MacでUSB LANアダプタを接続しても動作せず、ネット接続ができなくなっていませんか?
- ネットワーク環境に「USB Ethernet」が表示されない
- ドライバを入れても認識されない
- アダプタが接続されていてもランプが点灯しない
こうしたトラブルは、macOSの仕様やドライバとの互換性、USB認識の問題が関係していることが多くあります。
誤ったドライバや設定変更でシステムが不安定になるリスクもあるため、正確な手順で確認が必要です。
本記事では、USB Ethernetアダプタが認識されない時に行うべき設定確認と、各種対処法をわかりやすく紹介しています。
通信中のデータが消失してしまった、ネットワーク障害により重要な作業が止まったといった場合は、早めに専門業者へご相談ください。
私たちデジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断まで24時間365日無料でご案内しています。
目次
MacでUSB Ethernetアダプタが認識しない主な原因
USB LANアダプタがMacで認識されない原因は、設定ミスからドライバ不備、物理的な問題まで多岐にわたります。ここでは、代表的な原因を具体的に紹介します。
ネットワーク環境に登録されていない
アダプタが接続されていても、macOSのネットワーク設定に表示されていなければ通信が行えません。「ネットワーク」設定画面で新しいインターフェイスとして登録する必要があります。
ドライバ未インストール・非対応
ASIX社製AX88179チップなどを搭載したUSB Ethernetアダプタは、macOS標準では認識されず、専用ドライバの導入が必須です。対応OSバージョンの確認と、公式サイトからのドライバ入手が重要です。
システム情報で物理的に認識されていない
アダプタ自体がUSBポートに認識されていない場合は、ハードの接触不良やケーブルの問題も考えられます。「option」キーを押しながらAppleメニューの「システム情報」→「USB」でアダプタが表示されるか確認しましょう。
セキュリティとプライバシーでの許可未設定
ドライバ導入後に「システム設定」→「セキュリティとプライバシー」から「許可」をクリックしないと、macOSがドライバの読み込みをブロックする場合があります。
macOSバージョンとの非互換
VenturaやMonterey以降では古いドライバとの互換性が失われており、一部のアダプタは使用できません。使用中のアダプタの対応OSを再確認しましょう。
アダプタやUSBポートの物理不良
アダプタやUSB-Cハブ、ケーブル、さらにはUSBポート自体が物理的に故障していると、接続が不安定になり充電やデータ転送ができなくなることがあります。別のMacや他のUSBポートでの動作確認や、予備のアダプタ・ケーブルで比較検証するのが有効です。
ただし、端子や基盤側に損傷がある場合は、ユーザーのトラブルシュートだけでは改善できません。無理に使用を続けるとさらなる故障やデータ破損につながる恐れがあるため、早めに専門業者への相談を検討することが重要です。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク

「MacでUSB Ethernetが認識しない」――そんなトラブルに直面したとき、まずは自力で何とかしようと対応する方が多いと思います。
特にUSBポートや基板の物理的な損傷が原因の場合、表面的な再インストールや設定変更では改善できません。むしろ無理な再設定や分解を試すことで状態を悪化させ、データ消失や機器の完全故障につながるリスクがあります。こうした場合は自力での対応を避け、専門業者に相談することが望ましいです。
専門業者であれば、正確な診断に基づいて最適な方法で復旧を進めるため、データ消失を最低限に抑えることができます。中でもデジタルデータリカバリーは、以下の理由から多くの方に選ばれています。
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- 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有
大切なデータを守るには、まずは自力対応よりも専門的な判断が欠かせません。操作を誤る前に、まずは当社にご相談ください。
MacでUSB Ethernetアダプタを認識させる方法
USB LANアダプタを正しく認識させるためには、ドライバの導入とネットワーク設定の見直しがカギです。以下に確認と対処の手順を紹介します。
ネットワーク環境に手動で追加する
アダプタが認識されない場合でも、ネットワーク設定で手動追加することで接続できるようになります。
- 「システム設定」→「ネットワーク」を開く
- 左下の「+」をクリック
- 「インターフェイス」で「USB Ethernet」などを選択
- 名前を設定し、「作成」→「適用」
専用ドライバをインストールする
特定チップ搭載のアダプタには、専用ドライバが必要です。公式サイトから最新版を入手しましょう。
- アダプタメーカーまたはASIX公式サイトへアクセス
- 対応macOSバージョンのドライバをダウンロード
- インストーラーを実行し、指示に従ってインストール
- インストール後、Macを再起動
セキュリティ設定でドライバを許可する
ドライバ導入直後に、macOSが自動でブロックする場合があります。
- 「システム設定」→「セキュリティとプライバシー」を開く
- 「許可」の表示がある場合はクリック
- ロック解除後、変更を適用
- 再起動後に再接続を確認
システム情報で認識を確認する
物理的に接続されているか確認することで、故障か設定ミスかを切り分けられます。
- 「option」キーを押しながらAppleメニューをクリック
- 「システム情報」→「USB」を選択
- 一覧にアダプタが表示されているか確認
macOSとの互換性を再確認する
最新macOSでは、旧ドライバ・旧アダプタの互換性に注意が必要です。
- アダプタの製品情報・パッケージを確認
- 対応OSのバージョンにMacのmacOSが含まれているか確認
- 非対応の場合はアップデートまたは買い替え検討
専門業者に相談する
上記すべてを試してもUSB Ethernetが認識されない場合、システム設定の不整合やファームウェア障害の可能性もあります。無理な設定変更や非公式ドライバの導入は、macOSに深刻な影響を与える恐れがあります。
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※1 期間:2011年1月以降
※2 内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績
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この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。