HPノートパソコンを工場出荷状態に戻したいのに、リカバリメディアの入手方法が分からず困っていませんか?近年は従来のDVD配布が終了し、USBメモリを用いたクラウドリカバリ方式が標準となっています。
- 公式DVDキットが2023年で販売終了
- HP Cloud Recovery Toolで自作が基本
- リカバリ前には必ずデータのバックアップが必要
こうした仕様変更に戸惑う方も多いですが、正しい手順を踏めば自分でリカバリメディアを作成できます。誤操作でデータが完全に消去されるリスクがあるため、準備には注意が必要です。
この記事では、HPリカバリメディアの最新入手方法と、USB作成手順をわかりやすくまとめました。
もしリカバリ中に大切なデータを失ってしまった場合には、私たちデジタルデータリカバリーにご相談ください。相談から初期診断まで24時間365日無料で対応しています。
目次
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク

「公式DVDキットが2023年で販売終了」「HP Cloud Recovery Toolで自作が基本」――そんなトラブルに直面したとき、まずは自力で何とかしようと対応する方が多いと思います。
しかし、リカバリーメディアの作成を誤ると正しく起動できなかったり、USBメモリ内のデータを消してしまう恐れがあります。特に操作に不慣れな場合は、エラーで復旧が難しくなるリスクがあるため注意が必要です。
専門業者であれば、正確な診断に基づいて最適な方法で復旧を進めるため、データ消失を最低限に抑えることができます。中でもデジタルデータリカバリーは、以下の理由から多くの方に選ばれています。
- 相談実績46万件以上(2011年1月~)の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
- 一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(※内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績)という業界トップクラスの技術力
- 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有
大切なデータを守るには、まずは自力対応よりも専門的な判断が欠かせません。操作を誤る前に、まずは当社にご相談ください。
HPリカバリメディアの入手・作成方法
現在のHPリカバリメディアは、DVDではなくクラウド経由でのUSB作成が基本です。公式提供の「HP Cloud Recovery Tool」を利用すれば、最新のリカバリメディアを安全に作成できます。
HP Cloud Recovery Toolをダウンロード
公式サイトまたはMicrosoft Storeからツールを入手します。必ず信頼できる公式提供先からダウンロードしてください。
- HP公式サポートページまたはMicrosoft Storeを開く
- 「HP Cloud Recovery Tool」を検索してダウンロードする
- インストール後、管理者権限で起動する
製品IDやシリアル番号を入力
起動したPC用のリカバリなら自動認識されます。他機種用に作成する場合は、製品IDやシリアル番号を入力します。
- HP Cloud Recovery Toolを起動する
- 保証書や本体裏に記載されている製品ID/シリアル番号を確認する
- 必要情報を入力し、対象モデルを認識させる
USBメモリを準備して作成
USBは32GB以上が必要で、作成時にデータが完全消去されます。事前に重要データを退避してください。
- 32GB以上のUSBメモリを接続する
- ツールの案内に従い、作成を実行する
- ACアダプタを接続し、完了まで待つ
USBリカバリメディアで復元する
作成したUSBから起動すれば、工場出荷状態に復元できます。すべてのデータは初期化されるため注意してください。
- 作成したUSBメモリをPCに挿入する
- 電源を入れ直し、起動直後に「F9」を押してブートメニューを表示
- USBを選択し、画面の指示に従って復元を実行する
USBリカバリで初期化すると、すべてのデータが消去されるため注意が必要です。操作を誤ると復元に失敗する可能性もあるため、大切なデータがある場合は実行前に専門業者への相談をおすすめします。
専門業者に相談する
リカバリ作業は誤操作によるデータ消失リスクが高いため、不安があれば無理せず専門業者に依頼しましょう。デジタルデータリカバリーは、これまでに46万件以上の相談実績(※1)があり、一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(※2)という高い成果を誇ります。初期相談・診断は無料で、24時間365日対応していますので、安心してご相談いただけます。
※1 期間:2011年1月以降
※2 内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する
自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーの強み
デジタルデータリカバリーは、「データ復旧専門業者14年連続データ復旧国内売り上げNo.1」の実績を持つデータ復旧業者です。データ復旧の技術力として、「データ復旧率最高値95.2%」を誇っています。
また、データ復旧業者の最後の砦と言われる所以として、「他社で復旧できなかった機器のご相談件数7,300件超」の実績を信頼いただいています。他社で復旧してもらえなかった機器であっても、デジタルデータリカバリーの復旧技術であれば復旧できたという事例も多数ございます。是非ご相談ください。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」(算出期間:2011年1月1日~)を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)
電話番号:0800-333-6302
来社受付:9:30~21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。