や、トラブルが頻発している場合は、私たちデジタルデータリカバリーへご相談ください。相談から初期診断まで24時間365日無料でご案内しています。
目次
NVMe SSDが高温になる原因
NVMe SSDはその構造上、他のSSDよりも発熱しやすくなっています。主な原因を理解することで、適切な対策が取りやすくなります。
高速転送時の負荷集中
NVMe SSDは、SATA SSDの5倍以上の転送速度を持つことが一般的です。特に大容量ファイルの書き込みやゲーム・動画編集などの高負荷作業中には、処理が集中して発熱量が一気に高まります。
M.2フォームファクターによる放熱性の低さ
M.2 NVMe SSDは小型・高密度化されており、放熱のためのスペースが確保しにくい構造になっています。パーツが密集しているため、効率的に熱を逃すのが難しく、高温になりやすい要因のひとつです。
内部コントローラー・NANDチップの発熱
SSD内部のコントローラーチップやNANDフラッシュメモリは、読み書きの際に大きな電力を消費し熱を発します。これが連続すると、本体全体の温度を押し上げる原因になります。放置すると処理速度の低下やデータの破損を招くこともあります。専門業者に相談することも選択肢です。
ストレージ自体のハードウェア劣化
経年使用により、SSD内部の部品が劣化することで発熱しやすくなることがあります。とくに熱がこもりやすい設置環境では、温度上昇が早まり、寿命を縮める要因となります。さらに温度が80℃以上に達すると、データの消失や読み込みエラーのリスクが高まるため、速やかな対応が必要です。
自力での冷却改善が難しい場合は、専門のデータ復旧業者への相談も視野に入れてください。当社では、相談から初期診断まで24時間365日無料でご案内しています。まずはお気軽にご相談ください。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク
「NVMe SSDが異常に発熱している、、」――そんなトラブルに直面したとき、まずは自力で何とかしようと対応する方が多いと思います。
この場合、冷却不足や内部の故障が原因のことも多く、放置するとデータ消失や完全な動作不能に発展する恐れがあります。無理に分解や自力での修理を試みると症状を悪化させるリスクが高いため、データが必要な場合は早めに専門業者へ相談することが望ましいです。
専門業者であれば、正確な診断に基づいて最適な方法で復旧を進めるため、データ消失を最低限に抑えることができます。中でもデジタルデータリカバリーは、以下の理由から多くの方に選ばれています。
- 相談実績46万件以上(2011年1月~)の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
 - 一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(※内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績)という業界トップクラスの技術力
 - 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有
 
大切なデータを守るには、まずは自力対応よりも専門的な判断が欠かせません。操作を誤る前に、まずは当社にご相談ください。
NVMe SSDの高温トラブルを解決する対処法
NVMe SSDの発熱による不具合は、適切な冷却・配置などで改善が可能です。ここでは効果的な対処法を具体的にご紹介します。
ヒートシンクや冷却ファンを取り付ける
NVMe SSDには専用のヒートシンクや冷却ファンを取り付けることで、効率的な放熱が可能になります。とくにM.2 SSDにはヒートシンクの装着が推奨されます。
- マザーボードからSSDを取り外します。
 - 付属のサーマルパッドをSSD表面に貼り付けます。
 - ヒートシンクをかぶせ、しっかり固定します。
 - ファン付きのヒートシンクであれば、電源接続も行います。
 - 元のスロットへSSDを再取り付けし、動作確認します。
 
PCケースのエアフローを改善する
内部に熱がこもりやすいケースでは、エアフローの見直しが効果的です。風の流れをつくることで、SSD以外のパーツの冷却効率も高まります。
- ケース内のケーブルを整理し、空気の通り道を確保します。
 - フロントとリアにファンを増設し、吸気と排気のバランスを整えます。
 - GPUやCPUなど発熱源の位置に注意し、風が直接届くよう調整します。
 
高放熱型のSSDモデルへ交換する
市販のNVMe SSDには、あらかじめ放熱フィンや金属筐体を採用しているモデルもあります。発熱が常に高い作業環境では、このようなモデルへの変更も選択肢です。
- 現在のSSDのバックアップを取ります。
 - 新しいSSDを準備し、放熱構造を確認します。
 - マザーボードに取り付け、必要に応じてBIOS設定を確認します。
 - OSやデータをクローンし、新SSDでの動作確認を行います。
 
冷却ファンや通気口の清掃を行う
冷却性能が低下している場合、ホコリの蓄積が原因のひとつです。定期的な清掃は、冷却効果の維持に不可欠です。
- PCの電源を切り、電源ケーブルを外します。
 - ケースの側面パネルを開けます。
 - エアダスターや綿棒を使い、ファンや通気口に付着したホコリを除去します。
 - 清掃後、再度パネルを閉じて電源を入れます。
 
発熱源パーツの隣接を避けて設置する
GPUやCPUといった発熱の大きいパーツの近くにSSDを設置すると、温度がさらに上昇しやすくなります。配置の工夫が重要です。
- マザーボード上のM.2スロット位置を確認します。
 - 可能であれば、GPUなどの真下や直近のスロットは避けます。
 - 冷却効果の高い位置へ再配置し、ヒートシンク装着を検討します。
 
専門業者に相談する
ここまでの対処法を試しても温度が改善しない、またはすでに動作不良・認識エラーが発生している場合は、自力での対応は危険です。データ損失やSSDの故障リスクが高まる可能性があります。
私たちデジタルデータリカバリーは、これまでに46万件以上の相談実績(※1)を持ち、一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(※2)という高い成果を上げています。初期相談・診断は無料で、24時間365日対応していますので、不安を感じた時点でお気軽にご相談いただけます。
※1 期間:2011年1月以降
※2 内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する

自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーの強み

デジタルデータリカバリーは「データ復旧専門業者14年連続データ復旧国内売り上げNo.1」の実績を持つデータ復旧業者です。
データ復旧の技術力として、一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績)を誇っています。
他社で「復旧不可能」と判断された機器を、当社が復旧に成功した事例は数えきれません。実際に、他社対応後のご相談だけでも7,300件を超えています。これこそが“データ復旧の最後の砦”と呼ばれる理由です。どんな状態でも、諦める前にまずはご相談ください。最善を尽くしてデータを取り戻します。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」(算出期間:2011年1月1日~)を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)
電話番号:0800-333-6302
来社受付:9:30~21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人

デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。



											






						
						
						
																	
						
						
						
																	
						
						
						
																	
						
						
						
																	






























